2021-12-31

正月はカレー三昧だ!

 正月も間近になると、年寄りを中心におせち料理だ、モチだと騒ぎまくる。一食程度なら、そしてホンのつまみ程度ならそれも良かろうが、こうしたものが中心を占めるとあきあきしてしまう。世間にはオレ様と同じような気持ちを持つ者が多数いるはずだ。

 そんなときラジオから「お正月はカレー」なるセリフが聞こえてきたのだ。この一言を聞いて、体中に電撃が走る。そうだ、カレーさえあればカレー三昧が実現できるではないか。カレーであるならば、肉や野菜と組み合わせれは各種バリエーションが可能だ。

 計画ができれば、あとは即実行。計画は海上自衛隊の、いわゆる〝金曜カレー〟のサイトにレシピがたくさんある。多くは調理専門隊員が作るから調理方法も面倒だけど、そのヒントだけはとても参考になる。何にするかが決まれば、あとはスーパーに走るだけ。

 江戸時代じゃあるまいし、古典料理は味見だけで十分。現代はカレーが中心なのだ。

2021-12-30

「インプット」と「アウトプット」

 年末年始ともなると人の移動が増えてくる。問題はその移動中に何をしているのか、ということだ。本を読んでいるといったところで、定員の決まっている飛行機ならともかく、列車などでは座れないし人も多いから、立っていれば落ち着いて本も読めまい。

 あるオッサンが、移動中は「インプットよりもアウトプットをしろ」といっておった。必ず座席に座ることのできる飛行機だったにしても、本を読んでいたとしても頭にあまり残らない。しかし、パソコンやノートに何かを書いていれば短時間でも集中しやすい。

 思考の単純なオレ様は、さっそく取り組んだ。アイデアマラソンを行っているから、移動中は様々な案を考え、ちょっとでも何かが浮かんだら書き留める。きっかけであっても、あとから読み直しで何個かアイデアをつなぎ合わせれば、一つの形として完成だ。

 ただ、アウトプットとして案を出すには、普段のインプットも必要だからのぉ~。

2021-12-29

ガムの効用

 歯医者へ行けば、歯のメンテナンスの一つとしてガムを薦められる。〝歯医者ご推薦〟などとパッケージに記載されているが、さっぱりうまくない。一方、トラック運転手らの御用達である、眠気防止用のガムは最初のうちだけだがスッキリした気分になれる。

 社会人のお勉強のやり方を解説した絵本(我が家の専門用語で書籍一般のこと)を読んでいると、眠気防止や集中力の持続にはガムが一番と書かれている。そこでロッテのガム、ブラックブラックを噛みながらであれば、気を惑わされずいる時間が確かに続く。

 たぶん受験生とってもガムを嚙むことは、効果があるのではないかな? だからといって、常に噛んでいれば良いというものでもなく、〝ここ一番〟に近いような場合に限るのではなかろうか。こうした心理的効果のテクニックは、マスターしておくべきなのだ。

 酒を呑んだ後にも試してみたが、酔った頭では効果がない。万能薬はないものだな。

2021-12-28

ペンだこの原因は余計な力を入れるから(?)

 チビッコのころ、「ペンだこ」があった。年寄り連中が見つけると「お勉強をしていておりこうさんねぇ~」などといわれたもんだが、ペンだこができる右手中指の指先部分が痛いのだ。大人になって原稿を書く仕事となったが、この部分は常に悩みの種だった。

 いまでこそパソコン使用がメインだが、たまには手書きで文章を書くことも必要だ。そうしたら、たちまちペンだこがうずいてきたのだった。ネットで検索してみると、原因はペンを持つ中指部分に余計な力が入っているからという。では、どうすれば良いのだ。

 特別な解決策はなさそうで、指先部分にパッドが付いたシャープペン、チビッコ用にはエンピツの軸に巻き付けるゴムパッドなどが紹介されている。そういや両方とも使ったことがあったなぁ~。どちらも、ちょろっとした文章を書く程度という記憶がある。

 余計な力を入れないで書く訓練が必要だ。ん~、やはりパソコンを使う方が便利よ。

2021-12-27

トナカイは「ルドルフ」という名前だったか

 クリスマス期間中に大変なことを知ったのだった。すでにご存じの人もいるだろうが、ともかくオレ様は初めてサンタクロースの乗るそりを引くトナカイは、「ルドルフ」という名前なんだと。いやはや世の中に広まっている物語とは、実に奥深いもんだな。

 さっそくWikipediaで調べてみると、サンタクロースは1930年代に宣伝用児童書のベストセラーになっていたらしい。1948年になると、この物語をベースとしたクリスマスソングが作られたという。「ルドルフ」という名前まであったのだろうか。そこは不明だ。

 物語の出発点は宣伝用ということで、キリスト教関係者では文句を述べている連中は多い。しかしだ、クリスマス関連行事としてとらえれば大ヒット作で、宗教関連行事というより世界中で年間行事の一つにまで成長している。ルドルフくんも偉くなったもんよ。

 ヒット作にはシンボル。ルドルフくんのように、あとは物語が勝手に生長する。

2021-12-24

冬休み期間中の宿題

 日本の南北では季節状況も異なると思うが、ともかくニュースによればチビッコどもは冬休みに入ったらしい。そこで取材を受けたチビッコの一言は「宿題をすぐにやってしまう」。相変わらず長期の休みともなれば、話題の中心として出てくるのは宿題だな。

 オレ様の記憶でも、小中学校なら必ず全教科で宿題が出されたなぁ~。加えて塾に通っていれば追加費用で休み期間中の特別講習会があり、スポーツ面だって追加練習会があるわけだ。加えて趣味関係だって、例えば書道ともなれば書初めなどの練習がある。

 大人だって忙しい。長期休み期間の3~4カ月前ともなれば、各種イベント関連の準備作業がスタートすることだろう。内容に応じて規模や準備期間の大小はあれど、商業関係者はご苦労なことだ。神社関係だって年末年始に向けたノウハウを持っているはずだ。

