2022-05-31

「5W1H」と「カンカラコモデケア」

 むかしから文章を書くには、「5W1H」が必要だと言われてきた。5W1Hとは「いつ、どこへ、誰と、何を、なぜ、どのようにを書き込む」ということで、たまたま読んでいた新聞紙面の片隅に「ノートの作り方」として小さく掲載されていたのだ。確かに基本だね。

 こんな文章の基本は、いまや考えたこともない。オレ様の大学生時代は「カンカラコモデケア」がメイン。「感動、カラフル、今日性、物語性、データ、決意、明るさ」を書き入れろというもので、作文の基本として当時は流行っていた。今も昔も、文章やノートの書き方という基本は変わっていないのだな。というより、いまや考えてもいないのだった。

 文章の書き方に関する本は、本屋や図書館などでたまにチェックする。しかしだ、「5W1H」や「カンカラコモデケア」のように簡潔に教えるものは少なく、ゴタゴタと理屈を並べているのでスパっと頭の中に入ってこない。呪文のような一言が良いのだと思う。

2022-05-30

ブルワーカーで千日行を達成

 たまには己の自慢をしてもいいだろう。このほどブルワーカーのトレーニングで千日行を達成した。トレーニングではフリーソフトのチェックリスト管理「ラステイル」を使用し、3年弱ほどの期間にわたりトレーニングを行った。達成は、やはりうれしいものよ。

 ブルワーカー・トレーニングは1週間単位のトレーニング。1000日間を7日間単位(5日間のトレーニング、2日間の休息)で再計算する。以前も実行していたのだが、120週間ほどで挫折していたのだった。挫折の原因は1~42までの全メニューを、すべてアイソトニックで2回行うというキチガイレベルだったので、当然の結果だったのだ。

 普段はランニングなどエアロビック系がメインだし、スポーツ系メルマガでは〝やり過ぎ〟に対する注意もあった。なにより続けることが大切なので、20週間のアイソメトリック、2週間の全メニューの展開にしたのだ。小さな目標でも達成が重要なのさ。

(参考)

ブルワーカートレーニング(1)

ブルワーカートレーニング(2)


2022-05-27

「図巻」と「絵巻」の違い

 新聞を読んでいると、ときにおやや~と思うことがある。松尾芭蕉くんの「図巻」が真筆だと判明したらしいが、この「図巻」とはいったい何なのだ。「絵巻」なら聞いたことがあるけど、「図巻」は何が違うのだろう。こいうときはWikipediaくんに登場ねがう。

 Wikipediaくんの解説だとピシャリと頭に入ってこないので、己並みに説き起こしてみた。「図巻」となれば絵のほかに、文字による解説などが入っているものらしい。芭蕉くんは風景画のほかに、旅先で詠んだ俳句も入っているから「図巻」。一方、「絵巻」は絵だけで物語を連ねているから、絵の巻物なのだ。こういいう理解でよろしいかな?

 昔のことは、いちいち解説を読まないと分からないから面倒よ。実はオレ様もチビッコのころ、「絵巻」というより「図巻」を作成したことがある。巻物はするすると読むのは良いのだが、しまうのは再び巻き直さなくてはならないから面倒。一発でやめたのだった。

2022-05-26

不要になったカッターの刃

 事務用品どころか工作用品、果ては工事関係者でもカッターを使っている。この刃の切れ味が悪くなれば、ひとつの刃を折って次の刃を出すわけだ。カッターの刃折り機というのを買ったことがあるけど、その中規模文房具屋はなんと閉店してしまったのだ。

 この刃折り機が壊れたので、新たなものに買い替えることにした。こういうのは100円ショップにもあるだろうと思ったが、売っていない。コンビニやスーパーでもカッターは売っているが、替刃や刃折り機となると売ってはいない。ネットで調べてみると売っているが、価格としては200~500円あたりの価格帯だが、意外にも送料の方が高いではないか。

 おふざけじゃないわよ。というわけで、自転車で15分もかかる小さな文房具屋で買うことにした。扱っていなくとも、注文しておけばよい。2~3日もすれば入荷するだろう。ここは某大学医学部の目の前なので、京大式カードまで常備しているような店だからのぉ~。

2022-05-25

メルマガの「?」マークは何だ

 いくつかのメルマガを読んでいると、著名な出版社からのメルマガに「?」が付いている。この「?」の部分は、いったい何を表記してあったのだろうか。ちょっと気になって調べてみたのだった。何のことはない、環境依存文字とされる「〝」「〟」だったのだ。

