2024-01-31

プラネタリウム鑑賞のリクエスト

 チビッコから思わぬリクエストがあった。それはプラネタリウム鑑賞。平日昼間はチビッコ向けの番組が中心だけど、土曜日の18:00と19:00からの2回は大人向けの番組になる。難点は、プラネタリウムを設置する天文台へは車で1時間ほどの郊外にあることだ。

 プラネタリウムを見なくなったのは新型コロナウイルスの流行にある。その時期は閉館していたのだろうし、こちらも行こうとは考えなかった。通常の展開にもどったのだから、見に行くのもよかろう。ネットで検索すると、1回目は「POION's PLALIST」、2回目は「スマホで星空撮影 in プラネタリウム」。どちらの上映を選択するか迷うではないか。

 コロナ禍の前は、街中に広い敷地があればプラネタリウム施設を展開するグループがあったな。このごろ聞かぬのはコロナ禍の影響だったのかな。いまではチビッコが「プラネタリウムを見たぁ~い」と騒ぎだすのも当然だ。でも、館内はマスクが必要だと思う。

2024-01-30

PDCAサイクルは古くない

 つらつらとネットやメルマガなどを読む日々だが、そこに「PDCAサイクルは古い考え方」などと知った風なことを述べている人がいる。PDCAについては何度か書いているけど、Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の展開方法だ。

 時代ごとに新しい概念はくさるほど考え出されている。今までのやり方に少しばかり展開法を変更したようなもので、それが現代風ビジネスの考え方だという。確かにそうなのだろうが、作業が面倒になるばかりではないのかね。新しい手法など簡単に出てくるものではなく、PDCA展開でいうAction(対策・改善)の中で生まれるものだと思うのさ。

 発想のタネというものを考え出したオッチャンがいる。「転用」「応用」「変更」「代用」「結合」「拡大」「縮小」「再利用」「逆転」という9通りの考え方で、それぞれの項目の下には具体的な方法が並ぶ。9通りの方法というとマンダラートみたいだぞ。

2024-01-29

1万時間の展開方法

 何事であろうと、その世界で有名になるには1万時間の練習が必要だという。昔からいわれていたことだが、先日もメルマガを読んでいたら「1万時間の展開」について述べられていた。またかよと思うのも当然で、1万時間の展開方法を電卓片手に計算してみた。

 1万時間を365日で割れば約27時間。1日は24時間なのだから、そもそもできるわけがない。だったら1万時間を2年間の730日で分割してみると、だいたい約13時間。これでも多すぎる。ならば1万時間を0.5時間(30分間)で分割してみるとなどと考えたが、なんだか頭の中がクルクルとしてきて崩壊しそうだ。アホな計算はやめておかねばならぬ。

 ベテランになるには10年間ほどが必要だといわれている。1日に約2時間ほどのトレーニングとすれば出来ないことはない。お仕事やスポーツの世界でも、やはり長年にわたる練習時間が必要なのだ。さまざまな分野の一流ステージに、オレ様が立てるわけがない。

2024-01-26

ぎっくり足首???

 昨日、いつものようにランニングへ出かけると、走り始めの1Kmほどは足首に違和感を覚えた。雪道だったが続けていると、そんな違和感も解消。ところが夜中の3時ごろ足首が急に痛み出したので、しばらくはガマンしていたけど、結局はサロンパスを貼り付ける。

 一般的な部分的痛みに「ぎっくり腰」というのがあるけど、こちらは「ぎっくり足首(?)」だ。困ったときは、いつものようにネット検索。痛みの原因はほとんどの場合が筋肉の損傷ということらしい。特に冬場、同じ姿勢でいたのに急に動き始めると出てくるという。対処法は、まず安静でいること。次に大事なのがアイシングなんだってさ。

 常備薬として、簡単な湿布薬なら買ってある。チビッコどもも捻挫やケガが多かったので、何種類かを買っておいたので助かった。炎症を最小限に抑えることで、完治までの期間も短くなるという。急激に寒くなったので、体温調整がたぶん出来なかったのだな。

