「超整理手帳」の考案者、野口悠紀雄くんは大学教授である。授業の最中なのに、教卓にあるノートに何か書いているらしい。何してんだ? 不思議に思うのは学生だ。理由は著書のエッセイに書いてあった。ふと思いついたことを、すぐにメモしているという。
忘れないうちに書いておく。レオナルド・ダ・ヴィンチくんも実行していた。エライ人がやっているなら、こちらもマネしようではないか。簡単にできるようで、できないのは世の常。役に立つかどうか不明だけど、ランニングの最中にも思い浮かぶ。「帰ってからメモしておこう」と思うものの、家につくころには思い出せない。そんなもんなのだ。
昨日も買い物から帰る途中、思いついたことがある。ポケットの小さなメモ帳に書いておく。こういうことを続けていると、「思いつき」のようなアイデアは出てくるものだ。エライ人が行なっていたことはマネしてみる。でも、役に立つかどうかは不明なのさ。
2025-11-28
思いつきメモは役に立つかな
2025-11-27
メルマガ発行にも計画が必要だ
メルマガを読んでいる人は多いことだろう。こちらも一人で発行していた時期がある。発行間隔は月1回の月刊誌スタイル。でも半年ほどで廃刊、いや続けられなくなり止めたという方が正しい。持ちネタを出し切り、継続することができなくなったのだった。
マジックネタがテーマのメルマガがあった。読み始めて数号あたりに、最終号であるとの記事が掲載されていたので驚く。思わず「すべてのメルマガを読みたかった」と発行者にメールを送ったのも当然だ。著者から「全20号」の予定だったとの話とともに、過去の記事をすべて送ってくれた。これはうれしかったね。計画を立てて発行していたのだな。
メルマガ発行元の「まぐまぐ」から、メルマガを発刊していないので注意を受けたと書いている人がいる。計画を立てていないから、あっという間に廃刊してしまう人のなんと多いことか。団体ならともかく、個人であるなら発行計画をきちんと立てておこうね。
2025-11-26
何でも解説してくれる「AI」
オカルト雑誌「ムー」を読んでいたら、「パレイドリア」という言葉が目を引く。知らない用語はすぐ調べる。そのままにしておかないことが肝心だ。「無意味な模様や言葉の中、人間の顔や文字など何らかの意味のあるパターンを見出す心理現象」なんだと。
チビッコのころ見た映画に「キャノンボール」がある。今ごろ行動中にふと頭に浮かんだ。この用語の使われ方もよく知らない。これまた検索だ。単にアメリカ横断非合法自動車レースのことという。前の話と共通していることは、パソコンで検索すればAIが答えてくれるということ。わざわざ資料や辞典で調べなくとも、「AIが教えてくれる」のだ。
AIのおかげで、世界各地の報道機関が制限を求めている。何らかの動きを察知するのは報道機関としても、その解説となればAIの独壇場だ。そしてAIは、また賢くなる。AI用電源は電力を大きく食う。こちらは食っても、勉学も運動脳力もアップしないのだけどね。
2025-11-25
「コート・ダジュール」の響き
ラジオを聞いていたら、有名ミュージシャンが「コート・ダジュール」のことを語っていた。何だっけ、「コート・ダジュール」って。わからないことがあったら、すぐ検索だ。単に南フランスの海岸地帯のことじゃないか。すぐ忘れるというのは困ったものだな。
有名イラストレーターに、月刊誌の表紙イラストを描いてもらっていたことがある。ある時、「来月はコート・ダジュールに行っておる」というので、2ヵ月分のイラストをお願いした。訪れたことがなくとも、コート・ダジュールという名称の響きは何度も聞く。フランス人の知り合いも、夏だけ民宿を開いていた。でも、地域が違っていたけどさ。
受験勉強というのは、知識を一気にため込む。そして試験が終われば、すぐ忘れる。「コート・ダジュール」という言葉の響きも似たようなものだ。よく耳にするものの、すぐ忘れる。記憶に残らないのは、なぜだ? 耳学問のひとつでしかなかったのだろう。
2025-11-21
年齢早見表は役に立つ?