 チビッコの冬休みは楽しみだろうが、大人も期間中のイベント準備で忙しい。

2021-12-23

武士の発する波動

 神社関係のエラソーなオッサンが、こんなことを言っていた。例えば武士道であれば「剣の鍛錬を重ねていると、その身体から波動が出てくる」と。これが時代劇などでもよく耳にするような「こやつ、できる!」という雰囲気になるわけだ。なるほど波動か。

 映画「七人の侍」、そのリメイク版「荒野の七人」を見ていても分かるように、できる人間というものはそれなりのオーラを発している。そのオーラについての解説はいろいろあるが、オレ様もそれなりの雰囲気をかもし出すことを〝波動〟と呼ぶことにしよう。

 むかしチビッコどもにポケモンのビデオを見せていたが、そこに波動を武器とする賢者がいた。宇宙戦艦ヤマトの最終兵器も波動砲だったな。なにやらチビッコの世界の方が、波動というものがたびたび出現しているではないか。ならば、キミの波動とは何だ。

 オレ様の波動……簡単に思いつかぬ。皆の衆よ、己の波動を身につけねばならんな。

2021-12-22

新年幕開けと同時の花火大会

 この時期になると、年末年始の話題が多くなってくるのは当然。毎年のようにネットで見るのは、パリのエッフェル塔を舞台に新年を迎えるカウントダウンが始まり、午前0時と同時にバババーンと打ち上げ花火やエッフェル塔への仕掛け花火が夜空を輝かせる。

 日本での動向を調べたことがある。年末年始ではあっても花火大会はあるようだが、パリのように新年をむかえると同時という大会ではない。そもそも除夜の鐘ですら「うるせぇ~」と文句をつけてくるジジイがいるらしいので、花火大会などもってのほかだな。

 新年幕開けと同時の花火大会は、華やかに開催してもいいはずだ。かなり昔、夏の公園で火の玉を飛ばす方法を考案したことがある。2~3個程度だが、その準備にはかなりの期間が必要だ。この方法を実行すれば、新年と同時に公園に火の玉が浮遊する(笑)。

 新年と火の玉では、あまりにも季節感が乏しい。やっぱり打ち上げ花火だよなぁ~。

2021-12-21

駅伝のメジャースポーツ化

 日本の正月ともなると、実業団駅伝から箱根駅伝までがテレビ中継される。ともかく1年中にわたって駅伝が行われているし、トライアスロンでも競技人口を増やすため駅伝方式が一般化した。ならば、どうしてオリンピック競技として採用されないのだろう。

 駅伝という競技が一般化しているのは、日本だけなのかな。オリンピックだと競技時間が2時間前後という制約があるのは、大スポンサーであるテレビ局の中継では視聴者を手放さないことがメインだからだね。マラソンが最終日に実施されるのは伝統だろう。

 市民スポーツとして行われている駅伝に、オレ様も出場したことがある。駅伝ともなると、己のパフォーマンス以上の力を出さざるを得ない状況にあるので、ともかく疲れる。外国人選手も出場していたのは、単に日本のスポーツにも慣れていただけのことかな。

 競輪だってオリンピック競技となったのだ。駅伝もメジャー化してほしいものだ。

2021-12-20

南極観測基地の床屋

 いまでこそ南極観測基地から現地の石などを持ち帰ることは、許されないことだ。オレ様が通っている床屋の道具棚の上には、むかし南極観測隊員だった客からお土産としてもらったという南極の石が飾ってある。現地の石も持ち帰れる優雅な時代だったのだ。

 先日も床屋へ行っている時、その石をみてふと思った。南極の基地で、隊員らはどうやって散髪しているのだろう。隊員の中に床屋がいるはずもないし、いたとしても隊員全員を散髪したところですぐヒマになる。ちょっと床屋のオヤジに聞いてみたのだった。

 やはり床屋のオヤジも昔は疑問に思ったらしく、ちょっと聞いてみたらしい。そうしたら「隊員同士で散髪しあう」らしく、変な髪型になったところで「誰に見せるわけでもない」という。隊員以外に見られたところで、せいぜいペンギンぐらいなものか。

 南極基地とは人間社会から隔離された特殊ゾーンではないのか、と思うのだった。

2021-12-17

図書館の電子書籍ってどうよ?

 図書館で本を借りた時だった。貸出の係員から電子書籍の貸し出し案内のチラシを渡されたのだ。電子書籍の貸し出しを行っているのは知っていたが、どうやっているのかその方法については疑問だった。図書館のサーバーから読ませるようにしているだけだな。

 かなり前からオレ様は電子書籍端末を持っていたが、電子書籍およびデータとなった資料で読むことはとっくにあきらめていた。紙の書籍を読んでの記憶が10とするなら、電子書籍だと3程度しか残らない。繰り返し読めば良いといわれたところで、効率が悪い。

 本を読んで、すべてを覚えているというのは誰だって無理だ。ときには必要部分をコピーしておきたい。電子書籍の場合は、どうするのだ? 佐藤優くんというオッサンだってで、コピーなどをしてまとめたものを学生にも読ませているらしい。やはり〝紙〟だ。

 忘れるというのも人間だから何回も読む。でも電子書籍は効率が悪すぎると思うよ。

2021-12-16

己が著者の書籍を作る

 江戸時代の科学者は、いろいろ研究したことの成果はすぐに出版していたらしい。もちろんヒット作のようには売れないから、現代でいえば自費出版みたいなものだろうね。Blogやお勉強をしているのならば、それをまとめて製本すれば良いではないかと考えた。

 とまあ佐藤優くんというオッサンの受け売りだけど、ヤツも調べてまとめたレポートを製本し学生らにも読ませているらしい。自分で調べた各種成果を1冊にまとめれば、たとえコピーではあっても読みやすくなるという。1冊にまとめるのがポイントだな。