2024-01-25

名刺専用のケース

 お仕事をやっていれば、たいていは名刺を持っている。それどころか趣味用の名刺まであるので、さまざまな分野の専用名刺があるものだ。パソコンとプリンターがあれば自分で簡単に作成できるし、文具店どころか電器店へ行けば各種の専用用紙だってそろう。

 最近気づいたことは、名刺用ケースがないことだ。デスクの引き出しの中で小物を区分けしておくには、そのプスチックケースが便利に使えたのに……。たくさんの名刺を必要とする分野の人は限られてくるので、己の名刺は100%の確率でパソコンと印刷機で作成する。名刺専門店へ行くこともないから、専用ケースがないのはもちろんなのだった。

 近所にあったはずの名刺屋など、とっくに閉店している。名刺作成ソフトどころか、用紙メーカーのサイトからはフリーソフトだってダウンロード可能。そうすれば専用用紙が売れるからね。100円ショップへ行って、小物入れ用のケースを探さねばならないなぁ。

2024-01-24

おみくじの種類

 新年に限らず、チビッコを連れて散歩の場合、ヒマつぶしに道沿いにある神社を訪れることがある。車に出会うこともないし、チビッコもワイワイと走り回れるし、大きな神社ともなると飲み物の自販機がある休憩所もあるのだ。難点は、チビッコはすぐ飽きる。

 たまにはチビッコも「おみくじ」をひく。人出の多い正月はともかく、それ以外の時期は参拝者も少なくおみくじ用の自動販売機で買うことになる。吉凶はさまざまだが、いったい何種類ぐらいあるのだろう。また製造業者によっては独自の展開もあるに違いない。ちょっと調べてみたところ、「吉」は何種類かあり「凶」は種類も製作数も少ないそうだ。

 おみくじの歴史だってネットどころか、本まであるのだから驚き。当たるも八卦当たらぬも八卦どころか、結論として不要だという論もくさるほどある。チビッコも引いた時だけはワイワイと騒ぐのだが、神社敷地を出たとたんにきれいさっぱり忘れているものさ。

2024-01-23

タイトルのみ???

 論文や本、電子書籍などでタイトルがあったにしても本文がなかったら、諸君らはどう思う。メールなら件名だけを書いて間違って送ってしまったと思うだろうし、オレ様も1~2回ほど実際にそんなメールを受けとったことがある。ならば、古典の場合はどうか。

 新聞を読んでいたら、コラムに関連することが書いてあった。古典として有名な源氏物語だが、巻名に「雲隠」というのがあるらしいけど、なんと本文がない。物語の大まかなあらすじだけは知っているけど、読んだことがないので何とも言えぬ。1008年ごろに発表されたもののようだから、そもそもなかったのか、それとも失われたのかは不明という。

 現代の小説や記事なら読み直しが行なわれるから、書き忘れということはないだろう。源氏物語が生まれた時代は紙に墨で書かれたものだから、長編の書き直しは出来ないし修正に頭を悩ませるに違いない。つじつま合わせは、オレ様の得意技の一つなんだけどね。

2024-01-22

「懺悔懺悔六根清浄」というかけ声

 低い山であっても、登っていれば呼吸は苦しくなる。ランニング中でもハアハアと息づかいが激しい。運動をしていれば呼吸が乱れてくるには当然だけど、ラクになる呼吸法として、昔から吸う吐くをそれぞれ2回に分けて行うとラクになるといわれている。

 山伏も同じことで、山に登っている時に「さぁーんげさんげ ろっこんしょうじょう(懺悔懺悔六根清浄)」とかけ声をかける。その意味を検索すれば、すぐ分かるだろう。山伏修行に参加したときに山伏に聞いたことがあるけど、内容はともかく、2度に分けて行なう呼吸法のことだと話していた。今も昔も苦しいときの呼吸法は同じだったのだね。

