2023-12-29

箱根駅伝チームの新監督

 正月2日間、それも1日に何時間にもわたって中継される競技といえば「箱根駅伝」。関西学連が出場させろと言っているらしいが、あれは関東学連のレースだ。オレ様の大学も過去に総合優勝したことがあるけど、シード校以外を決める予選でも敗退しているのさ。

 10月ごろのうわさによると、オレ様の大学学長が箱根駅伝の「監督を入れ替えだ!」と怒ったらしい。そして先日のニュースに、新監督がようやく決定したと掲載されていたのだ。監督にふさわしい人物を選ぶといっても簡単にはいかぬのだから、時間がかかるのは当然だろう。監督を換えたところで、出場機会を勝ちとるにはまだ何年間かが必要だな。

 学長まで、なぜ箱根駅伝に関わるのか。それば受験者の減少にある。箱根駅伝で優勝すると受験者数が増加し、結果的に大学の偏差値も上がり、賢い学生が増える。こんな効果が箱根駅伝にはあるから学長もジッとしてはおられぬのだ。少子化時代の学長は大変よ。

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間違っていた。関東学連の大会から全日本の大会になったんだったな。でも、関東以外の大学は出場校ゼロ。そんな記事をしばらく前に読んでいたのを、すっかり忘れていた……。

2023-12-28

乾燥野菜を考える

 健康になるには「野菜を食べなければならない」とは、昔から言われていること。乾燥野菜をスーパーで見かけることはあるけど、これらは野菜としての効果があるのだろうか。お菓子売り場で売っていたのだから、目先の変わったおやつみたいなものだと考える。

 科学館の売店で宇宙食を売っていたので、買ったことがある。野菜というよりは肉などを主原料としたお土産品だった。干し柿は長期保存ができるように干したものだから、乾燥野菜とはとてもいえない。また世界中の軍隊にも非常食はあるが、乾燥野菜ではなく缶詰などが中心だ。船舶や南極越冬隊でも食品は冷凍保存で、乾燥食品はおやつだろう。

 どう考えても乾燥野菜の出る幕は、おやつ以外に見つからないのだ。こんなどうでもよいことを、なぜ考え出したのか。人間様はぼんやりしていると妄想が湧き出す。賢い人になると、それをノートに落書きするらしい。乾燥野菜を考えるのも、そんな落書きさ。

2023-12-27

使用頻度の低い古語辞典

 国語辞典といった一般的な辞書はともかく、新聞用語からことわざ、反対語などなどさまざまな分野の辞典を持っている。業界用語など使わなくなった分野の辞書ならともかく、たまに使うであろう古語辞典が見つからないのだ。使うこともなかったからなぁ~。

 古語など特別なものは、必要になった時に古語辞典を引くわけだ。受験生なら当然持っているだろう。今やネットがメインの時代だから、特別な古語など検索した方が早い。しかし記憶といったことともなれば、やはり辞書に軍配が上がる。ここに辞書の必要性があるわけで、作家だって言葉の使い方に不安があれば、すぐに国語辞典を引くという。

 使用頻度が低いどころか数年に一度、いやここ10年以上も古語辞典は使った記憶がない。ネットで検索した方が解決も早いのだ。辞書を引く行為は、覚えなければならない行動とセットになる。いまや古典も現代語訳とか、巻末には注釈もあるから必要がないのだな。

2023-12-26

やはり「カンカラコモデケア」で展開

 連日ではないにしても、新聞によく登場するのがChatGPTの使い方に関する記事だ。確実さが増してきているとはいうものの、まだまだその表現手法には疑問が述べられている。それに大学で課題を出すと、ChatGPTを使って書いてくるらしい学生が多数に上るそうだ。

 作文を書く方法として、以前はやった「カンカラコモデケア」の手法を使えばいいのではないかと気づいた。なんだそれは……という人もいるだろうが、いまやネットにはくさるほどの解説があるので、検索してみればよい。この方法を使って書くのなら、ChatGPTではおよびもつかないような文章を書くことができるはず。頭はかなり使うけどね。

 5W1Hが文章を書く手法とされてきた。これは19~20世紀あたりの作家、キプリングくんが述べたことらしい。「ジャングル・ブック」「少年キム」などを書いたオッチャンよ。5W1Hが古典的手法なら、「カンカラコモデケア」は山崎宗次くんが考案した方法なのだ。

