2023-12-29

箱根駅伝チームの新監督

 正月2日間、それも1日に何時間にもわたって中継される競技といえば「箱根駅伝」。関西学連が出場させろと言っているらしいが、あれは関東学連のレースだ。オレ様の大学も過去に総合優勝したことがあるけど、シード校以外を決める予選でも敗退しているのさ。

 10月ごろのうわさによると、オレ様の大学学長が箱根駅伝の「監督を入れ替えだ!」と怒ったらしい。そして先日のニュースに、新監督がようやく決定したと掲載されていたのだ。監督にふさわしい人物を選ぶといっても簡単にはいかぬのだから、時間がかかるのは当然だろう。監督を換えたところで、出場機会を勝ちとるにはまだ何年間かが必要だな。

 学長まで、なぜ箱根駅伝に関わるのか。それば受験者の減少にある。箱根駅伝で優勝すると受験者数が増加し、結果的に大学の偏差値も上がり、賢い学生が増える。こんな効果が箱根駅伝にはあるから学長もジッとしてはおられぬのだ。少子化時代の学長は大変よ。

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間違っていた。関東学連の大会から全日本の大会になったんだったな。でも、関東以外の大学は出場校ゼロ。そんな記事をしばらく前に読んでいたのを、すっかり忘れていた……。

2023-12-28

乾燥野菜を考える

 健康になるには「野菜を食べなければならない」とは、昔から言われていること。乾燥野菜をスーパーで見かけることはあるけど、これらは野菜としての効果があるのだろうか。お菓子売り場で売っていたのだから、目先の変わったおやつみたいなものだと考える。

 科学館の売店で宇宙食を売っていたので、買ったことがある。野菜というよりは肉などを主原料としたお土産品だった。干し柿は長期保存ができるように干したものだから、乾燥野菜とはとてもいえない。また世界中の軍隊にも非常食はあるが、乾燥野菜ではなく缶詰などが中心だ。船舶や南極越冬隊でも食品は冷凍保存で、乾燥食品はおやつだろう。

 どう考えても乾燥野菜の出る幕は、おやつ以外に見つからないのだ。こんなどうでもよいことを、なぜ考え出したのか。人間様はぼんやりしていると妄想が湧き出す。賢い人になると、それをノートに落書きするらしい。乾燥野菜を考えるのも、そんな落書きさ。

2023-12-27

使用頻度の低い古語辞典

 国語辞典といった一般的な辞書はともかく、新聞用語からことわざ、反対語などなどさまざまな分野の辞典を持っている。業界用語など使わなくなった分野の辞書ならともかく、たまに使うであろう古語辞典が見つからないのだ。使うこともなかったからなぁ~。

 古語など特別なものは、必要になった時に古語辞典を引くわけだ。受験生なら当然持っているだろう。今やネットがメインの時代だから、特別な古語など検索した方が早い。しかし記憶といったことともなれば、やはり辞書に軍配が上がる。ここに辞書の必要性があるわけで、作家だって言葉の使い方に不安があれば、すぐに国語辞典を引くという。

 使用頻度が低いどころか数年に一度、いやここ10年以上も古語辞典は使った記憶がない。ネットで検索した方が解決も早いのだ。辞書を引く行為は、覚えなければならない行動とセットになる。いまや古典も現代語訳とか、巻末には注釈もあるから必要がないのだな。

2023-12-26

やはり「カンカラコモデケア」で展開

 連日ではないにしても、新聞によく登場するのがChatGPTの使い方に関する記事だ。確実さが増してきているとはいうものの、まだまだその表現手法には疑問が述べられている。それに大学で課題を出すと、ChatGPTを使って書いてくるらしい学生が多数に上るそうだ。

 作文を書く方法として、以前はやった「カンカラコモデケア」の手法を使えばいいのではないかと気づいた。なんだそれは……という人もいるだろうが、いまやネットにはくさるほどの解説があるので、検索してみればよい。この方法を使って書くのなら、ChatGPTではおよびもつかないような文章を書くことができるはず。頭はかなり使うけどね。

 5W1Hが文章を書く手法とされてきた。これは19~20世紀あたりの作家、キプリングくんが述べたことらしい。「ジャングル・ブック」「少年キム」などを書いたオッチャンよ。5W1Hが古典的手法なら、「カンカラコモデケア」は山崎宗次くんが考案した方法なのだ。

2023-12-25

サンタクロースの追跡劇

 クリスマスになると、必ず新聞に出てくるのが北米航空宇宙防衛司令部が展開している「サンタクロース追跡作戦」。その記事を何年かぶりに読んだのだが、米軍は毎年実施しているらしい。1955年から続いているというから、もはや恒例行事になっているのだな。

 驚いたのは、追跡劇の情報は9ヵ国語でサイトに公開されているということ。今や多くの人は知っているだろうが、百貨店の広告で電話番号を間違って掲載したことがきっかけ。当時は広告の内容をチェックしなかったのかと思うけど、おおらかな時代だったのだ。日本の自衛隊も演習を公開するばかりでなく、面白いイベントも実施すれば良いのにねぇ~。

 間違い電話というのはともかく、米軍がサンタの追跡劇を始めた証言だ。「いたずら電話と思っていた」「サンタのフリをした」などなどたくさんあり過ぎて、きっかけすら「伝説化」している。米軍というのは世界各地に基地があるから、イベントも世界的よ。

2023-12-22

彗星のようなクリスマス

 2061年にはハレー彗星が地球へ接近する。歴史上でもよく話題になるハレー彗星だけど、海王星のはるか先にある遠日点を本年12月9日に通過したようだ。天体現象というのはあまりにも話の期間が長いので、予測される接近に出会わない専門家もいるに違いない。

 そこからすると、毎年のように年末の話題となるのがクリスマス。内外のミュージシャンがクリスマスソングを作っているのだが、山下達郎くんの「雨が雪に変わるだろう~」と歌い上げる曲はラジオで必ず耳に入る。定番ソングを作るのがミュージシャンの人気を長続きさせる秘訣だと聞いたことがあるけど、まさにその通りだと思わざるを得ない。

 クリスマスは毎年の行事として訪れるわけで、ハレー彗星のように世間が忘れたころにやってくるものではない。そして絵画や写真、曲で背景を彩るのは雪。北半球ならさまざまな場面で雪がセットになるけど、赤道周辺や南半球では背景に雪がないからねぇ~。

2023-12-21

占術の結果は、事が起きる前に

 江戸時代にはかわら版という、テーマを限定した新聞みたいなものがあった。ドラマや映画で見るだけだが、そこに占いなど書かれているはずもない。昔の人間だって不安などの感情と闘う手段のひとつとして占法があっただろうし、その感情は現代でもあるのだ。

 読まれる読まれないは別として、専門雑誌をのぞく一般的な新聞雑誌には、小さくともたいがいは占いコーナーがある。さらには伝統的な占いどころか、聞くだけで当たりそうもないような占法まで街中に存在しているから驚く。新たな占術のほとんどはホームページを中心に展開しており、占うための理屈だけなら納得せざるを得ないから困りものよ。

 オレ様も1冊だけなら密教占星術の本を持っている。それで占うには、現代の詳細な暦が必要なので、単なる本棚の肥やし。占いを立てたところで、後出しじゃんけんのように事が起きてから「いった通りだ」などといわぬことだ。伝えるのも案外と面倒なのさ。

2023-12-20

起承転結の「転」

 文章を書くには、一般的に「起承転結」の構成で書くようにといわれてきたはずだ。最近ではChatGPTが出てきて、その能力もどんどん向上しているらしい。そのChatGPTで書かれた文章をみていると、確かに素晴らしいようだが、起承転結でいう「転」がない。

 短文、長文に限らず文章の構成方法は、昔から世界各国でいわれてきている。「5W1H」という構成手段は欧米世界で生まれたものだろう。日本では「起承転結」が主流とされ、中でも「転」の部分はひねりの効いた話題を入ることになる。確かにChatGPTはすばらしいが、ちょっと話題の視点をずらした部分が入ると、読む方は最後まで離れないのだ。

 考えてみると、「転」の部分は文章を読ませるための方法といえるかな。「5W1H」の世界では何があるのかと考えれば、人間性の「狂」ではないだろうか。狂人の「狂」。そんなことをヒマなときに考えていたのだから、オレ様の人間性もきっと「狂」なのだろう。

2023-12-19

「印籠」という武器

 テレビはまったく見ていないけど、水戸黄門のドラマは今でも放映されているのだろうか。ドラマも終盤になると「この印籠が目に入らぬか!」と助さん格さんらが、葵の御紋の入った印籠をかざす。印籠とは、何の目的で、なぜ部下が持っていたのだろうか。

 本をいっぱい出版している明治大学教授のオッチャンも、この「葵の御紋」の入ったみやげ物の印籠を旅行のついでに買ったきたらしい。学生らが飽きてきたときだろう授業中に、「これが目に入らぬか!」と一喝してと印籠をかざして笑わせる。なるほど、こうした使い方もできるのかと納得したものだ。講義ばかりでは、学生もあきてくるからね。

 オレ様のいた大学にもアメリカで研究をしていた教授は、変化球のような展開を時に学生らに投げかける。そう考えれば、水戸黄門のドラマも長年続いているから、葵の御紋の入った印籠をかざす手法を知っている人は多いはず。みやげ物だってネットで買える。

2023-12-18

中学生の駅伝大会

 駅伝といえば、有名な箱根駅伝や実業団駅伝、高校生駅伝がある。駅伝という競技がいくら日本で人気があったところで、オリンピック競技にならないのはなぜだろう。走行距離の区分設定が大会ごとに異なることや、競技時間があまりにも長いことにあるのかね。

 ネットニュースを見ていたら、なんと各県の中学校ごとの駅伝大会があることを知って驚いた。中学生の全国大会まであるとは……。しかも第31回というから、レースが生まれたばかりではなさそうだ。男子は18キロを6区間、女子は12キロを5区間で走る。ヤマ場となる区間があるのかと思って調べてみたら、走行距離は均等に割り振られているようだ。

 オッチャンやオバチャン対象の駅伝だってある。会社の仲間とオレ様も出場して最終区間を走ったが、長距離をかなりのスピードで走るから疲れるなんてもんじゃない。シロウトから高校生までの駅伝は知っていたけど、中学生対象の駅伝大会まであるとはねぇ~。

2023-12-15

旧暦と新暦の混在した文化

 年末ともなると必ず話題に出てくるのが「赤穂浪士による討ち入り」だ。何度も映画やドラマで見ているし、本やネットで関連の話題も読んだことがある。討ち入りは元禄15年12月14日とあるけれど、これは旧暦のことで、新暦なら1703年1月31日の出来事という。

 旧暦(太陰暦)と新暦(太陽暦)の表記が混在しているから、物語を読む方も混乱する。ある手帳の考案者が旧暦に関する六曜の表記は、現代では必要なしと判断して削除して販売した。そうしたらホテルなどの関係者などからクレームが入り、翌年からは従来の表記にもどったのだ。六曜なんか気にしたことがないので、気づきもしなかったけどね。

 新暦に切り替わった大昔、祝日も設定されたはずだ。特定の〝〇○の日〟などは祝日ではないけれど、旧暦と新暦のどちらを使っているのだろう。国の歴史的な文化なのだといわれれば、さようですかとこちらも黙るしかない。何とか切り替えてほしいもんだ。

2023-12-14

サンドウィッチ vs ハンバーガー

 新聞を読んでいれば分かるように、連日のように新たな発明や発見がある。特定分野に限るなら、「毎日のように新発明や発見など、あるわけがない」といわれたことがあった。個人的な趣味の分野ともなれば、両者の優劣が言われることは毎日のようにあるものさ。

 サンドウィッチとバンバーガーでは、どちらが好みかというテーマもその一つだろう。はっきりいうなら、個人的な気分でしかないと考える。手をかけた専門店もあるけど、知らないうちに閉店していたりするのは、たぶんどちらも扱っているコンビニが増えたからだ。選択を問われれば、そのときの気分としか答えしかないのが当然だろうと思う。

 ラーメンとカレーの選択も、昔から話題になっていた。いまでも決着していないのは、その最たるものだ。サンドウィッチとバンバーガー。どちらを選ぶのかは、そのときの気分でしかないのは当然。永遠に決着しないだろうし、誰でも参加できるテーマなのだった。

2023-12-13

3色ボールペンで線を引く代替案

 本の重要部分に線を引くには「線を描く」「マーキング」などいろいろな言い換えができるようだ。理屈はともかく、大学教授の齋藤孝くんは、本を読むときは「3色のボールペンを使え」と述べていた。なるほどと思い、すぐに試してみた記憶がオレ様にもある。

 展開方法は、赤は重要な部分、青は覚えておくべき部分、緑は個人的に共感する部分。そういう方法だった。実行してみると、不思議なことに特定の色の芯だけがなくなるのだ。また文字を書くための黒の芯は、すぐにインクがなくなる。齋藤くんは「赤青緑」の3色ボールペンを使えというが、そんな3色ペンなど近所で売っていないから問題なのだ。

 齋藤くんの新刊本を読んだら、いまだに3色ボールペンの話が書かれていた。まだ言っておるのかと思ったが、過去の経験に懲りた身としては色鉛筆を使えばいいと思いつく。間違った部分は消しゴムを使い、特定の色がなくなれば、その色鉛筆だけを買ってる。

2023-12-12

「水晶の夜」というネーミング

 米国のキシンジャーくんが世を去ってから、彼に対せる評論などが新聞に掲載されている。彼がチビッコだった第二次大戦前夜、ナチスが台頭していたときに「水晶の夜」なる事件があった。単なる暴動ではあったけど、誰がこの事件のネーミングをしたのだろう。

 結論からいうと、誰が名称を考案したのかは、さまざまな説があるので分からない。商店などのウインドーが打ち破られ、その破片が路上に飛び散ったことが名称考案のきっかけのようだが、この事件の命名者は不明だ。当時の新聞記者かと思ったりもするけど、いまでは歴史家らが調べることで、現代の市井たるオレ様が調べることではないのだ。

 気のきいた事件のネーミングは、むかしの推理小説家らはタイトルとして考える。そこからすると、現代のミステリー作家は確かに多作だけど、タイトルも〇〇事件などとひねりがない。名探偵コナンくんだって、さまざまな事件の名称は考えているのにねぇ~。

2023-12-11

波切不動明王の姿

 とっくに世を去った偉いオッチャンたちのエッセーを読んでいる。科学的な面は古臭さを感じるものの、人間の生き方という面、なかでも歴史的な施設を見学する観光では大きな変化はあるまい。その中で波切不動明王に触れたものがあった。波切不動って何かな。

 知らないことは検索するに限る。不動明王は石座という台座に座っているが、波切不動というのは立ち姿。漁師たちの安全を守るらしいが、どうして立っているのだろうかと疑問が出てくる。昔の漁師たちは観天望気で天候を予測するが、漁獲については神頼み。現代では魚群探知機どころか、もっと進んだ機器があるらしく、波切不動の出る幕はない。

 今と昔の文化の比較をしたところで、研究者はともかく、一般的には必要性を感じることもない。スーパーの鮮魚売り場をのぞいた時に、季節の変化を感じる程度だろう。波切不動明王も出る幕が無くなっただろうけど、観光地や信仰としては生きているのだね。

2023-12-08

住宅は「多灯分散式」が主流

 年寄りの多い田舎を訪れると、リビングルームの中心を占めているのは大きな蛍光灯。外国のリビングルームを見てみると、メインの明かりはあるものの、特定部分だけを照らし、各コーナーごとには専用のスタンドが置かれている。なぜかなと思っていたのだ。

 必要とされる場所に、必要なだけの明かりを灯す方式を「多灯分散式」というらしい。家を新築すると、年寄りはたいてい部屋が暗いと文句をいうようだ。設計者は「忙しい」と述べているけど、2~3ヵ月後に聞くと施主は納得している。我が家のリビングも3灯だし、加えて各コーナーごとに部分的な灯かりとして2灯もそろう。まさに「多灯分散式」。

 昔の住宅は「一室一灯式」が主流だったので、大きな電灯が部屋の中心を占めている。12月はクリスマスシーズンなので、リビングにはさらにツリーの灯かりも輝く。時代とともに「一室一灯式」から「多灯分散式」へと移行するのは、文化の傾向なのだねぇ~。

2023-12-07

速記の需要

 チビッコのころから特技を身につけたいと思っていたが、いろいろあり過ぎて、実現できたものは少数にとどまる。計算尺の資格も持っていたけど、いまや計算尺そのものが消えた。あこがれだけで終わっているものに「速記」があるが、現状はどうなっているのか。

 国会へ行けば、かつて答弁者のすぐ下に速記者の席があったけど、いまではなくなっているようだ。また以前は雑誌などで「早稲田速記 通信教育」の広告を見かけたものだが、今では目にすることもない。コンピューターの能力向上で、残っているのは特技者だけなのなのだろうか。速記の検定は残っているようだから、一定の需要はあるのだろう。

 会計、理数計算と、それぞれの専用電卓は持っているが、それとてノートパソコンに初期設定として搭載されている。専用機器かパソコンなのかは、ポケットに入るかどうかだけだな。パソコン速記というものがあるようだが、こちらはブラインドタッチ技術だね。

2023-12-06

LEDの「ウェーブライト」

 マラソンのテレビ中継を見ていると、ある程度の距離まではペースメーカーと呼ばれる選手たちがペースを作る。新聞のスポーツ欄を読んでいたら、いくらペースメーカーとはいえ、ときどきペースの上げ下げもあり、ペースを乱してしまう選手もいるらしい。

 マラソンや1万メートルの競技の場合、ペースメーカーの代わりにLEDライトで安定したリズムを刻む「ウェーブライト」が登場した。トラックの内側に1m間隔で400個ものLEDライトを点灯させる電子ペーサーで、オランダのメーカーが販売する。安定したペースを刻むため選手に好評などころか、観客も退屈せずに見られる効果まで生み出している。

 デメリットもあるのだ。それは設置費用で、専門業者に依頼すると約100万円。これでは設置できる競技場も限られてくる。オレ様も一定方向に光が流れるLEDライトを作ったことがあるけど、手のひらより小さなサイズだし、正確なリズムなど考えたこともない。

2023-12-05

パーソナリティーとリスナーのスタイル

 ラジオには「おやすみタイマー」があるのに、どうして「早起きタイマー」がないのだろう。ラジオにも各種タイマーが搭載されたものはあるけど、ラジオファンであっても、何種類もラジオを持っているわけじゃない。どうして早起きタイマーがないのだろう。

 寝る前の時間帯でも、タイマー設定をした上でラジオをスピーカーで聞いている。ところが圧倒的多数の人たちは、ラジオをイヤホンで聞いているので、そのまま寝てしまう場合が多い。そうなると、ラジオから目覚ましが鳴ったところで気がつかないのだろう。一般的なラジオ聴取スタイルを考えれば、メーカーだって不必要な機能は搭載しないからね。

 山下達郎くんがパーソナリティーを努めている番組は、長年続いている。以前、山下くんが述べていたけど、人気のあるような曲は取り上げないので、番組スタッフともめたことがあるらしい。ラジオは、パーソナリティーとリスナーのこだわりが現れているのだ。

2023-12-04

湿度が低いとウイルスは長生き

 国際政治学者、北野幸伯くんが発行しているメルマガの中には、ときどき健康ネタもある。新型コロナウイルスが一段落したと思っていたら、なんとインフルエンザが復活してきているらしく、その対処法が書いてあった。対処法といっても、健康法などではない。

 湿度が低くなるとインフルエンザにかかりやすくなるらしい。要するに、空気が乾燥しすぎてはダメなのだ。京都工場保健会では、空気が乾燥していると「感染症にかかりやすくなる」。ウェザーニュースでは「湿度が低いとウイルスは長生きする」ので、「湿度を49~51%に上げると生存率は3~5%」に落ちる。とまぁ、事例がいろいろ挙げられている。

 インフルエンザにかかったことがあったのは、たぶん湿度を下げすぎたことが原因かな。それ以降、なんとなく湿度を下げすぎないようにして対処しているのだが、理由は単純に経験からだ。もう一つの対処法は、観葉植物を置いておくだけ。これで十分だろうね。

2023-12-01

たい焼きのメニュー

 諸君らの街にも、たぶん「たい焼き」の店は近所にあるだろう。ただし、ひとつ難点がある。それは、どこにでもたい焼き屋があるわけではなく、オレ様も買おうと思えば近くの店まで自転車で数分以上を要する。それでも、ちょいと買いに行けるから便利なのだ。