 ランニング中、上り坂にさしかかったときに山伏の呼吸法を何度も試した。でもこれは歩行中に行なう方法で、ランニングなら「フッフ ハッハ」と呼吸した方が良いと改めて思った。それでもラクチンになんかならないので、トレーニングを重ねるしかない。

2024-01-19

短時間睡眠というカテゴリー

 いまやタイトルも忘れたが、4時間睡眠どころか3時間睡眠を勧めている本だった。1日の活動時間を有効に使えるなと思い読んでみると、たとえば昼間に他社を訪れた場合、約束の30分前には訪れる。そして相手が出てくるまで眠り、睡眠時間を確保する。

 20時間連続で書道の練習をしたことも述べられていた。1日でうまくなるわけはないと考えるのだが、実行してみると奇跡のように書ける場合があるらしい。書き終えてから、この著者は眠ったのだろうか。そんな肝心なことは触れられていないのだ。本も初版だけなのは、実行できる者など皆無だろうし、買うのはオレ様のようなアホだけなのだろう。

 90分間隔でレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが訪れるらしい。それを考えるならば、確かに3時間睡眠も出来ないことはないわけだ。日本人は睡眠時間が短すぎると科学雑誌のNewtonで述べられていたが、でもなぁ生活スタイル上、出来ないものは出来んのさ。

2024-01-18

地震予知法としての占術

 年明け早々、能登半島が地震に見舞われた。気象庁や研究者らだって地震観測機器を備えているけれど、どの地域に地震が発生するかなどは予測ができない。せいぜい〝危ない〟と提言する程度。高額な観測機器を持たない一般人は電磁波や雲の観測などで予測する。

 新たな地震予知方法として占い、いわゆる占術はどうだろう。占いに関連する本や団体はくさるほどあるが、地震予知専門の占術は見たことがない。地震が発生すると「予言した通りだ」という占い師が出てくるけれど、どこで語っていたのだろう。一般社会に知らせなければいけないわけで、ノストラダムスの予言だってちゃんと出版されていたのだ。

 新聞雑誌には、たいがい占いコーナーが掲載されている。そこに「〇〇地域は地震があるから危険だ」といった記事は見たこともない。オレ様は密教占星術という本を1冊だけ持っている。これで勉強せねばと考えたが、その前に詳細な九星暦を入手せねばならん。

2024-01-17

カセットテープは安価なのだ

 何年も前からレコードが復活してきているようで、売れるミュージシャンのレコードならメーカーも生産をしている。ただし、レコードプレーヤーは高価なままだ。一方、過去から気軽に使えたカセットテープでアルバムを制作するミュージシャンだっているのだ。

 昨年買ったカセットテープレコーダーは、生産をしている日本のメーカーだってある。ただし、ネットで調べてみると生産しているのは中国のようで、そこが面白くないところだ。カセットテープの良いところは、気軽に録音して聴けるところだろう。ICレコーダーも考えたのだけど、価格と用途を考えれば、やはりカセットテープに軍配が上がる。

 DVD-RWやUSBも便利に使えたのだが、制作はパソコンがなければ話にならない。なぜカセットテープが今でも売っているのかと調べてみたら、世界へと目を広げれば需要はあるらしいのだ。楽天やAmazonで何巻かのパックで売っているから、探してみるべきだね。

2024-01-16

単機能と火

 正月から能登半島は地震に見舞われたけど、地域の人は「あれがないこれがない」と大騒ぎしたことだろう。災害の場合、外部とのつながりができるのは携帯電話。そんな便利な携帯電話だが、東日本大震災の時はすぐに使い切って、充電もできなくなっていたな。

 現在はスマホの時代だ。でも以前の経験からスマホなどの多機能機器は使わないことにした。停電ともなると、アホはすぐに内部電源を使い切ってしまうので、使えなくなる機能は意外と多いことだろう。こうした場合に便利に使えるのは、用途によって使い分けのできる単機能機器だ。でも、現代の電気製品は多機能が主流となっているから困る。