 オレ様もアイデアマラソンで有名な樋口健夫くんに似たようなことを言われたことがある。検索すると、自分で製本する方法はくさるほどあるけど、かなり面倒だ。誰かに読ませるわけではないから、表紙まわりだけプリンターで色厚紙に印刷すればよい。

 手間がかかるから、それなりのものでなければならぬ。ん、まとめた成果がないぞ。

2021-12-15

外国人が見た御柱祭「木落し」

「クレイジー」。とまあ、外国人がこの一言でFacebookへ映像を投稿していたのは、諏訪地方の御柱祭のハイライト、「木落し」。けが人や骨折どころか、過去には死人も出ているらしい。検索すれば、すぐにでも血が騒いでくるような過去の映像が見られるのだ。

 初めて映像を見たのは大学生のときで、すぐに同地の出身者に聞いてみた。盛り上がるなんて状況にはなく、狂気がすべてを支配しているようなのだ。ネットのない時代だったからテレビで放送されていたのだろうが、すさまじいとしか表現のしようがない。

 参加してみたいと思ったものだが、簡単に許可されるものではなかろう。この御柱祭、木落しのように、世界各地には死ぬかもしれないと思わせる祭はたくさんある。申し込めば参加できるような簡単なものではなく、厳格な基準が存在しているに違いない。

 御柱祭の木落し参加者にとって、現在のようなコロナ禍なんてものは関係あるまい。

2021-12-14

プレゼンでのグラフは省略形にある

 プレゼンなどにおいて、でさまざまな状況を、テーマをしぼって簡潔に説明するには、分かりやすいグラフ表示が求められるのではないか。その手法はさまざまあるが、やはりプレゼンの名手といわれたスティーブ・ジョブスくんの方法をマネすることだろう。

 論文を書くわけじゃないので、時間の限られたプレゼンではポイントを絞ることだ。こう考えると、Impress(PowerPoint)でグラフを作成することも簡単になる。資料に複雑なグラフがあったとしても、テーマをしぼり分解すれば作成するのもラクになる。

 最近は聞かなくなったけど、以前は〝高橋メソッド〟なる手法が評判を呼んでいた。1画面を説明するのに5秒というプレゼン手法なので、グラフもテーマをしぼるざるを得ない。そのためグラフにおいては、必要不可欠な部分だけのグラフを作らざるを得ない。

 ジョブスくんの方法を参考にしたものだが、賢者の手法をマネをして何が悪いのだ。

2021-12-13

高瀬川って本当にあったのか・・・

 明治時代の文豪、森鴎外の「高瀬舟」の解説が新聞の文芸欄に掲載されていた。いくら文芸にうといオレ様でも、鴎外の作品で高瀬舟があるということは知っている。明治期の高瀬川を往来する小舟の写真も掲載されていて、高瀬川とは本当にあるのかと驚いた。

 さっそく京都の高瀬川を検索してみると、現在の画像まで掲載されているではないか。観光に行った時、川べりや橋をも歩いていたような記憶もあるわけで、遠隔地に住む者としてはそんなもんだろう。画像にあるような小舟があったのかどうかは、記憶にない。

 知らないということは困ったものだが、チビッコのころの授業で古典は作品や作家を知っているかどうかが問われるわけで、内容までは重要視されないからね。だから、この高瀬舟という作品はいまやネットで調べた方が早いし、そもそも作品は売れているのか?

 京の都では、みやげ物屋で新選組のはっぴや手裏剣を選ぶのに夢中だったのぉ~。

2021-12-10

ホームズ流考案術とガム

 ホームズ物語を読んでいると、依頼者からの相談を受けた後、パイプをふかしながら原因や捜査方法などを熟考する。場合によっては、室内がパイプの煙でかすんでしまうほどらしい。でも今の時代、このパイプに代わる方法で何があるだろうかと考えてみた。

 考えごとをするにしても、ぼんやりしていれば妄想が生まれる。タバコという方法はあるが、とっくにやめた。ヨガの瞑想や禅の座禅だって気が散る場合もあるだろうし、ともかく精神集中はむずかしい。そんなときは「ガム」が有効ではないかと気付いたのだ。

 ガムを噛んでいれば、一点集中はもちろん、眠りに誘われることもない。そして安価だし、近所のコンビニでも買うことができる。ホームズのパイプのようにタバコの葉を入れ替える場合なら、もう一枚別のガムあるいはガムの種類を換えれば良いではないか。

 いい方法だと、オレ様自身も思う。さっそく近所のコンビニへ買いに走り込もう。

2021-12-09

京大式カードを使うならテーマを持つ

 ものごとをまとめる手法の一つ、京大式カードを使う人は多かった。しかしだ、挫折する人はこれまたとても多く、挫折というよりは非効率的というの主な理由だろうね。オレ様も使っては挫折してを繰り返してきたわけだが、なぜ挫折しやすいか考えてみた。

 カードを使うには、まず「テーマを持つこと」。テーマを持たないと、面倒になってきて途中でやめてしまうが、テーマを持つと案外長続きするのだ。このテーマを持つことが、たぶん長続きの秘訣だろうね。テーマを持っていないと、やがて挫折につながる。

 渡部昇一くんの「知的生活の方法」にも書かれていたなぁ。ドイツ留学時代、指導教官からカードに書き、論文にまとめる方法を教えられたと。カードの使用は世界共通の手法みたいだが、その書き方や使い方は己で見つけるしかないのだろうと思うのだった。

 某大医学部近所の小さな文房具屋は、いつも京大式カードがある。ファンがいるな。

2021-12-08

あるコンサルの格言(?)