 店の規模は小さくとも、近くのたい焼き屋はあんの種類が10種以上ある。定番の「あんこ」だけではなく「クリーム」「チョコ」などがあるわけで、なんと2種類のあんの合体も時に並ぶ。車で買いに来る常連客もいるようだが、たぶん毎日ではあるまい。いくらあんを替えたところで、カレー味や納豆味があったとしたら、簡単には売れないと思う。

 人気のラーメン屋を想像してみたまえ。定番もの以外にも味のメニューがあるわけで、客をつなぐには致し方ないだろう。たい焼き屋だって同じだ。3~4ヵ月に1回ぐらいしか買わないけど、いつもあんこばかりではない。先日はチョコ味を選んだのだったのさ。

2023-11-30

ラジオの特別番組

 番組改編期や年末年始の時期は特別番組が放送されるので、ラジオファンであっても放送を耳にすることはない。たとえ有名人がDJやゲストだったにしても、番組そのものが面白くなければ聞かないのは当然だ。でも、どこのラジオ局も似たようなものだから困る。

 年末年始の時期を目前に控え、そろそろ特別番組のCMも流れてくるだろう。年末年始を目前に控える時期は、お仕事も年末進行になるし、年が明ければ商売は初売りで稼ぎ時だ。欧米諸国のキリスト教国であるなら、一番の盛り上がりはクリスマス時期だろう。いくら日本がキリスト教国ではないといっても、クリスマスケーキの準備などで忙しいからね。

 とにかく年末年始はラジオも特別番組だし、CMも年末年始の挨拶が流れるので、これがまたつまらない。新聞雑誌だって年末年始広告が多くて見る気もしないのは当然だろう。今まで何回も年末年始はつまらないと述べてきたけど、今年もそんな時期がやってくる。

2023-11-29

昔の名言は、今も生きている

 イスラエルがパレスチナのガザ地区を攻撃している動向が、連日のニュースになっている。報道でしか知らないけれど、イスラム組織ハマスは病院の地下に武器を隠していたようだ。これを読んでいて、賢者たるオレ様は武田信玄くんの名言を思い出したのだ。

 戦国時代の武将、武田くんは「人は城 人は石垣 人は堀」と述べていた。大昔の武将の戦術は現代でも生きている。何かを発明すれば、同時多発的に世界でも似たようなことが生まれるけれど、15~16世紀ごろの戦術と同じようなことが現代でも使われているとは驚きだ。結局のところ、人間の発想とは似たようなものにならざるを得ないのだろう。

 ハマスは地下トンネルを張りめぐらせて移動しているらしい。日本でも1970年代の成田空港開港をめぐる三里塚闘争でも、過激派は地下トンネルで移動する戦術が使われていた。抵抗勢力というのは、昔も今も似たような戦術を使っている。歴史は繰り返すだねぇ~。

2023-11-28

「コタツ記事」というもの

 新聞雑誌、ネット、メルマガなど、いろいろな媒体がある。それらの各種記事を読んでいたら、「コタツ記事」というものがあるらしい。なんだ、「コタツ記事」って? 初めて耳にするワードではないか。すぐさまネットで検索するのが、現代のスタイルだろう。

「コタツ記事」とは、ほかの人たちの記事をいろいろと集め、論評しかしない文書らしい。なぁ~るほど……と思う。一般の人たちには多いケースだろうが、名の売れた人たちだって年齢を重ねてくれば、同じような行動になってくるのは仕方ない。大宅壮一くんの文書構成テクニックを読んでいたころ、回避策のようなものを読んだような記憶がある。

 作家が資料を集めて書くのと、どう違ってくるのだろう。細かいことは専門家にまかせるとして、ネットでもアフィリエイトとして似たようなことを述べている連中はくさるほどいる。新しい展開を生み出すことは容易ではないので、一般人は文句を言われても困る。

2023-11-27

地震の予測には占術だって役に立つ?

 海底火山の影響で島が拡大したり、一方では海底カルデラが確認されたなど、連日の新聞記事でよく見られる。地球内部のプレートが動くことにより地震があるし、沖合で発生すれば東日本大震災のように大波が襲う。いずれも、予測というのはむずかしいものだ。

 地震の予測は、一般人では困難だけど、昔からさまざまな手法がある。千葉県の高校の先生は東西南北方向に指向性アンテナを上げ、40Mhz帯だったかの帯域を受信することで、地磁気の変化による地震発生を予測しているようだ。また地震雲、虹を観測して予測している人もいるが、毎日のように観測、撮影、解析が必要になるから大変なものだと思う。

 ならば、占術を使ってみてはどうだろう。ある坊さんから聞いたことだが、新興宗教の教祖は大地震を予測し、信者らに逃げろと訴えたらしい。しかし、それは外れた。教祖は「まだ修行が足りぬ」といって消えたらしいが、オレ様もそうなる可能性は大かもしれん。

2023-11-24

妄想の防ぎ方

 瞑想をしているけど、しょせんオレ様はナンチャッテ瞑想。だから効果を他人に語るほどでもない。瞑想をベースとしている本はくさるほどあるけど、似たような分野としては座禅だって同じようなものだろう。どちらも妄想を解消することは、とてもむずかしい。

 妄想を消す方法を一つ発見した。頭の中でモヤモヤしているのことがあれば、それらは妄想として出現する。ならば「アイデアマラソン」や「超メモ術」といった手法を使って、そのモヤモヤをノートに書き出せばよい。さらに困ったときの手法としては、ヤレ紙などへ「らく書き」を描くことも便利だ。頭に漂っている妄想を、すべて吐き出してみる。

 先日、瞑想の際に実行してみた。妄想はゼロにはならないけど、少なくなったような気がする。偉大な発見だと喜んだものよ。何年も座禅をしている坊さんたちだって経験はあるのだろうから、妄想を消す方法を世間に公表すれば良い。どうして経験を語らぬのだ。

2023-11-22

新発想における切り返し

 本屋や図書館へ行けば、分野ごとに書棚は分かれているものの、新しい発想をうながす書籍は多い。大きなテーマの発想をしなければならないのなら、やはり最初は小さなテーマから積み重ねて行かねばならん。それらは、一つの文書にまとめることも必要だ。

 お仕事だって「企画をまとめよ」というのが最初の段階だ。うんうんと頭を抱えながら書き進めるわけで、その方法の一つが大宅壮一くんの述べていた「まくら さわり おち」という手法だろう。大宅くんだって、いつもうまく展開できるわけじゃない。ではどうするか。その転換方法は「ということも述べられているが」と方向を変えてやるらしい。

 歴史に名を残すようなオッサンたちだって、困った事はあるものだ。そういう人たちは、うまく切り換える方法も心得ている。大宅くんは「ジャーナリズムの反対は、マンネリズムだよ」と語っていたようだ。マンネリズムから脱却する方法も考えておかねばならん。

2023-11-21

「喝!」と一声

 アインシュタインくんのように、いくら天才だといっても、知らないことはいくつもある。作家の井上ひさしくんは、かつて国語辞典で知らない言葉をチェックしたところ、かなりあってガッカリしたと書いていたな。こんな時は、己に喝を入れなければならない。

 親戚の法事に出席していた時だった。シロウトでは理解のできない坊さんの読経が続き、出席者らの大半は眠気をもようしていて、オレ様も夢見心地なのだ。そのとき坊さんは会場で大声の一声。「喝!」。オレ様も含めた出席者らは、この叫びで目が覚めた。「喝」という叫びが読経終了の合図だったのだが、耳にするのは初めてだから、もうビックリよ。

「喝」という台詞は知識としては知っていた。誰のギャグマンガだったか忘れたけれど、決め台詞に使われいたと記憶している。場の雰囲気を一気に変える力があるので、オレ様も使ってみたい。ただ、どこで使うかは思い浮かべられないのが残念だ。己にも「喝!」。

2023-11-20

ストレッチや健康法の原点はヨガ?

 スポーツ関連の本を読んでいれば、たいていはストレッチに関する項目がある。やらなければイカンと思うから実行をしているわけだ。また健康法というものは本屋や図書館へ行けば、これまたくさるほどあり、どれが正しいのか判別不可能だから見てるだけ。

 ストレッチや健康法など、やり方を見比べていると、なんか基本動作が似ている。もしかすると原点はヨガに行きつくのではないか。そう考えてヨガの本を入手し、基本的な六つの動作だけをストレッチとして実行。あれも必要これも必要などと考えていると、時間がいくらあっても足りない。限られたものだけを実行するのは、長続きする秘訣だろう。

 諸君らが聞きたいのは、効果があるのかというに違いない。何事も起きないので、効果は不明だ。でも、この何事も起きないということこそ効果でなないのか。専門家ではないので状況は判断できないけど、「無事これ名馬」ということわざがあるくらいだからね。

2023-11-17

名台詞をアレンジして使ってみる

 過去の偉人らを持ち出すまでもなく、歴史に名を残すような名台詞というのはあるものだ。大統領や首相らにも名演説があるようだが、これらはスピーチライターが作成しているに違いない。オレ様も、周囲の人たちの記憶に残るような名台詞を残してみたいぞ。

 良い案を思いついた。宮本武蔵くんと佐々木小次郎くんの巌流島での決闘だ。遅れて登場した宮本くんに、「おそいぞ、ムサシ!」と佐々木くんが叫ぶ。1612年4月のことらしいので、本当にそう叫んだのかどうかは分からない。吉川英治くんの小説の影響によるものかは知らないけれど、この台詞をアレンジすれば、オレ様の名も歴史に残るかもしれん。

 ラーメン屋で食べたら「うまいぞ、ムサシ」、床屋へ行ったら「気持ちいいぞ、ムサシ」などと叫んでみる。良い考えだ。ただし、見ず知らずの人たちの中で使うと、バカじゃないのかと思われ、周囲の人たちが離れていく可能性もある。使い道を考えねばな。

2023-11-16

アイデアの発動には落書きも一手法

 大まかであっても、誰だって1日の行動計画は立てているだろう。前日と同じような行動計画なのに、実行してみると一日中かかったり、時にはあっという間に終わったりする。なぜゆえに、こんな不思議なことが起こるのだろうか。オレ様が分かるわけはない。

「アイデアマラソン」という手法を知っているか。毎日、新たなアイデアを考えてノートに書くのだが、案が浮かばぬ日は思い悩む。そんな時、役に立つのが、何でもいいからノートを埋めるという手法。くだらぬことでも1~2個ほど書いていると、だんだん調子が出てくるものだ。そうした案をいつくか積み重ねることで、新しいアイデアにもなる。

 有名デザイナーがインタビューで述べていたことだが、思い悩んだときは、ノートに落書きをするらしい。新しい案を求められる人だって、ともかく何かを紙面に書いてみる。有名人でもそうなのだ。オレ様がノートに落書きしたからといって、問題にもならん。

2023-11-15

完璧すぎる訂正方法

 青空文庫のサイトを開けば、著作権が切れた書物を読むことができる。寺田寅彦くんのエッセーもその一つで、その数も多いからポツポツと気の向いた時に読んでいる。その中で「田丸先生の追憶」がある。寺田くんが書いているという事は、たぶん変人なのかな。

 読んでみると、あまりにも几帳面な性格の人だ。英文の訂正をお願いすると、まずエンピツで修正する。次に万年筆でキチンと書き入れて、エンピツの下書き部分をしゴムで消すらしい。最後の消す作業のときは、さすがに寺田くんも「私がやりますから」と言ったようだが、名を残すような人の先生というのも、これまた完璧主義のような性格だね。

 その先生の言葉に「やるという事がハウプトザッヘだ」があるらしい。なんだ、「ハウプトザッヘ」って? ドイツ語で「主眼、眼目、肝心」という意味のようだ。ヘタであろうが、実行してみるということが大事ということかな。偉い人には、そんな先生もいる。

2023-11-14

簡単にはできないのが「集中」

 誰だって、ボンヤリしている時間はあるもの。偉いオッチャンのメルマガを読んでいても、集中してお仕事をしていたら、昼過ぎには終わってしまったと述べていた。サッカー中継の解説で、松木安太郎くんは「集中ですよ、集中!」と決まり文句を語っていた。

 集中は大事であろうが、長続きするわけでもないのは誰もが知っている。そうしたら書籍紹介記事で、著者である精神科医が「今のことに集中、集中」と述べていたらしい。そんなことは分かっているけれど、簡単に出来ないのが集中というものだろう。たとえば、エジソンくんはチャンスがあれば、寝ることも忘れるぐらい集中していたらしいけどね。

 セロン・Q・デュモンくんの「集中力」という本を読んだことがある。その中で、誰もが知っていることだけど、実行が重要などと書いてあった。はいはい、おっしゃる通りでございます。危機感がないと、集中すら出来ないというのがホントのところかねぇ~。

2023-11-13

短波ラジオが欲しくなってきた

 HAMの現役時代、HFからVHFはもちろん、UHFだってリグがあった。そのリグも、いまやゼロ。Fecebookで「短波ラジオは良い」というコメントを見たが、何が良いのかな。短波放送の現状をネットで調べてみると、世の中はとっくの昔にネット中心の時代なのだ。

 あきらめていない人も、当然ながらいる。都会だと短波帯域は雑音まみれだが、ちょっと山間部へ移動して受信すると、驚くほどの放送が聞こえるという。HAMだった頃からいわれていたけど、高価なリグよりも威力を発揮するのはやはりANT、そしてロケーション。このロケーションばかりは、簡単に入手できないけど、近所の小高い丘に登れば楽しめる。

 短波ラジオを探してみると、有名メーカーではユーザーも少ないから生産していない。中国ブランドの受信機はあるが、この国の製品は信用できないので、やはり日本のメーカー製なら信頼できる。ちょうどよい価格帯の短波ラジオは、小型機種ばかりだな。

2023-11-10

初めて聞く「知識科学」という分野

 最近では大学も、新名称の学部や学科が生まれている。それらの学部学科の名称を聞いたところで、何を専門とするのか、すぐには頭に思い浮かばない。オレ様の出身大学も新学部学科が増えているようで、世の中の動きを反映したものということは創造がつく。

 もう引退しているはずだが、老齢となった知り合いの教授がいる。専門分野は「認知科学」というらしいのだ。なんだ、認知科学って。調べてみると、「情報処理という観点から、生体(特に人)の知の働きや性質を理解する学問」なんだそうで、スッキリとは理解できん。いまや単純に文系理系とは判別できないような新分野も増えてきているからね。

 こうなると専門分野といったところで、さまざまな分野からの意見を聞く必要もあるだろう。新分野ができてくれば、大まかに解説できる人はいるだろうが、やはりチームワークが必要だ。南極越冬隊だって、研究分野以外にも料理専門家だって必要なのと同じよ。

2023-11-09

「海賊焼き」と「山賊焼き」というツマミ

 飲み屋へ行けば、そこにはさまざまなメニューがそろっている。誰だって好き嫌いがあるのだから、両者を満足させるためのツマミを準備するのは大変だろうとは思う。価格が高いからではなく、好みの食材でボリュームがあれば、やはり注文してしまうのだ。

 好みのメニューとは何か。それは「海賊焼き」と「山賊焼き」だ。海賊焼きとは、少しのイカステーキをはじめ、3~4種類の海産物の焼き物がそろう。一方、山賊焼きは、ちょっとばかりのサイコロステーキのほか、何種類かの肉料理。それそれのメニューは家でも作りたいけど、食材の種類が多いこともあり、準備や焼くのにも手間がかかるわけ。

 この二つのメニューには、現在は出会っていない。理由は引っ越しをしたため、行くためには必要以上に時間を要するのだ。移転先に同じようなメニューがないということは、やはり面倒なのだろう。価格が少し高いのも、うなずける。世の中、そんなもんさ。

2023-11-08

「PRESS MAN」なるシャープペンシル

 社会人ともなれば、お仕事などでパソコンをメインに使うだろう。たまにはノートに筆記することもある。では、その筆記具は何だ? ボールペンもしくはシャープペンシルあたりだろうとは思う。オレ様が気に入っているシャープペンは「PRESS MAN」なのだ。

「PRESS MAN」は単に0.9㎜の芯を使うシャープペンだ。なぜゆえに、世間で使われているのだろう。普通タイプの芯(60㎜)が使える。しかし、専用タイプは芯の長さが100㎜、そして濃さは2B。売れ筋商品ともなれば、改良点などを調べているマニアまでいるほどだから、もうすさまじいとしか言いようがない。こいつを使っていると手放せなくなる。

 就職したばかりのころ、先輩が使っているのを見て即座に入手した。何度も買い替え、買い増ししがら使い続けている。なぜか。ある時、某社の社長が筆記具を貸してくれくれというので渡したら、そのまま持って行かれたのだ。使えるものは欲しくなるものだね。

2023-11-07

マフェトン理論というトレーニング方法

 身体を鍛えるトレーニングをやみくもに行なったところで、その効果は微々たるもんだ。その昔、「マフェトン理論」なるトレーニング方法があったけど、その手法を取り入れたところで驚くほどの効果はみられなかった。温故知新。知らぬうちに実行していたのだ。

 1~2年ほどノンビリとランニングをしていたら、起床時の心拍数が低下してきた。ホンワカムードで実行していても、少しづつ走行距離が伸びてきたから、これまた驚きなのだ。なぜ、いまごろになって効果が現れ出したのか。頻繁にマラソン大会などに出ていなかったのも、効果のひとつかな。以前は、やり方が悪かったとしか言いようがない。

 市民マラソンレベルだって、少しばかりの効果でも出てくれば、もうれしいもんだ。以前、さほど効果がみられなかったのは、大会などに出場しすぎだったのだろう。マフェトン理論のトレーニング方法として、レースに出過ぎないことという注意もあったからね。

2023-11-06

なつかしい「ドリトル先生」シリーズ

 シャーロック・ホームズくんの聖典を、全巻そろえるのには苦労した。いまでこそAmazonなどで簡単にそろえられるが、チビッコのころは書店に注文するしかなかったわけだ。同じようにシリーズ本で苦労したのは、「ドリトル先生」物語を全巻集めることだった。

 古典だからしょうがないとは思うけど、「ドリトル先生航海記」しか本屋にストックされていないのは困ったものだ。スタビンズくんとの出会いから始まるわけだが、その後は熱心に読んでいたわけでもないので、すべてそろえるには時間もかかった。もう一つの理由は、最終巻にいたっては作者の思想が大きく変化していて、読むのにとても苦労する。

 そんなことをなぜ言及したのかといえば、先日の新聞に翻訳者たる井伏鱒二くんのことが掲載されていたから。どちらも大昔の人だから、検索してみると、今では他の翻訳者も手がけているようだ。あまり述べると、ダブダブやガブガブらから攻撃されるかもしれん。

2023-11-02

7という設定

 黒澤明くんが監督をした「七人の侍」を酒を飲みながらテレビで観ている時、画面の前から動けなくなった。知ってのとおりユル・ブリンナーくんが主演した「荒野の7人」は、この「七人の侍」をリメイクしたのは有名な話。でも、どうして7人だったのだろう。

「ラッキー7」という幸運の数がベースになったのだろうか。分からぬことはWikipediaで調べてみると良い。そこには「英語圏を中心とする西洋での思想」とあるものの、その後には[要出典]と注釈がついている。ほかに野球に由来するという説もある。研究者ではないのだから、深入りすると時間をムダにしそうなので、オレ様は即座にあきらめた。

 こんなときは対象を換えればいいわけで、占い、数秘術などで調べてみればいい。ただし知識人にはアホと言われるかもしれないので、聖書や仏典で調べてみればよいかもしれん。考えてみると「ウルトラセブン」も、似たような思考から生まれたのではないかな。

2023-11-01

「瞬間」というキーワード

「芸術は爆発だ」といったのは芸術家、岡本太郎くんだった。岡本くんの決まり文句のように使われているけど、あまりにもヒットしたので、本人が考案したのだろうか。それともCM製作者かな。とまぁ、そんなことを岡本くんのCM集をYoutubeで見ていて思った。

 いくつかのCMを見ていると、「瞬間、瞬間に生きる。人生相談なんて意味はない」というものもあったのだ。なるほど決め台詞は「瞬間」か。瞬間というキーワードが気に入った。オレ様も決断のできないフラフラとした者なので、この瞬間を使った行動形態に考えるべきなのだ。しばし熟考していたが、瞬間でウイスキーを飲むことに考えを変更した。

 国会審議を新聞で読むと、野党は時に「〇年前は□□と言ったではないか」といった追及が出てくる。PDCAサイクルで考えを動かしていかなければ、世の中は良い方向へ動かん。朝令暮改と他人様から文句をいわれてもいいように、瞬間を使った展開を考えておこう。