 環境依存文字とは何だろう。「パソコンの種類や環境(OS)に依存し、異なる環境で表示させた場合に、文字化けや機器の誤作動を引き起こす可能性のある文字」とある。よくよく読んでみると、たぶん相手はMaxで制作しているに違いないということも判明した。簡単な文書ならともかく、込み入った文書なら意思の疎通すらもむずかしくなるな。

 機種依存文字は漢字のほかにも、数学や単位などなどたくさんある。これがネット上であればきちんと表示されているのだから、話しはますますややこしくなってくるわけだ。もはやオレ様のお仕事の範疇ではない。まあ、いろいろな職種のお仕事があるからね。

2022-05-24

指で塗り広げる

 己の生活環境に変化が生まれないかなと思い、海外のDIY関連の動画も一応はチェックする。それなりの大型工具を使っているケースもあるので、これは参考にならない。しかし木材を接着する場合、使われているケースが多いのが、おなじみの木工用ボンドなのだ。

 けっこう使われているから驚く。さらに驚くのは、この木工用ボンドを加工面に指で塗り広げているのだ。塗り広げた後は指が接着液でベトベトするので、ティッシュなどで拭き取る。こうして塗り広げ、接着面に圧力をかけることで、接着面の脇から余分な接着剤も出てくるので拭き取るわけだ。ミソは、この〝指で塗り広げる〟ということにある。

 木工工作者にとってはあたり前の話しだろうが、やってみると確かにきっちりと接合する。何かを木工用ボンドで接着する場合、知り合いのデザイナーも指で塗る広げていたな。いちいち指を拭くのは面倒だが、これも工作テクニックの一つとして覚えておくべきだ。

2022-05-23

ワーグナーの「ワルキューレの騎行」

 名画座かビデオかはか忘れたけれど、「地獄の黙示録」の冒頭シーン。ベトナム戦争時、ヘリコプター部隊の攻撃シーンで、銃撃兵のひとりが「ワーグナーのこれが一番さ」などといって音楽を大音量で流していた。これが「ワルキューレの騎行」だったのだ。

 この「ワルキューレの騎行」は、ワーグナーの「ニーベルングの指輪」に収められていることを知ったのはだいぶあと。CDを久しぶりに聞いてみれば、気力がないときにはこれを聞くのが一番だ。YouTubeにもある。ならばと図書館で「ニーベルングの指輪」を読んでみたが、人物名になじみのないものが多く読みにくい。さっさとあきらめたのも当然よ。

 クラシックにのめり込むのは、たぶん映画の力だろう。ヒトラーくんもワーグナーファンだったらしく、そのためワーグナーくんまでスポイルされたらしい。調べると、ヒトラーくんが生まれる前の時代の人ではないか。いじめっ子に歴史は関係ないという例だな。

2022-05-20

「てるてる坊主」は、なぜ天気にさせる?

 チビッコのころの思い出を著した寺田寅彦くんのエッセーを読んでいて、オレ様は考え込むことになる。そろそろ梅雨の季節でもあり、こうなるとチビッコどもに出てくるのが「てるてる坊主」だ。では、なぜ「てるてる坊主」に明日の晴天の願いをかけるのだ?

 こういうときはWikipediaくんに登場してもらうしかない。どうやら江戸時代にはあったようで、そのころは折り紙で作っていたという。また晴天になったのなら、瞳を書き入れ神酒も添えて、川に流すまでが一連の行動のようだ。願いが実現したのだから、お礼参りだって当然となる。こうしてみると、江戸文化はさまざまな生活習慣のルーツだな。

 ちなみに「てるてる坊主」という題名の童謡は、なんと1921(大正10)年に発表されたらしい。寺田寅彦くんのエッセーに「てるてる坊主」は登場するけど、童謡が出てこなのは、こんな事情だったか。Wikipediaくんは、なんでも回答してくれるものだのぉ~。

2022-05-19

1台のマシンに集約は危険だと思う……

 さまざまな便利な使い方といったものを、ちょくちょくネットで探している。そのなかで「スマホに集約」といった記事は多く、確かにパソコンだってマシンの中にはいろいろなソフトを入れている。その1台のマシンがあれば、ほとんどのお仕事だって可能なのだ。

 この「スマホに集約」といった記事を読んでいると、ほんとかなと思うようになったのだ。1台あれば済んでしまうということは、それがなければお仕事も趣味もアウト。海外のサイトでスマホを海や湖に落としてしまう動画が評判のようだが、そんな事態に遭遇したら狂い出すかもしれん。重要なモノは、〝分散して持つ〟ことが需要なのだと悟る。

 アマ無線でトランスバーターを使ってVHFに出没していた時期がある。1台のHFマシンでVHF帯にも出られるから便利だけど、仲間が来てマシンを占領するとオレ様は何もできない。やはり機能の分散は大切で、最近カセットテレコを買ったのもそんな意味なのさ。

2022-05-18

あの「崑ちゃん」が筋トレ!

