2023-05-31

「10分」が「30分」に……

 ネットで少し詳しく調べようと思ったとき、役に立つひとつはWikipediaではなかろうか。興味がないといったところで、検索すれば、その結果のひとつにたいがいは入っているはず。ここに記事をUPしても、難点があれば「要出典」などとすぐにクレームがつく。

 お仕事をしていて一息ついた時、ちょっと10分ほどと思いながらWikipediaを読んでいると、なんと30分以上も経過していることがよくある。面倒な調べものならともかく、興味本位で検索したようなことでも、かなりの時間を費やしてしまうのだ。ヤレヤレと思うのだが、人物についてであればエピソードまで掲載してあるから、つい読んでしまう。

 意志の力で行動を切り換えるというのは、かようにむずかしい。逆に考えれば、読ませる内容が豊富であるということも言える。ぼんやりしている「10分」が「30分」になってしまうWikipediaの力。なんでも知っている人など、いるわけがないから面倒なのだ。

2023-05-30

荷物は「背負う」のがスタイル

 荷物というものは、「持つ」のではなく「背負う」ものではなかろうか。何年か前にも同じことを書いたような気がするけど、他人様から時に「荷物を持ってくれない」と文句をいわれる。オレ様は基本的に行動中はザックに荷物を入れ、両手は開放しているのだ。

 チビッコのころからボーイスカウトに所属していたこともあり、荷物はザックに入れる。両手は他の目的に使えるし、両手が開いているということは安全確保の行動も実行しやすい。お仕事の資料だって、み~んなザックに入れている。山へ登る機会は少なくなったが、何年か前までは修験道の〝とそう〟行に参加してので、すべての行動はザックが基本さ。

 常に両手が開いていれば楽なのにねぇ。最近はウイスキーを飲むことが多いけど、ウイスキーを買ったらデイパックに入れて持ち帰る。ノートなどの文房具はもちろん仲間との飲み会だって、荷物のすべては一つにまとめられ、忘れることもないザックなのだった。

2023-05-29

ノートの不思議

 ノートというのは不思議なもので、先日のメルマガでも「ノートに書きまくれ」なんて内容の本が紹介されていた。書きまくれはいいとして、「見直す必要はない」ともいう。どうもお勉強というよりは、心理的な問題を扱っているような気もしてくるではないか。

「ノートに書けば書くほど『本当にやりたいこと』や『自分らしさ』」が見えてくるらしい。それによって、頭の中で考えているだけでは解決しない悩み、不安、モヤモヤが解消するというから、自己管理の方法かとも思えてくる。マーク・リービーくんのプライベート・ライティングを彷彿とさせる内容だが、もっと分かりやすくしたようなものだな。

 達意の文章を書くというのは、文章を書く技術を中心にしている。この本の概要を読んでいると、技術というよりは心の問題解消を目的にしたようなことばかりだ。「ノートに書く」というのは、本来のお勉強ばかりではなく、心の悩みを解消するにも役立つのか。

2023-05-26

ピザに対する考え方

 諸君らだってピザを食べたことはあるだろう。でも宅配ピザは食事用なので大きいし、もちろんそれなりの価格もする。食事前にウイスキーを飲みながら〝おつまみ〟として食べるのであれば、スーパーで売っているようなピザでいいのではないか。さっそく実行だ。

 スーパーで販売しているピザなら安価だ。その理由は、そもそも食事用ではないからサイズは大きくとも薄いし、好みに応じた種類だっていくつかある。価格に多少の差があるのは、たぶん載せてある具材によるのだな。そう考えれば、ウイスキーを飲むときのツマミにはちょうどよい。買いだめだもしておけるから、1~2枚を冷蔵庫で保管もして置ける。

 考えてみたら、かつて買い置きをしていたことがあったな。なぜやめたのかといえば、チビッコがピザ屋のピザの方がいいと騒いだから。しょせんツマミと食事用のピザは違ってあたり前。ウイスキーを飲めないチビッコには、それなりのピザが必要なのだった。