 あるコンサルタントのメルマガを読んでいる。講演会を催すと必ず初歩的な質問が出てくるので、その程度のことは自分でググれ!と思うらしい。そこでこのコンサルが思いついた格言は「ググるのは一時の面倒、ググらぬは一生の恥」というものだった。

 誰しも万能ではないので、知らないことは当然のように存在する。昔は調べても不明な点は、賢い人に聞く。格言でも「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」といわれていたが、いまやパソコンがあるからすぐに調べられる環境にある。自分で調べろなのだ。

 オレ様も言葉や知識の万能な持ち主ではないので、一時期はやたらとググっていた。でもググってばかりだと、頭に残らない。そうなるとアホ同然のような存在になってしまうので、なるべく辞書で調べるようにしているが、それとて時と場合によるのだった。

 知らぬことは、まずググれ! これは正しいが、賢者のような存在になれるかな。

2021-12-07

人間のファジーな部分

 米国の翻訳記事であるが「TO-DOリストを使いこなすヒント」なる記事が出ていた。その内容は別として、トイレに行く時間どころか最も重要だと思われる考える時間すらないのが米国流TO-DOだ。チャップリンの映画にあったとおり、すべてが効率的流れ作業だ。

 日本でもムダを省くため、TQCなる活動が大流行していたな。こうした中、「ふざけるな、考えたり工夫したりする時間だって必要ではないか」と騒ぎ立てたオッチャンがいて、TQC指導者は屁理屈を並べ立てていたらしい。一見ムダと思える時間だからな。

 こうしたファジーな部分が、ムダと思えるようでいて、実は次の世界を開くヒントを与えてくれる時間だと思うのだ。〝あいまいな時間〟の使い方は面倒で、なかには役にも立たない行動だって含まれているわけで、失敗学なんて学問領域もあるからねぇ~。

 ファジーな領域は人間に必要だ。でも、オレ様はファジーな理屈ばかりといわれる。

2021-12-06

速く走らないといけないシューズ

 ランニングをしているなら、他人様よりも早く走れるようになりたいと思うのは当然のこと。これを実現させるためには、基本的には練習しかない。プラスして早く走れるシューズとして2~3年前に登場し、実績も上げてきているのがナイキの厚底シューズだ。

 しかし、ランニングシューズ専門家のところに増えてきている相談が、厚底シューズによるトラブルだ。某専門家のメルマガによると、早く走れる靴というイメージで選択している人が多いけど、足回りの関節炎や腰痛などの故障の相談も増えてきているらしい。

 この某専門家がいうには「速く走れる靴」というより、「速く走らないといけない靴」なんだとさ。そこを勘違いするなとね。なるほどと思うけど、〝効果の出るシューズ〟というイメージが出来上がれば使ってみたいと思うのは一般ランナーの人情というもの。

 速く走れるような身体を造らなければならぬ、という。まあ、オレ様には無理だな。

2021-12-03

消しゴムの驚きの進化

 パソコンを使うことが主力となっているため、手書きの機会はとても少なくない。まれにメモを書く場合にはシャープペンを使うわけだが、間違い字を書けばクシャクシャと塗りつぶしてしまう。きれいに文字を書くため、消しゴムを使うことはあまりないのだ。

 ところが消しゴムに関する工業会、博物館まであると知ってビックリ。いまでも技術改良が進められているらしく、驚きの改良点は消しカスまで少なくなっていること。色やカタチまで様々なものが生まれており、超高級消しゴムなんてものまであるではないか。

 超高級消しゴムは、大きさこそ普通の消しゴムと同程度だが、価格はなんと550円。さして高くはないが、消しゴムに550円も掛けるのかという心理的抵抗の方が大きい。まずはチェレンジだと思い引き出しを見たら、未使用消しゴムがまだ3個もあったのだ。

 この超高級消しゴムには保管用の箱まで付いている。何でも箱入りなんだなぁ~。

2021-12-02

何かと何かを関連させる

 かなり昔に住んでいた近所にはヤキトリ屋があったけど、当時はやっていたJAZZ喫茶ではないかと思うほどの大音量でJAZZを流していた。先日も某ミュージシャンが「寿司とJAZZは合うのだ」といっていたが、JAZZというのは何にでもマッチするらしいのだった。

 好きなものは、何でも一緒に巻き込んでしまう。関係性があるとかないとか、そんなことは他人が言うことで、己の世界を構築させるにはこれも一つの方法。発想法をみてみると、大ヒット商品や書籍などには、何らかの新しい組み合わせであることが多い。

 発想法は、大きく「転用、応用、変更、代用、結合、拡大、縮小、再利用、逆転」の9個があるようだ。そのカテゴリーの下には具体的な項目まで書いてあったので、なるほどと思い表にまとめてBlogで公表。そうしたら、さも自分が考えたように丸写しが多数。

 まあ、こちらも丸写しだが表にまとめたひと工夫がある。ちっとは頭を使えよなぁ。

2021-12-01

星座のカシオペア座は「カシオペヤ座」が正しい

 新聞の隅っこに、カシオペア座は「カシオペヤ座」が正しいという記事が出ていた。本当かいと思いながら、手近にあった星座盤を見ると「カシオペヤ座」と表示されていた。長年にわたり間違って覚えていたとは、注意する人も教える人もいなかったからだ。

 星座の呼び方のアンケート結果では、「カシオペア座」と答えた人が7割を超えているという。そして正しく「カシオペヤ座」と回答した人はたった1割強らしい。間違った名称を述べ、正しく教えてこなかった責任者は誰だ。しばいてやるからすぐ出てこい!

 問題は、なぜカシオペアと間違った名称を覚えていたのだろう。もっとも世間の話題に上ることは少ないし、例え専門書に「カシオペヤ」と正しく書かれていても、脳内ではカシオペアと勝手に変換されて読んでいるからだ。習慣というものは、実に恐ろしい。

 正しく「カシオペヤ座」と言おう。正式名称を教えたら、うるさいおっちゃんかな?