2023-10-31

3行日記という手法

 日記に関する本を読んでいたとき、作家は日記を書いたところで、公開されることが前提と記してあった。一般人の場合はどうかというと、公開されるBlogは別として、書いたところで長続きしないのが現実。偉い人は「3行日誌」なるものを提唱していたな。

 なるほどと思い、手帳の空きスペースにちょこちょこと書いている。3行分だけだから「〇〇を実行して失敗した」とか、たわいもないことがほとんどなので、後から読み返したところで何の役にも立たない。調べてみると、「3行日記」にはポジティブなことを書くなどと解説してあったが、そんなことをしていたら夢想家になってしまうではないか。

 たまには計画的なことも必要だろう。そうしたことは「アイデアマラソン」を実行していれば、わざわざ3行日記に書くこともないではないか。世の中では、さまざまな手法が考え出されているけど、長続きする方法というのは己の好みにマッチするものだろうね。

2023-10-30

簡単な光の装飾

 クリスマスが近づくと、電飾による飾り付けの風景が街中でよく見られる。南半球のような地域だと夏になるので、クリスマスツリーのような電飾は実施しているのだろうか。ブラックライトを使った展開を考えていたのだが、かなり面倒な工作になりそうだ。

 過去に考えていたことが、またもやよみがえった。それは畜光テープでベランダ、玄関ドア、玄関先の段差部分などなどを、この畜光テープを使って装飾すればよい。価格だって安価だし、昼間の日光だけでOKなので電気代は不要。問題となるのは、ヘンチクリンな部分にベタベタ貼り付ければ、装飾センスが疑われることになるから注意が必要だろう。

 もうひとつ思いついたことは、お買い物用自転車のフレーム部分にも貼り付ければ目立つ。チビッコ用には車輪部分に反射板が付いているけど、大人なのだからフレームだけ装飾すればよいのだ。目立つだろうけど、頭のおかしなヤツと思われる危険性があるかな。

2023-10-27

ガントチャートでの目標設定とは言うけれど……

 自分なりの目標設定を作ることはもちろん、達成だってしたい。目標達成ができないという人たちのために、ガントチャートで目標を立てようという記事があった。オレ様なんか、目標達成用のガントチャートなど2000年代半ばにはフォームを公開していたのだ。

 記事を読んでみると、1ヵ月間の短期の目標設定が必要だと述べてある。確かに中長期の目標なんてのはガントチャートで立ててみても、大組織ならともかく個人では挫折しやすい。だから短期間での設定が必要なのだ。オレ様の作ったガントチャートだと、期間は2ヵ月間と少し長いが、達成目標のための項目記入欄、加えてコメント欄だってあるのだ。

 このガントチャートは、当時のExcel2002で作っていた。誰でも使えるようにPDF版まで作って公開していたから、なんと親切なことよ。思い出したが、自分なりにカスタマイズした人もいて、連絡までくれたっけ。オリジナルは、やはり作ったもん勝ちなのさ。

2023-10-26

SFの登場人物の特徴

 SFとは「Science Fiction(サイエンス・フィクション)」の総称。科学小説、空想科学小説ともいわれ、その範囲は幅広い。だから小説、マンガ、映画、アニメなどなど、さまざまなテーマに使われることはもちろん、だれでも一度は触れていることだろう。

 諸君らは、「Newton」という科学雑誌を知っているかな。昨年、「研究者がすすめる100の名著」という特集があった。内容が面倒なものはなく、昔のSF小説や「宇宙兄弟」といったマンガ、寺田寅彦くんのエッセイだって含まれている。なかでも注目したのはジュール・ヴェルヌくんの「海底二万里」で、先日からワクワクしながら読みはじめた。

 古典的な物語ではあっても、外国の小説というのはくどいほどの説明が時にある。そして必ず出てくるのがホンワカ、いや話の腰を折るような人物だ。こいつがアクセントになるから物語も盛り上がる。海底二万里に出てくる「コンセイユ」というもの、そうかな。

2023-10-25

馬とラクダ

 Youtubeばかりを見ているわけじゃないけど、先日は昔の映画、「アラビアのロレンス」のハイライトシーンを観たのだ。3~4分の短縮版だが、ビデオで全編を過去に観たことはある。長編映画はドラマ部分と戦闘部分との差が大きいので、観ている方も大変だ。

 観ていて、いまさらながら気がついたことがある。砂漠の民が馬に乗っている場面と、ラクダに乗っている時とがある。使い分けているようだが、戦いでは馬に乗っていることが多く、ラクダは移動手段なのか。そう思ったら、争い程度のときにはラクダだって出てくる。砂漠地帯には旅したことがないので、使い分けているのかすらさっぱり分からぬ。

 同じ映画を何回か見ていると、普通場面のシーンまでが気になってくるのだ。馬はともかく、ラクダにいたっては動物園でしか見たことがない。動物園へチビッコと行ったにしても、「ラクダかぁ~」といって通り過ぎてしまう。でも、時に気になる存在なのだ。

2023-10-24

「波動」というワード

 チビッコにつきあってアニメ映画の「ポケモン」をDVDで見ていた時、そこに「波動の勇者」というキャラクターが出ていた。オレ様は、この「波動」というワードに心惹かれる。Blogでも何でもかまわないけど、この用語を使ってみたいと思うのは当然だろう。

 文書の中で「波動」を使うようなシーンが思いつかない。こういるときに助けとなるのが類語辞典で、さっそく検索してみた。ここに記すことが出来ないほど数多くあり、己の頭脳の貧弱さにガッカリしてしまう。考えてみると、いろいろな曲名でも関連用語がタイトルに使われているケースがあり、イメージの湧く言葉というのは誰しも考えるのかな。

 言葉には連想がつきものだ。物理用語を文学に使うとマッチする場合だってあるのだから、物語の展開方法や筋というのを考えねばならん。もうすぐクリスマスだから、スクルージくんのようだと嫌われるので、一般的名称はあまり深く考えない方が良いのかな。

2023-10-23

新聞スクラップにまつわる話

 初めて会ったオッチャンの名刺の裏に、趣味として「新聞スクラップ」が印刷されていた。趣味というのは各人によって多種多様だけど、新聞スクラップというのが気になる。やっては挫折を繰り返すのが一般的なわけで、その秘訣を聞いてみれば良かったな。

 一般の新聞で、科学系の記事だけをスクラップしている先生がいた。その先生が、長続きする秘訣を記事に書いていたことがあって、それは「テーマを決める」ということ。そしてぶれない。オレ様も、それからはテーマを決めて2018年から新聞スクラップを実行しているわけで、18冊にも達している。役に立つのかといえば、9割は役に立たんけどね。

 世の中には「やったもん勝ち」というセリフがある。MI6、CIAの連中も新聞スクラップを実行しているらしく、スクラップをしておくと記憶が長持ちするのが理由らしい。別に007のようになるつもりはないけど、他人様が展開している方法には理由があるものだ。

2023-10-20

小論文というテスト

 夜中はFM放送の「スクール・オブ・ロック」をBGM代わりに聞いている。これは高校生対象の番組で電話相談も受け付けており、大学の推薦入試で小論文のテストがあるという相談があった。時間は90分もあるらしいけど、単なる作文ではないかと思うのだけどね。

 エリート大学院生が回答者として出演していたが、教科書通りの序文・本論・結論などという模範解答を行なっていた。その通りだとは思う。だけど高校生に理解できているのだろうか。かつての大宅壮一くんのように、「マクラ・サワリ・オチ」で組み立てた方が早いのではないかと考える。この手法を使うことで、作文の構成もしやすくなるのだ。

 大宅くんの手法、「マクラ・サワリ・オチ」はネットで検索すればすぐ見つかる。作文テクニックを細かく解説した本はくさるほどあるけど、その前段階としての全体像の組み立て方を解説したものは少ない。まず全体像を捉えることがスタートではないだろうか。

2023-10-19

Blogにも「面白ネタ」が必要だ

 一時期、ユーモア小説の書き方という関連本を何冊か読んだことがある。面白いネタを毎回のように使えば、Blogだって読まれるのではないかと考えたのだ。漫才と同じようなもので、笑えるネタを繰り返して使うことはできない。そこがテクニックなのだろう。

 小説家のユーモア作成手法をみてみると、分かったようでスッキリと納得できないようなことばかり書かれている。有名作家といっても、自虐ネタのようなエッセイが数多く見られるのは、そんなところにも秘訣があるのだろう。ショートショートで有名な星新一くんは、毎回のように作品を仕上げるのに苦しんでいたそうで、ユーモアネタもその一つ。

 定年後、大学教授に迎えられた人も同じようなもの。読まれるものを書こうと思うと、そこに出てくるのは、どう面白おかしく自虐ネタを仕上げるかということだ。ユーモア小説の手法をもう一度お勉強せねばなるまい。漫才芸人たちは、どうやっているのだろう。

2023-10-18

「打ち水」の記憶

 2~3年も更新をしていない知り合いのBlogを見てみたら、本年8月ごろに復活していた。そこに面白いテーマが記述してある。それは「打ち水」による冷却効果なのだ。中東地域にも派遣されていた商社のオッチャンなので、当時の比較もしているから面白い。

 京都で打ち水を行なっている観光写真をよく見かける。中東だと同じことをしていても、あっという間に乾いてしまうらしい。本年の夏は酷暑だったので、少しは涼しさを味わえるかなと思ったので、玄関先に打ち水をオレ様もしてみたのだ。しかし、すぐに乾いてしまうので、これではイカン。再び水を汲んできては撒くの繰り返しで、もう飽きた。

 いろいろ調べてみると、アスファルト舗装されている路面は、水が浸透しないので効果は限定的なようだ。コンクリート面にタイルで装飾してあったにしたところで、似たようなもんだろう。むかしながらの土の路面は、水が浸透するので効果があるんだとさ。

2023-10-17

雨なら「ウォーキング速歩」

 大きなスポーツクラブなら、館内にランニングコースが設置されている。オレ様が通っていたところは巨大な施設でもないので、コース1周が100m。長年通っていたオッサンは「10周、20周と走れ」と語っていたけど、それにしたってたった1~2kmじゃないか。

 長距離のランニングともなれば、やはり屋外だろう。近所にランニングコースが整備されているから、走っている人は必ずいる。みなさん、考えることは同じだ。しかし、雨の日はどうしたら良いのだろう。賢者たるオレ様は長時間の熟考の結果、傘をさしながら「ウォーキング速歩」が良いのではないかと考え、数キロほどの距離を実行している。

 ウォーキング速歩を知らない人は、検索してみたまえ。先日も雨天だったので、傘をさしながらそれを実行していたら、ずぶぬれになりながらランニングしているオッサンがいた。ご苦労なことだと思ったのは当然だが、雨天時の対策を立てておくのも必要だね。

2023-10-16

ヴェルヌくんのファンに転向

 今まではホームズくんのファンであったが、研究テーマを探したところで調べ尽くされている。こうなれば転向するしかない。新たに注目したのはジュール・ヴェルヌくんだ。某映画に出てくる天才科学者、ドク博士もヴェルヌくんのファンだと語っていたからね。

 ヴェルヌくんの作品は、過去から何冊もの本や映画を楽しんでいる。スタートとしてWikipediaで全体像を把握して気がついたのだけど、かなり多作な作家だったのだな。さらに検索を進めていくと、ファンサイトなどいくつもある。ヴェルヌくんの名言として「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」があるそうだから、それもあたり前か。

 読むべきいくつかの作品を推薦しているサイトがあるから、そこを手がかりとして読み進めていこう。19世紀ごろの作家でも作品が読み継がれているのだから、ファンサイトがあるのは当然だ。読んで気がついたことでも、誰かがとっくに書いているのは仕方なし。

2023-10-13

ホームズ研究のテーマ

 シャーロック・ホームズくんのファンが多いことは、実に良いことだ。オレ様もかなり昔、ファンクラブに入るため論文(?)まで書いたことがある。もはやホームズ研究のテーマは出つくしたといわれているけど、それでも何かないかなと悩むこともある。

 物語を読んでいて、事件のきっかけに「遺産」が多いことに気がついた。ホームズくんのビクトリア朝時代は遺産の占める割合が大きかったにしても、突然のように話が出てくるのは不思議な気もするが、テーマとしては面白い。遺産関連でほかに調べた人がいるか検索してみたら、なんとくさるほどある。屋上屋を重ねるようなもので、ガッカリした。

 ホームズ関連の本を読んでいたとき、研究に打ち込みすぎて職場以外には顔を見せない人もいたらしい。そんな変人もいたわけだから、オレ様の研究なんか赤子のようなもんだ。でも、同じようなテーマだったにしても、それだけファンは多いことの証明なのだな。

2023-10-12

エッカーマンの生涯

 明治大学の教授らしいが、齋藤孝くんは「頭のいい人の独学術」なんて本を書いている。新聞の読書案内記事で紹介されていたので、どんな内容だろうと思いAmazonで探して買ってみた。読んでみたらエッカーマンくんの「ゲーテとの対話」が紹介されていたのだ。

 齋藤くんもゲーテくんを紹介した本を書いているので、大昔に読んだことがある。「ゲーテとの対話」が今でも世界中でそこそこの地位を占めているのに対し、筆者であるエッカーマンくんは紹介記事がネットで散見される程度。もしかするとゲーテくんの賢者ぶりに神様が共感し、エッカーマンくんを派遣するように仕向けたのではないかな。

 ふと思いついた。昔の賢者が語ったことを、現代風にアレンジすれば十分通用するということだ。オレ様も現在の賢者のセリフいろいろ探し出し、表現方法を換えてBlogなどで発表すれば名が残る。でも、支持する人から蹴とばされたりしたら、どうしようかなぁ。

2023-10-11

Writerとテキストエディタ

 文書を書くとしたら、諸君らはどんなソフトを使っているだろう。大勢の人に見せたりする文書ならばOfficeソフトを使うだろうし、自分用の書きものならばテキストエディタだろう。両者ともさまざまなソフトがあるので、最終的に好みになるのではないかな。

 文書ならLibreOfficeの「Writer」を使っている。お仕事上、Writerを使うことが多いので、図表はCalcで作成したものをOLEで挿入すればよい。そんなことをやっていれば、Writerがメインとなるのも当然だ。では、テキストエディタはどうか。一時期、秀丸を使っていたが、いつごろからか「TeraPad」を使うようになった。もはや好みの問題だね。

 やりたい目標が決まれば、LibreOfficeで専用のアプリを使う。ないのなら、専用のソフトを探すことになるが、最初はお試しで使うことになるから、やはりフリーソフトがいい。操作に迷ったら検索することになるが、目的のサイトを見つけるには苦労する。

2023-10-10

パソコンの内蔵バッテリー

 今のパソコンは約4年ほど前に買ったものだ。それなのに内蔵バッテリーの容量がゼロになって、使うのに支障をきたすようになってきたのだ。一般的にいわれる「数年ほどの使用期間」どころか、こんなに簡単にヘタってしまうのでは使い物にならんと考える。

 パソコンのアップデート案内を見たら、新たなソフトの導入表示が出ている。指示通りに起動させたら、ソフトはなんとBIOSではないか。これにはビックリしたが、もはや黙って見ているしか手がない。5分前後に再起動させて内蔵バッテリーの表示を見たら、なんと100%になっている。BIOSアップデートとは、パソコンを使っていて初体験だった。

 不安定になった原因は、内蔵バッテリーではなかったのだ。それにしてもソフトではなくBIOSともなると、手の下しようがない。世の中で、耐久期間を過ぎても修理しながら使い続けていると、マスコミの話題となる。パソコンでも、そんなマニアが昔はいたな。

2023-10-06

取り扱い説明書は保管しておこう

 カメラは持っているが、かなり前からコンパクトカメラしか使っていない。このタイプのカメラ専用の外部ストロボを買ってから、かなりの年数がたつので、電池を入れ替えても動かないのは寿命だろう。同じ製品が、まだ売っていたので速攻で買ったのだった。

 外部ストロボには、発光テスト用ボタンがある。買ったばかりなのに動作しないから、おかしいなと思い、改めて取り扱い説明書を読んでみた。今までテスト用とばかり思っていたボタンは、どうも違うようなのだ。そこでカメラに取り付け動作させてみたら、なんと発光するのではないか。しばらく使っていなかったから、間違って覚えていたのだ。

 もしかすると、以前のストロボも同じかなと思うのは当然だ。そこで発光動作させてみたら問題なく動作する……。使用方法はキチンと覚えておかなくてはイカン。今回の反省点としては、取り扱い説明書は「きちんと保管しておかねばならん」ということだね。

2023-10-05

なつかし製品の寿命

 ホームズ物語を読むと、はじめのころはタクシー馬車、電報といったワードが出現する。いつのころからか、地下鉄や電話が登場してくるのは、時代の変遷だろう。19世紀後半は、さまざまな生活文化が向上してきたので、いつまでも無視しているわけにはイカンのだ。

 最新文化を受け入れるように、過去の文化を取り入れれば観光資源ともなる。東京・浅草では、観光客の移動手段として人力車が人気というのを知って驚いた。10数年ほど前までは、わが街でも観光用人力車が走っていたけど、新型コロナウイルスのおかげだろうか、いつの間にか消滅。観光施設のある地域は坂も多いので、どこを走っていたのだろう。

 テレビ番組の「なんでも鑑定団」ではないが、過去の製品を紹介するというのは視聴率も上がる。最先端の製品を見せる番組があるのなら、大昔の製品をいま風にリニューアルするのだって受けるはず。過去製品を現代的にする事の問題点は、長続きしないことだな。

2023-10-04

面倒至極なのがカード方式

 使っていて、書くことと整理することが面倒なのは「京大式カード」や「情報カード」だ。どこかの大学では、新入生に京大式カードのレクチャ-がいまでもあるそうな。文房具メーカーのコクヨでは、それをちょっとアレンジした「情報カード」を販売している。

 ネット時代とはいえ、検索するとカード方式を実行している人はたくさんいるので驚く。長年にわたり実行している「アイデアマラソン」を、カード方式に変えたらどうだろうという妄想がオレ様にふと出てきた。渡部昇一くんもドイツ留学時代、カード方式で論文をまとめたというし、考えたことを整理するにも威力を発揮するに違いないと思ったのだ。

 オレ様もカード方式は、行なっては止めの繰り返しよ。京大式カードも買い置きが200枚も残っているし、カードボックスだって持っている。棚から引っ張り出せば、たぶんホコリまみれだろう。梅棹忠夫くんも効果は大きいといっていたけど、使い勝手が難点さ。

2023-10-03

長音や促音を加える

 リビングルームを昔の日本では「お茶の間」といってた。ラジオで聞いたのだが、一般的な名詞である「おちゃのま」を「おっちゃのーま」と長音や促音を入れることで、なんと芸能人のグループ名に使えるようだ。古語であっても、長音や促音を加えると使える。

 ネーミングは車の場合なら、ほとんどが外国語だろう。よく見つけてきたなと思うものまであるし、かつてはアニメ映画で宇宙人が使う言葉としてエスペラント語が使われていた。こうなってくると一般的な名詞に長音や促音を加えるだけで、もしかすると新たな名称の候補となるかもしれん。「えんぴつ」を「えーんぴっつ」と発音するようなもんだ。

 己らが一般的に使う言葉であっても、長音や促音を加えるだけで新たなネーミングとなる。かつて「タマゴッチ」というゲームが流行ったけど、これも似たようなテクニックだろう。ただ、使い方によっては、単なるアホと思われかねんので注意が必要だといえる。

2023-10-02

手帳の習熟期間も必要だ

 年末の時期ともなると、ネットでは新しいタイプの手帳の広告があふれている。サイズの違ったものが出てくるのは当然だけど、スタイルも従来の手帳とはかなりちがう。なんと三重に折りたためるものまであるではないか。手帳に対する考え方が変わってのかな。

 システム手帳が全盛の時期があった。何でもかんでも入るのが便利で、パンパンに膨らんだぶ厚い手帳を持つのが流行だったわけだが、いまでは使っている人を見つける方がむずかしい。新たに発売される手帳も、売れ行き不振ともなれば1~2年で姿を消す。こうなると、使い方を考えるどころか習熟する期間すらないのではないかと思うのだった。

 新たに販売される手帳には、お試し用の期間が必要ではないか。だからといって、二つの手帳を持っていれば、ダブルブッキングなど困った事態を引き起こす。簡単には移行できんのが手帳で、己のスタイルに見合った方法になるまで、かなりの時間を要するのだ。

2023-09-29

現代版「踊る人形」

 長いことホームズ物語のファンで、全巻そろっていることはもちろんだ。シャーロキアンなどとはいわないが、数年ごとに読み直しをする。昨夜は「踊る人形」を読んでいて、ふと思った。物語では英語の文字を人形スタイルにしたのだが、日本語でできないか。