2023-12-25

サンタクロースの追跡劇

 クリスマスになると、必ず新聞に出てくるのが北米航空宇宙防衛司令部が展開している「サンタクロース追跡作戦」。その記事を何年かぶりに読んだのだが、米軍は毎年実施しているらしい。1955年から続いているというから、もはや恒例行事になっているのだな。

 驚いたのは、追跡劇の情報は9ヵ国語でサイトに公開されているということ。今や多くの人は知っているだろうが、百貨店の広告で電話番号を間違って掲載したことがきっかけ。当時は広告の内容をチェックしなかったのかと思うけど、おおらかな時代だったのだ。日本の自衛隊も演習を公開するばかりでなく、面白いイベントも実施すれば良いのにねぇ~。

 間違い電話というのはともかく、米軍がサンタの追跡劇を始めた証言だ。「いたずら電話と思っていた」「サンタのフリをした」などなどたくさんあり過ぎて、きっかけすら「伝説化」している。米軍というのは世界各地に基地があるから、イベントも世界的よ。

2023-12-22

彗星のようなクリスマス

 2061年にはハレー彗星が地球へ接近する。歴史上でもよく話題になるハレー彗星だけど、海王星のはるか先にある遠日点を本年12月9日に通過したようだ。天体現象というのはあまりにも話の期間が長いので、予測される接近に出会わない専門家もいるに違いない。

 そこからすると、毎年のように年末の話題となるのがクリスマス。内外のミュージシャンがクリスマスソングを作っているのだが、山下達郎くんの「雨が雪に変わるだろう~」と歌い上げる曲はラジオで必ず耳に入る。定番ソングを作るのがミュージシャンの人気を長続きさせる秘訣だと聞いたことがあるけど、まさにその通りだと思わざるを得ない。

 クリスマスは毎年の行事として訪れるわけで、ハレー彗星のように世間が忘れたころにやってくるものではない。そして絵画や写真、曲で背景を彩るのは雪。北半球ならさまざまな場面で雪がセットになるけど、赤道周辺や南半球では背景に雪がないからねぇ~。

2023-12-21

占術の結果は、事が起きる前に

 江戸時代にはかわら版という、テーマを限定した新聞みたいなものがあった。ドラマや映画で見るだけだが、そこに占いなど書かれているはずもない。昔の人間だって不安などの感情と闘う手段のひとつとして占法があっただろうし、その感情は現代でもあるのだ。

 読まれる読まれないは別として、専門雑誌をのぞく一般的な新聞雑誌には、小さくともたいがいは占いコーナーがある。さらには伝統的な占いどころか、聞くだけで当たりそうもないような占法まで街中に存在しているから驚く。新たな占術のほとんどはホームページを中心に展開しており、占うための理屈だけなら納得せざるを得ないから困りものよ。

 オレ様も1冊だけなら密教占星術の本を持っている。それで占うには、現代の詳細な暦が必要なので、単なる本棚の肥やし。占いを立てたところで、後出しじゃんけんのように事が起きてから「いった通りだ」などといわぬことだ。伝えるのも案外と面倒なのさ。

2023-12-20

起承転結の「転」

 文章を書くには、一般的に「起承転結」の構成で書くようにといわれてきたはずだ。最近ではChatGPTが出てきて、その能力もどんどん向上しているらしい。そのChatGPTで書かれた文章をみていると、確かに素晴らしいようだが、起承転結でいう「転」がない。

 短文、長文に限らず文章の構成方法は、昔から世界各国でいわれてきている。「5W1H」という構成手段は欧米世界で生まれたものだろう。日本では「起承転結」が主流とされ、中でも「転」の部分はひねりの効いた話題を入ることになる。確かにChatGPTはすばらしいが、ちょっと話題の視点をずらした部分が入ると、読む方は最後まで離れないのだ。

 考えてみると、「転」の部分は文章を読ませるための方法といえるかな。「5W1H」の世界では何があるのかと考えれば、人間性の「狂」ではないだろうか。狂人の「狂」。そんなことをヒマなときに考えていたのだから、オレ様の人間性もきっと「狂」なのだろう。

2023-12-19

「印籠」という武器

 テレビはまったく見ていないけど、水戸黄門のドラマは今でも放映されているのだろうか。ドラマも終盤になると「この印籠が目に入らぬか!」と助さん格さんらが、葵の御紋の入った印籠をかざす。印籠とは、何の目的で、なぜ部下が持っていたのだろうか。