2021-11-30

「想定外」という記事は少なくなった

 新聞で科学関連の記事を読んでいると、「想定外」といった記事は少なくなったと書いてあった。東日本大震災のときも、新聞テレビでは「想定外」といったコメントがあふれたけど、実は数100~1000年単位で発生しているとゲストの某大学教授は述べていた。

 いまやこの「想定外」というコメントは、逃げのセリフではないかと思うようになった。例えば世間を騒がせている新型コロナでも、ほかの動物には存在していたようなのだ。仏教でいうところの因果論みたいなもので、結果にはその原因が存在しているものだ。

 Newtonのような科学雑誌を読んでいると、紀元前だの地質学などにおいては何億年前といった記事が掲載されていたりする。「想定外」という言葉は便利なもので、原因を追究できない、いや考えることすら放棄した一般大衆の使う言葉だなぁ~と思うのだった。

 とはいうものの、こちらも一般大衆。想定外の事態が発生すれば逃げ回るしかない。

2021-11-29

円周率からの科学の歴史

 科学雑誌「Newton」2021年12月号の特集は「π」に関することだった。πは3.1415926……と延々と続く。小数点以下は、62兆ケタ以上までも計算されているようだが、一般的には「3.14」で十分。NASAとて小数点以下9桁までという記事を読んだ記憶がある。

 紀元前から円周率には悩まされていたようで、鎌倉時代にも「3.14」か「3.16」かなどと悩んでいる科学者がいたらしい。結局のところ、今は何桁まで計算できるかはコンピューターの能力によるところが大きく、誰がどのような方法で点検しているのだろう。

 先日の新聞の読書欄に「江戸の科学者」という書評が掲載されていた。江戸時代の科学者といえば、関孝和や平賀源内などが思い浮かぶけど、フランクリンの凧と同じように雷で電気の実験をする学者もいたらしい。なんか共時性の法則のようで、ともかく驚き。

 江戸の科学者は、成果をどんどん出版していたらしい。読む人は何人いたのだろう。

2021-11-26

芋煮が全国番組の話題になるとは

 高校生が中心のラジオ番組、スクール・オブ・ロックを聞いていたら、なんと東北の芋煮鍋料理が話題となっていた。この芋煮鍋がテーマになっていたわけだが、知らないスタッフもいたようで、秋冬の季節の郷土料理だが、東北全般にも似た料理があるらしい。

 昔のことだが、関東地域のオートキャンプ場開設に関わったことがある。このときも秋のイベントとして芋煮鍋を立案したのだが、ほとんど相手にされなかった。郷土料理というものは、その土地に生活している人間はまだしも、ほかの地域では話題にもならぬ。

 日本の地域によって、さまざまな郷土料理があるのだから、地域外の連中が知らなくとも不思議ではない。また同じ地域でも、都心部と農村地帯ではこれまた違ってくる。知らなくても口に合わなくとも当然なのだが、芋煮鍋の知名度とはこんなもんだった。

 郷土料理とは、その地域の食材や調味料を使う。そんなところが広まらぬ原因だな。

2021-11-25

キンニクマンの日だって?

 アイデアの発端とは、いかなるところにもある。先日も〝金曜日〟と食肉業者が展開している〝肉の日(29日)〟を合わせると「キンニクマンの日」となるらしい。がっかりするような理屈だが、案外にこのような語呂合わせというのは記憶に残るものだ。

 1年365日、毎日が何らかの記念日となってに違いない。ちょっとラジオで耳にしたのだが、なんと「本日は51個の記念日になっている」と言っていた。これでは覚えられるわけがない。仕事や生活の一分野ごとに、たぶん何らかの記念日が存在しているわけだ。

 では、本日は何の記念日だろうと考えるのは自然の成り行き。ネットで調べてみると、毎日が網羅されているようでいないようで、よく分からない。例えば元旦は何もないとは思うが、この日に行動する神社やイベント関連業者の間では作っているかもしれない。

 ネットでも毎日の記念日を網羅しているサイトはない。世間とは、こんなもんだ。

2021-11-24

問題はカラスの増加だと思うんだが・・・

 新聞にどこかの研究団体が野鳥の観察調査を実施したことが掲載されていた。どうやらさまざまな野鳥が減少傾向にあるらしく、例えばスズメも農薬などの影響で大幅に減っているという。オレ様的には増加傾向にあるはずのカラスを何とかしてほしいと思う。

 近所をランニングのため走っていると、カラスが路上に何羽かがたまっている。どうも木の実の殻を破るため、車に引かせているようなのだ。また川沿いのコースともなると、さすがにコース上にはいないが、木の上で何らかの監視をしているようなのだった。

 こんな面倒なカラスでも、さまざまな手法で排除させると野鳥の会などという連中は必ず文句の声を上げる。ともかく一つの鳥類を減らせば、敵対関係にある他の鳥類が増える傾向どころか、関係がないはずの人間まで乗り出してくるから実に困ったものなのだ。

 童謡にあった「カラスが鳴くから帰ろう」という、のんびりした時代ではない。

2021-11-22

マンション屋上の有効利用

 今はマンション屋上は有効利用されてはいない。以前はマンション屋上の利用ということで、一時期は屋上緑化もブームになったようだけど、いまは話題にもならなくなった。ならば設計の段階から、屋上に天文台を設置する計画を進めてみてはどうだろう。

 マンションやビルの低層階が商業施設として活用されているのだから、逆転の発想で屋上も有効利用する。セキュリティーの問題から、設計の段階から考えねばならぬ。天文台のほかにプラネタリウムもあれば、年間どころか昼間だって活用できるではないか。

 ただなぁ、天文台だけで人は集まるのだろうか。プラネタリウムを併設したところで、現状のように新型コロナといった問題が発生すれば、あっという間に閉鎖になってしまう。思いつきのようなアイデアは出てきたにしても、実現できるかどうかは別の話だな。