2023-05-25

腕時計の自動巻き

 メルマガなどで雑学ばかりを拾い読みしているわけではなく、科学雑誌「Newton」だって定期購読している。ここに面白い広告があったので読んでみると、なんと自動巻き腕時計が発明されたのは1770年代のことだと……。これほど昔に発明されていたとは驚きよ。

 腕を振る振動によって時計内の振り子が回転して、ゼンマイが自動的に巻かれるわけだ。時計機構の発展とともに効率も著しく向上し、オレ様がチビッコの時から自動巻き腕時計は一般的だったな。いまや腕時計は太陽光で充電よ。こうした振動や温度差などのエネルギーを電気に変換する技術を「エネルギー・ハーベスティング」というんだってさ。

 電車や車が走る振動を電気エネルギーに変換する技術も、電池の発達によって使えるようになっている。その振動発電で利用されているのが圧電セラミック。アマ無線をやっている時に圧電セラミックを使った電子工作をした記憶があるけど、何を作ったんだっけ?

2023-05-24

メルマガの読書数、発行間隔

 メールマガジン、いわゆるメルマガで知ったことをBlogで話題にすることが多い。それは結構なことだと思うが、いったい何誌を読んでいるのだ? メルマガを読みはじめた昔はともかく、いまは発刊数も大きく増えたし、知らないうちに廃刊になったものもある。

 何誌のメルマガを読んでいるのか数えてみた。配信は「まぐまぐ」で、ビジネス系2誌、科学系1誌、化学系1誌、天文系1誌、経済系2誌、PC系2誌ぐらいか。発行間隔は日刊、週刊、月間とまちまち。「まぐまぐ」の会員にもなっているから、久しぶりに会員ページでみてみたら、なんと40誌以上もあるではないか。休刊になっているものが多数に上る。

 立ち上げるのは簡単だが、続けることはもっとむずかしい。この格言どおりの展開だな。実はオレ様も、過去にメルマガを発刊していたことがある。だから身にしみて分かるのさ。チームで週刊、月刊といった刊行サイクルを決めていかないと、やはり面倒なものよ。

2023-05-23

「気候」という熟語の組み立て

 天文学のメルマガを読んでいると、ときに面白い話題が出てくる。先日も松尾芭蕉が 「おくの細道に旅立った」のはいつか、なんてことが記述されていた。天文学がテーマであるから、問いの課題は旧暦(太陰暦)と新暦(太陽暦)の違いであることはもちろんだ。

 暦が話題になると、次に出てくるテーマは二十四節気に関することだ。天気予報でもたびたび語られるが、その二十四節気をさらに細分化したものが「七十二候」だと。さらには二十四節気の「気」と七十二候の「候」を合体させると、あわせて「気候」になる……。天文学から気象に関する話題になったと思ったら、さらに熟語の組み立て方まで出てくる。

 言葉というものは、さまざまな分野に関連しているものだな。ちなみに芭蕉くんが旅立ったのは旧暦の「元禄2年3月27日」で、新暦にすれば「西暦1689年05月16日」。なにやら雑学の知識だけが増えてくるぞ。確かに知識を増やせば〝おりこうさん〟にはなれるがね。

2023-05-22

ステップアップの手法

 各種トレーニング展開の本やメルマガを読んでいると、必ず出てくるのが「ステップアップの手法」というものだ。オレ様も参考にしているが、急激に上げようとするから、たいがいは挫折する。その繰り返しであるから、無理はしない安全ゾーンに安住してしまう。

 急激に強度やスピードを上げるから疲れてしまうのであって、少しづつ上昇させればよい。そんなことは分かっておるわい、というのが一般的であるけど、できないから困るのだ。ここに秘密があるわけで、順応するためには1歩進めたら、元に戻るという手法を続け、しばらくしたら2歩進めて1歩元に戻るという方法を長期間にわたって実行する。

