2024-10-21

「ポケットはひとつ」という手帳の原則

 9月下旬には、来年の「超整理手帳」を手に入れた。長年使い続けているわけで、以前はこの手帳の解説本に、こちらが考えたリフィルも紹介されたことがある。ベースとなる手帳があるのなら、自分専用のリフィルだって考え出すことができるようになるものさ。

 年末ともなると、景品がてらの薄っぺらい手帳をもらうことがある。見開きのページに1ヵ月の予定が書き込めるスタイルで、これが12ヵ月分。家の連中に使うかどうか聞いてみると、欲しいという者はゼロ。なにか使い道はないかと考えてみたが、良いアイデアも浮かんでこない。今年も残り2ヵ月ほどあるので、ここはノンビリ考えるしかないかな。

 超整理手帳の考案者、野口悠紀雄くんは手帳の予定欄について語っていた。「ポケットはひとつ」とね。日々の予定は1ヵ所だけにするわけだ。予定欄に週間や月間などがあるとダブルブッキングを起こす場合がある。余計な手帳などは持たぬほうが良いのだな。

2024-10-18

テキストエディタ「TeraPad」のバージョンアップ

 パソコンを購入すれば、初期状態でも各種のソフトがインストールされている。では、すべて使うかとなるとそうでもない。種類がそろい過ぎていて、結局は評判になっており、自分なりに使いやすいフリーソフトを探し出してインストールすることになるのだ。

 このBlogだって、「TeraPad」というフリーソフトのテキストエディタで作っている。作成したら読み直し、校正してからアップだ。長年に渡って使っているけど、バージョンアップはされているのかなと思ってサイトを見たら、なんと1年ほど前に登場していた。経歴を見ると、さらに1ヵ月後にも再アップされいたのはバグ修正でもしたのだろう。

 世間の状況に合わせて、使いやすいようにプログラムに手を入れるのは当然だ。しかし、フリーソフトというのは使っている人が自分でチェックしなければならない。確かにすべては自己責任だけど……。1年に1回ぐらいは状況をチェックしておかねばならん。

2024-10-17

「お食事券」と「汚職事件」

 秋も深まったこの時期、大学では大学祭の季節ともいえる。ラジオを聞いていると、某大学だけ文化祭の広報番組があるのはなぜだろう。もしかすると、大学が広報費用を支払っているのか、大学OBがラジオ局の重役か。余計な詮索なので、深入りはやめておく。

 漫画家、楳図かずおくんの作品に「まことちゃん」というギャグマンガがあった。幼稚園児のまことちゃんは、「大学祭(だいがくさい)」と聞いて「大が臭い」、「お食事券(おしょくじけん)」は「汚職事件」と想像する。同音異義語ではあるものの、このような言葉遊びは、簡単なようで適切なシーンにしか使えない。まさにアイデアの勝利だ。

 子どもの人口が減少しているということは、大学だって受験者数や入学者数を確保しなければならない。大学のPRをしていくためにはマスコミへの登場機会も増やさなければならん。でも、聞いている方は大学ではなくて、「まことちゃん」を思い出しましたぞ。

2024-10-16

ひとつずつ片付けていこう

 毎日のように実行していることに、「アイデアマラソン」「超メモ術」のノート記述、「新聞スクラップ」がある。ノートやスクラップブックを使うわけだが、整理するためには、再読することも大事なこと。おりこうさんになるためには、必要な行動といえる。

 再チェックでは問題も出てくる。ノートは、アイデアマラソンで5冊、超メモ術が4冊。新聞スクラップも5冊がたまっているのだ。進行状況はパソコンで管理しているけど、実行していないものが増えてくると気力もなえてくる。なんとか片付けようと気持ちだけがあせるので、1日に10分間だけ専用の時間を充てることにして、タイマーも見つけた。

「積ん読」の人たちが意外と多いというので驚いた。本は増殖するものだから積ん読だって増えるのは当然で、だから手入れも必要らしい。たまる一方の本や資料、ノートが出てくるのは、みんな同じ。人様に任せられないものは、己で解決するしかないのだねぇ~。

2024-10-15

使える資料は何割だろう

 学術分野、スポーツ分野で何かをやろうと思えば、関係する資料を読まねばならない。今やネットに大抵のことはアップされているので、関係する資料を探すにはまず検索しなければならない。こうなると「キーワード」の組み立て方もテクニックとなってくる。

 以前は、そのキーワードに「とは」を付ける方法が流行った。クリップのことを調べるなら、「クリップとは」と入力するわけだ。そこで出てきたいくつかのサイトを参考にして、さらにいくつかのキーワードを付け加えて検索を続けていく。時間のかかる方法ではあるけど、ネットにはさまざまな詳細情報が掲載されているので、使わぬ手はない。

 資料を集めたところで、すべてが役に立つわけでもない。ボツにする資料だって出てくる。その割合は、どれくらいだろう。「2:8の理論」のように、役に立つのは2割ほどのはず。ムダに思える作業でも、やらなければ「おりこうさん」にはなれないのだね。

2024-10-14

集中する「10分間」

 なんらかのこだわりがあると、それなりに時間を要する。例えば読書ノートを書こうと思っていても、それなりに時間を要するから、面倒であきらめた人も多いはず。そう思って、ベストな方法はないかなと考えて、ちょっとパソコンで検索しまくってみたのだ。

 見つけたのが「10分間のテクニック」というもの。ここでカード方式というものが出てくる。京大式カードや情報カードが有名だけど、このカードに1項目だけ書くのであれば、さほどの時間も必要としない。10分も時間があれば、2~3枚のカードに書き込むことができるから、ストレスなく作業を進めることができる。温故知新のような方法だね。

 通勤電車の中でしか本を読まない先輩がいた。本を買うだけでなく、なんと図書館でも本を借りて読んでいたのだ。〝やる気〟の問題だと思ったものよ。10分間だけ本を読む、10分間だけカードやノートに書き込んでおく。これなら、すぐに使えるテクニックなのさ。

2024-10-11

「TO-DO」プログラミングに挑戦

 諸君らは日本語プログラミング言語「なでしこ」を知っているだろう。Ver.1では「ラーメンタイマー」という3分間タイマータイマーを作ったが、何分もの待ち時間のカップ麺も増えてきたので、4分用や5分用も作成した。手軽に作れるのは楽しいものだ。

 Ver.3のマニュアルを読んでいたら「TO-DOリスト」のつくり方が掲載されている。今までは超整理手帳用に自分で作成したTO-DOリフィルを使っていたけど、作ってみなければなるまいと考えるのは当然だ。最初は簡単なもので、バージョンを上げていくたびに使いやすくもなる。作成に慣れている人はともかく、何度も作るのは面倒だと考え始める。

 読み進んでいくと、「小さく作って育てていくのがポイント」と書かれているぞ。使い続けていけば次のアイデアも出てくるし、それを組み込んで行けるようにもなるもの。ステップアップには、こうした工程も必要だ。無理をせず、初心にもどって考えよう。