 屋上有効利用策のきっかけにもならんか……。シロウト案とは、こんなもんだ。

2021-11-19

なべ将軍までいるらしい

 秋の風情が訪れ本格的な冬にもなってくると、やはりなべ料理が中心となってくるだろう。仲間内でもなべ料理となれば必ず登場するのが、「なべ奉行」というものだ。とにかくもなにも、あれこれと指示が多いので辟易する。しかし、上には上がいるものだ。

 なべ奉行の上をいくもの、それが「なべ将軍」。なべ将軍ともなると、なべ奉行のようになにかと指示をするだけではない。あれこれ口出しするどころか、なべ料理の一切を行うだけでなくすべてを自分が行う。すべてはなべ将軍の指示通りに動かねばならない。

 なるほど、たまにこのようなヤツに出会うなと過去を思う。たいがいは立場が上の上司だったりするから文句も言えぬ。なべ料理はいかようにでもアレンジできるところが良いところ。まあパターンの一つ覚える方法でもあるから、おとなしくしておくに限るか。

 皆の衆、よく聞け。君らの世界でもなべ奉行ならぬ〝なべ将軍〟は必ずいるはずだ。

2021-11-18

「不貞腐れる」と書くのだったか

 日ハムの監督に新庄剛志くんが就任し、さっそくビックボスとして動き回っている。新庄くんのニュースとして「努力していない人間ほど、すぐ人のせいにし不貞腐れ自分から逃げる」とTwitterで語ったらしい。気になったのは、この「不貞腐れる」という言葉。

「ふてくされる」という言葉は、ふつうはひらがなで使われる。しかしだ、漢字で表記すると「不貞腐れる」となるのか? 初めてお目にかかる漢字なので、さっそく国語辞典の登場だ。そうしたら、ちゃんと掲載されているで、ひっくり返るほどビックリした。

 国語辞典には「不貞は借字」とあるから、あまり使われる漢字ではあるまい。新聞に、よく(ママ)という表示がある。相手が語ったことをそのまま表記しているという意味なのだが、国語辞典にも載っているのだから間違いではないけど、読む方は混乱する。

 現代でも文語体や見慣れぬ漢字を使う作家はいる。でも、読みにくいんだよなぁ~。

2021-11-17

「“ ”」と「〝 〟」の使い方

 いまや古典ともいえる木下是雄というおっさんの「理科系の作文技術」と「レポートの組み立て方」という絵本(我が家の専門用語で書籍一般のこと)をパラパラとめくっていた。ふと疑問がわいてきたのは、「“ ”」と「〝 〟」はどう使い分けるのだろうか。

 両者とも似たような使い方なのかな。「“ ”(クオーテーションマーク)」は本には書かれていないけど、ネットで調べると「 引用した部分を本文と区別するために用いる符号」と出ている。英文はともかく、日本語でも「〝 〟」の代用みたなものか。

 では、日本語で「〝 〟」はどう使うのだろう。そもそも読み方すら不明。こいういうときは毎日新聞用語集が使える。「〝 〟」は「ひげカッコ」と言うのか。「語句の強調に使う」とあり例文も掲載してあった。名称や意味も不明確なまま使っていたとはな。

 一つおりこうさんになったわけだけど、大して自慢できるほどでもないか。

2021-11-16

デヴィット・ボウイの100冊があるらしい

 新聞の読書コーナーを読んでいたら、なんとあのデヴィット・ボウイくんの「デヴィット・ボウイの人生を変えた100冊」という本があるらしい。ほんまかいと思いながらネットで調べると、この100冊リストはかなり有名なようで、昔から知られていたらしい。

 リストにはダンテくんの「神曲」や三島由紀夫くんの「午後の曳航」などなど、単なるミュージシャンとは思えぬものが並んでいる。いやはや人は見かけによらぬ性格や趣味があるものだ。音楽界というカテゴリーの中でも、有名な読書家だったというからな。

 記事には「どんな天才も、無から新たな表現を生み出すわけではない」と書かれている。やはり国内バンドとして知られているだけでなく、世界的規模で有名な人は、人には知られぬ何らかの特徴があるものだ。国内のバントはヘンチクリンな行動だけだしなぁ。

 ボウイくんのリストは手に入れた。読書家というのは、その分野も幅広いもんだな。

2021-11-15

練習には「書き写し」が一番!

 面倒な手法というのは、昔から”習うより慣れろ”といわれてきた。賢者たるゲーテくんだったか、ダヴィンチくんであったか忘れたが、最初のうちはともかく先生のマネをしろとかいっていたなぁ。日本でも三文字熟語で「守破離」があり、まさに世界共通。

 このところFreeMindの練習をやりながら、参考書としてマインドマップの本を読んでいた。そうしたら「最初のうちは書き写しをする」などと書いてあるではないか。まさに守破離の最初の段階の方法だ。ともかく、手本を四の五の言わずに書き写してみよう。

 先日も、ますはオレ様なりに考えたものを公開してみた。そうしたらさっそく「オレが教えてやる」などという迷惑千万な輩が現れた。余計なお世話だ。いまは慣れの段階よ。たくさんの手本がネットにもあるのだから、コツコツと書き写してみる段階なのだ。
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 昔の参考書に「頭脳地図」というのがあった。書き写してみたが、どんなもんかな。


 

2021-11-12

各種シーンを盛り上げる雨

 映画監督の黒澤明くんは、重要な場面には「雨」を使っていた。古典的名画「七人の侍」でも最後の決戦シーンは雨だったし、これだけの雨を降らせるには放水設備の準備などなど撮影は大変だったろう。ともかくも雨は場を盛り上げるには欠かせないツールだ。

 19世紀のヨーロッパの画家も、絵画によく雨のシーンを使っていた。過去にネットで紹介されていたのだが、エッフェル塔の見えるセーヌ川沿いを男女ふたりが、雨の中1本の傘に入って歩く……。とまあこの画家も、よく背景には雨を登場させていたのだった。