 これまた、そんなこたぁ~分かっておることだろう。「ステップアップの手法」は前進することばかりが書かれているけど、順応期間や少しのステップダウンだって必要なのだ。〝分かっちゃいるけど止められない〟というのは、心理的な問題だから困ったものよ。

2023-05-19

「起承転結」の展開手法

 チビッコどもにテレビ番組を見せていると、数年も続けば、すぐに続編が登場する。次のチビッコ世代に対応するための展開なのだから、新たなヒーローやヒロインが誕生するわけがない。考えた通り、ここしばらく2代目3代目といったシリーズばかりが多い。

 物語の展開手法として、「語るテーマは小さく、そして数を集める」ことがあるらしい。古典的展開でいえば「起承転結」の「起」だけを替え、「承」は時代状況に合わせた展開、「転」「結」はいつもの物語のパターン。このパターンだけはしっかりと受け継がれているわけで、新たな手法が登場するには数10年単位の時間がかかるということだな。

 特許でもこのパターンは多いらしく、小さな部分展開だけを押さえる。こうして、いわゆる死蔵特許が増えるわけだ。思いもつかないようなことを考えれば、人様からはアホといわれることになるが、オレ様は遠い未来しか見ていないということで単なるアホなか。

2023-05-18

瞑想の秘訣はあるのか

 チビッコのときから瞑想はやっていた。とはいうもののナンチャッテ瞑想だったし、その到達先だけは超能力者という夢見る世界。そんな低級レベルだから超能力など得られるわけがない。そんなことをやっているうちに、困った状況に足を踏み入れてしまったのだ。

 座禅のでいう「魔境」。いわゆる幻の世界で、さまざまな幻想が目の前に現れる。簡単にいえば、〝うしろの百太郎〟に導かれているようなものだな。例えば、夜中に天井のある一点を見たいと思えば、即座に目の前に現れる。聞けば、抜け出さねばならないレベルには到達できたということで、ここが次のステージへの関門みたいなものだというわけよ。

 精神科のドクターによる禅僧の実験だと、ハイレベルの禅僧でも、それなりの言葉を投げかけるだけで脳波は乱れるらしい。表に現れないということが、修行の成果なのだろう。次の世界へ行ける秘訣はあるのか。オレ様のレベルでは、教えてくれる人もおるまいな。

2023-05-17

二重振り子の軌道

 科学雑誌Newtonの6月号に、面白い記事が出ていた。予測不可能な軌道をえがくという「二重振り子」なのだ。振り子といえば、きちんとした軌道を描くが、「二重振り子」は予測不可能……。実際に映像を見てもらえば、屁理屈でも何でもないことが理解できよう。
https://youtu.be/z3W5aw-VKKA

 振り子ならば一定周期の軌道を描く。「フーコーの振り子」をはじめ、最近は見なくなったが「振り子時計」などなど例を挙げればキリがない。「二重振り子」のような動きは、まさしくカオスなのだ。さらに条件をちょっと換えれば、これまたまったく違う運動になるらしい。オレ様の頭脳ではなんとも説明ができないので、諸君ら自身で考えてくれ。

 予測のできない状況を生み出すため、ゴルゴ13くんも使った手法があったと記憶している。予測不可能な世界を造るには、この「二重振り子」の運動も何かのヒントになるかもしれん。カオスの世界に入り込むと、オレ様の頭脳もカオスとなりアホといわれるかな。

2023-05-16

地域ごとの経済新聞

 地域の名称を冠した「〇〇経済新聞」というのを、諸君らだって聞いたことがあるだろう。オレ様も他県へ行ったとき、取材を受けたことがある。ネットで見かけることもあるから、この〝経済新聞〟を検索してみると、全国ネットワーク団体まであるではないか。

 リストを見ると、全国の市区町村ごとにあるようで、いくつあるのか数えるのも面倒だ。Wikipediaで調べてみると、廃刊というか潰れてしまったところも多いようだな。かつてミニコミ誌ブームがあったけど、ネットによって発刊形態が変わったことだけのことだろう。あまりにも狭い地域の情報なので、経済的に成り立つのだろうかと心配になる。

 狭いエリアを代表するものとして、コミュニティーラジオや武将隊などもある。さまざまなカテゴリーごとに、地域ごとの団体、そして全国グループがあるもので、〝経済新聞〟もそのひとつだろう。かつて取材を受けた〝経済新聞〟はその後、どうなった?

