2023-09-29

現代版「踊る人形」

 長いことホームズ物語のファンで、全巻そろっていることはもちろんだ。シャーロキアンなどとはいわないが、数年ごとに読み直しをする。昨夜は「踊る人形」を読んでいて、ふと思った。物語では英語の文字を人形スタイルにしたのだが、日本語でできないか。

 英語なら文字数は26文字。この文字数分だけスタイルを考えれば良いわけだ。一方、日本語だと50音を考えねばならず、人形のスタイルも50パターンを考えねばならない。聖典では、単語の区切りの人形文字に旗を持たせていたが、日本語では文字数が多いので、旗を背負わせればよいのではないか。でも50個も考えねばならず、ちょっとうんざりする。

 一つのパターンを真似したくとも、言語によっては無理なのだ。ならば第二次大戦当時のドイツのエニグマのようなタイプライターを考えればよいが、それにしたところでキーのボタンを50個もそろえねばならず、現実的ではない。マネすることも、頭を使うのだ。

2023-09-28

共鳴実験の成果

 一般の人たちは、音叉を持っているか。オレ様は賢者なので、ちゃんと持っている。音叉を二つ持っていれば、お互いを近づけて片方をコンと叩けば、もう一方も鳴り響くのだ。簡単な共鳴作用の実験だけど、だからどうしたと思うしかないのは困ったものだよな。

 理屈は、確かに実験をしてみれば納得できる。では、街中で共鳴作用はどの程度受け取っているのだろう。他者に「これが共鳴作用というもんじゃ」と威張り散らしてみたいものだが、そのシーンに出くわすことはほとんどない。理学学部で各種実験を体験させてもらったけれど、「共鳴」という作用はあたり前すぎて、実験設備すらないのが現実だ。

 ゲルマラジオで満足していたチビッコのころ、水道管からラジオ音楽が流れてきたという記事を、子ども対象の科学雑誌で読んだことがある。これも実験してみたかったけれど、そう簡単にできるものではない。不思議なことは、まず環境、そして実験が必要だね。

2023-09-27

安価な「小田原提灯」はないのか

 家庭用ごみの収集車が来て、作業を始めるとすぐにわかる。「エーッサ エーッサ エサホイサッサ」と童謡「お猿のかごや」を車のスピーカーから流しているからだ。同じことは各地の市町村で行なっているとは思うが、どんな曲を使っているかは知らない。

 その歌詞に出てくるのが、小田原提灯。これが欲しいではないか。さっそく楽天市場で探してみると、高額なものがほとんど。イベントで使うわけでもないから、次はAmazonだ。ここではインテリア用品、キャンプでの照明機器などが出てくる。探すためのキーワードが不足しているわけだから、他の言葉を考えているうちに面倒になってしまったのだ。

 思いついたのは、お買い物用自転車の夜間照明に小田原提灯が使えないかということ。今は電池を使うわけだし、昔のようにロウソクの火を灯すわけではない。しかし、夜間パトロールをしている警察に呼び止められて、いろいろ質問を投げかけられる恐れがあるぞ。

2023-09-26

レターサイズはA4変形サイズ

 パソコンで入力した文書を印刷しようと思えば、需要が圧倒的に多いのは「A4」だろう。もちろんチビッコが相手だったら「B5」だろうし、デザイナーなどは「A3ノビ」などという特殊なサイズを使っている。それならば、「A4ノビ」なんてサイズはないのだろうか。

 一般的なA4プリンターを使っているなら、用紙の収納トレイに「レターサイズ」という刻印があるはず。検索してみれば分かるだろうけど、アメリカ独自のサイズらしい。翻訳版だが、単に日本語に書き換えたようなアメリカンな賞状をもらったことがある。これがA4ファイルに収まらないので、当時は不思議でしょうがなかったのは当然といえよう。

 相手を驚かすため、日本であれば折り紙のテクニックを応用したパンフレットを作っている人がいる。これを開いて、ファイルに収納しておこうと思えば可能だ。アメリカでは、レターサイズ専用のファイルはあるのだろうか。オレ様が入手しても、役に立たないどね。