 英語なら文字数は26文字。この文字数分だけスタイルを考えれば良いわけだ。一方、日本語だと50音を考えねばならず、人形のスタイルも50パターンを考えねばならない。聖典では、単語の区切りの人形文字に旗を持たせていたが、日本語では文字数が多いので、旗を背負わせればよいのではないか。でも50個も考えねばならず、ちょっとうんざりする。

 一つのパターンを真似したくとも、言語によっては無理なのだ。ならば第二次大戦当時のドイツのエニグマのようなタイプライターを考えればよいが、それにしたところでキーのボタンを50個もそろえねばならず、現実的ではない。マネすることも、頭を使うのだ。

2023-09-28

共鳴実験の成果

 一般の人たちは、音叉を持っているか。オレ様は賢者なので、ちゃんと持っている。音叉を二つ持っていれば、お互いを近づけて片方をコンと叩けば、もう一方も鳴り響くのだ。簡単な共鳴作用の実験だけど、だからどうしたと思うしかないのは困ったものだよな。

 理屈は、確かに実験をしてみれば納得できる。では、街中で共鳴作用はどの程度受け取っているのだろう。他者に「これが共鳴作用というもんじゃ」と威張り散らしてみたいものだが、そのシーンに出くわすことはほとんどない。理学学部で各種実験を体験させてもらったけれど、「共鳴」という作用はあたり前すぎて、実験設備すらないのが現実だ。

 ゲルマラジオで満足していたチビッコのころ、水道管からラジオ音楽が流れてきたという記事を、子ども対象の科学雑誌で読んだことがある。これも実験してみたかったけれど、そう簡単にできるものではない。不思議なことは、まず環境、そして実験が必要だね。

2023-09-27

安価な「小田原提灯」はないのか

 家庭用ごみの収集車が来て、作業を始めるとすぐにわかる。「エーッサ エーッサ エサホイサッサ」と童謡「お猿のかごや」を車のスピーカーから流しているからだ。同じことは各地の市町村で行なっているとは思うが、どんな曲を使っているかは知らない。

 その歌詞に出てくるのが、小田原提灯。これが欲しいではないか。さっそく楽天市場で探してみると、高額なものがほとんど。イベントで使うわけでもないから、次はAmazonだ。ここではインテリア用品、キャンプでの照明機器などが出てくる。探すためのキーワードが不足しているわけだから、他の言葉を考えているうちに面倒になってしまったのだ。

 思いついたのは、お買い物用自転車の夜間照明に小田原提灯が使えないかということ。今は電池を使うわけだし、昔のようにロウソクの火を灯すわけではない。しかし、夜間パトロールをしている警察に呼び止められて、いろいろ質問を投げかけられる恐れがあるぞ。

2023-09-26

レターサイズはA4変形サイズ

 パソコンで入力した文書を印刷しようと思えば、需要が圧倒的に多いのは「A4」だろう。もちろんチビッコが相手だったら「B5」だろうし、デザイナーなどは「A3ノビ」などという特殊なサイズを使っている。それならば、「A4ノビ」なんてサイズはないのだろうか。

 一般的なA4プリンターを使っているなら、用紙の収納トレイに「レターサイズ」という刻印があるはず。検索してみれば分かるだろうけど、アメリカ独自のサイズらしい。翻訳版だが、単に日本語に書き換えたようなアメリカンな賞状をもらったことがある。これがA4ファイルに収まらないので、当時は不思議でしょうがなかったのは当然といえよう。

 相手を驚かすため、日本であれば折り紙のテクニックを応用したパンフレットを作っている人がいる。これを開いて、ファイルに収納しておこうと思えば可能だ。アメリカでは、レターサイズ専用のファイルはあるのだろうか。オレ様が入手しても、役に立たないどね。

2023-09-25

筋肉は「お守り」だけど……

 さまざまな分野のメルマガを読んでいると、ときに考えてしまうことがある。心理学系には「筋肉は邪霊から(身を)効果的に守ってくれる」とあるし、スポーツ系には「筋肉は裏切らない。しかし、関節は裏切る」だってさ。どちらも納得できる話ではないか

 どんなスポーツでも構わないが、運動をしていれば筋力は必ずついてくる。筋力がついてくれば持久力も向上してくるので、精神的にも強くなるのだ。まさに筋肉は、己を守る「お守り」といえよう。限度を超えたときは炎症剤などのお世話になるけれど、軽めのトレーニングを続けていれば復活できる。トレーニングは、必ず己を向上させるのだった。

 筋肉はいいとしても、関節を傷めると動けなくなる。関節の筋を傷めたとき、曲げられないほどに包帯で固定され、そのリハビリのときには涙が出るほど痛かった。それ以降、ストレッチを欠かさないようにしているけど、痛い思いをしないと次はないのだな。

2023-09-22

来年の手帳を注文

 スケジュール管理は手帳派、パソコン派とさまざまだけど、手帳タイプの「超整理手帳」を長年使っている。9月ともなれば来年用の手帳が販売され始めるが、さっそく予約して一両日中には入手できる。書店によっては10月からが販売開始の予定だからね。

 まだ9月中なのに、早過ぎはしないかという声もある。何年か前、新年が明けたころ書店へ行ったのだが、いまだに該当年の手帳を探し求めている連中がいるのには驚いた。たしかに製本上の関係から、余裕のあるページは翌々年のページを印刷する。場合によっては単なるメモ、データ欄だ。そこいら辺の展開方法は、編集者の腕の見せ所だろう。

 だれも使わぬ六曜を、手帳から省かられたことがあった。結婚式場のあるホテル関係者から大きな文句が出たので、翌年には復活したことを思い出す。それを考えれば、万人受けする手帳が必要となるわけで、ムダと思われるデータも必要とする人がいるものだね。

2023-09-21

「LEVEL BOOK」の必要性

 手書きノートとはいえ、使う目的に合わせて作ってあるのがコクヨの「野帳」だ。種類も必要に応じて「LEVEL BOOK」「TRASIT BOOK」「SKETCH BOOK」の3タイプがあるので、己の目的に見合ったものを選べばよい。メモには3㎜方眼タイプの「SKETCH BOOK」だ。

 使う目的がデータ記入であるなら、それは「LEVEL BOOK」だろう。見開きの左側はマスで区切ってあるが、右側は単なる普通の罫線タイプ。日々のランニング記録用に使っているけど、ノート部分はどう使うか迷ったが、いまは赤ペンで区切り線を入れているだけ。目的に応じて使いやすくするためには工夫が必要。だから、テスト用も準備しているのさ。

 メモなどに使うのなら「SKETCH BOOK」だが、自分なりの活用目的によって「LEVEL BOOK」だってカスタマイズが必要だ。ただし、いろいろ考えて複雑にすると、いずれ挫折するのも経験している。ノートのスタイルを決めるには、必要最小限にすることも大切だ。

2023-09-20

季節イベントは天候も大事

 季節のイベントともなれば、準備もあるので、かなり前から作業を進めていなければならない。秋に、いちはやく開催しているのが山形県の「芋煮会フェス」。食べ物だから評判となるが、気温は午前中から30度を超え、熱中症で救急車で運ばれる人もいたらしい。

 芋煮で準備される量は3万人分。鍋も大鍋なら食材もそれに合わせた分量であることは当然だ。作るのも取り分けるのも基本的にはショベルカーで行なう。コロナ禍で何年かは中止だったので、久しぶりの復活だから客はもちろん、マスコミも取材に多数つめかけたらしい。ラジオでは、いまだにそのときの状況を話しているから、主宰者の狙い通りだ。

 難点は、国連だったかで「地球沸騰の時代」などといわれていることだ。ファッション業界だって秋冬物をいち早く店頭に並べたいところだろうが、夜間の気温が低下した程度なのが現実。冷静に考えてみると、振り回されるのは、いつも一般的な人たちなのだな。

2023-09-19

ノートへの記述失敗

 いくらパソコンや各種ソフトが発展したとしても、基本的なことはノートに書きつける。己のような賢者ともなれば「アイデアマラソン」や「超メモ術ノート」など、新たな発想を生み出すためのノートだって展開中なのだ。書くテーマは、もちろん決まっている。

 書くことが決まっている専用のノートなのに、昨日は間違えて書いてしまっていた。チビッコなら、数学のノートに国語のテーマを書くようなものだ。ボケたかとガッカリしたが、原因はウイスキーの飲みすぎだな。大人になったにしても、小さな間違いはあるもののだけど、根本的な間違いになるならば、たいがいはウイスキーの飲みすぎが原因だ。

 間違いを犯そうとして、前に進む者などおるまい。途中で気がついたから大事にはいたらなかったけど、テーマの大きな汎用性の高いノートだと、飲酒の状況に関わらず今後もあるかもしれない。いままでなら、後から読めないというぐらいのもんだったがなぁ~。

2023-09-15

ウエストバックの活用

 手に荷物を持ちたくないのは、誰でも思うことだ。チビッコのころからハバザックを使っていたのだが、これはボーイスカウト専用品だったのか。ほかにもメッセンジャーバックなど機能的で使いやすいバックはいろいろあるので、ネットで探してみるべきだな。

 大きさは別として、使いやすいバックの一つにウエストバックがある。トライアスロンをやっているときはマーシャル専用の小型タイプ、大型タイプの汎用品としてなら選択に迷うほどそろっているのだ。小さくとも荷物を手に持たないというのが基本だろう。山伏だって、いまや各種ザックを持っているから、行動をする者にとっては必需品といえる。

 日常的に大型のウエストバックを使っているが、夏はTシャツ1枚だと、ウエストの調整に苦しむ。限界まで絞り込んでも、ウエスト部分はユルユルなのだ。着るものの厚みが増す秋冬ならともかく、一般人の体型はデブが多くなっているから、文句も出ないのか。

2023-09-14

「幽霊」と「妖怪」は、何が違う

 ボンヤリしていると、誰でもいろいろな妄想が浮かんでくる。コナン・ドイルくんはシャーロック・ホームズ物語で有名になったものの、晩年は幽霊にのめり込んでいたらしい。日本でも水木しげるくんは、妖怪マンガで地位を確立したのはだれもが知っている。

 考えたのは、「幽霊」と「妖怪」は何が、どう違っているのだろう。幽霊は「死者が成仏できず、この世に迷い出て現す姿」。一方、妖怪は「人知では不思議と考えられるような現象」とある。もし両者が目の前に現れた場合、とても冷静になって判別などはできない。一般人であれば「ヒィ~」と驚くばかりで、あわてふためくのが現実ではないか。

 文化研究者であれば、その違いを明確に述べられるだろう。科学者であるなら、聞いてみたところで一笑に付されるかもしれん。不明で分からないようなことは、辻占いのように道行く人に聞いてみれば良い。ここでも「占い」という未確定な分野が出てきたぞ。

2023-09-13

メモ用のカード対決

 メモとして持っていると便利だが、整理や持ち運びにとても苦労するものにカードがある。梅棹忠夫くんの考案したコレクトの「京大式カード」、コクヨが売り出している「情報カード」の2種類が有名どころだろう。どちらが良いかは、もはや使う人の好みだ。

 むかしからオレ様は京大式カードを使っている。情報カードも気になるけど、細かな違いは、あれば便利と思う程度のモノ。両者ともカードであるから、1枚のカードに1テーマを書くのが基本だろう。情報カードではスペースがもったいないということで、埋めつくすように書きつけている人がいるけど、これをやってしまうと「まとめ」に苦労する。

 似たようなタイプだから、カードとインデックスはコレクト、カードボックスはコクヨを使っている。カードを使う方法は海外でも行なわれていて、渡部昇一くんも留学時代に実行したと書いてあった。カードに書いておくと、パソコン入力時に苦労するけどね。

2023-09-12

腹筋の鍛え方?

 川沿いのランニングコースを走っていると、学生から大人まで、いっぱい走っている人たちがいる。シックスパックに割れた腹筋を見せながら走っているヤツをみかけると、あっちへ行けと思う。こちらも腹筋を鍛えねばと思うが、実現には努力が必要なのだ。

 よく見かける質問に、カッコよくなるために「腹筋を鍛えたい」というのがある。「腹筋だけを鍛えても無理。まず全身のトレーニングが必要」という回答も、世の常だ。特定部分だけ練習してもむずかしく、全体のトレーニングをしてから、さらに必要と思われる部分の練習をするのが一流選手なのだ。どうして腹まわりばかりが注目されるのだろう。

 己の腹筋など、割れちゃいない。鏡に映してみると、腹は出ていないが、力を入れてみたところでシックスパックなど遠い話だ。前の質問のように、どうすればよいのかが分からいでもないけど、それを実行するためには、ストイックな精神力も必要だなと考える。

2023-09-11

ジーザス・クライスト・スーパースターの主題歌

 映画ファンだったので、名画座はもちろんレンタルビデオなどもよく観ていた。「ジーザス・クライスト・スーパースター」も記憶に残っているけど、あまりに昔の話だから何で観たのかは覚えていない。熱烈な映画ファンだったら記録を残しているのだろう。

 ラジオを聞いていたら、その「ジーザス・クライスト・スーパースター」主題歌の日本語バージョンが流れたではないか。なぜだと思うのは当然。検索してみると、劇団四季が舞台公演を行っているらしく、そこで使われているバージョンだということが判明した。過去に話題となったような題目は、現代でもリバイバル版となってよみがえるものだな。

 どんな内容なのかは、検索してみてくれ。いまでも旧版を探せば、置いてあるのかな。オレ様は考えた。60年ほど前にヒットしたものをベースに、現代風の味付けをすれば売れるに違いない。デザインやファッションの世界でも似たようなことがあるらしいからね。

2023-09-08

言葉の真相を調べたい

 気のきいたセリフというものがあるけど、その意味の原点を調べてみるとラテン語だったりする。簡単なラテン語の教科書を買ってきてお勉強してみたものの、頭が爆発しそうになり、3回も繰り返したがあきらめた。教養は高まるけど、挫折もまた多いものだ。

 チビッコのころから読んでいた本に、シャーロック・ホームズくんの物語がある。昨晩も読んでいて、ヤツのセリフとして「細かなとるにたらぬもののなかにこそ、強い満足を汲みとる場合がしばしばあるものだ」があった。なぜか異常に心をひかれ、こうして書き写すまでに至っているから面白い。ものごとのきっかけとは、こうしたものに違いない。

 原作者、コナン・ドイルくんの状況を調べると、ベル博士が出てくるけど、上記のセリフは創作だろう。何回も読んでいて、また頭の中にポッとひらめく。だから何だといわれれば仕方ないけど、名言というのはそういうもんさ。何かが心に引っかかるものなのだ。

2023-09-07

己の意志は明確に

 チビッコのころ読んでいたマンガ、「ゴルゴ13」で、主人公が「予測のつかない状況を起こせ」と依頼をしていた。空からばらまかれた爆弾が次々に爆発することで、望んだとおりの結果が得られたわけだが、世の中は予測のつかない状況だらけという気もする。

 未来を予測する手段として「占い」というものがある。過去にちょっとだけ占術の教科書を読んだことがあり、Amazonで古書を売ってるのを見つけ、また買ってしまった。すべてに目を通していないけど、「石」という意匠が出たのなら、その石とは何を現すのかを考えるため、具体的な状況を考えねばならない。占いとは想像以上に面倒な手法なのだ。

 占いではハッキリとした目的を持たねばならない。ボンヤリしていては、いけないのは当然だ。セールスマンのノルマのような気もするけど、占いも似たようなものだろう。占いはあてにならないと言われるけが、新聞に毎日のごとく掲載されているのはなぜだ?

2023-09-06

リスナーの意識は低くなる

 天才科学者は言うに及ばず、ミュージシャンとてヌケているところはあるものだ。言っていることが何であるかは、当人にしか分からないので、誰もが知っていることと思っているに違いない。オレ様も似たようなことがたまにあるけど、それは単なるヌケサクだ。

 ラジオも真剣に聞いているわけでもないので、ふと聞こえてきたのは「耳どろぼう」というフレーズだ。ネットで検索しても分からないので、出演者がミュージシャンであることを考えると、CDなどの違法コピーのことかなと想像する。間違って解釈しているかもしれないが、意味不明なワードであることを考えれば、リスナー自身が考えねばならない。

 意味不明なことは「」のように、カッコでくくるのが一般的だろう。書物ならいいけれど、テレビラジオであるのなら何らかの説明が必要なはずだ。もしかしたら語っていたのかもしれないが、他の作業をしながらBGMのように聞いているから仕方ないとあきらめる。

2023-09-05

AFNのラジオ放送を聞こう

 夜間ともなると、お仕事以外の文書をパソコンで作成していることが多い。BGMとしてはラジオを聞いていることが多いのだが、夜間から深夜にかけての時間帯は中高生対象の番組が多くて面白くないし、ましてやNHKでは老人向けばかりでまったくつまらない。

 そんな時、代替方法の一つとしてAFNのネット放送があるので聞いている。米軍対象放送だから、近くに米軍基地がないときはネットで聞くことができるのはありがたい。放送されている曲もポップなものが多いから気分も上々。いうまでもないことだけど、放送はすべて英語だから、たまにフレーズが分かる程度なのが難点だ。こればかりは仕方ないか。

 飲み屋へ行くとカラオケばかりで面白くない。BGMとしてAFNを流しているスナックがあったけど、つぶれてしまったのは残念だ。どんな店でもパターンを替えるのは重要なことだから、代替方法としてAFNをBGMとして流すというのはどうだろう。評判になるかな?

2023-09-04

手を抜くポイント

 世の中には「オオォ~」といいたくなるようなヒット作というものがある。専門のクリエーターだけではなく、一般人だって「アイデアマラソン」という手法があるのだ。数多くのアイデアを考えていれば、千に一つぐらいの割合でヒット作のような案が生まれるはず。

 アイデアマラソン用ノートに書き続けていると、ふと思うことがある。それは誇大妄想のようなアイデアであっても、その一部分さえ実現できれば、シロウトでも闘えるではないか。ネットを見ていると、海外でもチビッコのために一人二人がやっと乗れるような木製戦車を作ったりしているのだ。対象を大人用から子供用に変更するだけでもOKだろう。

 星新一くんのショートショート物語を読んでいて、主人公に「エヌ」という名称が多いことに気がつく。小説では登場人物の名前を考えるだけでも苦労するのだから、ショットショートだって同じだろう。手を抜けるところを見つけるのも名人になる一手法だな。

2023-09-01

夏は遮り、冬は入れる

 建築家のオッサンがラジオCMで、日光は「夏は遮り、冬は入れる」と言っていた。知り合いの建築家も、かなり昔から似たようなことを述べていたから、共通する認識なのだ。同じことをオレ様が述べていたところで、実行する人が少ないのはなぜだろうと思う。

 部屋の大きな窓は西側なので、そこには遮光カーテンを使っている。そのおかげかは知らないけれど、今のような夏の期間のエアコン温度設定は26.5~27度。時には27.5度にしないと寒くてしょうがない。Tシャツ姿でいるからなのだろうか。マスコミでは「28度に設定」といっているが、これはエアコンの温度設定ではなく、室内温度なんだけどね。

 エアコンメーカーのサイトを見てみると、夏の温度設定に関しては似たような書いてあった。メーカーも建築家も同じことを述べているのに、一般に広まらないのはなぜだ? 伝え方が問題なわけだから、認識を向上させる展開方法を考えないといけないのだな。

2023-08-31

「再起動」の意味するところ

 パソコンを使っていると、アプリケーションのアップデートをするときがある。対応後には「再起動をしてください」というメッセージが表示されるわけだ。再起動を実行してもIMGなどが期待通りに動いてくれないことがある、なぜだ、と思ってしまうではないか。

 結論から先に述べれば、アプリケーションだけを再起動させるものと、パソコンそのものから再起動させなければならない方法があるということだ。再起動と一口にいったところで、意味するところは二通りの方法があり、そのため時に混乱する。統一されていないのなら、パソコンをシャットダウンする前にまとめてアップデートすれば良いわけかな。

 ムダな時間を使わないためには、「アップデートをしてください」とのメッセージが出ても気にするな。1ヵ月にまとめて対応すればだいじょうぶだろう。とはいっても、セキュリティーソフトがアップデートを求めてきたら対応せねばならんので、面倒なことよ。

2023-08-30

肉を焼いた油分を使う

 キャンプの食事で、ミートボールを作る海外の動画を見たのだ。残った油を使ってソースを作り、焼きあがったミートボールにかける。食材を焼いた後の油分には肉の風味が残っているので、それを使ったソースを作るのはフランス料理でもよく見かける光景だ。