2023-05-15

鉛筆ホルダーがあった

 いまやパソコンで入力することが普通なのだから、手書の機会は少ない。芸術家はともかく、手書で書くとしても筆記具はボールペン、シャープペンなどがほとんどだろう。たまに鉛筆を使うオレ様としては、短くなった鉛筆をどう使うかと考えあぐねていた。

 大中規模の文具店で「鉛筆ホルダー」について聞いてみると、「いまは使う人もいないので置いていない」という。こんなことを聞いたのは、かなり昔だが、最近せっかく高級鉛筆のMONO100を買ったのだから、使って短くなったMONO100をある程度までは活用したい。某小学校近くの小さな文房具屋でダメでもともとと思い聞いてみたら、ありますよと。

 鉛筆ホルダー2本のセット。Amazonなどで買うしかないかと思っていたが、安価なので送料の方が高くなりそうで手が出なかった。それが普段は見過ごしてしまうような小さな文具店で売っているとは……。〝小学校近くの小さな文房具店〟というのがミソだな。

2023-05-12

難解な本を理解する方法

 賢者ともなると、難解な本を理解する方法を考え出すものだな。昔から、いろいろなやり方がある。先日読んだ佐藤優くんの「理解力の強化書」によると、難解な本は1冊まるごと音読して録音し、それを聞いているうちに、だんだん理解できるようになるらしい。

 何回も音読して理解するには、簡単な方法があるのだろうか。優くんによれば、音読しながらカセットテープに録音し、それを聞いてから、再び読み直す。そうすれば理解力も深まるという。なぁ~んだ古典的な方法だなと笑うかもしれないが、優くんは録音したら120分テープ5巻にも達したそうだ。難解な本を理解する、ひとつの方法といえようね。

 現代ならICレコーダーだろうか。でも、これほどの長時間録音はできるのかな。幸いにしてオレ様は、最近ラジカセを買ったのだから対応可能だ。ただ困ったことはカセットテープの入手方法で、これはAmazonや楽天で買うわけよ。古典的な方法は、まず実験さ。

2023-05-11

他家受精? 他花受粉?

 農家ではないし、ましてや林業あるいは植木職人でもない。要するに、植物に関する知識はゼロということだ。そんなオレ様だから、草花を「なんの木だ?」と農家に尋ねて笑われたこともある。しかしだ、植物の賢者、牧野富太郎くんがいうことは、ちょっと違う。

 富太郎くんは植物知識の中で、「他家受精すなわち他家結婚して強壮な種子を作ろうというのだ」と言っていたらしい。Aという植物に、Bという植物の花粉で受粉させれば、それなりに成長するということかな。こいつバカじゃないかと呆れられるかもしれんが、ならば接ぎ木なる手法は同じ種ではなく、ほかの種の木でも成長するということだろうか。

 農林業のオッチャンやチビッコでも、この文章を読んだのなら、大笑いしていることだろう。書いているオレ様も、知識がないものだから頭の中がクルクルしてきて、脳ミソが沸騰状態になってきたではないか。植物のことについて触れると、ろくなことはない。

2023-05-10

雨の日でもトレーニング/その2

 雨の日のランニングは実行方法に悩む。そこで傘をさしながらでも可能な「ウォーキング速歩」を代替手段としている。近所のスポーツクラブの体育館は1周したところでたったの100m。オッチャンは10周していると自慢していたが、たった1キロではないか。