 本をいっぱい出版している明治大学教授のオッチャンも、この「葵の御紋」の入ったみやげ物の印籠を旅行のついでに買ったきたらしい。学生らが飽きてきたときだろう授業中に、「これが目に入らぬか!」と一喝してと印籠をかざして笑わせる。なるほど、こうした使い方もできるのかと納得したものだ。講義ばかりでは、学生もあきてくるからね。

 オレ様のいた大学にもアメリカで研究をしていた教授は、変化球のような展開を時に学生らに投げかける。そう考えれば、水戸黄門のドラマも長年続いているから、葵の御紋の入った印籠をかざす手法を知っている人は多いはず。みやげ物だってネットで買える。

2023-12-18

中学生の駅伝大会

 駅伝といえば、有名な箱根駅伝や実業団駅伝、高校生駅伝がある。駅伝という競技がいくら日本で人気があったところで、オリンピック競技にならないのはなぜだろう。走行距離の区分設定が大会ごとに異なることや、競技時間があまりにも長いことにあるのかね。

 ネットニュースを見ていたら、なんと各県の中学校ごとの駅伝大会があることを知って驚いた。中学生の全国大会まであるとは……。しかも第31回というから、レースが生まれたばかりではなさそうだ。男子は18キロを6区間、女子は12キロを5区間で走る。ヤマ場となる区間があるのかと思って調べてみたら、走行距離は均等に割り振られているようだ。

 オッチャンやオバチャン対象の駅伝だってある。会社の仲間とオレ様も出場して最終区間を走ったが、長距離をかなりのスピードで走るから疲れるなんてもんじゃない。シロウトから高校生までの駅伝は知っていたけど、中学生対象の駅伝大会まであるとはねぇ~。

2023-12-15

旧暦と新暦の混在した文化

 年末ともなると必ず話題に出てくるのが「赤穂浪士による討ち入り」だ。何度も映画やドラマで見ているし、本やネットで関連の話題も読んだことがある。討ち入りは元禄15年12月14日とあるけれど、これは旧暦のことで、新暦なら1703年1月31日の出来事という。

 旧暦(太陰暦)と新暦(太陽暦)の表記が混在しているから、物語を読む方も混乱する。ある手帳の考案者が旧暦に関する六曜の表記は、現代では必要なしと判断して削除して販売した。そうしたらホテルなどの関係者などからクレームが入り、翌年からは従来の表記にもどったのだ。六曜なんか気にしたことがないので、気づきもしなかったけどね。

 新暦に切り替わった大昔、祝日も設定されたはずだ。特定の〝〇○の日〟などは祝日ではないけれど、旧暦と新暦のどちらを使っているのだろう。国の歴史的な文化なのだといわれれば、さようですかとこちらも黙るしかない。何とか切り替えてほしいもんだ。

2023-12-14

サンドウィッチ vs ハンバーガー

 新聞を読んでいれば分かるように、連日のように新たな発明や発見がある。特定分野に限るなら、「毎日のように新発明や発見など、あるわけがない」といわれたことがあった。個人的な趣味の分野ともなれば、両者の優劣が言われることは毎日のようにあるものさ。

 サンドウィッチとバンバーガーでは、どちらが好みかというテーマもその一つだろう。はっきりいうなら、個人的な気分でしかないと考える。手をかけた専門店もあるけど、知らないうちに閉店していたりするのは、たぶんどちらも扱っているコンビニが増えたからだ。選択を問われれば、そのときの気分としか答えしかないのが当然だろうと思う。

 ラーメンとカレーの選択も、昔から話題になっていた。いまでも決着していないのは、その最たるものだ。サンドウィッチとバンバーガー。どちらを選ぶのかは、そのときの気分でしかないのは当然。永遠に決着しないだろうし、誰でも参加できるテーマなのだった。

2023-12-13

3色ボールペンで線を引く代替案

 本の重要部分に線を引くには「線を描く」「マーキング」などいろいろな言い換えができるようだ。理屈はともかく、大学教授の齋藤孝くんは、本を読むときは「3色のボールペンを使え」と述べていた。なるほどと思い、すぐに試してみた記憶がオレ様にもある。