 熟考した結果、もう1台の安価なサブ機器を準備しておけばよい。近年の震災をみてみると、背景には雪がある気候で、寒さに耐える必要がある。サブ機器以上に重要なのは、生きるための「火」だ。暖房や食事などにも、火を扱うテクニックは必要だからね。

2024-01-15

特技が現れる時期

 小中学校の時代、走るのがとても遅い子がいた。ところがトランペットと出会ったら、なんと世間様からも注目される存在となる。「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎれば只の人」というたとえの逆パターンのような存在だが、そんな場合はなんというのだろう。

 新聞がぶ厚いので大事件でもあったのかと思ったら、大学入学共通テストの回答例が掲載されていた。毎年1~3月ごろは受験シーズンなのだが、昔から大天才というのはチビッコのころの話を聞くと、なんと凡才のような存在だったらしい。才能が花ひらくキッカケは何だったのだろう。こればかりは分からぬもので、たぶんテーマとの出会いだろうか。

 成長するにしたがって才能を伸ばす人たちは、過去の賢者に多かった。オレ様もそんな人物なのだろうと思っていたが、その兆しすら見えぬから困ったものよ。世の中には失敗学というカテゴリーがあり、そうした本を読んでみると大失敗なんてものじゃなかった。

2024-01-12

応援歌の「六甲おろし」

 ラジオを聞きながら夜間作業をしていると、嫌いなヤツが番組に出てきたので放送局をすぐ換えた。そちらの局では、昨年優勝した阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」がリクエストにあったではないか。聞きなれた歌だけど、いつごろできたのかと気になる。

 疑問に思ったら、まずはWikipediaだ。そうすると1936年に出てきたものらしい。はるか昔に誕生した曲ではないか。ほかの球団にも応援歌は存在するけど、ラジオのリクエストとしてまで登場するのは、この「六甲おろし」ぐらいなものか。野球シーズンもシーズン外でも、応援歌まで紹介されることは少ない。そう考えれば、恐るべし六甲おろしだ。

 タイガースファンの中に入って、後楽園球場で試合を見たことがむかしある。応援団の連中は陶酔してヨダレも流しているので、ビックリしたもんだ。大阪エリアから応援に来たのかな。甲子園球場で阪神ファンを見たことはないけど、もっと狂気の集団なのかね。

2024-01-11

タツノオトシゴの学名調べ

 新聞には、各種分野の面白い記事がときどき掲載されている。先日も「タツノオトシゴ」についての記事があり、英語では「シーホース」と名づけられているという。寿命は3年程度で、なおかつ生きている生物しか食べないので、飼育はむずかしいらしいのだ。

 和名や英名ではなんと言われていようとかまわないが、学名は何だ。Wikipediaで調べると「Hippocampus」であるらしい。それはいいけど、何と発音するのだ。ラテン語辞書を持ってはいるが、入門用教本の巻末にあった付録だから10ページ程度のもの。また基本的にはローマ字読みで良いらしいから、「ヒッポカンプス」でよろしいのだろうか。

 学名はラテン語だから、ラテン語辞書を買うのを考えたことがある。売れるような辞書じゃないから価格も驚くほどバカ高い。シロウトが買うような辞書じゃないのだ。図書館の辞書コーナーにもなかった記憶があるので、ダブりのない学名には使えるのだろうね。

2024-01-10

南総里見八犬伝のネタ元は何だ

 何がキッカケだったかは思い出せないけど、昨年から「南総里見八犬伝」を読んでいる。本編が上下2巻、要約と解説が1巻という構成。本編は読むのが面倒至極で、まだ読み終えていない。ストーリーは、冒険の中、苗字に「犬」の字が付く〝犬士〟を探すことだ。