 なつかしの芸能人と言えば良いのかな。むかしの街でオロナミンCの看板キャラクターとなっていた大村崑くんは、いまや90歳になっているらしいが、現役時代の記憶はオレ様にほとんどない。ところが崑ちゃんは、なんと筋トレを行なっているらしいのだ。

 筋トレといっても、最初は老人がメインの体操みたいなものだろうと思っていた。ところがジムでマシンを使ったトレーニングを行なっているし、なんとトレーニング雑誌で記事にまでなっているところか、筋トレ本まで出版しているではないか。成果は体型を見るだけで一発で分かる。またスーツを着ている画像をみてもシャンとしているから驚きよ。

 オレ様の場合は筋トレというより、持久系のランニングがメイン。筋トレはブルワーカーを使う程度なのは仕方あるまい。〝人のふり見て我がふり直せ〟ということわざがあるけど、80歳を過ぎたら筋トレに転向しようかな。いや、それまで生きておれるかな?

2022-05-17

神曲とローリエ

 ダンテくんの「神曲」を「まんがで読破」のシリーズでようやく読んだ。地獄や天国の状況が説明されていることに驚いたのだった。主人公の案内役、ウェルギリウスくんがかぶっているのは月桂冠かな。ダンテくんの肖像画でも月桂冠をかぶっているぞ。

 日本酒の月桂冠ではなく、昔から物語に登場する月桂冠だ。まずはWikipediaで概要を把握せねばならぬ。それによると「月桂樹の葉の付いた枝をリング状に編んだのが月桂冠」で、ギリシア神話のアポローンくんに由来するんだと。ちなみにオリュンピア大祭の勝者に与えられるのは月桂冠ではなくオリーブ冠という。どこで知識が混乱したのだろう。

 この月桂樹の葉はローレルとも呼ばれるらしい。えっ、ローレル? ハーブとして我が家の台所にもローレルが常備されているぞ。ちなみにローリエはフランス語、ローレルは英語なんだとさ。ダンテくんの神曲のおかげで、ちっとは雑学知識が増えたわけだな。

2022-05-16

困った物知り自慢の人

 なんか事件あるいは事故が起こった場合、まわりに一人は「こうなると思っていた」「予測していた」などと自慢気に語るヤツがいる。オレ様の周りにもこういうヤツがいるけど、だぁ~れも相手にしないし、せいぜいあいさつのひとつにしか思われていない。

 こういうのを「後知恵バイアス」というのだそうだ。同じパターンは「だから、そう言ったのに」「後の祭り」「馬鹿の後知恵」などなど世界中にたくさんあり、特別なことではないようだ。昔の年寄りの「ほぉ~れ、みたことか!」という言いまわしも同じだな。

 世の中はコロナ禍で、この「後知恵バイアス」による社会変化が大きいのだと。どこまでが本当のはなしで、どこからが現実の話か分からないから、山本リンダ風にいえば「困っちゃうわ~」なのだ。各種学術団体では、うわさの打ち消しに動いているらしのだがね。

 本人は最新情報を知っているつもりなんだろうが、怪しげな宗教団体みたいなもんだな。

2022-05-13

「ポンチ絵」と「まんが」

 建設関係のメルマガを読んでいたら、「ポンチ絵」とは何だという記事が出ていた。ゼネコンなどでは、簡単な図を描いて相手に理解させるその図のことをポンチ絵というようだ。オレ様が接触したところでは、その図のことを「まんが」といっていたな。

 同じ業界でも、言い方はいろいろだ。相手に理解させるには面倒な話をするより、図を書いた方が早い場合がある。この図のことを「ポンチ絵」というらしいが、同じ業界でも「まんが」ということもある。建設業は幅広い分野の人が接触するからなぁ~と思う。

 同じ業界の人で、説明役を担う人はいつもスケッチブックを持っていたな。会議はもちろん現場であっても、そのスケッチブックにさらさらと絵を描きながら話をする。この方が相手の理解も早くなるのは当然といえよう。まあ、オレ様の場合はノートだけどね。

 A5ノートを見開きのA4にして、「ポンチ絵」「まんが」を描いて説明するわけよ。

2022-05-12

銅鑼の見せ方の案

 ドラといっても楽器の銅鑼のことで、Wikipediaによればタムタムとも呼ばれているらしい。種類だってたくさんある。映画などに登場する銅鑼は、レンタルで借りるにしてもシロウトでは高額。しかし、大きさが30㎝以内の銅鑼だっていろいろな種類があるのだ。

