2026-05-01

「ポンポン」の持ち方

 どうやって持つのかな。そう思う道具は多い。学生の応援風景を見ていると、女子応援団員らは「ポンポン」を激しく振り回す。ふと思ったのだ。ポンポンはどうやって持っているのだ? どこにでもチアガールはいるのだから、ネットにも掲載されているはず。

 持ち方は、すぐに見つかった。ポンポンの持ち手部分に、手のひらにはさみ込んでおく輪があるのだ。全身を使うアクションも見せるのだから、チームによってはプラスして何らかの工夫はしているとは思う。でも、そんなテクニックは独自のもの。公表する必要はない。アイデアというものは、実践してみないと出てこないのだから仕方ないものさ。


 いくつものキーワードを加えていく検索テクニックを述べた本を読んだことがある。いまやAI検索結果が主流となっているけど、キーワードを並べるにしたがってAIによる表示など出てこない。ポンポンを調べるにしても、加えるべき言葉が浮かんで来ないのさ。


2026-04-30

ネーミングとしての「改」

 第二次大戦当時、活躍した日本の戦闘機に紫電改がある。知ってのとおり紫電という戦闘機を改造したらしいから、名称に「改」が付いた。紫電とは、稲妻のような一瞬の光のこと。改装ではなく改造だったのだから、新名称を付けても良かったのではないかな。

 ノートの使い方として「超メモ術ノート」がある。一般のノートは小口部分まで行の線が印刷されていないので、不要な部分をカッターで切り捨ててしまう方法が掲載されている。本体はそのままなのだから、それなら「ノート改」という名でどうだ。なんか、カッコ悪い……。改を一文字加えて、すべてがピタリと当てはまりヒットするわけでもない。

 ネーミングを考える職業だってあるのだ。語呂もよく、パッと姿や用途が思い浮かばなかればならないのは当然。単純に「改」を付け加えれば良いと問題ではない。また理屈も必要となる。逆転の発想で、改という一文字を加えれば製品名となるのモノはなんだ?

2026-04-28

郷土史家はどうして老人ばかり?

 雑誌を読んでいると、たまに出てくるのが「郷土史家」の人たち。生まれ育った土地の歴史を調べるのは貴重な存在ではある。一つのテーマを深く掘り下げて調べているのはいいとして、どうして老人ばかりなのだろう。旅行はともかく、引っ越しもしていない。

 歴史を調べるのは、大学や研究機関の先生方とほぼ相場が決まっている。たまにライフワークとしている作家や記者もいるけど、それは仕事として取り組んだからだ。その点、郷土史家というのは何がきっかけとなって取り組んだのか謎……。だれにも注目されないけど仲間内では有名で、何かのきっかけで表に出てきて記事になったりする存在だ。

 第二次大戦中、広島と長崎に原爆を投下したB-29の発進基地であるテニアン島を調べたことがある。2回ほど現地を訪れたが、兵士らのネットワークはあるものだ。現地に留まった人には案内役もしてもう。この現地の老人、まさに郷土史家みたいなものだった。

2026-04-27

スクラップブックのタイトル

 新聞スクラップをしているかな。あくまで個人レベルの話だ。趣味で新聞スクラップをしている人は、何年分を保管しているのだろう。こちらは、おおよそ5年分。また、そのスクラップブックのタイトルも考える必要がある。単に新聞スクラップというなかれ。

 スクラップは発想の原点なのだ。だから新聞スクラップをする人は多い。問題は、そのスクラップブックのタイトルだ。個人なら雑多な内容だから、タイトルも考える必要がある。そこで単純に開始した年月日、そして終了した月日とすればいい。ほぼ1ヵ月間のペースで1冊を貼り終えるから、こんなもんで十分だろう。面倒なことは挫折の原因だ。

 スクラップブックのタイトルを変更するのは3回目。スクラップを2~3年ほど続けていれば、雑多な内容なので「どうしよう?」と思う。エライ人はスクラップをしている話は出すけど、タイトル名など話題にもならぬ。細かいことに興味が湧くのはヒマ人だけさ。

2026-04-24

「クニザカイ」か、それとも「コッキョウ」?

「国境の……」と小説の冒頭に出てくる川端康成の小説「雪国」。この「国境」は「クニザカイ」と読むのか、それとも「コッキョウ」と読むのか。正解は「クニザカイ」らしい。ノーベル文学賞まで受賞したのに、あやふやなまま没ってしまうから謎は続くのだ。

 現在の大学文学部でも話題になるらしい。調べてみると、日本の英文学者で文芸評論家の竹田勝彦との対談で、「クニザカイ」として川端自身はうなずいていたというのだ。これで解決ではないか。ところがだ、「コッキョウ」と解説している辞書もあるというから、話はややこしい。謎を残したままにしておくのも、文学テクニックの一つなのだね。

 有名になれば歴史に名を残す。不明な部分を残しておくのも得策なのだ。大昔の話になるけど、雪国の国境は「クニザカイと読むのだ」と解説している本を読んだことがある。謎を残しておくの得策なのだ。でも、謎を残したままにするというのは意外と難しい。

2026-04-23

ブルーオーシャン展開と時間の流れ

 なつかしい言葉に新聞テレビ、本や雑誌で出会う。それが「ブルーオーシャン」という一言。聞くと、こちらまで目の前が大きく広がっていく。イメージこそ広がるが、そもそも何を意味しているのだ。知らなけりゃ、今はネットで検索してみればよいだけなのさ。

 ブルーオーシャン。それは「競合の少ない未開拓市場を指すビジネス用語」という。なんか言葉の持つ響きと現実は大きく乖離しているな……。実例はあるのだろうか。「10分1000円のQBハウス、ヒートテックのユニクロ、Wiiの任天堂、シルク・ドゥ・ソレイユ」などなどゾロゾロとヒットするぞ。マネする会社だって山ほど出てくるのは世の常だ。

 ちょっと待てよと思う。ある企業の歴史をビジネス誌で読んだことがある。聞こえはいいけど、その地位にたどりつくまでは紆余曲折。こちらもサポート業務をしていた企業が、他社に吸収されて仕事を失ったことがある。ブルーオーシャンの裏には毒もあるものだ。

2026-04-22

言葉にする能力も身につけたい

 ヌケた行動の気持ちを分かりやすく伝えたい。そんな気持ちにかられることは、誰にだって訪れる。先日も面白い表現を見つけた。ちょっと忘れてしまった気分を、「カップ焼きそばにスープを入れ忘れて食べたような気分」とね。なるほど、こう来ましたか。

 「その一瞬の心の震えや美しさに息を飲む体験は、どんな高度な情報処理機械にも代替できない、あなただけの輝きです」。生成AIに対する己の行動表現を語った一言だ。こちらも当然メモに残しておく。エライねぇ~と言うなかれ。1週間ほど前に見つけたのだが、だれが語ったセリフだったかな? こういうのを「片手落ち」と表現するらしいけどね。

 生成AIに負けない表現を身につけるには、どうしたらいいのだろう。「三行で撃つ」なんて本に書かれていた。でも、自分で独自に表現手段を考えろだってさ。さらに読んだ人に笑みをもたらすことも必要なんだと。ううぅ、こちらは輝きのない文句ばかりだわ。