 高校時代の山岳部トレーニングを、ふと思い出した。雨の日のヤツらのトレーニング方法といえば、重量は不明だが、重そうなザックを背負い、校内の廊下や階段を上り下りしていたのだ。これなら実行できそうだが、学生だからできること。広いスペースのある近所の大規模スーパーやオフィスビルで実行していたら、100%の確率で警備員に捕まる。

 東京タワーの階段を駆け上がる耐久レースも開催されていたけど、このところ聞かない。たぶんスタッフの配置など、いろいろ面倒なことが多いのだろう。学生はともかく、一般人はどうしているのか、聞いてみよう。案外、休みの日と決めていたりしているのかもね。

2023-05-09

「シャボン玉のような〇〇〇」という例え

 著作権の切れた文学作品を公開している青空文庫で、賢者・寺田寅彦くんの随筆を読んだ。現代ならエッセーというべきかな。テーマは映画に関するものだが、その中に面白い例えが出ていたのだ。なんとシャボン玉に関する例えで、いくつか続けて出現する。

 フランス映画に関する評価だ。「シャボン玉のようなロマンス」とは、どんなロマンスだと思うではないか。ちょっとしたけんかに対しては、「シャボン玉のようなけんか」らしい。ピストルを撃つシーンについては、街灯を「シャボン玉のようにこわす」。寅彦くんの生きていた時代というより、脳みそをしぼり出して考えた例えなのだなと想像する。

 賢者の使った方法は、すぐにマネをするのがオレ様だ。だからといって、このところシャボン玉を吹きながら遊んだ記憶もない。すぐに忘れ去られるオレ様の文章だから、〝シャボン玉のような文章〟ではどうか。面白くない……。もっともっと考える必要があるぞ。

2023-05-08

雨の日でもトレーニング

 スポーツ選手ではないけれど、とにかくサボらないようにランニングだけはやっている。もちろん毎日ではなく週4回。さらに簡単なウエイトトレーニングとしてブルワーカーも週5回ほど実行しているから、現状はこれで十分だ。雨の日ならばどうしているのか。

 三島由紀夫くんは夏の間、伊豆の下田で過ごしていたらしい。身体を動かしておくため、毎日の散歩も数キロ。地元女子高生たちが「あれ、三島由紀夫よねぇ~」と騒ぎ、キャッキャと騒ぎながら後を付けていたが、由紀夫くんは速度を上げてベェ~と舌を出しながら相手をしていたという。そんな一面もあったというから、作家とは分からぬものよ。

 なるほどと思ったのは、この散歩。ランニングの代わりに、雨の日でも身体に軽くムチを入れるのなら「ウォーキング速歩」がベストだ。面倒な方法だと必ず挫折するからね。オレ様のような賢者ともなると、雨の日は休むのではなく代替方法も考えておくものだ。

2023-05-05

カセットテープの復活

 ミュージシャンでもないし、特別な音楽ファンと呼ばれるほどでもない。このところのレコード人気というのは、何がきっかけなのだろう。中古レコード店も見かけるし、有名ミュージシャンともなるとレコード盤まで出しているから、ブームだけでもないだろう。

 カセットテープも復活しないかな。とある目的のためにカセットテレコやテープも買い込んで、己専用の音源を作っているのだ。録音に当たっては、シナリオも作成している。何回か読み直し、テスト盤だって作っているほどさ。Amazonや楽天なら、いまだってカセットテープが入手できるけど、将来のことを考えれば標準的な60分テープが便利だろう。

 このごろICレコーダーの方がいいのではないかと思うようになった。すっかり忘れていたのは、使っている人が周囲にいなくなったからだな。またスマホだって録音できる。多機能過ぎるとトラブルがあった時に困るので、それぞれ専用の機種があった方が便利よ。

2023-05-04

GWはチビッコの季節

 GWも終盤だけど、ニュースでこんな記事を読んだ。GW期間中の観光地はどこも混むし、高速道路だって大渋滞。ホテル旅館も特別料金となる。アホらしい……。ならば家で資料整理など、次へとつながる行動をした方が有意義に過ごせる。思わず納得してしまう。