 似たようなストーリー構成は世界中にあるもの。どんな願いもかなえるといわれる珠に「如意宝珠」がある。その珠を持つ竜というのは、南方熊楠くんによれば「インドに古く行われた迷信」なんだそうだ。八犬伝も、犬士を探すのに犬の形をした痣を持つ人を見つけるというのがモチーフになった。これは、珠や竜が登場する伝説と似たようなものか。

 八犬伝をヒントに、石ノ森章太郎くんは「サイボーグ009」を描いたらしい。さかのぼっていくなら、曲亭馬琴くんは何をヒントに八犬伝を書いたのだろう。面白い物語のスジを考える作家は大変よ。曲亭馬琴くんも後半になると執筆時間がかかったそうだからね。

2024-01-09

スクラップブックを買いに行く

 諸君らは新聞を読んでいるかな。どの新聞でも構わないけど、一般紙なら政治経済から文化、スポーツ、社会の動きに至るまで、あらゆる分野の記事が掲載されている。たとえば囲碁将棋には興味がないけど、毎日掲載されているということは人気があるのだな。

 チビッコどもは「ネットで(ニュースを)読むから新聞はいらない」などという。確かにそうなのだろう。スクラップブックに興味のある記事を貼り付けてまで読むことは、記憶に残りやすいということなのだ。そんな効果を知って、新聞スクラップに何度かチャレンジしたが長続きしない。続ける秘訣は、興味を持てる分野を持つことを知ったのだ。

 特定分野の記事だけをスクラップしておくと、記憶も長持ちする。もちろん一定期間を過ぎれば忘れるけど、これは誰にでもあること。そのスクラップブックの冊数も20冊に達している。こんなことを書いたのは、ストックがなくなってきたので買いに行くからさ。

2024-01-08

日食や月食

 新しい年を迎えると、天文関連サイトやメルマガで必ず目にするの今年の日食や月食だ。日食は4月と10月にあるのだが、目にすることができるのは残念ながら北米や南米だけ。金環日食も見られる地域もあることだから、現地への航空便はすごく混むんだろうな。

 日食が見られないなら、月食はどうか。本年は9月にあるのだが、残念ながらこれまた日本では見ることができない。でも2025年3月と9月には月食が見られるという。しかしながら、大きく欠けるところまで見られる地域は限られているだろうし、日食ほどのインパクトもない。天体ショーは見られる地域が限られているとしても、天文台は混雑するね。

 地域と天候さえよければ、日食や月食はだれでも見ることができる。また天体望遠鏡の関連広告も増えることだろう。ほとんどの人はそのときだけは興味が出てくるだろうけど、他の期間はどうなんだろう。天体現象は予想ができるけど、観測時期までが長いのだ。

2024-01-05

3本立てキャンドルとエアコン

 マンガや映画では、特別な日にパーティーを開き楽しむシーンが出てくる。テーブルにはオードブルなどが用意され、食事をツマミながらワイワイと語り合う。そこでテーブルを彩るアイテムのひとつがキャンドルだ。こちらもキャンドルでテーブルを飾りたい。

 キャンドル立てを単純に検索すると仏壇用がヒットするので話にならん。多本数のキャンドル立てで検索すると、それらしいものがたくさんヒットする。だけど儀式用の7本立てではロウソクを準備するのも大変だから、せいぜい3本立てがパティー用にちょうどよい。3本立て用はキャンドルも各種そろっており、雰囲気や価格もちょうどよいのだ。

 基本的な問題が頭に浮かんだ。いまやどこでもエアコンが設置されているだろう。そうなると風の流れが出来るから、ロウソクの炎がゆらぎ過ぎて優雅な雰囲気が出てこない。パーティーの雰囲気を家庭でかもし出すのなら、エアコンの動きも考えねばならんぞ。