 食材をムダに使わないという意味では、キャンプ料理だって似たようなものだろう。屋外で肉を焼いたのなら、その油分を使ってソースを作るというのもテクニックの一つになる。このテクニックを覚えるためには自宅で試してみるしかない。キャンプの王者と世間様から言われるには、こうしたお試し経験を重ねていくのも必要なのだと思うわけだ。

 ついでながら、キャンプの動画では、焚火でアルミホイルに包んだジャガイモも焼いていた。肉とジャガイモとの組み合わせは、海外ではよく見かける光景。ウイスキーを飲みながら、ホクホクしたポテトを食るのもいい。今日は、調理も簡単なジャガバタを作ろう。

2023-08-29

エアコン VS クーラー

 エアコンが故障したので、何日か後に修理してもらった。家族それぞれの部屋にエアコンがあるので、修理までの間は他の部屋に避難しているわけだ。そんなとき、ネットで老人が使っている「クーラー」の話を読んだけど、最近ではあまり聞かない用語ではないか。

 大昔は、オレ様もクーラーを使っていた。とても良かったが、土日ともなると朝9時前後から友人が来て「寝かせてくれ」などと騒ぎ、2~3時間ほど寝ていく。これでは、どこにも出かけることができない。夜ともなるとビールを持って、何人かが集まってくる。このように昔はクーラーが中心だったわけで、買える値段からも、そんなもんだったろう。

 クーラーは確かに故障せずに動作していたけど、でもエアコンはたびたび故障する。エアコンは冷暖房に加え除湿機能もあるので、ほほ1年中動かしていることになるわけだ。クーラーは夏期だけの運転だったから、たぶん長期間にわたって使えたのだろうと思う。

2023-08-28

気化熱の効果実験

 京都の夏。観光案内などで、たまに見るのが商店街の打ち水だ。気化熱を利用したもので、なるほど効果がありそうだし、それなりのデータもネットに掲載されている。エアコンばかりではなく、少しはこの現象を使わぬ手はない。休日に家でも実験してみたのだ。

 玄関前に水をまいてみる。あっという間に乾いてしまうので、たぶん水の量が足りないに違いない。3~4回にわたって水をまいたのだが、涼しさなどまったく感じないのが現実。京都で水をまいているシーンでは、バケツから水をまいているのだから、やはり大量の水が必要なのに違いない。水まきの実験は、失敗に終わったと考えてよいだろう。

 実験では、それなりの事前準備が必要だ。アマチュア無線雑誌の製作記事を読んで作ってみても、足りなかった部品や専用の工具を途中で買いに走ることが多い。気化熱の実験でも、大量の水はもちろん、持ち運ぶためのバケツも必要だった。〝備えよ常に〟だな。

2023-08-25

各種タイプの「杖」

 登山ならピッケルが必要となるけど、あれは基本的に冬山用だろう。信仰の山では修験者らが錫杖あるいは金剛杖、どちらが正式名称なのか不明だが、そんな杖を使っている。街中でランニングをしていると、スキー用のストックを使って歩く高齢者を見かけるのだ。

 オッチャン、オバチャンらが使う「杖」のようなものは、いったい何だろう。疑問を持ったので検索してみると、正式には「トレッキングポール」というらしい。その種類たるやさまざまなタイプがあり、なんと折り畳み用まであるではないか。なるほど単なる歩行用補助具と思っていたのだが、多種多様なタイプがあるということに驚くではないか。

 修験道の抖そう行に何回か参加したことがある。登山下山であっても、山では錫杖があると役に立つことがあるものだ。ピッケル、錫杖・金剛杖、ストック、トレッキングポールなど用途ごとにタイプも名称も各種あるけれど、目的に見合ったものを使うべきだな。

2023-08-24

氷が足りない……

 北半球は各地で暑さに耐えられぬような状況に見舞われているようで、まったく話にならん。エアコンもフル回転で、こういう時にチビッコのおやつ、また食事時に必要になるのが氷だ。冷蔵庫の氷だけでは足りなくなるので、コンビニへ氷を買いに走ることになる。

 製氷皿も買い増しはしているけど、ウイスキーの水割りを夕食時に楽しむための氷がなくなっては困る。同じことを考えている人は多いようで、夕刻にコンビニへ氷を買いに走ると冷凍庫に氷が1~2袋しか残っていない時もある。家族のことも考えれば、似たような考えを持った人がいるのは当然だろう。コンビニで氷を買うのも時間帯の勝負なのだ。

 コンビニへ氷を配達に来るのは、何時ぐらいかな。自己防衛として、製氷皿をもっと買い増ししておかねばならない。天気予報で「寝苦しい夜になる」なんてことは聞きあきた。また玄関先に打ち水を行ったにしても、効果は1時間もないのではないかと最近は思う。

2023-08-23

持ち歩き用のメモ帳は「野帳」

 諸君らはメモ帳を持ち歩いているか? 持ち歩き用のメモ帳はいろいろなタイプのモノを試してきたが、このごろは「野帳」、これ一本。表紙まわりがガッチリした厚紙だからフニャフニャせず、立ったままメモしなければならない場合などにはとても重宝する。

 野帳も3種類があり、もっとも活用しているのが「SKETCH BOOK」という3㎜方眼スタイルだ。概要は上記のサイトで確認していただくとして、メモをしても図表を書いてもよしで、また活用者の使い方紹介ページまである。幅広く利用できるので常に買い置きをしているけど、残り3冊なったので、そろそろストック用を買っておかねばならんな。

 もうひとつ「LEVEL BOOK」も使っている。データ記入用だから、どんな使い方をしているかは内緒。アイデア次第で便利に使える野帳なのに、近所の中小規模の文房具屋では棚に置いてあることはまれ。学校で使うものではないから、チビッコには売れないのだろう。

2023-08-22

スキットルの洗い方

 映画なんかを見ていると、行動中でもスキットルに入れたウイスキーをキュッと飲んでいる。これはいいと思ったのから、スポーツショップで買ったのがスキットルだ。山へ登ったときやキャンプだけでなく、旅行で移動中にも時にキュッと一口飲むのだった。

 楽しいことだけではない。ウイスキーをスキットルへ入れるときも苦労した。簡単に注ぐためのロートは台所用品店で見つけたから問題はないが、苦労したのは使用後の内部の洗浄方法。ゴシゴシと簡単に洗えるようなものではないから、水を入れたら何回か振って捨てる。これを数回ほど繰り返したら、さかさまにして自然乾燥させれば良いのだろう。

 どんなものでも使用時は便利だが、ふたたび使うためには洗っておかねばならない。簡単で便利に使えるものほど洗うのには苦労する。便利な洗い方を検索していたら、なんと日本酒用のスキットルまであるらしい。考えることは、みんな似たようなものだと思う。

2023-08-21

読みやすい文字の書き方

 文章の書き方を解説した本なら、それこそくさるほどある。手書き文字の書き方となると書道やペン字の書き方などがあるけど、それとは異なる一般的で読みやすい文字の書き方だ。ノート、レポート用紙、原稿用紙には、読みやすい文字で書くことがベストだろう。

 手書き文字を教えられたことがある。レポート用紙なら漢字は大きく、かな文字は漢字の8割ほどの大きさで書くという方法だ。なかなかに良いけれど、一文字一文字に集中せねばならず、内容どころではない。原稿用紙なら、コピーライターのようにマス目いっぱいに文字を書くと読みやすくなるし、書く方もあまり疲れないというメリットがある。

 いくらパソコン時代とはいえ、メモやちょっとした文書は手書きだ。メモにいたっては他人様へ見せるものではないから、スピードを考えれば記号だってOKとなる。まだまだ手書きのケースはあるわけで、読みやすい文字の書き方は必要不可欠というわけだな。

2023-08-18

30㎝のベーシックな直線定規

 世の中ではパソコンを使うことが普通になったとはいえ、手書きノートだって使うのだ。オレ様の場合、ノートは「アイデアマラソン」「超メモ術」という二つの方法がベースとなっており、フィールドでは「野帳」を使う。己なりのスタイルは確立できている。

 ノートにメモやアイデアなどを書いていれば、たまに図表を書くことだってある。そうなれば直線定規を使わねばならない。ステンレス製の30㎝定規は4本持っているが、ノートの罫線部分が見えなくなるのでプラスチック製の透明な定規を使う。使い方が悪いのか古くなったのかは分からないが、ポキリと半分から折れてしまったのだ。まったく……。

 近所の小さな文房具屋へ買いに走ったが、不透明なプラスチック製の定規まであるのには驚いた。最近の文具はいろいろなタイプがそろっていると思いながら、透明でベーシックな定規を買う。文房具類は進化しているけど、大規模文房具店だけにあるのではない。

2023-08-17

坊主刈りとGIカット

 高校野球の真っ盛りであるけど、新聞テレビなどでは時に丸刈りが話題になっている。丸刈り=坊主刈り。最近は坊主刈りが少なくなり、髪型はジャマにならなければ良いらしく、スポーツ刈りや短髪が主流になっている。髪型が話題になるとは、平和なもんだ。

 アメリカでも映画、フルメタル・ジャケットを観ると新兵になったばかりのころは丸刈りのようだ。5厘刈りみたいな髪型だな。その後の配属先では、いわゆるGIカット。そこでGIカットをWikipediaを中心に調べてみると、海兵隊や陸海空軍によってそれぞれ微妙な違いがあるようだ。細かいことはともかくとして、短髪であることに違いはない。

 アメリカン・グラフティという映画でも、最後は軍隊に入隊するため丸刈りにするシーンがあったと記憶している。一方、オリンピック選手をみていると、髪型など各国さまざま。オレ様も高校生時代は運動部にいたけど、夏休み合宿だけは5分刈りだったなぁ~。

2023-08-16

熱風に次ぐ熱風

 農家の作業着などで、上着内側の腰あたりにファンを取り付けたものが売っているらしい。内側からファンを回すので、空気の流通で夏も涼しくなるという。そんなアイデアは昔からあったけれど、本当にあったのか。効果はあるのか、知りたくなるのも当然だ。

 親戚の農家が来たので、その話しをしてみた。やはり同じようなファン付きの作業着を使っているらしく、なるほど爆発的に売れているようだ。夏の農作業でのヒット商品ともいえる。しかし、空気が抜ける首筋あたりからは熱風が出てくるので、まさに暑いの二乗……。作業着を脱いで休んだ方が楽で、まさにアイデア倒れの商品といえるようなのだ。

 そういえば、知り合いの果樹園農家も同じようなことを述べていた。ただでさえ夏の農作業は汗だくになるのに、ファン付き作業着の中は熱風地獄。商品開発者は環境の整った実験室で考えついたのだろうとしか思えぬ。フィールドで実証実験はしたのか気になるぞ。

2023-08-15

珍しいナッツや缶詰

 ちょっとしたツマミにはピーナッツ、アーモンドなどなど各種のナッツ類が欠かせない。最近では見かけないものに、ヒマワリの種というのもあった。一方でトドやアザラシといった缶詰もあったけれど、このごろ見かけないのは売れないからかなと思ってしまう。

 大規模スーパーならともかく、普段の買い物は近所の中小規模スーパーやコンビニだ。チビッコのおやつやナッツなどは近所のコンビニで買うことが多くなったので、珍しいものを手に入れる機会が少なくなったといえよう。まして、珍品ともいえる品種のナッツあるいは缶詰などは大規模店へ買いに行かねばならず、そこまでの気力はないのが現状だ。

 近所で売っている店はないのか。いや、あるにはある。なぜ行かないのかとなれば、それは店舗用品専門店だから、一般人では買っても持て余す。自転車で数分ほどの場所に大規模スーパーがオープンするらしいが、いつまでたっても計画しか耳に入ってこない。

2023-08-14

地下水をめぐる妄想

 このごろは線状降水帯の影響で、水害が発生してニュースになっている。この雨が山に降るならば、何分の一かは地下水となって何百年後かに我々へ潤いを与えてくれるはず。単純な考えだが、街中で地下水を井戸でくみ上げている人は、どれぐらいいるのだろうか。

 検索してみると、ポンプなどの設備機器や井戸工事業者、工事料金などまでヒットする。ただし、10年ぐらいが使用期間で、その後は各種のメンテナンスをしなければならないようだ。井戸水だからといって野放図にくみ上げられるものではなく、これは地下10mぐらいまでのもの。さらに深くなれば、それなりの調査や設備が必要となる。面倒なもんだな。

 地下水というのも、ウイスキーを樽に詰め込んだ熟成期間みたいなものだ。両者に共通するのは、すぐには使えないということ。妄想が頭に浮かべば、すぐにネットで調べて、その結果はBlogなどへ書く。世間の人たちから暇人、雑学と呼ばれる所以なのだった。

2023-08-10

アップの年月日は見やすく

 だれだって不明点があれば、ちょいとネットで検索することがある。サイト、PDF、Blogなどいろいろパターンはあるけれど、いつ書かれたものかが不明なことは非常に多い。やはりアップした時点で、いつ書いたものか、その年月日を表示させるべきと考える。

 昨日も検索でヒットしたBlogに書かれた内容が、いつの時点での情報なのか迷った。Blogなのだから、どこかにアップした年月日は自動挿入されるはずなのに、どこにもない。いろいろ探した結果、ようやく数年前の記事だと判明した。もっと見やすいところに表示しておくべきだと憤慨する。Blog開発者も、作成年月日の表示にも気を使うべきだな。

 Blogどころかオレ様のサイト・プログラムでも、作成年月日が自動的に入力される。人様のことは文句も言えるが、オレ様だって一般文書ともなると、年月日を書き忘れることはしょっちゅうよ。自戒せねばイカンのだけど、つい忘れるのが人間様ってもんなのだ。

2023-08-09

ピラフはトルコ料理?

 街中にはレストランが数々あるけれど、たまには「ピラフ」を食べるときだってある。ピラフは欧米風の料理と思われがちだが、歴史をたどるとピラフの語源は「ピラウ」なるトルコ料理らしいのだ。雑学を集めているわけではないけど、知ると驚くではないか。

 13世紀ごろ中東地域を支配していたのはオスマン帝国。その当時、コメは貴重品であり、ピラウだって皇帝らの宮廷料理だったという。今では街中に数多くのピラウ屋があるらしい。欧州と中東の文化が混じったような地域だから、インディー・ジョーンズくんの映画の舞台ともなるのだ。たまには「ピラウ」ならぬ「ピラフ」でもいただくことにしよう。

 ちょっぴり注意点がある。バターが入っているので、カロリーもたっぷり。ピラフを注文すると分量がさほど多くないのは、そんな理由があったのか。最近レストランへ行く機会が少ないのは、中国で発祥したらしい新型コロナが世界中にまん延していたからだな。

2023-08-08

記事の続報

 昨年の新聞記事であるが、1635年に建立された京都、大徳寺の解体修理工事が始まったら、天井裏から約400年前もの「ノミ」が見つかったらしい。この大工道具は、大工の忘れ物か、それとも奉納品か? そんな記事があったけど、結論は出たのか気になる。

 現代のノミは片側にしか刃がないけれど、江戸時代初めごろまでは両刃タイプだったらしい。武士は刀を持っていたが、その時代は鉄が貴重品。だから大工は、ノミを研ぎながら使い続けていたという。そうなると、職人の単なる忘れ物とは考えにくい。しかも場所が寺院であることから、奉納品として献上されたのではないかと考える研究者もいる。

 資料がないので、想像するしかない。モノ自体は年代測定などでさまざまな事が分かるけれど、人間様の行動ともなると記録が残っていなければ無理。これでは、いくら研究者といえども結論は出ないだろう。続報がないのも納得できる。無理な要求はやめよう。

2023-08-07

「サロンパス」の出番

 昔から日常的にランニングをしているが、いつも調子のよいときばかりではない。特に何かがあったわけでもなく、首回りと腰あたりが微妙に痛むのだ。いわば肩こりのような現象が発症しているといえようか。そんな時、貼っておけばいいのがサロンパスなのだ。

 何年かぶりに買ったのだし、改めて「効能・効果」を読んでみた。なになに「肩こり、腰痛、筋肉痛、筋肉疲労、打撲、ねんざ、関節痛、しもやけ」と書かれている。致命的な痛みというより、医者へ飛び込む前の対処法みたなものだな。ひどくなれば医者に診てもらうとして、ともかく痛む部分に貼っておこう。2~3日すれば直るに違いないと考える。

 家庭用常備薬というものは、近所の薬屋へ行けば買える。いまの薬局は一般的な薬はもちろん、健康食品から化粧品などまで何でもそろっているのだ。以前ケガをしたとき、医者から「なぜ早く来ない」と怒られたことがある。その原因のひとつが家庭用の薬だな。

2023-08-04

「集中」というもの

 禅僧が座禅の最中、意識が乱れると見回っているベテラン僧に肩を警策でパチンと叩かれる。シロウトならともかく、禅僧だって無念無想という境地から外れることはあるのだ。かように「集中」とは言うのは簡単だが、実行ともなると、これほど難しいものはない。

 集中力というものを、身に付けたいと思うのは当然だ。そこでタイトルもズバリ「集中力」という本を読んでみた。トレーニング方法や解説など当然だろうなということが書いてあるけど、あとがきに1回読んであたり前のことでも2回目は実際に「実行してみることが大切」とあるではないか。確かに、分かったようなつもりではいけないのだった。

 サッカーの国際試合でも日本チームが危機を迎えると、解説者が「集中ですよ~、集中!」と叫んでいた。ほかに言いようがないのかと思ったものだ。そこで類語を検索してみると、いくつかの言葉はあるのだが、ピタリと当てはまる言葉は少ないものだな。

2023-08-03

コンビニの氷

 地球沸騰の時代らしく、どこでも扇風機どころかエアコンがフル稼働。昔の映画では探検家が砂漠で道に迷い、「水……」とうめいているシーンがよく見られた。水筒の水だってお湯になっているのではないかと思うが、街中ではコンビニへ氷を買いに走ればよい。

 先日もコンビニへ走ったら、なんと冷凍ケースに「氷」がカラ同然。業務用と考えられるようなかたまり、小さなカップ用、3Kg入り袋が1袋だけ。よく売れるであろう1Kgサイズはなく、3Kgサイズでもこのありさまなのだ。これは早く買わないと入手できなくなると思い、3Kg入りを即行で買った。コンビニの氷の売れ行きがこれほどまでとは……。

 誰しも考えることは同じとみた。考えるだけでなく、行動までも似たような結果。周囲には何件ものコンビニやスーパーがあるので、入手できなくなる事態にはならないはずだ。オレ様は孤高の賢者であるのに、行動そのものは市井の人々のと似たようなものだったか。

2023-08-02

一瞬の思いつき

 データを入力している時、良いアイデアがふと頭に浮かぶ。よし、と思いつつもそのアイデアをノートに書いておくのは、ひと区切りついてからと考える。数分後、ノートへ書こうとしても、なかなか思い出せない。縦になっても横になっても、無理なものは無理。

 誰しもが、似たような経験はあるはず。そんな時のために、メモしておくための小さなメモ帳をオレ様は準備している。そんなことをしていても、後で書いておこうと思っていると100%の確率で忘れているのだ。メモを残しておいたところで、役に立つのは100のうちほんの2~3個ぐらいにしても、訓練をしていないと、なかなか身に付かぬものなのだ。

 偉い教授ともなると、講義の最中であっても手元のメモ帳に書いているそうだ。オレ様もマネをしているのだが、これができそうできるものではない。一瞬の思いつきはムダになったところで、習慣にならないと実行できぬ。ムダを重ねないと行動はむずかしい。

2023-08-01

名言をアレンジしてみる

 本でもネットでも、著名人らの名言が出ているものだ。そうした名文句の数々は昔から言われ続けていたことで、何年か前に気がつき調べてみると、近年の名言でも表現方法が異なるだけのこと。原点を探ると、数百年もさかのぼることができたので驚いたものだ。

 研究者ならともかく、こうした調査は面倒な作業だろう。オレ様もわずかな時間で飽きてしまった。でも、逆に考えれば、過去の偉人らの名言を現代にマッチした表現に変えることもできる。場合によっては、オレ様の名言が世を風靡することになるかもしれん。そうなればマスコミなどにもオレ様の名言として取り上げられ、時代の寵児となるだろう。

 実に良い考えだ。もっとも名言を生み出すような人たちは、それぞれの分野で実績を上げてきた人たちだから歴史にも耐えてきた。オレ様の場合は肝心の実績がないものだから、死んでしまったら100%の確率で世の中から忘れ去られる。妄想するのはやめよう。

2023-07-31

金魚の最新エサの効果

 科学者だからといって、すべての知識に明るいわけではない。科学関連のメルマガを編集している人が家で飼っている金魚の感想を述べていた。最新のエサに代えてみたら、水槽の水がきれいになっただけでなく、エアポンプのフィルター汚れま少なくなったという。