2023-09-25

筋肉は「お守り」だけど……

 さまざまな分野のメルマガを読んでいると、ときに考えてしまうことがある。心理学系には「筋肉は邪霊から(身を)効果的に守ってくれる」とあるし、スポーツ系には「筋肉は裏切らない。しかし、関節は裏切る」だってさ。どちらも納得できる話ではないか

 どんなスポーツでも構わないが、運動をしていれば筋力は必ずついてくる。筋力がついてくれば持久力も向上してくるので、精神的にも強くなるのだ。まさに筋肉は、己を守る「お守り」といえよう。限度を超えたときは炎症剤などのお世話になるけれど、軽めのトレーニングを続けていれば復活できる。トレーニングは、必ず己を向上させるのだった。

 筋肉はいいとしても、関節を傷めると動けなくなる。関節の筋を傷めたとき、曲げられないほどに包帯で固定され、そのリハビリのときには涙が出るほど痛かった。それ以降、ストレッチを欠かさないようにしているけど、痛い思いをしないと次はないのだな。

2023-09-22

来年の手帳を注文

 スケジュール管理は手帳派、パソコン派とさまざまだけど、手帳タイプの「超整理手帳」を長年使っている。9月ともなれば来年用の手帳が販売され始めるが、さっそく予約して一両日中には入手できる。書店によっては10月からが販売開始の予定だからね。

 まだ9月中なのに、早過ぎはしないかという声もある。何年か前、新年が明けたころ書店へ行ったのだが、いまだに該当年の手帳を探し求めている連中がいるのには驚いた。たしかに製本上の関係から、余裕のあるページは翌々年のページを印刷する。場合によっては単なるメモ、データ欄だ。そこいら辺の展開方法は、編集者の腕の見せ所だろう。

 だれも使わぬ六曜を、手帳から省かられたことがあった。結婚式場のあるホテル関係者から大きな文句が出たので、翌年には復活したことを思い出す。それを考えれば、万人受けする手帳が必要となるわけで、ムダと思われるデータも必要とする人がいるものだね。

2023-09-21

「LEVEL BOOK」の必要性

 手書きノートとはいえ、使う目的に合わせて作ってあるのがコクヨの「野帳」だ。種類も必要に応じて「LEVEL BOOK」「TRASIT BOOK」「SKETCH BOOK」の3タイプがあるので、己の目的に見合ったものを選べばよい。メモには3㎜方眼タイプの「SKETCH BOOK」だ。

 使う目的がデータ記入であるなら、それは「LEVEL BOOK」だろう。見開きの左側はマスで区切ってあるが、右側は単なる普通の罫線タイプ。日々のランニング記録用に使っているけど、ノート部分はどう使うか迷ったが、いまは赤ペンで区切り線を入れているだけ。目的に応じて使いやすくするためには工夫が必要。だから、テスト用も準備しているのさ。

 メモなどに使うのなら「SKETCH BOOK」だが、自分なりの活用目的によって「LEVEL BOOK」だってカスタマイズが必要だ。ただし、いろいろ考えて複雑にすると、いずれ挫折するのも経験している。ノートのスタイルを決めるには、必要最小限にすることも大切だ。

2023-09-20

季節イベントは天候も大事

 季節のイベントともなれば、準備もあるので、かなり前から作業を進めていなければならない。秋に、いちはやく開催しているのが山形県の「芋煮会フェス」。食べ物だから評判となるが、気温は午前中から30度を超え、熱中症で救急車で運ばれる人もいたらしい。

 芋煮で準備される量は3万人分。鍋も大鍋なら食材もそれに合わせた分量であることは当然だ。作るのも取り分けるのも基本的にはショベルカーで行なう。コロナ禍で何年かは中止だったので、久しぶりの復活だから客はもちろん、マスコミも取材に多数つめかけたらしい。ラジオでは、いまだにそのときの状況を話しているから、主宰者の狙い通りだ。