2024-01-04

再びニキシー管に興味を持つ

 何がきっかけかは忘れたけれど、またもやニキシー管に興味が出てきた。以前、興味が出てきたときは、雑誌の製作記事などもマニア向けだったが、今ではキットもある。ただし、ほとんどが卓上時計。これならインテリア用品として一般人にも売れるのだろう。

 ニキシー管を使ったキットも売っているようだ。難点は、その活用形態が時計に限られていることだ。確かに数字だけを表示する管だから、用途も限られてくるのは当然だろう。電卓に限っても、単なる計算から現在では会計や関数計算まである。また近所の電子工作専門店へ行ったところでキットすらなく、ネットで探すしかないのが現状だからなぁ。

 世の中ではレトロ製品が、現代の技術を使って復活してきている。ニキシー管を使いたいのなら、新たな用途を考えねばならん。思いついたところで、オレ様には電子工作用の工具があるだけ。現実化させる技術がないのだから、単に夢見るオッチャンなのなさ。

2024-01-03

個人の手帳

 スケジューリングは手帳派か、それともパソコン派か。毎年のように話題となっているが、まれに面倒な人もいて、見ているこちらがだいじょうぶかと思ってしまう。それはパソコンでスケジュールを立てているけれど、印刷して持ち歩いているからなのだった。

 年が明けてから書店へは行っていない。1週間ほど過ぎてから行った過去のことだが、手帳選びを行なっている連中がいる。こいつら予定も立てずに行動しているのかと驚いてしまう。スマホなどはお仕事用、手帳は個人用と使い分けているのかな。でも、そんなことを実行していると、忙しく行動している人ならダブルブッキングを起こすことになる。

 オレ様は手帳派。でも日ごとや週間予定のほかに月間スケジュールを別ページに書いていてら、ダブルブッキングを起こしたことがある。野口悠紀雄くんの言うとおり「ポケットはひとつ」なのだ。失敗学があるくらいだから、失敗だってたまには必要なのだな。

2024-01-02

読みたい本は売っていない

 本を読まない人がいるにしても、1年間に1冊も手にしないということはないはず。新聞雑誌の書評、もしくはそこで広告掲載されている本ばかりを本屋は売っている。本が売れていないというから書店へ行けば、欲しい本はほぼ確実にない。Amazonや楽天が主流よ。

 社会の識者が「最近は本が売れていない」と嘆いている。でもなぁ~、読みたいと思っている本が本屋にはないのだよ。マンガだって読むけど、すでにチビッコたちが持っているので借りて読む。魔術や占いも趣味のひとつだが、調べて見つけた本は本屋にないのでネットで買うことになる。己の好みと本屋が売りたい本とでは違いがあり過ぎるのだ。

 考えてみると、むかしからそんなスタイルよ。いまや廃刊となった書評雑誌に「誰も読まないような本を新聞の書評欄に載せるな」と意見を述べて掲載されたことがある。社会一般と己は、昔からズレていたのかな。個人の好みってもんは、人それぞれと思うのさ。

2024-01-01

葉の下に雪をかむらぬ玉椿

 「葉の下に雪をかむらぬ玉椿」。俳人が詠んだ句で「椿の木に雪がつもっている。葉の下には玉のような花が雪を被ることなく鮮やかに咲いている」という意味らしい。今までの「あけましておめでとう」「謹賀新年」などといったあいさつ文より優雅なのだ。

 新年といえば年賀状だけど、いまやネット時代となった。それにふさわしい文句はないだろうかと考えていたのだけど、熟考していたら和歌や俳句がいいのではないかと気づく。
例文などが載っていた古語辞典を探したのだが、どこかへ旅に出たようでなかなか見つからない。そこで検索していて、数ある句の中から選んだのがタイトルの句なのだった。

 江戸時代あたりまではあいさつ回りが主流だった。近代の郵便局はその代わりに年賀状という手法を考案した。大きな時代の流れの中で、その年賀状とてネットに変わりつつある。「新しい革袋には新しい酒を」だったかな、次の時代へ駆け出すことも今や重要さ。