 他人様のイベントで銅鑼を使っているのを見て、オレ様関連の会合でも使ってみたいと思ったものだ。通常の会合ではチンチンと卓上ベルを鳴らしているわけだが、これを小さな銅鑼にする。価格も2000~3000円と手ごろだし、叩く人の紹介だって演目の一つになる。

 この銅鑼によって、「1+1=3」とするような劇場型効果が生まれる。過去にイベントの打ち合わせで、この銅鑼案を出したのだが、「アホォ~」と簡単に否決されてしまったのだ。あきらめるわけにもいかないし、まずは己の力でアピールする必要があるな。

 幸いなことにコロナ禍も収まりつつあるので、銅鑼登場のチャンスも生まれるはずだ。

2022-05-11

面倒な本はマンガでOK

 ダンテくんの神曲は、いずれ読んでみたいと思っていた。でも買えば買ったで本棚の肥やしになるのは目に見えているし、だからといって図書館へ行けば地獄篇、煉獄篇、天国篇などがあり挫折に到ることは一目瞭然。そんなとき「まんがで読破」シリーズは助かる。

 内容が面倒な本は読みやすいものに限る。届いたばかりだが、パラパラとめくってみると天国や地獄での場面が詳述されていて、なるほどそこから「神曲」というタイトルが導き出されたか。仕事の合間に読んだとしても、本日中にあらすじだけは押さえられるな。

 この「まんがで読破」というのは役にたつのだ。ゲーテくんの「ファウスト」に至っては、図書館で背表紙の厚さを見ただけで読む気が失せたから、このマンガで流れをつかむという手法は助かるのだった。あたかも読んだかのように人様に話しができるしな。

 オレ様はあらためて思った。読むのに苦労する古典は、このマンガシリーズで良い。

2022-05-10

蚊取り線香には豚ケースが一番

 小さな一匹のハエのようなムシが飛び込んできたので、さっさと除去した。夏を前にして、そろそろこうしたムシがうごめきだしたのも仕方がない。最近は少なくなったとはいえ、プ~ンという羽音とともに〝蚊〟が飛んでくるのも時間の問題ともいえような。

 ここで蚊取り線香の登場となるが、せっかく使うのだから、なつかしい豚の蚊取り線香ケースを準備することにした。まずは検索してみると、値段はともかくたくさんの種類があるではないか。この形になったのも、なんと江戸時代というから二度ビックリなのだ。

 空気の流れを考案すると、片方をすぼめた方がうまく煙が流れるらしく、豚の形になったという。風流の感覚を味わうのは老人だけだが、だからといって農林業で使うような腰にぶら下げるケースというのも見た目が悪い。金属製ロボット型の豚まであるから驚きだ。

 高額な有名陶器製もあるけど、なんと100円ショップでは300円で売っているらしい。

2022-05-09

リンゴ生産にドローンだって!

 いまやドローンは、リンゴ生産にも使われているようだ。もっとも実証試験段階のようだけど、受粉のために花粉を溶かした水溶液をドローンで散布するんだとさ。たいがいのことにドローンが使われても驚かないが、まさか花粉散布にまで使われているとは……。

 リンゴ生産とはいえ、その作業内容は農作業。となると高齢化による人手不足も進んでいて、リンゴの栽培面積減少も分からないではない。そこでドローンの登場となる。いままで農作業の機械化という話しは聞くが、現代はドローンをどう使うかなのだな。

 それにしてもドローンというのは、新しい使い方がどんどん生まれてくるものだ。まさにアイデア勝負で、その活用方法はもちろんだが、その付属装置の開発が明暗を分けることになる。ドローン操縦も免許制になったと記憶しているが、農家もまた免許取得かい。

 ウクライナ戦争でもドローンが活躍していると思ったら、日本は農作業なんだとさ。

2022-05-06

一本歯の下駄の使い道

 応援団とはいえ、いまでも高下駄なんかを履いている連中はおるまい。ネットで検索してみると、ちゃんと売っているということは、それなりに需要はあるのだろう。では、修験道の開祖らしい役小角の画像を見ると、一本歯の下駄だ。いまでも売っているのかな。

 結論からいえば、ちゃんと売っている。それどころか、関連するサイトもたくさんあって、読んでいくと新たな疑問も出てきたりで、もうキリがない。価格帯を見ると、だいたい5000~10000円あたりが主流のようで、売る人がいるなら買う人だっているわけだ。