 展開方法は、赤は重要な部分、青は覚えておくべき部分、緑は個人的に共感する部分。そういう方法だった。実行してみると、不思議なことに特定の色の芯だけがなくなるのだ。また文字を書くための黒の芯は、すぐにインクがなくなる。齋藤くんは「赤青緑」の3色ボールペンを使えというが、そんな3色ペンなど近所で売っていないから問題なのだ。

 齋藤くんの新刊本を読んだら、いまだに3色ボールペンの話が書かれていた。まだ言っておるのかと思ったが、過去の経験に懲りた身としては色鉛筆を使えばいいと思いつく。間違った部分は消しゴムを使い、特定の色がなくなれば、その色鉛筆だけを買ってる。

2023-12-12

「水晶の夜」というネーミング

 米国のキシンジャーくんが世を去ってから、彼に対せる評論などが新聞に掲載されている。彼がチビッコだった第二次大戦前夜、ナチスが台頭していたときに「水晶の夜」なる事件があった。単なる暴動ではあったけど、誰がこの事件のネーミングをしたのだろう。

 結論からいうと、誰が名称を考案したのかは、さまざまな説があるので分からない。商店などのウインドーが打ち破られ、その破片が路上に飛び散ったことが名称考案のきっかけのようだが、この事件の命名者は不明だ。当時の新聞記者かと思ったりもするけど、いまでは歴史家らが調べることで、現代の市井たるオレ様が調べることではないのだ。

 気のきいた事件のネーミングは、むかしの推理小説家らはタイトルとして考える。そこからすると、現代のミステリー作家は確かに多作だけど、タイトルも〇〇事件などとひねりがない。名探偵コナンくんだって、さまざまな事件の名称は考えているのにねぇ~。

2023-12-11

波切不動明王の姿

 とっくに世を去った偉いオッチャンたちのエッセーを読んでいる。科学的な面は古臭さを感じるものの、人間の生き方という面、なかでも歴史的な施設を見学する観光では大きな変化はあるまい。その中で波切不動明王に触れたものがあった。波切不動って何かな。

 知らないことは検索するに限る。不動明王は石座という台座に座っているが、波切不動というのは立ち姿。漁師たちの安全を守るらしいが、どうして立っているのだろうかと疑問が出てくる。昔の漁師たちは観天望気で天候を予測するが、漁獲については神頼み。現代では魚群探知機どころか、もっと進んだ機器があるらしく、波切不動の出る幕はない。

 今と昔の文化の比較をしたところで、研究者はともかく、一般的には必要性を感じることもない。スーパーの鮮魚売り場をのぞいた時に、季節の変化を感じる程度だろう。波切不動明王も出る幕が無くなっただろうけど、観光地や信仰としては生きているのだね。

2023-12-08

住宅は「多灯分散式」が主流

 年寄りの多い田舎を訪れると、リビングルームの中心を占めているのは大きな蛍光灯。外国のリビングルームを見てみると、メインの明かりはあるものの、特定部分だけを照らし、各コーナーごとには専用のスタンドが置かれている。なぜかなと思っていたのだ。

 必要とされる場所に、必要なだけの明かりを灯す方式を「多灯分散式」というらしい。家を新築すると、年寄りはたいてい部屋が暗いと文句をいうようだ。設計者は「忙しい」と述べているけど、2~3ヵ月後に聞くと施主は納得している。我が家のリビングも3灯だし、加えて各コーナーごとに部分的な灯かりとして2灯もそろう。まさに「多灯分散式」。

 昔の住宅は「一室一灯式」が主流だったので、大きな電灯が部屋の中心を占めている。12月はクリスマスシーズンなので、リビングにはさらにツリーの灯かりも輝く。時代とともに「一室一灯式」から「多灯分散式」へと移行するのは、文化の傾向なのだねぇ~。

2023-12-07

速記の需要

 チビッコのころから特技を身につけたいと思っていたが、いろいろあり過ぎて、実現できたものは少数にとどまる。計算尺の資格も持っていたけど、いまや計算尺そのものが消えた。あこがれだけで終わっているものに「速記」があるが、現状はどうなっているのか。

 国会へ行けば、かつて答弁者のすぐ下に速記者の席があったけど、いまではなくなっているようだ。また以前は雑誌などで「早稲田速記 通信教育」の広告を見かけたものだが、今では目にすることもない。コンピューターの能力向上で、残っているのは特技者だけなのなのだろうか。速記の検定は残っているようだから、一定の需要はあるのだろう。