 以前なら1週間に1回は水槽の水替えが必要なほど汚れていた。エサを「フンを分解し水汚れをおさえる金魚の健康食」というものに代えたところ、水質が改善され水槽内環境が安定しきたので驚きだと述べている。それだけではない。水質が安定したことによって、エアポンプのフィルター汚れまで改善されきたのだ。最新のものは使ってみるべきだな。

 エサに乳酸菌のようなものが配合されていて、金魚の腸を活性化させるとともに、排出された成分が水槽内のフンの分解まで促がすようだ。新聞テレビを見てみると、毎日のように人間様の健康食品のCMが出ている。試してみるのも悪くないという気がするぞ。

2023-07-28

夏の暑い期間は地域で違う

 ラジオを聞いていたら、とあるミュージシャンが東北は「涼しいと思ったら暑い」などといっていた。コイツはバカかと思ったものだ。どこも7~8月は暑く、たとえば北海道なら夏の期間が短くなり、沖縄なら長い。ミュージシャンの一部だろうが、気楽なもんだ。

 チビッコどもの夏休み期間の長さを見てみれ一目瞭然。先に挙げた北海道と沖縄の例のように、北海道なら夏休み期間は短く、沖縄なら長くなる。地域の特性とはそんなもの。また山岳地帯で高度差があったところで、夏の昼間はやはり暑いのだ。夜は確かに涼しくなるけど、昼夜の寒暖差が大きくなるようなもので、平地と高地との違いともいえるかな。

 地域や高度によって、夏の気温に違いが出るのはもちろんだ。でも、ミュージシャンがコンサートを開くような都市部なら、どこへ行ったところで違いがなのはあたり前。オリンピックのマラソンだって、北海道なら涼しいと思ったようだが、やはり暑かったのだ。

2023-07-27

現代のゲルマラジオ

 昔のことではあるが、チビッコ対象の「ゲルマラジオ製作教室」を2年間にわたり何回か開いたことがある。「いまどきゲルマラジオなんて……」という大人の声もよそに、なんと大盛況だったのだ。夏休みの工作の宿題には、うってつけのものだったに違いない。

 今でもキットは売っているのか検索してみたら、まだたくさんある。それ以上に驚いたのは、それなりの腕を持った技術者やアマチュア無線家が、かなりハイレベルなゲルマラジオを作っていること。コイルをていねいに巻くこと、窓枠などの金属部分をANTに使うことが安定して聞こえる秘訣だが、ケースも見栄えがするまでに作り込んでいるのだ。

 上には上がいるものだ。電子工作では小さなミスが、思い通りに動作しない原因となるけれど、加えて外観をカッコよく見せることも大切なテクニック。ゲルマラジオとはいえ、ハイスペックなものを作るには、それなりのケースの工作も必要なのだと思ったものよ。

2023-07-26

Wi-Fiより速い「LiFi」

 ネット回線もWi-Fiに切り換えてから、しばらくの年数がたつ。ところが新たにLiFiという規格ができたというニュースを読んだ。Wi-Fiと比較すると、なんと100倍も速いらしい。驚くのは、最大で1000倍も実現可能だそうだから、もはやうなるしかないのだった。

 LiFiは無線の周波数ではなく、通信に可視光と不可視光(赤外線)を使うらしい。簡単にいうなら無線のように物体を透過できないから、アクセスポイントとデバイス間はお互いに直接見える必要があるんだと。というわけで、デバイスをポケットに入れただけで使えなくなることもある。SF小説のような話で、軍隊はともかく、一般的な方法ではないな。

 新たな技術が次々と開発されているのに、「インターネットをやっていますか?」などという、ふざけた電話がかかってくる。時期的には、電話工事会社の新入社員の訓練だったのだろう。時代はどんどん進んでいるのに、訓練手法は昔から一歩も進んでいない。

2023-07-25

「台風」のルート予想

 本格的な台風シーズンとなり、ウェザーニュースなんかを見ていると進行予測ルートが表示されている。一般的にはフィリピンの東側海域で台風が生まれ、それから台湾の東西は別としたルートをたどって北上。その後、日本や中国へと向かう方向は大きく分かれる。

 予報が外れると、気象庁はその原因を公表する。いくら気象衛星、観測航空機や観測船などを使い予測したところで、完璧な予報などできるわけがない。ヒントを与えるのは過去の台風の性質やルートだが、それですら参考にならないことが時にあるもの。でも、進行予測ルートの範囲は、前よりも絞られたという記事を読んで、幾分かは向上している。

 こうなったら、オレ様自身でルートを予想しなければならない。台風に関する詳細な知識も観測機器もないのだから、頼りにするのは占術だ。人様の動向ではなく、台風の進行ルートを予想をする。たとえ外れたところで、誰からも文句はいわれまいから安心なのだ。

2023-07-24

有名人の意志力

 作家の落合信彦くんの名言が出ていたので、Wikipediaで検索したら、まだ生きていた。彼がビール、スーパードライのCMに出演していた時、カッコいいなぁと思ったものよ。CMなんだから、あこがれの姿を見せるのは当然で、また芸能人ではなかったからヒットした。

 彼の本も読んだことがあるけど、いまでも記憶に残っている話がある。彼がアメリカに留学生していた時、酒を飲んだ後でトレーニングに誘われ、逡巡していると「君には意志がないのか!」といわれたらしい。吐きそうになるほど苦しかったと書いてあったな。有名になる人というのは、酒を飲んだ後でも仕事を続けるという意志力があるに違いない。

 三島由紀夫くんも飲んだ後には、つらくともデスクに座り、仕事をするとエッセイに記していた。名前が世に知られる人というのは、こうした「意志力」があるに違いない。そこからすると、オレ様なんか酒を飲んだが最後、転がるようにすぐに寝てしまうのだった。

2023-07-21

夏服の表面温度

 環境の研究をやっている人たちは、面白い実験もしている。彼らは9色のポロシャツを並べ、無風状態の中、どの色の服で表面温度が高くなるかを実験したらしい。表面温度が高くなるのは黒になるのは予想していたとおりだが、緑も濃淡は別として熱を吸収する。

 熱の吸収が少ないのは、どの色かとなると、それは白。考えていたとおりだが、次は黄だそうだ。淡い灰色が続く。夏に白のジャケット上下を着ている人を一度だけ見たことはあるが、芸能人でもあるまいし、一般人なら着用できまい。また炎天下でのスポーツ競技で審判は黒のポロシャツを支給されたことがあるけど、スポンサーのロゴは白抜きだった。
https://weathernews.jp/s/topics/202307/170135/

 色の選択は、そのイベントなどによってスポンサー優先のケースがあるのだ。見栄えというのが、すべてに優先する。考えてみれば、南半球のクリスマスは夏なのに、サンタクロースは赤い一般的なサンタ衣装で出現する。赤というのも、熱吸収が少ない方だった。

2023-07-20

タイムトラベルの原点

 映画ファンの感想を読んでいると、タイムトラベルの原点となるのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」かなと述べていた。いやいや古典的映画では「タイムマシン」というのがあって、むかしレンタルビデオで観た記憶がある。SFの原点みたいな映画だな。

 オレ様がチビッコのころに観たテレビドラマ、映画となれば、タイムトラベルの原点は「時をかける少女」ではないだろうか。原点の物語を読んみようと図書館で探したら、チビッココーナーの書庫の中にあるらしい。出てきた本を見ると、もうボロボロ……。ジュニア小説らしいが、ここまで読み込まれたとなれば、当時は爆発的ヒットだったのだろう。

 作者の筒井康隆くんも「一番売れた小説」といっていた記憶がある。むかしからのマンガ、ドラえもんだって未来から来たロボットだ。そんな原点探しをしていたら、オレ様の一生がかかっても、たどり着けまい。ChatGPTに語らせたら、どんな答えが返ってくる?

2023-07-19

自分専用マニュアルを作成

 いま使っているOfficeソフトは「LibreOffice」だ。使い方に困ったときはマニュアルを見ることになるが、こいつがどうにも分かりにくい。検索を続けていると、分かりやすく説明しているサイトを見つけるのだが、それなりに時間がかかるのは仕方ないのだ。

 パレートの法則、いわゆる「80:20の法則」というのを知っているかな。これを敷衍して考えてみると、必要な作業でOfficeソフトを使いこなすのが2割としても、その機能の8割は使っていることになるらしい。普段は不満もなく使っているのだから、それなりに当てはまる。分からないことが出てくるのは、もはや仕方がない事態といえるだろう。

 自分専用マニュアルを、面倒であっても作ろうではないか。検索して見つけた解説を印刷して、一般的なファイルに綴じ込んでおけば、1冊もあれば十分だ。たまにしか使わない機能なら付せんを貼っておけばよい。そこへたどり着くまでが、大変な作業だったのさ。

2023-07-18

久しぶりに聞く「水中花」

 寺田寅彦くんのエッセイを読んでいたら、そこに「水中花」という言葉があった。思ったのは、ヤツの生きている時代から水中花というのはあったのだな。オレ様も知識としてなら知っているけれど、見たこともないし、チビッコのころに聞いた気がするだけだ。

 いまでも水中花を作っている人はいるのだろうか。ちょいと検索してみたら、あるはどころか通販でも売っている。調べてみると、生花で作るのではなく、造花であることも始めって知ったわけで、オレ様だって世間のことなら何でも知っているわけじゃない。生花を活ける人は多いけど、水中花は見たこともなく、どのぐらいの需要があるのだろう。

 世間では忘れ去られたようなことでも、知っている人というのはいるものだ。テレビ番組でいえば「なんでも鑑定団」や「探偵ナイトスクープ」を観ても、マニアや専門家というのは存在している。狭い会場でかまわないので、「水中花展」を見てみたいものだな。

2023-07-14

多機能展開は便利か?

 スマホ1台で何でもできるといった、そんなCMが流れている。ちょっと聞くと便利だと思うが、いくら壊れにくいとしても、たまには調子が悪くなる時だってあるはず。修理に出せば、その間は何もできないことになる。多機能展開というのも考えもんだと思う。

 世間に出回っている各種電気製品は、ほとんどがあれもこれもできますといった多機能展開だ。でも、せいぜい機能が2~3種類程度のものをオレ様は選ぶことにしている。1台が壊れても、他の機種で補完できから、ラジオフリークのオレ様は何台かのラジオを持っている。東日本大震災のときは24時間つけっぱなしで、補完電池だって準備してあるのだ。

 パソコンは何台かあるけど、ソフトやデータは別の話。そのため1台がトラブルを起こした時なんかは何も出来なくなるし、印刷機は1台しかないので、不調になるとプリントアウト不可能。寺田寅彦くんのセリフらしいが、「災害は忘れたころにやってくる」だな。

2023-07-13

専用タイマーのプログラム

 簡単に作れるプログラムに「日本語プログラミング言語『なでしこ』」がある。カップヌードルにお湯を注いでから出来上がるまでの3分間を知らせる、ラーメンタイマーも作った。4分や5分の待ち時間のカップ麺も増えているので、それ専用のタイマーも作った。

 偉い人たちの本を読んでいると、仕事やお勉強などで一息ついたら5分間もしくは10分間の休憩を入れるなどと書いてある。ならば休息専用のタイマーを作ればいいので、さっそく作ったのだ。でも、こうした時間は雑用に費やされるから、なかには5~10分間で終わらないこともしょっちゅう。というわけで、己で作った休息タイマーは使うのをやめた。

 女子プロサッカーチームの愛称として「なでしこ」というのがある。こやつのおかげで、検索ワードで「なでしこ」だけではトップ表示されなくなり、ついにはブックマークに入れることになる。似たような名称があると、人気のある方にはかなわないもんだなぁ~。

2023-07-12

物語や曲の著作権

 物語や曲の著作権で保護される期間は、さまざまな国によって微妙に違う。中国のように法などに関係なくマネする国もあるし、アメリカにいたっては訴訟文化で成り立っている。さまざまな文化は、今やネットのおかげで、あっという間に世界中へ広がる時代だ。

 こうした著作権の耐用年数というのは、どのくらいだろう。BookOffという古本屋は本からCDまで扱っており、一定期間売れなければ簡単に価格も下がる。またAmazonや楽天にいたっては、検索すればすぐに見つかるけど、売れなけれ出品者が考えねばならない。本でも曲でもいいけど、いまでは制作者も売る方法を考えねばならない状況となっている。

 ChatGPTでは、著作権などに関係なく表示されるので、その対応に開発者が振り回されている。著作権で騒ぐのはいいけど、今度は販売者が信用できるのかまで調べねばならない。権利者や販売者、消費者まで保護するとなると、法律家まで育てなければならんな。

2023-07-11

現象学というテーマ

 何年も前、「現象学」とは、どのようなもんだろうと解説書を読んでみた。とりあえずは、図書館の哲学コーナーで入門編の何冊かを読んでみたものの、さっぱり理解できん。哲学とはなんと面倒なものだろうと思っただけで、それから触れることすらなかった。

 科学雑誌「Newton」8月号に、意識関連の記事として、現象学の解説がたった1ページにまとめられていた。それによれば、「問いに答えようとする方向で考えることをいったん保留」して、「経験そのものとして受け入れる」。次に「どんな経験と似ていて、どう違うのか」を考え、「それが生じる構造を考えてみる」んだと。そんなことらしい。

 現象学を構想したのはフッサールくん。哲学者同士なら、面倒な説明でもかまわない。しかしだ、一般人の入門書であるからには、もっとかみ砕いた説明をしてくれ。面倒な解説ばかりでは後継者だって生まれまい。「子供の科学」ならぬ「子供の哲学」も必要だ。

2023-07-10

「蚊取り線香」の燃焼時間

 夏になれば蚊が増える。その対策として活躍するのが「蚊取り線香」だ。以前は無臭タイプの電動蚊取り線香を使っていたものの、やはり蚊取り線香の独特な匂いが安心感を生む。エアコンがあったところで、一般家庭では一日中つけっぱなしは無理な話なのだ。

 コンビニでも売っている一般的な蚊取り線香は、燃焼時間は約7時間らしい。この「約7時間」というのが問題で、〝約〟という表示が説明書きにあるように、きっちりした時間ではない。実のところ約6時間が有効時間と今まで思っていたのだが、なかなか使い終わらないので説明書を読んでみたら、約7時間とあった。間違って覚えていたのだった。

 禅坊主が1回の座禅で、線香1本分というのを聞いたことがある。確か20~30分だったかな。禅の世界でも線香1本分という時間は、正確な時間ではなくとも有効なのだ。蚊取り線香もハッキリした時間ではなくとも、あの匂いが有効時間を教えてくれる手段だな。

2023-07-07

縁起物を持つ条件

 観光地には、むかしから評判となっている縁起物がある。旅行へ行けば買ったりするし、特定の日だけにしか売っていないものだってあるのだ。それで何か特別なことが起きるのかといえば、そんなことはない。オレ様の家でも、リビングに〝ダルマ〟があるし。

 こうした縁起物の耐用年数はどのくらいだろう。毎年買い替える物としても、ボンヤリしている連中は多いのだから、耐用年数だって最低でも5~6年は必要だ。そんなことを考えていると、縁起物とは人々に行動を促すものではないだろうか。例えばクリスマスともなればケーキが必要になるわけで、これだって大きなカテゴリーで考えれば縁起物だろう。

 歴史を振り返ってみれば、名を残すような人たちの多くは、あまり縁起物に左右されていない。逆に考えれば、行動がブレない人物の多くは、賢者となる条件の一つをクリアできていることになる。縁起物を持たぬということは、賢くなれる条件なのだろうかね。

2023-07-06

具体的な数値の挿入

 ChatGPTに関する記事を、いろいろなところで見かける。大学ではレポートをChatGPTを使って書くなどころか、国会の記録なら使うなんてのもあるのだ。では、オレ様の書くBlogでChatGPTを使って書けるのかとなれば、間違いなくかけるだろう。面白くないぞ。

 最近のChatGPT議論を見ていて思ったことがある。それは数字を入れれは良いのではないかということ。半分ぐらいなどとせず「1/2」もしくは「0.5」とする。要するに、具体的な数値を使って表現すれば良いのではないだろうか。LibreOffice Mathを使えば方程式も書けるのだから、積極的に使えばよい。例えば料理のレシピは、ChatGPTで書けるのか。

 数値を存分に使うと考えたところで、相手に具体的なイメージを持たせることはむずかしい。「π」と書かずに「3.14」としたら、かえって面倒になる。そもそもBlogなどで上付き下付きの数値はどうしたらいいのだ? 頭がかえって混乱して、夜も眠れなくなる。

2023-07-05

特殊な気配「神気」

 神社へ行くと「神気」を感じることがあるらしい。お化けや妖怪などなどは物語にも出てくるが、コナン・ドイルくんだってその研究グループに入っていたという。1~2年ほど前に〝神様〟が写っていたという写真を見たことがある。神様とは初めてのケースだ。

 ドイルくんも、さまざまな学者に真相を聞いたらしい。もともと幽霊などを疑うことをしない研究者たちだったので、ドイルくんも疑わなかったのだ。オレ様が知っている某心霊研究グループも幹部連中は大学教授だったが、幽霊の存在をもともと信じているグルーで構成されている。信じているなら、他人様からいろいろ言われたとも動ずることもない。

 幽霊の写真は昔からある。ところが神様となると話は別で、その写真をじっくり見てみると、確かに〝〇〇の命〟のような姿をした人物が鳥居の上の方にボンヤリと小さく写っている。神気を感じるのなら写真を撮ってみれば、もしかしたら神様が写っているかもよ。

2023-07-04

Googleマップで旅する

 かなり偉い教授だが、エッセイの中で「Googleマップで世界を旅する」ということを書いていた。ホホウと思い真似をしたけど、旅する予定があるのならともかく、住んでもいないどころか土地勘もない国では、見ているうちにだんだん飽きてくる。そんなもんだな。

 映画では未来都市が出てくるけど、空飛ぶ車どころが、空中にはたくさんの列車も走っている。高層ビルなんか当たり前なので、隣り合うビルには連絡通路がいくつもある。こうなってくると、特定の場所に行くまでの道筋も三次元的に考えねばならん。このようになったのならGoogleマップだって表示することはできまい。最短時間マップも必要だ。

 ジョーンズ博士くんは地図があっても、謎に包まれたような表記のある遺跡などを探検する。となれば、オレ様もGoogleマップでは探し出せないような地図を作ってみようではないか。でも、トレジャーハンタ―が探すような宝をオレ様は持っていないのが難点だな。

2023-07-03

BEEP音の難点

 日本語プログラミング言語「なでしこ」は使い勝手が良い。ちょっとしたプログラムが簡単にできるので便利なのだが、「なでしこ」でサイトを検索すると女子サッカーチームの愛称がトップでヒットする。検索数の多い方が上位表示になるのは仕方がないのだ。

「なでしこ」には、カップ麺の出来上がりを知らせる3分間のプログラム「ラーメンタイマー」の作り方が紹介されている。出来上がりまで4分間や5分間ほどを待つカップ麺もあるので、それぞれのタイマーだって簡単にすぐできる。難点は知らせる音が「BEEP音」だということ。音量がさほど大きくはないので、たまに聞き逃してしまうこともある。

 お仕事のちょっとした休憩時間として、10分間タイマーも作った。しかし、細々したことに対応していると、席を離れる場合だってある。万全ではないのだ。BEEP音が良いとか悪いとかいうより、ともかくパソコンの前にいなければならないから、困ったものよ。

2023-06-30

失敗から教訓を得る

 自宅で少しは筋力トレーニングを行なうが、以前はBGM代わりにラジオを聞いていた。しかし、時間帯が悪いのかDJのおちゃらけ話に、ついゲハハと笑ってしまう。これではイカン。ジャマにならないようなBGMとしてCDもいいが、最近はAFNを流しているのだ。

 失敗というのは重ねるもので、そこからベストな改良策を導入すれば良い。いまは「失敗学」というカテゴリーがあるくらいだから、失敗から学び、改良することも必要なのだ。国分太一くんは「人生80年。いつ成功するか分からん」などと述べていたが、失敗できるうちは失敗を重ね、その経験から改良を図れば良いわけだな。失敗こそヒントの宝庫よ。

 失敗対策としては、やはり対応方法を考えねばならない。とはいうものの、オレ様なんか失敗ばかりで、改良を重ねても成功の兆しすら見えん。PDCAサイクルでいえば、対策になっていないのだ。ヘタレな筋トレだから、さっぱり効果が出てこないのも仕方ないか。

2023-06-29

記録のストック

 本を読んだのなら、重要な点はノートにメモ。新聞記事ならスクラップブックに張り付ける。いまならパソコンにメモを残しておくとなるだろうが、昔ながらの方法は案外と記憶に残るものらしい。思いついたことをノートに書いておけば、覚えているもんだからね。

 作家も創作ノートを書いている。ところがシェークスピアくんともなると、そうしたメモどころか、手紙や日記なども一切残していないらしい。作家なのだから、創作に関連したメモぐらいは残っているはずなんだがな。結婚や子供の出生、事務的な遺書は残っているものの、それ意外の痕跡は残していないから、死んでもニュースにすらならなかった。

 何の記録も残していない人は、検察も捜査で困るんだと。いまはメールが主力だけど、それだって何年もは残していない。ゴルゴ13は日本人らしいという以外、どこにいるのかすら不明だ。過去を消した者はゴルゴ13だけじゃなく、シェークスピアもだったのか。

2023-06-28

似たような言い回し

 ものごとを決めるのに時間がかかる人に対して、他の人は「即断即決せい!」などと気合いを入れる。いつも使う四字熟語ではないけれど、他にも似たような表現があるはずだ。ならば、「即断即決」は英語で何という? 他言語でも似たような表現はあるだろう。

 ネットで検索すると簡単にヒットする。英語では「make a snap decision」「make decisions and take action quickly」「need no second bidding」をはじめ数多く出てくるではないか。なるほど、主に〝make〟を使う言いまわしか。英語でもこのありさまだから、国連で使う主要5ヵ国語だったら、くさるほどあるに違いない。だから、もうやめよう。

 世の中にはカチンとくる言いまわしがある。「即断即決」にしても使い方によっては、そんなイメージを相手に抱かせるだろう。新聞を読んでいても、その日の記事のうちに一つは四字熟語が出てくる。その一方、相手を煙に巻く使い方だってできるのではないか。

2023-06-27

土地の価格の秘密

 土地の価格のデータは国税庁が公表しており、サイトでも簡単に見られるらしい。簡単な概要だけは新聞でも公表されるけど、価格には秘密が隠されているというのだ。例えば東日本大震災のとき、大きく崩れた建物と数10m先では被害が違う。どんな秘密がある?