 難点は、国連だったかで「地球沸騰の時代」などといわれていることだ。ファッション業界だって秋冬物をいち早く店頭に並べたいところだろうが、夜間の気温が低下した程度なのが現実。冷静に考えてみると、振り回されるのは、いつも一般的な人たちなのだな。

2023-09-19

ノートへの記述失敗

 いくらパソコンや各種ソフトが発展したとしても、基本的なことはノートに書きつける。己のような賢者ともなれば「アイデアマラソン」や「超メモ術ノート」など、新たな発想を生み出すためのノートだって展開中なのだ。書くテーマは、もちろん決まっている。

 書くことが決まっている専用のノートなのに、昨日は間違えて書いてしまっていた。チビッコなら、数学のノートに国語のテーマを書くようなものだ。ボケたかとガッカリしたが、原因はウイスキーの飲みすぎだな。大人になったにしても、小さな間違いはあるもののだけど、根本的な間違いになるならば、たいがいはウイスキーの飲みすぎが原因だ。

 間違いを犯そうとして、前に進む者などおるまい。途中で気がついたから大事にはいたらなかったけど、テーマの大きな汎用性の高いノートだと、飲酒の状況に関わらず今後もあるかもしれない。いままでなら、後から読めないというぐらいのもんだったがなぁ~。

2023-09-15

ウエストバックの活用

 手に荷物を持ちたくないのは、誰でも思うことだ。チビッコのころからハバザックを使っていたのだが、これはボーイスカウト専用品だったのか。ほかにもメッセンジャーバックなど機能的で使いやすいバックはいろいろあるので、ネットで探してみるべきだな。

 大きさは別として、使いやすいバックの一つにウエストバックがある。トライアスロンをやっているときはマーシャル専用の小型タイプ、大型タイプの汎用品としてなら選択に迷うほどそろっているのだ。小さくとも荷物を手に持たないというのが基本だろう。山伏だって、いまや各種ザックを持っているから、行動をする者にとっては必需品といえる。

 日常的に大型のウエストバックを使っているが、夏はTシャツ1枚だと、ウエストの調整に苦しむ。限界まで絞り込んでも、ウエスト部分はユルユルなのだ。着るものの厚みが増す秋冬ならともかく、一般人の体型はデブが多くなっているから、文句も出ないのか。

2023-09-14

「幽霊」と「妖怪」は、何が違う

 ボンヤリしていると、誰でもいろいろな妄想が浮かんでくる。コナン・ドイルくんはシャーロック・ホームズ物語で有名になったものの、晩年は幽霊にのめり込んでいたらしい。日本でも水木しげるくんは、妖怪マンガで地位を確立したのはだれもが知っている。

 考えたのは、「幽霊」と「妖怪」は何が、どう違っているのだろう。幽霊は「死者が成仏できず、この世に迷い出て現す姿」。一方、妖怪は「人知では不思議と考えられるような現象」とある。もし両者が目の前に現れた場合、とても冷静になって判別などはできない。一般人であれば「ヒィ~」と驚くばかりで、あわてふためくのが現実ではないか。

 文化研究者であれば、その違いを明確に述べられるだろう。科学者であるなら、聞いてみたところで一笑に付されるかもしれん。不明で分からないようなことは、辻占いのように道行く人に聞いてみれば良い。ここでも「占い」という未確定な分野が出てきたぞ。

2023-09-13

メモ用のカード対決

 メモとして持っていると便利だが、整理や持ち運びにとても苦労するものにカードがある。梅棹忠夫くんの考案したコレクトの「京大式カード」、コクヨが売り出している「情報カード」の2種類が有名どころだろう。どちらが良いかは、もはや使う人の好みだ。

 むかしからオレ様は京大式カードを使っている。情報カードも気になるけど、細かな違いは、あれば便利と思う程度のモノ。両者ともカードであるから、1枚のカードに1テーマを書くのが基本だろう。情報カードではスペースがもったいないということで、埋めつくすように書きつけている人がいるけど、これをやってしまうと「まとめ」に苦労する。

 似たようなタイプだから、カードとインデックスはコレクト、カードボックスはコクヨを使っている。カードを使う方法は海外でも行なわれていて、渡部昇一くんも留学時代に実行したと書いてあった。カードに書いておくと、パソコン入力時に苦労するけどね。

2023-09-12

腹筋の鍛え方?