 数年前まで、修験道の山岳修行へ参加していた。本職の山伏はもちろんだが、オレ様も2~3回参加した後は白の地下足袋に換えた。草鞋を履いている行者もいて、それなりの世界では草鞋も主流なのだ。しかし、一本歯の下駄など履いている行者は見たこともない。

 思いが募る一本歯の下駄。でも、体験してみないことにはおいそれと手は出せない。

2022-05-05

アイヌ語の辞書に驚く

 知床半島の観光船事故のニュースを読んでいて、北海道にはアイヌ語の地名が多いことにあらためて気がついた。確かに北海道へ観光に訪れれば、アイヌ関連の土産物から地名まで様々なので、ここはアイヌ語のお勉強をしてみてもいいかなとも思うのだった。

 新たな言語を学習する場合、まずは簡単なテキストと辞書だ。テキストはいいとして、問題は辞書。研究者が使うようなものがあっても仕方がないので、最初は分かりやすいことが必須といえる。ネットで検索すると、いろいろあるので驚いたのなんのって……。

 本や図書館で、さまざまな言語のテキストと辞書はどれぐらいあるのかブラリと見たことがある。北海道なら分からないけど、それ以外の地域でアイヌ語関連の物語意外にお目にかかることはまずない。外語大などの専門家は別として、素人とはこんなもんだな。

 事件や事故の周辺を探ると、己の知らない世界はあるものだ。アイヌ語もそうだったな。

2022-05-04

帰還した戦闘機の話

 Newtonといっても科学者のニュートンくんではなく、科学雑誌のことである。ときどき本文よりも小さな囲み記事に、なぁ~るほどとフンフンしてしまう。それは第二次大戦中、アメリカ軍の戦闘機が銃撃を受けて帰還したあとの、さまざまな対策の話なのだった。

 戦闘からもどった軍用機は、確かに多くの銃撃を浴びている。しかし、なんとか基地まで帰還したのだ。もどってこれないのは、被弾して墜落したわけで、その他の部分の装甲を強化したんだってさ。なんとも、妙に納得してしまうような話ではないか。

 これを読んで、車好きな人の話を思い出した。あるメーカーの車は衝突事故にあった場合、衝撃で車が壊れるようにしてドライバーを守るらしい。ところが別のメーカーは、車のボディーそのものを強化してドライバーを守っているのだと。単なるうわさだろう。

 軍用機なんかは、パイロットの育成に膨大な金と時間がかかるのだ。納得する理屈よ。

2022-05-03

黒板が欲しい……

 ある先生が研究機関で個室を与えられた時、壁一面に黒板を設置することを望んだらしい。このエッセーを読んで、オレ様も小中学校にあるような黒板でいいから欲しいと思ったものだ。会議室などにあるようなホワイトボードではダメで、黒板でなくてはならん。

 とはいうものの、個人で黒板を持つというのはむずかしい。過去にも調べたことがあり、壁などに静電気やマグネットで貼り付けるものはあるが、横幅は約1m程度だ。ちょっと心が動いたけど、やはり板面は大きく、書くものはマーカーじゃダメでチョークが良い。

 では何に使うのだと聞かれれば、特になく、間違いなくチビッコの落書き専用になるな。一般家庭で持つとするならA4~A3ほどの大きさの壁掛け用ホワイトボーがせいぜいで、実際にチビッコの落書きや買い物メモなどなど、とても有効活用されたとはいえなかった。

 黒板を持つという希望は、もう何度も書いている。いつになったら実現するのだろう。

2022-05-02

酔いから醒めるまでの時間

 休みともなれば、いろいろな機会にウイスキーなど酒を呑むことがある。冠婚葬祭ともなれば、いやいや昼間でも勧められて呑むことだってあるわけだ。それはいいとして、醒めるまでも時間とはいったいどれほどのものなのか? 呑む量にもよるからなぁ……。

 泥酔なんて言葉があるように、そこまで呑めば翌日でも酔いは醒めまい。二日酔いという通り翌日だってまだまだ影響が残っているわけだ。個人個人で異なるのだから、一概に〝こうだ〟などとはいえないわけだ。たとえ強い人でも、体調にもよるだろうしね。

 飲酒の影響は人それぞれだから、その影響がいつまで残るのかはわからぬ。そんなことを思うのも、遠い親戚で百歳ちょっと手前のおっちゃんに不幸があった。こんな席では酒が欠かせない。呑まねばならない席で、うまく立ち回るテクニックも必要なわけだ。

 飲酒からの回復時間というのは、分からぬもの。いったい誰が知っているのだろう?