2024-04-26

アイヌ模様の一覧はあるのか

 購読している新聞は毎日新聞だ。そこに1~2週間に1回ほど、アイヌ語の小さなコラムが掲載されている。このコラムが面白いのではなく、周囲の記事と区切るための罫線が、なんとアイヌ的なデザイン。これを見ると、アイヌ模様に興味が出てくるではないか。

 デザイナーではないけれど、他人様とは異なった展開をしてみたい。そう思えば罫線部分にアイヌ模様を使っても良いではないか。検索してみると、イベントや昔の写真はあるけど、一覧といったようなものは見つからないので、すぐにあきらめる。研究者はいるようだが、それは言葉や風習といったものがほとんどで、模様ではないから困ったものよ。

 北海道旅行をしたとき、みやげ物屋にアイヌ語のポスターがあったことを思い出した。でも、言葉ではなく、他人様を驚かすような罫線のデザイン処理が見たいのだだ。むかし「罫線一覧」といったサイトがあったけど、そこにアイヌ的なものはなかったしなぁ~。

2024-04-25

「マグロのぼり」が泳いでいる

 1年の間には、さまざまな祝日が何日間かある。そのなかで「子供の日」ともなれば、思いつくのは「コイのぼり」だろう。青森県大間町のマグロ漁は、時に話題になるので知名度も高い。そこでコイのぼりならぬ、「マグロのぼり」が登場したらしいのだった。

 むずかしいことは何もなく、コイのぼりのコイを単にマグロに変えただけ。家族構成のように父母、そして子もいるので、マグロのぼりは何匹かが大空を舞う。大漁旗をイメージしたデザインらしく、プラスして縁起物まで描かれているらしい。さらに驚いたのは、もう10年ほども前からあるようで、まさにアイデアの勝利といっても良いだろうね。

 町おこしの一貫らしい。みんなと同じことをやっても話題にならないから、地元の特産品を用いての展開だ。新しい発想の創出方法として、組み合わせを変える手段がある。その方法を表にしてデスク前に貼っているけど、それだけでは効果はなく、やはり実行だ。

2024-04-24

思いついたのなら「すぐ実行」

 18世紀ごろの幕府トップに田沼意次くんがいて、平賀源内くんは時にアイデアを述べていたらしい。この時代あたりのマンガを読んでいると、歴史小説ではないから創作だろうけど、面白いセリフというものがある。これが現代でも通用するから笑ってしまうのだ。

 田沼くんは、「学者の机上の空論ほど腹立たしいものはない」「論評するだけなら誰にも出来る」。そして今日でいう企画書に当たる上申書を、なぜ出さないと怒る。こういう理解者がいたから、源内くんもさまざまなアイデアを実行することができたのだろう。歴史に名を残すような人たちには、名前も出てこない優秀なブレーンがいたのだろう。

 伝記というのは、たとえマンガでも読んでみるものだな。マンガならセリフが必要となるので、小説以上に場面を創作しなければならぬ。アイデアを考えて実行するなら、今日でいうPDCAサイクルみたいなものか。案というものは、すぐに実行しなければならぬ。

2024-04-23

ノートに書くのは、知らなかったこと

 講演会やセミナーなどへ参加すれば、ホホゥ~と思うことはよくある。ポイントとなることを聴いたりすれば、ちょっとはメモするだろう。「なるほど」と思うだけなら、もちろんメモする必要はない。そんなメモのテクニックを述べているサイトを見つけた。

 テクニックというと、なんかすばらしいことのように思える。でも、その答えは簡単だった。「自分に必要だと思うことをメモする」、プラスしてそのメモを「使う一歩手前までイメージする」ということ。当たり前じゃないかと思うのだが、そんな当然のことが出来ていない人は以外と多いらしい。そのメモが次につながるようにしろということだな。

 読書家がメモをするなら、3行程度という。本を読んだら、そのメモはノートの見開き程度に書けばよいというオッチャンもいた。表現方法が違うだけで、みんな同じことをいっているではないか。ノートにメモするなら、知らなかったことだけを書いておけばよい。

2024-04-22

「ガムをかむ」効用

 図書館へ行くと、「ガム」の効用を説く本が何冊かある。もちろん、ガムそのものが良いのではなく、「ガムをかむ」という行為を述べているわけだ。医学関連書にも同じようなことが書かれいて、精神安定や集中力の向上などに効果があるとされている。

 プロ野球でも巨人の記事を中心に載せているスポーツ新聞に、報知新聞がある。そこに日本ハム監督の新庄剛志くんが、ガムのかみ方について述べている記事があった。新庄くんがいうには「集中力が増す」効果を述べているが、同時に「クチャクチャっていう(かみ方)は好きではない」ともいう。特に、チビッコ野球に及ぼす影響を心配していた。

 ガムの効用とマナーのバランスだな。効用を信じて、実は「ブラックブラック5個パック」を買い置きしている。効果はあるのかとなると、何とも言えん。トラック運転者は眠気覚ましにガムをかんでいるらしいが、新庄くんのいう効果が発揮できているのかな。

2024-04-19

本のオビというもの

 ガッチリした単行本もしくは文庫本など、種類は別としても本を買うことはあるだろう。いまではAmazonが中心で、本屋で買うことはほとんどない。なぜかといえば、テーマを持っていれば、読みたい本は決まってしまうので、ネットが中心となるのも仕方あるまい。

 古本だって、検索して買うことになる。もちろんテーマや内容がメインだから、新品同様といったグレードには何の関心もない。届いてから驚くのは、古本であっても本のオビまでついていることだ。このオビを読んだところで、宣伝文句が中心だから、たいかいは捨てる。でも、ちょっとばかりもったいない気もするから、読み終えてからなのだ。

 本のオビというのは、何のためにあるのだろう。目立たせて、思わず買ってしまう行動に結びつけるためか。オビが付いていれば、古本屋に高く売れそうだからかな。本体まわりのカバーだって不必要なときがあるのだから、内容が問題なのだと思うのだがね。

2024-04-18

頭が働くまでの時間

 朝起きて、すぐに「やれ!」と言われたところで即座に出来るもんじゃない。時間がなければコーヒーだけを飲んだり、あるいはバナナだけを食べたりすることもあるだろう。体や頭を十分に働かせるまでには、それなりの準備時間というものが必要なのは当然だ。

 スポーツだって、それは同じ。そのために準備体操がある。マラソン選手だった宗くんは、引退後のマラソン大会で準備運動として10キロぐらいは走ると述べていた。趣味でマラソン大会に参加するような一般人だと、大会そのものの距離ではないか。オリンピックに出場するような選手だったからレベルが違うのは当然として、簡単にはマネできん。

 お勉強とはいっても、調子が出てくるまでには、そこそこの時間が必要だ。作家の北杜夫くんが語るに、大学生時代はノートの上に鼻毛を抜いて立てていたと語っていたな。頭を働かせるためには、何をするかはともかく、調子が出るまでの準備時間が必要なのだ。