 川沿いのランニングコースを走っていると、学生から大人まで、いっぱい走っている人たちがいる。シックスパックに割れた腹筋を見せながら走っているヤツをみかけると、あっちへ行けと思う。こちらも腹筋を鍛えねばと思うが、実現には努力が必要なのだ。

 よく見かける質問に、カッコよくなるために「腹筋を鍛えたい」というのがある。「腹筋だけを鍛えても無理。まず全身のトレーニングが必要」という回答も、世の常だ。特定部分だけ練習してもむずかしく、全体のトレーニングをしてから、さらに必要と思われる部分の練習をするのが一流選手なのだ。どうして腹まわりばかりが注目されるのだろう。

 己の腹筋など、割れちゃいない。鏡に映してみると、腹は出ていないが、力を入れてみたところでシックスパックなど遠い話だ。前の質問のように、どうすればよいのかが分からいでもないけど、それを実行するためには、ストイックな精神力も必要だなと考える。

2023-09-11

ジーザス・クライスト・スーパースターの主題歌

 映画ファンだったので、名画座はもちろんレンタルビデオなどもよく観ていた。「ジーザス・クライスト・スーパースター」も記憶に残っているけど、あまりに昔の話だから何で観たのかは覚えていない。熱烈な映画ファンだったら記録を残しているのだろう。

 ラジオを聞いていたら、その「ジーザス・クライスト・スーパースター」主題歌の日本語バージョンが流れたではないか。なぜだと思うのは当然。検索してみると、劇団四季が舞台公演を行っているらしく、そこで使われているバージョンだということが判明した。過去に話題となったような題目は、現代でもリバイバル版となってよみがえるものだな。

 どんな内容なのかは、検索してみてくれ。いまでも旧版を探せば、置いてあるのかな。オレ様は考えた。60年ほど前にヒットしたものをベースに、現代風の味付けをすれば売れるに違いない。デザインやファッションの世界でも似たようなことがあるらしいからね。

2023-09-08

言葉の真相を調べたい

 気のきいたセリフというものがあるけど、その意味の原点を調べてみるとラテン語だったりする。簡単なラテン語の教科書を買ってきてお勉強してみたものの、頭が爆発しそうになり、3回も繰り返したがあきらめた。教養は高まるけど、挫折もまた多いものだ。

 チビッコのころから読んでいた本に、シャーロック・ホームズくんの物語がある。昨晩も読んでいて、ヤツのセリフとして「細かなとるにたらぬもののなかにこそ、強い満足を汲みとる場合がしばしばあるものだ」があった。なぜか異常に心をひかれ、こうして書き写すまでに至っているから面白い。ものごとのきっかけとは、こうしたものに違いない。

 原作者、コナン・ドイルくんの状況を調べると、ベル博士が出てくるけど、上記のセリフは創作だろう。何回も読んでいて、また頭の中にポッとひらめく。だから何だといわれれば仕方ないけど、名言というのはそういうもんさ。何かが心に引っかかるものなのだ。

2023-09-07

己の意志は明確に

 チビッコのころ読んでいたマンガ、「ゴルゴ13」で、主人公が「予測のつかない状況を起こせ」と依頼をしていた。空からばらまかれた爆弾が次々に爆発することで、望んだとおりの結果が得られたわけだが、世の中は予測のつかない状況だらけという気もする。

 未来を予測する手段として「占い」というものがある。過去にちょっとだけ占術の教科書を読んだことがあり、Amazonで古書を売ってるのを見つけ、また買ってしまった。すべてに目を通していないけど、「石」という意匠が出たのなら、その石とは何を現すのかを考えるため、具体的な状況を考えねばならない。占いとは想像以上に面倒な手法なのだ。

 占いではハッキリとした目的を持たねばならない。ボンヤリしていては、いけないのは当然だ。セールスマンのノルマのような気もするけど、占いも似たようなものだろう。占いはあてにならないと言われるけが、新聞に毎日のごとく掲載されているのはなぜだ?