 震災のときは、断層の違いが語られていた。ところが詳細に調べていくと、安い方は道幅が狭かったり、行き止まりになっている、暗渠沿いにあったりなどの理由があるらしい。駅に近いとか見晴らしがよいなど人気の場所が、必ずしも土地価格が高いともいえない理由がそこにある。古地図や地形図とハザードマップを見比べれば秘密もわかるんだとさ。

 浦安市で地面から水が噴き出たのは、震災のときだったかな。昔は埋立地だったのが原因らしいけど、そんな状況までもが明らかになる。なるほどと思うけど、だからといって簡単に引っ越せない。寅さんの団子屋の場所は安全なのだろうが、土地価格は高いはず。

2023-06-26

関数電卓を買う

 半年ほどそろばんの練習をしていたのだが、桁数が4桁ともなると脳ミソが混乱して噴火しそうだ。そろばん教室は見かけなくなったが、看板を街中でたまに見かけることがある。対象は小学生ばかり。この世代から打ち込んでいなければ、使いこなせなのだな。

 10桁表示の一般的な電卓はあるが、新たに関数電卓を買ったのだ。売れ筋の関数電卓らしく、189関数が使えるという。これだけの関数をすべて使いこなす機会はないな。お仕事の現状でいえば、三角関数ですら使う機会はないのだから、宝の持ち腐れともいえる。パソコンにも関数電卓ソフトはあるが、持ち歩くことを考えれば電卓サイズの方が良い。

 チビッコの時代からそろばんを使い続けなければ、一人前のレベルにはなれぬのだろう。学生時代に教授から「関数電卓を使いこなせ!」といわれたもんだが、そのようにはなれませんでした。そもそも己の専門分野が決まれば、使う関数もいくつかに絞られるはず。

2023-06-23

行動のためのメモ

 インドの格言で「お前は人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」があるらしい。なんか良いセリフかないかなと思っているわけではないけど、他人様の注目を浴びるようなシャープな言葉となると、己で使うのはつい恥ずかしくなる。

 身近な発見というものは、思いついた瞬間はどんなもんかなと思う。ならば書き留めておけばよい。その点で「アイデアマラソン」という手法は、いつ使うか分からない案はノートに書いておくだけだ。パソコンではダメなのかという人がいるけど、重要なのは書くだけでなく読み直すという行動だ。そうすると、いくつかを組み合わる案も思いつく。

「みんな『思っている』だけで、大半の人は行動しない」ということらしい。偉いオッサンによると、直接には関係のない学びこそ、変化に対する耐性が生まれるんだと。なるほどだが、オレ様の場合は〝耐性〟というよりポヤ~ンとしている方が多いということだな。

2023-06-22

ちょっとしたジョーク

 ミュージシャンが、あれこれとラジオ番組で語っていた。歌はともかく単なるトークとなると、これがさっぱり面白くない。そうなる原因は、まず発音が悪いからだな。番組シナリオはスタッフが作っているだろうに、話し方がヘタクソだとあわれなものだな。

 話しをしていて、ちょっとしたジョークが通用しないというのも困る。ある人が「僕、本当によく道を聞かれるんだ。優しさが外面に出ているのかな」と自慢していたので、某コンサルタントは「私なんか、地理を聞かれるんじゃなくて人生の路を聞かれるよ」と返したらしい。高尚なジョークは通じなかったらしく、その場はシ~ンとなったという。

 ジョーク集などという本がある。読んでいてまったく面白くもないものが多く、こうなるのもその場の雰囲気がつかめないからだろう。場の雰囲気をつかむのがうまいのは漫才師や落語家だろうけど、ヤツらはその場に合わせたネタをいくつも持っているからね。

2023-06-21

「棚田カレー」の形状

 カレーファンに、形態の変わったカレー店へ連れていってもらったことがある。海上自衛隊のカレーは有名だが、独自のカレーレシピどころか、カレーライスを盛り付ける艦内専用のプレートまで販売しているから驚き。このプレートは欲しかったが、ちと高額だ。

 新聞で新しいカレーが紹介されていて、その名も「棚田カレー」。どんなカレーかといえば、田んぼの土手部分をごはんで形づくり、田んぼの部分はカレーを入れるというもの。実際に見た方が理解しやすいので、「棚田カレー」で画像検索をすればすぐヒットする。これはカレーというより盛り付け方法だな。これなら、他の形状を考える連中もいるはず。

 世間にはダムカレーというのがあり、ダムの部分はごはん、水を溜める部分がカレーだ。上流と下流の部分で種類の違ったカレーにすることもできる。そうなるとシロウト考えだが、棚田カレーも3つの田んぼ部分でカレーの種類を換えることもできると思ったりする。

2023-06-20

何度も聞く「スタートは小さく」という方法

 面白い案をすぐ出せと言われても、誰だってそう簡単に浮かぶものではない。案をいろいろ考えて、ノートに書き溜めたりしているうちにフッと出てくるものではないだろうか。大昔に読んだ「アイデアのつくり方」なる名著にも、そんなことが書いてあったと思う。

 プログラムのつくり方のメルマガを読んでいたら、作成方法として似たようなことがかかれていた。大きなプログラムを作るうとするから悩みも大きくなるわけで、小さな案だけを出し、それを組み合わせて最終的な到達点へと進んでいく方法が良いと書かれていた。上記の本と表現方法は違うとはいえ、目標へ向かって進む方法は似たようなものだな。

 最初から驚きの案など簡単に出せるものではない。昔も今も表現方法こそ違うものの、案を出する方法は似たようなものだ。オレ様は思った。偉人らが語ったことを読んだのなら、表現方法を換えれば良い。そうすれは人様から神よ!とあがめられるかもしれん。

2023-06-19

ソースかつ丼はソウルフード

 新潟県へ行ったとき、地元の人からソースかつ丼なるものを昼飯に食べさせてもらったことがある。一般的なかつ丼と違って、たまごで閉じるのではなく、ソース味のタレをかけているのだ。これは、うまい。1913年に登場した福井の味と新聞広告で紹介されていた。

 一般的なかつ丼といえば、厚みのあるカツをたまごで閉じたものだ。ところがソースかつ丼は、薄くスライスしたカツを3~4枚揚げものに、秘伝のソース味のタレをかけたドンブリ飯。同じく新潟から一緒だった人は、田舎者の食い物と言っていたので、同じ県内でも普及しているメニューではないようだな。名物とはいえ、そんなものだろう。

 各地へ出張していると、地元の名物メニューというものが必ずある。地元では評判となっていても、みんなから評価されているわけではない。オレ様の地元で名物となっているのは牛タンだが、見知らぬ客から「この店のものが一番うまい」といわれたことがあった。

2023-06-16

自分専用プログラム

 パソコンを持っているのなら、有名プログラムのいくつかは入っているだろう。身近なものとして、こんなプログラムがあったらいいなと思うものをすぐに作れるのが、日本語プログラミング言語「なでしこ」だ。女子サッカーチームの愛称と同じなので困るけどね。

「なでしこ」で何を作るのか。最初は、カップラーメンにお湯を注いでから仕上り時間を待つ3分間タイマーだ。カップ麺の種類も増えてきて、お湯を注いでから4分も5分も待たなければならないタイプも増えてきた。プログラム記述方法を覚えると面白いもので、それぞれの時間を知らせるタイマーも作れる。作り方を覚えると、すぐにできるものだ。

 えらい人の本を読んでいると、お仕事で一息つく休息時間は5~10分間などと書いてある。ならば5分間や10分間の計測タイマーも作ればよい。学校の休み時間ではあるまいし、こいつはストレスを溜めるプログラムとなったのだ。時には、いい加減な行動も必要さ。

2023-06-15

ノートのページ数というもの

 お仕事ではパソコンを使うことが前提といっても、何らかの打合せなどの場合はノートを使うことだってある。ノートのタイプは人によってそれぞれで、体裁はA4がいいの、いやメモ程度ならB5もしくはA5がいいなどとまちまちだ。ではページ数に好みはあるのか。

 スタイルはともかく、ペラペラのページ数のノートが標準だ。オレ様は一時期、そのA5ノートの1冊は表紙、もう1冊は裏表紙をはがして、その2冊を合体させて使っていた。いろいろな文房具屋へ行ってみて、A5で70枚というタイプを見つけ、それ以降は20~30年に渡って注文してまで使っている。己の好みのスタイルを確立したな、というもんだ。

 探し回っている期間中、100枚もページ数があるノートも何回か使ったことがある。あまりにぶ厚いと、便利なようで「また、こいつか」とゲンナリした気分になる。ノートを使うのなら、自分好みのスタイルのノートを見つけるべき。使いこなすテクニックよ。

2023-06-14

「できる」ようになるステップ

 名言に「自分は自分と思えたら、自信もしっかりついてきます」というのがあった。誰が語ったのかは忘れたが、アホの坂田くんのように己のスタイルを確立し、それを続けているのなら世間からも注目される。とはいうものの、そこまで到達するには時間も必要だ。

 できるようになるステップというのが、世間にはある。お仕事でもスポーツの世界でもあるわけで、ひとつのステップとして小さくはじめ、ステップアップしていく方法がよく語られる。語り口は違っても、次のステージへ進む秘訣はどの世界でも同じだな。武道の世界では段位に応じて帯の色も変わってくるわけで、ここに自信を持たせる方法もある。

 10マイルマラソンに初めて出場するとき、どの程度の距離だろうと歩いてみたのだ。地図で確認してから実行したけど、死にそうにるほど疲れた。そんな経験があると、教本に書かれていることが本当だなぁと身にしみて分かってくる。アホなことも教科書なのさ。

2023-06-13

進むより「復習」

 どんな学習でも構わないが、先へと進む方が面白い。そこをグッとがまんして、3歩進んで2歩下がるといったお勉強スタイルがベストという。かつては資格マニアなるオッサンがいてよく登場していたけど、最近は見かけないのでテクニックもよく分からない。

「紙1枚勉強法」なる本があったので、面白そうだから買ってみた。この紙1枚とは計画表の作り方なのだ。問題集の問題を4択問題なら4問程度、一問一答なら16問程度を解いていく。面白いのは、その日のうちに復習し、3日間は1日おきに繰り返す。後は3日おきに2日間、4日おきに2日間と伸ばしていき、最終的には7日間おきにまで伸ばす。
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 著者は資格マニアとはいっていないけど、よくみた資格マニアの学習方法なのだろうか。先へ進むばかりではなく、復習も大事だよというのは昔から言われてきたことだが、その計画スタイルを知るのは初めてかもしれん。他の資格試験にも展開できそうな方法だな。

2023-06-12

空飛ぶ「デロリアン」は実現するか?

 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てくる車「デロリアン」といえば、ドクくんが発明したタイムマシンだ。SFではないのでタイムマシンなど作れるわけがないけど、プロペラ付きのタイヤが水平に倒れて浮き上がるシステムは、いま開発されているらしい。

 空を飛べる車といえば、ドローンのようなヘリコプター型のタイプはネットでもよく見る。このようなシステムではなく、車底部のメインプロペラ2個で浮き上がり、タイヤが水平に倒れ、はめ込んである4個の小さなプロベラで姿勢をコントロールする。前傾姿勢で前へ進むのは、さすがにヘリコプターみたいなもの。研究中というが、実現できるかな。

 ドクくんといえば、奇人変人のような人だ。空飛ぶ車のシステムを開発中のオッチャンも似たようなタイプの人なんだと。他人には理解できないシステムを作るのなら、このような人じゃないと作れまい。研究機器も自作できるような人じゃないと無理なんだとさ。

2023-06-09

1980~90年代のミュージック

 アメリカのAFNを聞いていると、テンポの良い曲が流れてくる。日本のラジオ局は国内の曲ばかりでつまらないが、やはりAFNはトークとミュージックのバランスが良いのも聞かれる理由だろう。だが、よくよく聞いてみると1980~90年代の曲が多いような気がする。

 ラジオ局ならFMやAMでも放送でかける曲のライセンスはクリアしている。それなのに80~90年代の曲を中心にかけるのはなぜだろう。オレ様も70-80-90年代のアメリカンポッポスのCDを持っているから、聞く機会も多い。日本だけならもかく、AFNもその年代の曲が多いような気がするから不思議だ。結局のところ、ファンが多いということなのだろう。

 番組のテーマによって、トークとミュージックのバランスが異なるのは当然だ。曲ばかりの時間帯は、DJらの休憩時間にも設定されているはず。このバランスの設定によってはトークばかりといった時間帯だって生まれる。リスナーの年代は幅広いから文句も言えぬ。

2023-06-08

みの(蓑)と菅笠

 海外の茅葺き屋根の葺き替え工事の動画を見たのだが、どこの地域かは分からぬ。分からないけど、いまだに「茅葺き屋根」は存在しているのだ。観光地や施設などなら茅葺き屋根の補修・改修工事は行なっているとして、専門の職人というのはいるのだろうか。

 雨の中、山道を蓑(みの)を着た人の後姿が写っている観光ポスターを見たことがある。山形県で、ここには修験道の寺院や宿坊などが山中にいくつもあるので採用になったのだろう。この画像を見て、オレ様も雨具のひとつとして「蓑」が欲しくなった。検索してみると売ってはいたが、何万円もの価格。実用品というより、イベント用だろうと考える。

 いまや通気性も確保されてファッション性にも優れた雨具があるし、オレ様も過去から何度も買い替えていた。周囲の目を引くなら蓑には叶うまい。しかしだ、蓑を着ていてもイベント関係者と思われる恐れがある。また雨の中で蓑を着るなら、菅笠も必要だな。

2023-06-07

「箔押し加工」の書籍

 いまや本を買う人が減少しているので、本屋はかなり閉店しているらしい。確かに、オレ様はAmazonや楽天でほとんどの本を買うし、最近は使っていないが電子書籍も持っている。現在は技術も進歩しているので、いろいろな形態の本が出てきているということだな。

 新聞を読んでいたら、「箔押し加工」の本が紹介されていた。内容の紹介ではなく、表紙が黒の地に金文字が箔押しされているんだと。費用対効果から、版元によっては「箔押し加工」を禁止しているらしい。そりゃそうだ、もし売れ残ったらどうする。そんな冒険が本にはあるわけで、イーロン・マスクくんらを描いた本だから売れると踏んだか。

 オレ様も、一度だけ表紙が「箔押し加工」の本を作ったことがある。表紙は、白っぽい色の地に濃紺の文字を箔押し加工した本よ。とある専門分野の本だから普通の書店に並ぶわけもなく、かなり売れ残りが出たのだった。売れない本の表紙に箔押しはバクチだな。

2023-06-06

原爆ドームの内部

 広島は「ヒロシマ」とも書かれているように、対外的効果も高い。先日はG7サミットも開かれたし、広島で必ず出てくるのが「原爆ドーム」。オレ様も出張の時に見てきたが、まわりを見学することができるだけで、建物内部の状況はどうなているのかと思う。

 原爆ドームは被爆当時の姿を残しておくために、いろいろな手法が導入されている。外壁はシーリング材で保護しているようだけど、内部はガレキの山。爆撃したままの姿を残しているのだろう。検索すれば保護工事中の内部の写真も見ることができる。建物内の崩れた様子は、そのままの姿を残さねばならないだろうから、工事関係者も大変だったろう。

 建築というのは、何も新たな建物や奇抜なデザインを導入するだけではない。歴史に残るような建造物を保護する技術もあるのだ。土木だって同じように保護技術はたくさんある。建造物の保護技術というのは、建設という分野の中で確立されているのだろうか。

2023-06-05

人気ラーメン店のスープ

 有名ラーメン店の店員だった人によれば、ちょっと出来合いのラーメンスープを混ぜたところで違いが分かる人はいないらしい。店の味付け担当者ならまだしも、客で微妙な味の違いが分かる人はほぼいないということだ。客は店の名前に負けてしまうのかな。

 客だって、味の違いは分かるのだ。毎月のように通っているラーメン店へチビッコと一緒に行ったのだが、この日はちょっと酢の味がきつかった。帰り道でチビッコが「いつもの味と違う」といっていたから、たぶん何人もの客が思ったことだろう。スープの味付けを間違ったのだろうか。次に行っても同じなら、店主の味覚が変わったと思うしかない。

 料理人でもないシロウトですらスープの味の違いが分かるのだ。良い意味で考えるのなら出来合いのスープは使っていないということで、その日はスープ作成に失敗したのかな。もし、当日初めて訪れる人がいたなら、酸味のきついスープのラーメンだと捉えられる。

2023-06-02

バーベキューの展開

 季語に興味はないが、なんとバーベキューも夏の季語として採用されているらしい。ラジオを聞いていて初めて知った。本当かと思うのは当然で、いろいろ調べてみると、古典はともかく現代では使われている模様。いつまでも古い慣習にとらわれていてはイカンな。

 キャンプなど屋外でのイベントならバーベキューを楽しむのも良い。しかし、バーベキューは外でしか楽しめないのか? ウイスキーを傾けながら、風通しをよくした室内で楽しんだって良いはず。また簡単に実行するなら、近所のスーパーで売っていても良さそうなのに、実際にはヤキトリ程度。話題には出てくるものの、現実的には面倒なのだろう。

 バーベキューセットがない理由としては、ヤキトリが伝統的にあるからだな。田舎町へ出向いたにしてもヤキトリ屋は必ず存在する。また、ブタ肉を使った焼きトン、牛肉を使った牛クシまでもあるのだ。そんなことを考えていると、バーベキューの出番はないか。

2023-06-01

いまでもFAX?