年末になると、もらうものに翌年の「手帳」がある。印刷業者からならともかく、おまけ程度の手帳なのだ。20数年前から「超整理手帳」を使っており、2026年の手帳は10月初旬には入手済み。この時期、翌年の手帳をもらってもゴミとして廃棄するしかない。
今年も粗品で2026年の手帳が届く。パラパラとめくっていたら、巻末に「年齢早見表」が載っていたのだ。0~99歳までのもの。ネットで調べればすぐ判明するし、どう使おうかと考えてみる。いくら熟考しても、いい案など浮かばぬ。年齢早見表は必要な時にしか見ないから、1年間に何度もあるわけでもない。そもそも必要ではない時の方が多い。
年齢早見表は、どんな時に役に立つのだろう。逆立ちして考えたところで、思いつかぬ。高島易団の暦も持っているが、そこには年齢早見表と対応する九星、十二支などの表が掲載されている。何か思いついた時が必要な時なのだ。その〝いつ〟は訪れるかな……。
2025-11-20
疑問があったら質問しよう
テキストを何回読んでも理解できない。学生ではなく、社会人の場合にはよくあることだろう。こんな場合はどうする? 著者に質問してみることだ。メールアドレスがわからなければ、出版社へ送れば1~2週間のうちに著者から回答が来る。やってみなはれ。
プログラムを掲載している本の通りにやってみたけど、エラーの繰り返し。何度やってもできない。やむなく著者へメールを送った。なんと「掲載ミスでした」と返事があり、正しいプログラムを送ってくれたのだ。実行してみた人はいなかったのかね。読者はパラパラめくっただけだったのだろう。今は著者もホームページを持っているから便利だ。
メルアドを掲載していれば間違いなくスパムメールがやってくる。著者はスパム対策を立てておくことも必要なことだ。最近は著者もホームページを持っている場合が多いから質問もできる。でも、質問をしなければ分からぬほど面倒な本は少なくなったのかね。
2025-11-19
己の「ブルー・オーシャン」展開
珍奇な発明を紹介するテレビ番組があった。シリーズ化されなかったのは、町の発明家など簡単には見つからなかったのだ。どんな分野でも、新しい展開を見つけるには時間がかかる。でも、茫洋たる「ブルー・オーシャン」の世界が目の前に広がっているのだ。
昔から語られているけど、「ブルー・オーシャン」とは何だ。「競争相手がいない、または極めて数が少ない、未開拓の市場」という。初めて知ったことだが、言葉の区切りに中点「・」が入っていたのか。もはや奇人変人と人様から後ろ指をさされても構わない。失敗はつきものだ。ブラウン博士(通称:ドク)だって、1個の大発明だけだったしね。
新しい考えや発明をノートに書いておく「アイデアマラソン」という方法がある。10数年以上も続けていて、現在のアイデア数は14099個。これほど考えたところで、本に取り上げられたのは2回だけだし、ネット上では1回。う~ん、ハードルはあまりにも高い。
2025-11-18
クリスマスケーキのアイデア
あと1ヵ月ほどもすればクリスマス。クリスマスといえばケーキにチキン。近所のケーキ専門店へ行ってクリスマスケーキを予約してきた。今月末にはケンタッキーフライドチキンも予約をしておこう。キリスト教信者ではないけど、もはや国民的行事なのだ。
年末年始の時期は何かと忙しい。1年を通して話のネタになるような面白い国民的、地域的な行事はないかな。そう考えて買ってみたのが、高島易団の暦だ。もちろん薄っぺらな小冊子の方さ。国民的行事はともかく、他の地域でもわいわいと騒げるような行事というのは少ないものだな。イベントを実施したところで、新聞ネタにもならないだろう。
イベントを考えたところで、全体概要を決めるだけでも時間を要する。定番行事となれば、他とは違ったアイデアを出すことも必要だ。クリスマスケーキも、最近はブッシュ・ド・ノエルの方が人気らしい。客の目を引く変化を加えないと、他店には勝てないのだ。
2025-11-17
自分専用の「索引」を作る
大学教授である野口悠紀雄くんは、著書の中で「索引」を作る必要性を述べている。索引があると便利なのだ。ただし、人それぞれ興味は異なるのだから、必要な項目は自分で索引を作るしかない。とはいうものの、自分なりの索引をつくるのはかなり面倒なのだ。
ヒントは松岡正剛くんの本にあったと記憶している。自分で必要な項目だけの索引を作成して、裏表紙に貼っておくのだ。実行してみると、これは便利。ただし、作るには膨大な時間がかかるのが難点。結論として、自分で役に立つ索引は自分で作るしかないなと思うのだ。本で重要だと考える部分は人によって異なる。考えてみれば、当たり前の話だ。