 Facebookを見ていても、撮影シーンの背景にはときどき雨が使われている。農林業だって雨が必要だろうし、水産業に至っては雨というより始めから波で濡れる準備だけどね。オレ様も雨が降っていればランニング計画をどうするか、ちょっと考えねばならぬ。

 日本海海戦でZ旗をかかげたように、オレ様も各種の予報旗をあげてみようかな。

2021-11-11

「すぐ調査しろ」と「すぐ動け」

 日本語の感覚からすれば、「すぐ動け!」というのは即座に行動する指示命令だろう。ある記事を読んでいたらヨーロッパあたりでは、なんと「すぐ調査しろ!」となるらしい。両者とも意味はかなり違うけど、たぶん似たような行動指示なのだろうと思う。

 まあ「すぐ動け」と指示されても、いろいろ関連動向を調べないと行動できない。ひるがえって「すぐ調査しろ」と指示を受ければ、さまざまな意味を含んでいるだろうから言葉通り調べるヤツもいるだえろうし、なかには行動主体の連中だっているだろう。

 要するに言葉による命令指示は短く、配下の者は意味するところを一言聞いただけで理解しているからなのだろう。なんとも映画のワンシーンのようなセリフであるけど、日常会話においてもゴテゴテと指示解説が続けば、まさに”くどい”と嫌気がさしてくる。

 行動指示は短く簡潔にだ。でも訓練を受けていないと何をなすべきか分からんな。

2021-11-10

歳をとっても国語辞典を引け!

 手書き時代ならともかく、今はパソコンを使って文書を書くことがほとんど。漢字だって書き間違いというより、同音異義語などの漢字を平気で間違えている。たぶん本人も気が付いていない。だからオレ様は言いたい。もっと国語辞典を引けということだ。

 オレ様も人様のことはいえない。もう死んじゃったけど、作家の井上ひさしくんの「自家製文章読本」だったかを読んでいたら、国語辞典で知っている用語はわずかであったといっている。作家ですらこのありさまなのだから、一般人なら押して知るべしなのだ。

 チビッコどもにも「国語辞典を引け!」としつこく言っているが、ポワ~ンとした調子で電子辞書で見ているもんという。人様のことはいえぬのだが、”知る”のと”覚える”のとではまったく違うのだ。でも、なかなか行動に移すことが少ないのが人間様よ。

 作家ですら常に国語辞典を引いているのだから、一般人もちょっとは引こう。

2021-11-09

ステッキの役割はなんだろう

 Facebookを見ていると、たまにチャップリンくんの昔の映画の一場面が掲載されている。彼のスタイルともいえるステッキを器用に振り回したり、人や物を引き寄せるわけだ。またワトソンくんも散歩どころか、武器の一つとして鉛入りのステッキを持っている。

 そもそもステッキとは、何のために持ち歩いていたのだろう。昔のニュース映像を見ると、男性の半分以上はステッキを持ち歩いているし、いまでも通販サイトでは、たくさんの製品がラインナップされている。でも、いまや街中で見ることは100%ないといえる。

 ステッキとは、どんな役割を持っていたのだろう。ケガをしたときや農林作業で大きな荷物を背負っているとき、ピッケルを使うのも広義ではステッキの役割だ。修験者が錫杖を持つのも同義といえる。形は変わっても、さまざまな場面で役に立っているわけだ。

 権威の象徴のようなステッキだが、形を変えて今でも同じ役割を持つ物はあるのだ。

2021-11-08

もうクリスマスケーキの予約開始

 以前、動画で修験道某宗派の幹部の自宅が紹介されていたけど、なんとこの時期にはクリスマスツリーが飾ってあった。宗教的意味合いとは関係なく、もはや一つの日常的行事としてクリスマスが位置付けられている。なかでも重要なのはクリスマスケーキだ。

 まだ11月に入ったばかりとはいえ、そろそろケーキのことを考えておかねばならん。ヒマついでに近所の有名ケーキ店のサイトをみたら、なんとクリスマスケーキの予約開始と掲載されているではないか。いくらなんでも早すぎると思うのはオレ様だけなのか。

 昨年は新型コロナ流行で予約だけになったが、それでも予約のケーキだけで店内が満杯になっていた。いまは各種CMでも秋の味覚などと流れている時期なのに、もうケーキ店ではクリスマスケーキ展開をスタートさせているわけで、これも一つの手段だろう。

 コロナ禍のおかげで世の中の動きが変化したらしいけど、確かに実感できるな。

2021-11-05

忍者動画の舞台は日光江戸村

 忍者が登場する動画を見ていると、その撮影舞台は「日光江戸村」だった。ある程度の広さを持ち、江戸らしき町並みからキャストまでそろっているとなると、舞台はこの江戸村しかないのだろう。オレ様もかつてチビッコどもを連れて行ったことがあるからな。

 ちょっとした撮影なら江戸村なのだ。コロナ禍のいま、どうなったかサイトを見てみるとちゃんと営業はしているようだ。かつてチビッコ1号は姫、チビッコ2号だって若殿と呼ばれていたので、チビッコもそれらしい気分になれるし、いまも変わらぬのだろう。

 チビッコどもも大きくなると、足も自然に遠のいてくる。また何回か行ったことがあるので、そう何度も行きたくなるアトラクションもない。客に足を運ばせるには、それなりのアトラクションだが、敷地が拡げられぬのならやはり忍者が登場せねばならない。

 スタッフとして忍者を育てるには、それなりの時間が必要だ。簡単にはいかんな。

2021-11-04

ホームズのFreeMind

 このところ久しぶりにFreeMindを使ってみている。今度は新潮文庫が刊行しているシャーロック・ホームズシリーズをまとめてみた。かつて出版されていた「FreeMind仕事術」を参考にしていたものの、思った通りに動かない機能もあったので、こんなもんか。

 前回は「自律訓練法」をまとめてみた。今回は本来ベイカー・ストリート・イレギュラーズをまとめるつもりだったが、FreeMindの操作に慣れるためにも物語一覧にした。面倒なテーマについては、もう少し使い方に慣れてきてからの方が良いだろうなと思う。

 公開すると、あちこちから文句が入る。最もうっとおしいのは、マインドマップのユーザー資格などを持っている輩が「教えてやる」などとうるさく言ってくることだ。金と時間をかけて取得したにしても活躍できる場がないのだな。まったく余計なお世話だ!