 でも30秒後には、こんな話はオッチャンなど年寄りの話ではなかろうかと気づいた。チビッコがいれば、この期間はいろいろなイベントや試合などがあるので大人も移動せざるを得ない。送り迎えだけでなく、応援にだって参加せねばならぬ。こうなるとチビッコを持つ親は行動せざるを得ないのは当然。家でのんびりなどしておられぬのが実情だろう。

 休みの期間が長ければ、チビッコはどこかへ行きたくなるのも当然だ。結局のところ、年寄りとチビッコなど、年代が違えば考え方だって異なってくる。意見というものは右左、裏表があるものさ。ただ、そんなところまで考えが及ぶと、決断に迷ってしまうぞ。

2023-05-03

「とん丼」というメニュー

 いくらトンカツが好きだからといって、毎回そればかりでは飽きるだろう。またカレーが好みだからといって、毎日出されてはゲンナリする。ではドンブリ物なら……とまぁ延々と続く。ならば、この3者をミックスしたようなメニューなら興味をそそられる。

 そんな食事処があるらしい。名称は「とん丼」で、特に一等地に店を構えているわけでもないし、もちろんチェーン店でもない。ドンブリ飯にトンカツが上を向くように山型に載せ、その上からカレーを注ぐ。そこは料理屋だから、うまく配置させてある。食通でもないからうまく説明もできないが、拾ってきた画像を見てもらえれば納得できるだろう。

 

 過去のアイデアを組み合わせて考えろと、人様には知った風なことを言うオレ様だ。でもオレ様自身が実行しているかどうかは、別の話。しかし世の中には、人様に知られていないようなところでも実践しているしている賢者はいる。これなら己でも作れそうだな。

2023-05-02

乗鞍岳のコロナ観測所

 いままで北アルプスには登ったことがないと言ってきた。しかし、コロナ観測所が北アルプス南端の乗鞍岳にあったという記事を読んで、オレ様も乗鞍岳に登ったことを思い出した。山頂の写真を撮っていたにもかかわらず、記憶に残っていなかったのはなぜだ。

 3000m級の山なのに覚えていない原因は、9合目あたりまでバスに乗って行ったからだな。ヒィ~ヒィ~いいなから登っていたわけでもないので、最後のちょびっとした山道を歩くだけで山頂到達。この簡単さが記憶に残っていない原因よ。2010年にコロナ観測所は閉鎖されたらしいが、それも遠望した記憶がない。楽をすると、記憶に残らぬものだな。

 乗鞍岳観光道路の建設当時の記録を読んでいたから、記憶がよみがえってきたのだ。山頂近くのバス停には、何件かの土産屋があったことまで思い出す。山行記録は残しておくべきだな。カメラも持って行っていたのだから、コロナ観測所も撮影しておくべきだった。

2023-05-01

変人は覚えている

 明治時代を代表する作家といえば、やはり夏目漱石くんが筆頭であろうであろう。若き頃の漱石くんは学校の先生だったことは知っているだろうけど、彼が世を去ってから1ヵ月ほどが過ぎたころ、元同僚だった先生から思い出をつづった分厚い手紙が届いたのだ。

 漱石くんのことを、よくもまぁこれほど覚えていたもんだと、寺田寅彦くんらの弟子は思ったらしい。超変人だった同僚らしく、過去の思い出として漱石くんも面白おかしく語っていたという。しかし手紙によると、詳細に記録していたようで、今日でいえばメモ魔だったのかな。そのメモをしている姿を他人に知られていなかったことも、すばらしい。

 寺田寅彦くんは、その手紙を研究室に保管していったらしいが、時は運悪く関東大震災。その手紙も行方不明になった。世の中、変人とは思いもつかない記録を残しているものだな。いまはネット時代なので、賢者たるオレ様の文書もアーカイブされていたりしてね。