 会計、理数計算と、それぞれの専用電卓は持っているが、それとてノートパソコンに初期設定として搭載されている。専用機器かパソコンなのかは、ポケットに入るかどうかだけだな。パソコン速記というものがあるようだが、こちらはブラインドタッチ技術だね。

2023-12-06

LEDの「ウェーブライト」

 マラソンのテレビ中継を見ていると、ある程度の距離まではペースメーカーと呼ばれる選手たちがペースを作る。新聞のスポーツ欄を読んでいたら、いくらペースメーカーとはいえ、ときどきペースの上げ下げもあり、ペースを乱してしまう選手もいるらしい。

 マラソンや1万メートルの競技の場合、ペースメーカーの代わりにLEDライトで安定したリズムを刻む「ウェーブライト」が登場した。トラックの内側に1m間隔で400個ものLEDライトを点灯させる電子ペーサーで、オランダのメーカーが販売する。安定したペースを刻むため選手に好評などころか、観客も退屈せずに見られる効果まで生み出している。

 デメリットもあるのだ。それは設置費用で、専門業者に依頼すると約100万円。これでは設置できる競技場も限られてくる。オレ様も一定方向に光が流れるLEDライトを作ったことがあるけど、手のひらより小さなサイズだし、正確なリズムなど考えたこともない。

2023-12-05

パーソナリティーとリスナーのスタイル

 ラジオには「おやすみタイマー」があるのに、どうして「早起きタイマー」がないのだろう。ラジオにも各種タイマーが搭載されたものはあるけど、ラジオファンであっても、何種類もラジオを持っているわけじゃない。どうして早起きタイマーがないのだろう。

 寝る前の時間帯でも、タイマー設定をした上でラジオをスピーカーで聞いている。ところが圧倒的多数の人たちは、ラジオをイヤホンで聞いているので、そのまま寝てしまう場合が多い。そうなると、ラジオから目覚ましが鳴ったところで気がつかないのだろう。一般的なラジオ聴取スタイルを考えれば、メーカーだって不必要な機能は搭載しないからね。

 山下達郎くんがパーソナリティーを努めている番組は、長年続いている。以前、山下くんが述べていたけど、人気のあるような曲は取り上げないので、番組スタッフともめたことがあるらしい。ラジオは、パーソナリティーとリスナーのこだわりが現れているのだ。

2023-12-04

湿度が低いとウイルスは長生き

 国際政治学者、北野幸伯くんが発行しているメルマガの中には、ときどき健康ネタもある。新型コロナウイルスが一段落したと思っていたら、なんとインフルエンザが復活してきているらしく、その対処法が書いてあった。対処法といっても、健康法などではない。

 湿度が低くなるとインフルエンザにかかりやすくなるらしい。要するに、空気が乾燥しすぎてはダメなのだ。京都工場保健会では、空気が乾燥していると「感染症にかかりやすくなる」。ウェザーニュースでは「湿度が低いとウイルスは長生きする」ので、「湿度を49~51%に上げると生存率は3~5%」に落ちる。とまぁ、事例がいろいろ挙げられている。

 インフルエンザにかかったことがあったのは、たぶん湿度を下げすぎたことが原因かな。それ以降、なんとなく湿度を下げすぎないようにして対処しているのだが、理由は単純に経験からだ。もう一つの対処法は、観葉植物を置いておくだけ。これで十分だろうね。

2023-12-01

たい焼きのメニュー

 諸君らの街にも、たぶん「たい焼き」の店は近所にあるだろう。ただし、ひとつ難点がある。それは、どこにでもたい焼き屋があるわけではなく、オレ様も買おうと思えば近くの店まで自転車で数分以上を要する。それでも、ちょいと買いに行けるから便利なのだ。

 店の規模は小さくとも、近くのたい焼き屋はあんの種類が10種以上ある。定番の「あんこ」だけではなく「クリーム」「チョコ」などがあるわけで、なんと2種類のあんの合体も時に並ぶ。車で買いに来る常連客もいるようだが、たぶん毎日ではあるまい。いくらあんを替えたところで、カレー味や納豆味があったとしたら、簡単には売れないと思う。

 人気のラーメン屋を想像してみたまえ。定番もの以外にも味のメニューがあるわけで、客をつなぐには致し方ないだろう。たい焼き屋だって同じだ。3~4ヵ月に1回ぐらいしか買わないけど、いつもあんこばかりではない。先日はチョコ味を選んだのだったのさ。