 名刺やホームページを見てみれば、FAX番号も必ず記載されている。オレ様もFAXはあるけれど、活用状況はほぼゼロに近いのだ。いまや通信手段の主力はFAXよりもメールになっているし、印刷機にはスキャナーも搭載されているので多用途な展開ができる。

 FAXの利用はゼロかといえば、たまに使う。その使用頻度を考えてみると、2~3年に1~2回ぐらいなものか。インクリボンがなくなる原因は、たまにコピー機がわりに使っている者がいるからだ。FAXなど今や不必要だと思うのだが、高齢者になればなるほど使用機会が多いことが判明した。高齢者はスキャナーなど持っていないだろうから仕方あるまい。

 社会環境を考えてみれば、少数ながら電気店でFAXやインクリボンを今でも販売している。ひとつの機能を持つ製品が世間から消えてなくなるには、それなりの世代交代が必要だし、また他国の状況ともなればさらに分からん。オレ様の目の黒いうちは無くならんな。

2023-05-31

「10分」が「30分」に……

 ネットで少し詳しく調べようと思ったとき、役に立つひとつはWikipediaではなかろうか。興味がないといったところで、検索すれば、その結果のひとつにたいがいは入っているはず。ここに記事をUPしても、難点があれば「要出典」などとすぐにクレームがつく。

 お仕事をしていて一息ついた時、ちょっと10分ほどと思いながらWikipediaを読んでいると、なんと30分以上も経過していることがよくある。面倒な調べものならともかく、興味本位で検索したようなことでも、かなりの時間を費やしてしまうのだ。ヤレヤレと思うのだが、人物についてであればエピソードまで掲載してあるから、つい読んでしまう。

 意志の力で行動を切り換えるというのは、かようにむずかしい。逆に考えれば、読ませる内容が豊富であるということも言える。ぼんやりしている「10分」が「30分」になってしまうWikipediaの力。なんでも知っている人など、いるわけがないから面倒なのだ。

2023-05-30

荷物は「背負う」のがスタイル

 荷物というものは、「持つ」のではなく「背負う」ものではなかろうか。何年か前にも同じことを書いたような気がするけど、他人様から時に「荷物を持ってくれない」と文句をいわれる。オレ様は基本的に行動中はザックに荷物を入れ、両手は開放しているのだ。

 チビッコのころからボーイスカウトに所属していたこともあり、荷物はザックに入れる。両手は他の目的に使えるし、両手が開いているということは安全確保の行動も実行しやすい。お仕事の資料だって、み~んなザックに入れている。山へ登る機会は少なくなったが、何年か前までは修験道の〝とそう〟行に参加してので、すべての行動はザックが基本さ。

 常に両手が開いていれば楽なのにねぇ。最近はウイスキーを飲むことが多いけど、ウイスキーを買ったらデイパックに入れて持ち帰る。ノートなどの文房具はもちろん仲間との飲み会だって、荷物のすべては一つにまとめられ、忘れることもないザックなのだった。

2023-05-29

ノートの不思議

 ノートというのは不思議なもので、先日のメルマガでも「ノートに書きまくれ」なんて内容の本が紹介されていた。書きまくれはいいとして、「見直す必要はない」ともいう。どうもお勉強というよりは、心理的な問題を扱っているような気もしてくるではないか。

「ノートに書けば書くほど『本当にやりたいこと』や『自分らしさ』」が見えてくるらしい。それによって、頭の中で考えているだけでは解決しない悩み、不安、モヤモヤが解消するというから、自己管理の方法かとも思えてくる。マーク・リービーくんのプライベート・ライティングを彷彿とさせる内容だが、もっと分かりやすくしたようなものだな。

 達意の文章を書くというのは、文章を書く技術を中心にしている。この本の概要を読んでいると、技術というよりは心の問題解消を目的にしたようなことばかりだ。「ノートに書く」というのは、本来のお勉強ばかりではなく、心の悩みを解消するにも役立つのか。

2023-05-26

ピザに対する考え方

 諸君らだってピザを食べたことはあるだろう。でも宅配ピザは食事用なので大きいし、もちろんそれなりの価格もする。食事前にウイスキーを飲みながら〝おつまみ〟として食べるのであれば、スーパーで売っているようなピザでいいのではないか。さっそく実行だ。

 スーパーで販売しているピザなら安価だ。その理由は、そもそも食事用ではないからサイズは大きくとも薄いし、好みに応じた種類だっていくつかある。価格に多少の差があるのは、たぶん載せてある具材によるのだな。そう考えれば、ウイスキーを飲むときのツマミにはちょうどよい。買いだめだもしておけるから、1~2枚を冷蔵庫で保管もして置ける。

 考えてみたら、かつて買い置きをしていたことがあったな。なぜやめたのかといえば、チビッコがピザ屋のピザの方がいいと騒いだから。しょせんツマミと食事用のピザは違ってあたり前。ウイスキーを飲めないチビッコには、それなりのピザが必要なのだった。

2023-05-25

腕時計の自動巻き

 メルマガなどで雑学ばかりを拾い読みしているわけではなく、科学雑誌「Newton」だって定期購読している。ここに面白い広告があったので読んでみると、なんと自動巻き腕時計が発明されたのは1770年代のことだと……。これほど昔に発明されていたとは驚きよ。

 腕を振る振動によって時計内の振り子が回転して、ゼンマイが自動的に巻かれるわけだ。時計機構の発展とともに効率も著しく向上し、オレ様がチビッコの時から自動巻き腕時計は一般的だったな。いまや腕時計は太陽光で充電よ。こうした振動や温度差などのエネルギーを電気に変換する技術を「エネルギー・ハーベスティング」というんだってさ。

 電車や車が走る振動を電気エネルギーに変換する技術も、電池の発達によって使えるようになっている。その振動発電で利用されているのが圧電セラミック。アマ無線をやっている時に圧電セラミックを使った電子工作をした記憶があるけど、何を作ったんだっけ?

2023-05-24

メルマガの読書数、発行間隔

 メールマガジン、いわゆるメルマガで知ったことをBlogで話題にすることが多い。それは結構なことだと思うが、いったい何誌を読んでいるのだ? メルマガを読みはじめた昔はともかく、いまは発刊数も大きく増えたし、知らないうちに廃刊になったものもある。

 何誌のメルマガを読んでいるのか数えてみた。配信は「まぐまぐ」で、ビジネス系2誌、科学系1誌、化学系1誌、天文系1誌、経済系2誌、PC系2誌ぐらいか。発行間隔は日刊、週刊、月間とまちまち。「まぐまぐ」の会員にもなっているから、久しぶりに会員ページでみてみたら、なんと40誌以上もあるではないか。休刊になっているものが多数に上る。

 立ち上げるのは簡単だが、続けることはもっとむずかしい。この格言どおりの展開だな。実はオレ様も、過去にメルマガを発刊していたことがある。だから身にしみて分かるのさ。チームで週刊、月刊といった刊行サイクルを決めていかないと、やはり面倒なものよ。

2023-05-23

「気候」という熟語の組み立て

 天文学のメルマガを読んでいると、ときに面白い話題が出てくる。先日も松尾芭蕉が 「おくの細道に旅立った」のはいつか、なんてことが記述されていた。天文学がテーマであるから、問いの課題は旧暦(太陰暦)と新暦(太陽暦)の違いであることはもちろんだ。

 暦が話題になると、次に出てくるテーマは二十四節気に関することだ。天気予報でもたびたび語られるが、その二十四節気をさらに細分化したものが「七十二候」だと。さらには二十四節気の「気」と七十二候の「候」を合体させると、あわせて「気候」になる……。天文学から気象に関する話題になったと思ったら、さらに熟語の組み立て方まで出てくる。

 言葉というものは、さまざまな分野に関連しているものだな。ちなみに芭蕉くんが旅立ったのは旧暦の「元禄2年3月27日」で、新暦にすれば「西暦1689年05月16日」。なにやら雑学の知識だけが増えてくるぞ。確かに知識を増やせば〝おりこうさん〟にはなれるがね。

2023-05-22

ステップアップの手法

 各種トレーニング展開の本やメルマガを読んでいると、必ず出てくるのが「ステップアップの手法」というものだ。オレ様も参考にしているが、急激に上げようとするから、たいがいは挫折する。その繰り返しであるから、無理はしない安全ゾーンに安住してしまう。

 急激に強度やスピードを上げるから疲れてしまうのであって、少しづつ上昇させればよい。そんなことは分かっておるわい、というのが一般的であるけど、できないから困るのだ。ここに秘密があるわけで、順応するためには1歩進めたら、元に戻るという手法を続け、しばらくしたら2歩進めて1歩元に戻るという方法を長期間にわたって実行する。

 これまた、そんなこたぁ~分かっておることだろう。「ステップアップの手法」は前進することばかりが書かれているけど、順応期間や少しのステップダウンだって必要なのだ。〝分かっちゃいるけど止められない〟というのは、心理的な問題だから困ったものよ。

2023-05-19

「起承転結」の展開手法

 チビッコどもにテレビ番組を見せていると、数年も続けば、すぐに続編が登場する。次のチビッコ世代に対応するための展開なのだから、新たなヒーローやヒロインが誕生するわけがない。考えた通り、ここしばらく2代目3代目といったシリーズばかりが多い。

 物語の展開手法として、「語るテーマは小さく、そして数を集める」ことがあるらしい。古典的展開でいえば「起承転結」の「起」だけを替え、「承」は時代状況に合わせた展開、「転」「結」はいつもの物語のパターン。このパターンだけはしっかりと受け継がれているわけで、新たな手法が登場するには数10年単位の時間がかかるということだな。

 特許でもこのパターンは多いらしく、小さな部分展開だけを押さえる。こうして、いわゆる死蔵特許が増えるわけだ。思いもつかないようなことを考えれば、人様からはアホといわれることになるが、オレ様は遠い未来しか見ていないということで単なるアホなか。

2023-05-18

瞑想の秘訣はあるのか

 チビッコのときから瞑想はやっていた。とはいうもののナンチャッテ瞑想だったし、その到達先だけは超能力者という夢見る世界。そんな低級レベルだから超能力など得られるわけがない。そんなことをやっているうちに、困った状況に足を踏み入れてしまったのだ。

 座禅のでいう「魔境」。いわゆる幻の世界で、さまざまな幻想が目の前に現れる。簡単にいえば、〝うしろの百太郎〟に導かれているようなものだな。例えば、夜中に天井のある一点を見たいと思えば、即座に目の前に現れる。聞けば、抜け出さねばならないレベルには到達できたということで、ここが次のステージへの関門みたいなものだというわけよ。

 精神科のドクターによる禅僧の実験だと、ハイレベルの禅僧でも、それなりの言葉を投げかけるだけで脳波は乱れるらしい。表に現れないということが、修行の成果なのだろう。次の世界へ行ける秘訣はあるのか。オレ様のレベルでは、教えてくれる人もおるまいな。

2023-05-17

二重振り子の軌道

 科学雑誌Newtonの6月号に、面白い記事が出ていた。予測不可能な軌道をえがくという「二重振り子」なのだ。振り子といえば、きちんとした軌道を描くが、「二重振り子」は予測不可能……。実際に映像を見てもらえば、屁理屈でも何でもないことが理解できよう。
https://youtu.be/z3W5aw-VKKA

 振り子ならば一定周期の軌道を描く。「フーコーの振り子」をはじめ、最近は見なくなったが「振り子時計」などなど例を挙げればキリがない。「二重振り子」のような動きは、まさしくカオスなのだ。さらに条件をちょっと換えれば、これまたまったく違う運動になるらしい。オレ様の頭脳ではなんとも説明ができないので、諸君ら自身で考えてくれ。

 予測のできない状況を生み出すため、ゴルゴ13くんも使った手法があったと記憶している。予測不可能な世界を造るには、この「二重振り子」の運動も何かのヒントになるかもしれん。カオスの世界に入り込むと、オレ様の頭脳もカオスとなりアホといわれるかな。

2023-05-16

地域ごとの経済新聞

 地域の名称を冠した「〇〇経済新聞」というのを、諸君らだって聞いたことがあるだろう。オレ様も他県へ行ったとき、取材を受けたことがある。ネットで見かけることもあるから、この〝経済新聞〟を検索してみると、全国ネットワーク団体まであるではないか。

 リストを見ると、全国の市区町村ごとにあるようで、いくつあるのか数えるのも面倒だ。Wikipediaで調べてみると、廃刊というか潰れてしまったところも多いようだな。かつてミニコミ誌ブームがあったけど、ネットによって発刊形態が変わったことだけのことだろう。あまりにも狭い地域の情報なので、経済的に成り立つのだろうかと心配になる。

 狭いエリアを代表するものとして、コミュニティーラジオや武将隊などもある。さまざまなカテゴリーごとに、地域ごとの団体、そして全国グループがあるもので、〝経済新聞〟もそのひとつだろう。かつて取材を受けた〝経済新聞〟はその後、どうなった?

2023-05-15

鉛筆ホルダーがあった

 いまやパソコンで入力することが普通なのだから、手書の機会は少ない。芸術家はともかく、手書で書くとしても筆記具はボールペン、シャープペンなどがほとんどだろう。たまに鉛筆を使うオレ様としては、短くなった鉛筆をどう使うかと考えあぐねていた。

 大中規模の文具店で「鉛筆ホルダー」について聞いてみると、「いまは使う人もいないので置いていない」という。こんなことを聞いたのは、かなり昔だが、最近せっかく高級鉛筆のMONO100を買ったのだから、使って短くなったMONO100をある程度までは活用したい。某小学校近くの小さな文房具屋でダメでもともとと思い聞いてみたら、ありますよと。

 鉛筆ホルダー2本のセット。Amazonなどで買うしかないかと思っていたが、安価なので送料の方が高くなりそうで手が出なかった。それが普段は見過ごしてしまうような小さな文具店で売っているとは……。〝小学校近くの小さな文房具店〟というのがミソだな。

2023-05-12

難解な本を理解する方法

 賢者ともなると、難解な本を理解する方法を考え出すものだな。昔から、いろいろなやり方がある。先日読んだ佐藤優くんの「理解力の強化書」によると、難解な本は1冊まるごと音読して録音し、それを聞いているうちに、だんだん理解できるようになるらしい。

 何回も音読して理解するには、簡単な方法があるのだろうか。優くんによれば、音読しながらカセットテープに録音し、それを聞いてから、再び読み直す。そうすれば理解力も深まるという。なぁ~んだ古典的な方法だなと笑うかもしれないが、優くんは録音したら120分テープ5巻にも達したそうだ。難解な本を理解する、ひとつの方法といえようね。

 現代ならICレコーダーだろうか。でも、これほどの長時間録音はできるのかな。幸いにしてオレ様は、最近ラジカセを買ったのだから対応可能だ。ただ困ったことはカセットテープの入手方法で、これはAmazonや楽天で買うわけよ。古典的な方法は、まず実験さ。

2023-05-11

他家受精? 他花受粉?

 農家ではないし、ましてや林業あるいは植木職人でもない。要するに、植物に関する知識はゼロということだ。そんなオレ様だから、草花を「なんの木だ?」と農家に尋ねて笑われたこともある。しかしだ、植物の賢者、牧野富太郎くんがいうことは、ちょっと違う。

 富太郎くんは植物知識の中で、「他家受精すなわち他家結婚して強壮な種子を作ろうというのだ」と言っていたらしい。Aという植物に、Bという植物の花粉で受粉させれば、それなりに成長するということかな。こいつバカじゃないかと呆れられるかもしれんが、ならば接ぎ木なる手法は同じ種ではなく、ほかの種の木でも成長するということだろうか。

 農林業のオッチャンやチビッコでも、この文章を読んだのなら、大笑いしていることだろう。書いているオレ様も、知識がないものだから頭の中がクルクルしてきて、脳ミソが沸騰状態になってきたではないか。植物のことについて触れると、ろくなことはない。

2023-05-10

雨の日でもトレーニング/その2

 雨の日のランニングは実行方法に悩む。そこで傘をさしながらでも可能な「ウォーキング速歩」を代替手段としている。近所のスポーツクラブの体育館は1周したところでたったの100m。オッチャンは10周していると自慢していたが、たった1キロではないか。

 高校時代の山岳部トレーニングを、ふと思い出した。雨の日のヤツらのトレーニング方法といえば、重量は不明だが、重そうなザックを背負い、校内の廊下や階段を上り下りしていたのだ。これなら実行できそうだが、学生だからできること。広いスペースのある近所の大規模スーパーやオフィスビルで実行していたら、100%の確率で警備員に捕まる。

 東京タワーの階段を駆け上がる耐久レースも開催されていたけど、このところ聞かない。たぶんスタッフの配置など、いろいろ面倒なことが多いのだろう。学生はともかく、一般人はどうしているのか、聞いてみよう。案外、休みの日と決めていたりしているのかもね。

2023-05-09

「シャボン玉のような〇〇〇」という例え

 著作権の切れた文学作品を公開している青空文庫で、賢者・寺田寅彦くんの随筆を読んだ。現代ならエッセーというべきかな。テーマは映画に関するものだが、その中に面白い例えが出ていたのだ。なんとシャボン玉に関する例えで、いくつか続けて出現する。

 フランス映画に関する評価だ。「シャボン玉のようなロマンス」とは、どんなロマンスだと思うではないか。ちょっとしたけんかに対しては、「シャボン玉のようなけんか」らしい。ピストルを撃つシーンについては、街灯を「シャボン玉のようにこわす」。寅彦くんの生きていた時代というより、脳みそをしぼり出して考えた例えなのだなと想像する。

 賢者の使った方法は、すぐにマネをするのがオレ様だ。だからといって、このところシャボン玉を吹きながら遊んだ記憶もない。すぐに忘れ去られるオレ様の文章だから、〝シャボン玉のような文章〟ではどうか。面白くない……。もっともっと考える必要があるぞ。

2023-05-08

雨の日でもトレーニング

 スポーツ選手ではないけれど、とにかくサボらないようにランニングだけはやっている。もちろん毎日ではなく週4回。さらに簡単なウエイトトレーニングとしてブルワーカーも週5回ほど実行しているから、現状はこれで十分だ。雨の日ならばどうしているのか。

 三島由紀夫くんは夏の間、伊豆の下田で過ごしていたらしい。身体を動かしておくため、毎日の散歩も数キロ。地元女子高生たちが「あれ、三島由紀夫よねぇ~」と騒ぎ、キャッキャと騒ぎながら後を付けていたが、由紀夫くんは速度を上げてベェ~と舌を出しながら相手をしていたという。そんな一面もあったというから、作家とは分からぬものよ。

 なるほどと思ったのは、この散歩。ランニングの代わりに、雨の日でも身体に軽くムチを入れるのなら「ウォーキング速歩」がベストだ。面倒な方法だと必ず挫折するからね。オレ様のような賢者ともなると、雨の日は休むのではなく代替方法も考えておくものだ。

2023-05-05

カセットテープの復活

 ミュージシャンでもないし、特別な音楽ファンと呼ばれるほどでもない。このところのレコード人気というのは、何がきっかけなのだろう。中古レコード店も見かけるし、有名ミュージシャンともなるとレコード盤まで出しているから、ブームだけでもないだろう。

 カセットテープも復活しないかな。とある目的のためにカセットテレコやテープも買い込んで、己専用の音源を作っているのだ。録音に当たっては、シナリオも作成している。何回か読み直し、テスト盤だって作っているほどさ。Amazonや楽天なら、いまだってカセットテープが入手できるけど、将来のことを考えれば標準的な60分テープが便利だろう。

 このごろICレコーダーの方がいいのではないかと思うようになった。すっかり忘れていたのは、使っている人が周囲にいなくなったからだな。またスマホだって録音できる。多機能過ぎるとトラブルがあった時に困るので、それぞれ専用の機種があった方が便利よ。

2023-05-04

GWはチビッコの季節

 GWも終盤だけど、ニュースでこんな記事を読んだ。GW期間中の観光地はどこも混むし、高速道路だって大渋滞。ホテル旅館も特別料金となる。アホらしい……。ならば家で資料整理など、次へとつながる行動をした方が有意義に過ごせる。思わず納得してしまう。

 でも30秒後には、こんな話はオッチャンなど年寄りの話ではなかろうかと気づいた。チビッコがいれば、この期間はいろいろなイベントや試合などがあるので大人も移動せざるを得ない。送り迎えだけでなく、応援にだって参加せねばならぬ。こうなるとチビッコを持つ親は行動せざるを得ないのは当然。家でのんびりなどしておられぬのが実情だろう。

 休みの期間が長ければ、チビッコはどこかへ行きたくなるのも当然だ。結局のところ、年寄りとチビッコなど、年代が違えば考え方だって異なってくる。意見というものは右左、裏表があるものさ。ただ、そんなところまで考えが及ぶと、決断に迷ってしまうぞ。

2023-05-03

「とん丼」というメニュー

 いくらトンカツが好きだからといって、毎回そればかりでは飽きるだろう。またカレーが好みだからといって、毎日出されてはゲンナリする。ではドンブリ物なら……とまぁ延々と続く。ならば、この3者をミックスしたようなメニューなら興味をそそられる。

 そんな食事処があるらしい。名称は「とん丼」で、特に一等地に店を構えているわけでもないし、もちろんチェーン店でもない。ドンブリ飯にトンカツが上を向くように山型に載せ、その上からカレーを注ぐ。そこは料理屋だから、うまく配置させてある。食通でもないからうまく説明もできないが、拾ってきた画像を見てもらえれば納得できるだろう。

 

 過去のアイデアを組み合わせて考えろと、人様には知った風なことを言うオレ様だ。でもオレ様自身が実行しているかどうかは、別の話。しかし世の中には、人様に知られていないようなところでも実践しているしている賢者はいる。これなら己でも作れそうだな。