2023-09-06

リスナーの意識は低くなる

 天才科学者は言うに及ばず、ミュージシャンとてヌケているところはあるものだ。言っていることが何であるかは、当人にしか分からないので、誰もが知っていることと思っているに違いない。オレ様も似たようなことがたまにあるけど、それは単なるヌケサクだ。

 ラジオも真剣に聞いているわけでもないので、ふと聞こえてきたのは「耳どろぼう」というフレーズだ。ネットで検索しても分からないので、出演者がミュージシャンであることを考えると、CDなどの違法コピーのことかなと想像する。間違って解釈しているかもしれないが、意味不明なワードであることを考えれば、リスナー自身が考えねばならない。

 意味不明なことは「」のように、カッコでくくるのが一般的だろう。書物ならいいけれど、テレビラジオであるのなら何らかの説明が必要なはずだ。もしかしたら語っていたのかもしれないが、他の作業をしながらBGMのように聞いているから仕方ないとあきらめる。

2023-09-05

AFNのラジオ放送を聞こう

 夜間ともなると、お仕事以外の文書をパソコンで作成していることが多い。BGMとしてはラジオを聞いていることが多いのだが、夜間から深夜にかけての時間帯は中高生対象の番組が多くて面白くないし、ましてやNHKでは老人向けばかりでまったくつまらない。

 そんな時、代替方法の一つとしてAFNのネット放送があるので聞いている。米軍対象放送だから、近くに米軍基地がないときはネットで聞くことができるのはありがたい。放送されている曲もポップなものが多いから気分も上々。いうまでもないことだけど、放送はすべて英語だから、たまにフレーズが分かる程度なのが難点だ。こればかりは仕方ないか。

 飲み屋へ行くとカラオケばかりで面白くない。BGMとしてAFNを流しているスナックがあったけど、つぶれてしまったのは残念だ。どんな店でもパターンを替えるのは重要なことだから、代替方法としてAFNをBGMとして流すというのはどうだろう。評判になるかな?

2023-09-04

手を抜くポイント

 世の中には「オオォ~」といいたくなるようなヒット作というものがある。専門のクリエーターだけではなく、一般人だって「アイデアマラソン」という手法があるのだ。数多くのアイデアを考えていれば、千に一つぐらいの割合でヒット作のような案が生まれるはず。

 アイデアマラソン用ノートに書き続けていると、ふと思うことがある。それは誇大妄想のようなアイデアであっても、その一部分さえ実現できれば、シロウトでも闘えるではないか。ネットを見ていると、海外でもチビッコのために一人二人がやっと乗れるような木製戦車を作ったりしているのだ。対象を大人用から子供用に変更するだけでもOKだろう。

 星新一くんのショートショート物語を読んでいて、主人公に「エヌ」という名称が多いことに気がつく。小説では登場人物の名前を考えるだけでも苦労するのだから、ショットショートだって同じだろう。手を抜けるところを見つけるのも名人になる一手法だな。

2023-09-01

夏は遮り、冬は入れる

 建築家のオッサンがラジオCMで、日光は「夏は遮り、冬は入れる」と言っていた。知り合いの建築家も、かなり昔から似たようなことを述べていたから、共通する認識なのだ。同じことをオレ様が述べていたところで、実行する人が少ないのはなぜだろうと思う。

 部屋の大きな窓は西側なので、そこには遮光カーテンを使っている。そのおかげかは知らないけれど、今のような夏の期間のエアコン温度設定は26.5~27度。時には27.5度にしないと寒くてしょうがない。Tシャツ姿でいるからなのだろうか。マスコミでは「28度に設定」といっているが、これはエアコンの温度設定ではなく、室内温度なんだけどね。

 エアコンメーカーのサイトを見てみると、夏の温度設定に関しては似たような書いてあった。メーカーも建築家も同じことを述べているのに、一般に広まらないのはなぜだ? 伝え方が問題なわけだから、認識を向上させる展開方法を考えないといけないのだな。