読書家のメルマガでは、本のポイントとなる3~5ヵ所しか掲載していない。メルマガ作成者にとって重要でも、すべての人に必要だとは限らぬ。マニュアルのテキストだと、自分で必要な索引項目は限られている。やはり、必要なものは自分で作るしかないのだね。
2025-11-14
Writerのレイアウト
LibreOfficeのWriter、MS-OfficeのWord。文書作成ソフトのどちらでもよいが、欧米で作成されたレイアウトのデザインは、なぜかカッコ良い。タイプライターの文化がベースにあるからだろう。文書作成だけでなく、魅せるデザインの文面だって作りたいと思う。
Writerをメインで使っている。本文はもちろんだが、見出し、見出し1、見出し2というようにスタイルを作成するパーツにも頭を使う。ソフトにパーツはそろっているのだが、己の中ではどうにもスッキリしない。フォントを変更すると、下位の見出しにはどのフォントを使おうか。頭の中で妄想が吹き荒れる。本文よりも、余計な部分で時間を使う。
他社のオッサンから、ぶ厚い文書の改定を頼まれたことがある。なんと文書はExcelを使っているぞ。ふざけるなと思ったが、Excelで長文を作成するのは一般的なんだそうだ。もはや「OLE展開」どころではない。余計なところで悩みそを使わなければならぬ。
2025-11-13
Apache OpenOfficeがバージョンアップされていた
何年かぶりでApache OpenOffice(AOO)のサイトを開いてみた。知らないうちに「4.1.16」にバージョンアップされているではないか。すぐにインストール。主力はLibreOffice(LibO)なので、このところAOOを開く機会もなかった。コアなファンはいるものだな。
LibOが誕生してから、こちらをメインで使っている。AOOはインストールしているけど、使う機会はほとんどない。一度だけLibOにソフト上のトラブルがありAOOを使ったが、そんな万が一に備えているだけ。それにしてもAOOのうわさはさっぱり聞かん。サイトもバージョンアップを知らせるのみで、2011年あたりで止まったままだから困ったものだ。
文書作成ソフトは、いまではさまざま出現している。だけど計算、プレゼン、ドローなどのソフトは使わないのだろうか。ユーザーに喜ばれないと、消えてなくなるのは世の常。ライバル(?)というのは不要のようで、発展のためには必要な存在だと思うけどね。
2025-11-12
方眼ノートのメリット
方眼ノートは使う人にメリットをもたらす。検索してみても、ヒットするサイトは数多い。文章だけでなく図や表、同時に地図どころか数式だって書けるのだ。方眼タイプの原稿用紙だって使ったことがある。キーワードを替えながら画像検索をしてみれば良い。
超整理手帳は自作のリフィルを使うのにも便利だ。そこで5ミリ方眼タイプだけでなく、野帳にヒントを得て3ミリ、また経験を踏まえて10ミリタイプも作った。Blogなどで評判になったのはうれしい。でも、「3ミリ方眼は書きにくい」と文句を言ってきた者がいたので驚いた。世間は広い。方眼の使い方どころか、応用方法を知らない者がいるのだ。
海外の方眼ノート使用例を見てみたまえ。複雑な数式、メカニカルな図だって色付きで描き込んでいる。頭に浮かんだモヤモヤしたしたことをメモするには、方眼タイプの方がやはり便利。説明も困難なほど応用例は幅広い。いやはや「方眼」はアイデアの宝庫だ。
2025-11-11
準備運動もメニューのひとつ
千日行スタイルで「ブルワーカー」運動を行なっている。現在352日目。長く続いている秘訣は、チャートに載っている1~42までの全てを行っているからではない。1~6の基本運動だけ。長続きさせるには、これだけで十分なのだ。理屈ばかりと言ってはイカン。
「物足りない」。このごろ思うようになった。あれこれメニューに加えると挫折してしまうのは、これまでの経験で知っている。チャートを改めて読んだら、基本中の基本である「血行を良くする運動」を行なっていないことに気がついた。ウォーミングアップのために行なう必要がある。ひざの曲げ伸ばしをリズミカルに20回行うだけの準備運動なのだ。
本日から実行しよう。長続きしない原因を考えてみるのも、効果を十分に発揮させる方法だ。ブルワーカー運動に挫折したり、あちこちの関節が痛んでくるのも、効果を上げようとばかり考えているからだろう。まさに「継続は力なり」を地で行くような方法だね。
2025-11-10
やっと出会えた「ずんだ餅」
宮城県の観光地で土産物屋へいけば、必ず見かけるのが「ずんだ餅」。価格も安い。製造工場である「えんどう餅店」が徒歩15分のところにあるので、やっと買ってきたのだ。すりつぶした枝豆とほんのり甘い味付けは、チビッコも喜んで食べるお菓子なのさ。
難点は、この「えんどう餅店」だ。買いに行けば店は閉まっているし、ホームページを見たら土日は休みと掲載されているのでチャンスにも恵まれない。木曜日がヒマだったので買いに出かけたら、またもや休み。再確認すると、定休日は木曜日に変更されただけではなく、催事の場合は休むことがあるとも掲載されているではないか。困ったものだな。
日曜日に出かけ、やっと出会えた。ずんだ餅は3個入りで510円。ついでにごま餅も3個入り710円だったので併せて買う。工場が近くにあるとはいえ、これほど手間がかかるとは思わなかった。地元の土産物の工場とはいえ、やはりチャンスは逃すなだったねぇ~。
2025-11-07
異なったテーマの組合せ
大学を卒業する時期が近付けば、就職試験というものが待ち構えている。試験で出されるのが「作文」だ。800字を書くと記憶しているが、これがなかなかに頭を使う。出題する側のテクニックとして有名な「三大話」だ。対策方法はもちろんあるのが世の中さ。
無関係なテーマを組み合わせると、そこに面白さが出てくる。なぜ、こんなことを思い出したのかといえば、ラジオで「フードマラソン」の話を聞いたからだ。マラソン大会と地元の食材を組合せたもので、うわさだけは知っていた。出場者は走るだけでなく、並んだ地元料理も食べなければならない。観戦する方も面白いというから、わからぬものよ。
マラソンと何かを組み合わせる。正月というノンビリした時期、耐久レース、マラソン、この三つを組合せたマラソン大会を発案した。最初は猛反対を受けたけど、実現させることができたのだ。「三大話」の手法は、いろいろな場面で役に立つものだと実感したね。
2025-11-06
散歩には「耳」も重要だって?
散歩一つをとってみても、展開方法を考える人はいるものだ。散歩をする時には「あるく、みる、きく」が大事だという。「あるく」「みる」は言われなくとも理解はできるが、「きく」は何だろう? 街の状況を自分の耳で感知するということなのだろうとは思う。
目的のない散歩というのは、どうにも合わない。いや、できないというべきだ。何が面白いのか、さっぱり理解できぬ。本にしてまで訴える人がいるのだから、実行してみる必要はあるはずだ。散歩なんだから「あるく」は当然、「みる」も建物のデザインに変化があるから刺激はある。問題は「きく」。地域によっては「シーン」とし過ぎているぞ。
本を出版するとなれば、出版社だって売れるという確信が必要だ。それでもヒットしないのが大部分といえる。散歩の「あるく、みる、きく」の中でも、「きく」という行動には練習も必要だろう。どうすれば鍛えられるのかね。う~ん、むずかしいものですな。
2025-11-05
生成AIはなんでもできるが……
米国の住宅地。赤ちゃんが庭に面したベランダで遊んでおり、そばでは飼いネコがまどろんでいる。そこへ入り込んだのが野生のクマ。赤ちゃんを鼻先でつついた時、フギャーとネコがクマに襲いかかる。そんな動画を見たことがあるかな? 大部分はAI創作という。
ChatGPTなどで制作した記事は以前から問題となっていた。それらしい文書を制作することができるからだ。今では動画だって作れる。もはや、何が真実なのかは不明なのだ。先日も共同通信が防犯カメラの画像を向上させるどころか、一部を改編して配信したものだから問題となった。何が真実なのか見抜くことは、ますますむずかしくなっている。
米国の大学で、教壇で教授が泣きわめいている映像がFacebookの載っていた。原因は、学生がレポートを生成AIで作っていたことがバレたからだ。簡単に見抜けるらしい。なお、この記事は生成AIで作ってはおらぬ。もっと〝まとも〟な主張になっているはずだからね。
2025-11-04
瞑想のスタートは「小周天」
瞑想を行ないながら、「小周天」を実行する。小周天とは、上半身だけに気を回すことだ。もちろん最初から上手くいくはずもなく、2週間ほどして〝なんちゃって小周天〟ができるようになった気がする。最初の1年間は失敗ばかりというのも当たり前なのだ。
頭のてっぺんから顔、胸、腹、へそ、尾てい骨と体の前面に気を回す。そこから背骨を通って、再び頭のてっぺんにもどる経路だ。検索するのも良い。それよりは瞑想関連の本を読んだ方が理解も早いだろう。むかしから知ってはいたが、なん10年かぶりに思い出したきっかけは、スティーブ・ジョブスくんの座禅や瞑想に関する記事を読んだからだな。
「大周天」の手法もある。小周天が上半身なら、大周天は頭から足までの全身に気を回す。上を目指しても簡単にはできないから、一つひとつのステップアップが必要だね。ところで、ジョブスくんのきっかけはなんだったのだろう? 他人のことはどうでも良い。