 資格ビジネスに巻き込まれると面倒。まずはコツコツと操作に慣れていくことだな。


 

2021-11-02

アラブ人の水筒

 前日、ひょうたん水筒のことを書いた。書き終えた後に、昔のアラブ地域の砂漠では、動物の皮を使った水筒を持っていたはず。映画「アラビアのロレンス」のビデオを見た時、この水筒が欲しくてたまらず、確かパルケエスパーニャだったかで買ったものだ。

 アラビアのロレンスは、確か第一次大戦前後のことだから、たぶん砂漠の民は革製の水筒を使っていたに違いない。これを見つけた時には即座に入手。ただし、土産物だから合成皮革の皮だろうし、内部はビニルでおおわれていた。まだ売っていたのか……。
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 結局のところ、2~3回使っただけで押入れの肥やしとなった。時代や地域も大きく異なるのだから、いまではスーパーへ行けばもっといいステンレス製水筒が売っているし、オレ様が使っている水筒も同じタイプ。人目を引くことしか考えていなかったからな。

 まわりから注目されるのは楽しいが、衛生面や素材などもっと考えてくれんかな。

2021-11-01

ひょうたん水筒って良いのか?

 チビッコのころだったと思う。大昔の人たちのように、ひょうたんで水筒を作れば、周囲から注目されるのではないかと考え、どこからかは覚えていないがひょうたんをもらった記憶がある。でも、ひょうたんで水筒を作るのはとても面倒で、すぐにあきらめた。

 いまの季節はひょうたんの収穫時期なのか、ネットニュースでひょうたん水筒作りのことが掲載されていたのである。ふたたび挑戦してみようかと考え、すぐネットで調べてみたが、ともかく片手間で作れるようなものではない。これまた、すぐにあきらめた。

 同じように、ひょうたん水筒にあこがれる人たちは多いのだろう。なんとひょうたん型の水筒まで売っているではないか。そして本来のひょうたんで作られた水筒は、実用品というより美術品のようなスタイルになっている。ひょうたんは、いまや芸術品なのだ。

 でも周囲の受けを狙うには、ひょうたん型の水筒も悪くはないと思うのだった。

2021-10-29

降雪は標高の問題だと思うのだが・・・

 深夜にラジオを聞きながら横になっていると、雪が降った降らないの話題で盛り上がっていた。○○県では雪が降っていないけど、北海道では雪が降っているよねなどといったぐあいだ。こんな話を聞いていると、あくまでも都市部の話だなと思ってしまうのだ。

 標高の高いところでは、すでに雪が降っている。富士山の初冠雪の日時をみると、日本気象協会によれば本年は9月26日らしい。富士山頂は山梨県と静岡県にまたがっているから、両県の初冠雪は9月といって間違いあるまい。生活感覚とはズレているけどね。

 要するに、人口密集地でなければ雪が降ったとか、話題としても初雪などとはいわないものだ。夏の時期、オレ様は北岳や月山に登りながら雪渓を歩いてみたけど、これは降雪ではないわけだ。ともかく、雪に関する動向が話題になる時期になったのは確かだな。

 四国九州の山岳地帯で降雪はどうなのだ? これらの地域で山に登ったことはない。

2021-10-28

エビ天のころも部分

 Facebookをみていると、ときどきエビ天の揚げている高級料理店の厨房の様子が掲載されている。気がついたのは、エビの大きさを1とするなら、2~3倍も大きなころもを付けて揚げる動画が掲載されていること。エビ天というより、ころもがメインのようだ。

 エビを揚げている途中で、ころも部分を大きくするため材料を追加したりしている。それだけではない。さらに大きく見せるため、てんぷら粉だけの部分を作成し、うまくエビ部分と合体させている。確かに、考えようでは大きなエビ天ともいえるけど……。

 ちょっとなぁ~と思いながら、画像検索をしてみる。でもFacebookに掲載されているほど大きなころもを付けている画像はない。特別画像のようだから、超が付くほどの高級天ぷら料理店なのだろう。目で見せるのも料理の楽しみなので、文句はいえぬわけだ。

 料理とは不思議だ。味わう前に、目耳や鼻など五感も刺激しなくてはならんからね。

2021-10-27

新たな手法を見つける一つの方法

 あるエライ教授の本を読んでいると、1冊の本を何回も繰り返して読むということが書いてある。たいていなら、そんなことできるかと思うのが普通だ。しかしだ、あるマニュアル本を何度もしつこく読んでいたら、ふと新しい展開方法に気がついたのだった。

 ともかく、その気がついた展開方法でやってみる。過去には同じことを誰かがやっているのだろうけど、それをFreeMindを使って表現すると一目瞭然、簡単に分かるのだ。FreeMindというソフトは昔からあるわけで、これを使って表現すれば実に分かりやすい。

「同じ本を繰り返して何回も読む」ということは、普通とは異なった特別な考えを生み出す。同じことを何回も何回も繰り返し、あれもダメこれもダメと悩み続けていると、一つのひらめきが出現する。まさにアルキメデスくんのいう「ユーレカ!」だな。

 ひとつの本を何回も読んでいれば、新たな着想が生まれる。そういうことなのだ。

2021-10-26

ケインズ経済学の要約版

 大学生のころ、必修科目として経済学者ケインズの「雇用・利子および貨幣の一般理論」を原書で読まされた。授業は少人数だったので、翻訳は必ず己に回ってくるからサボるわけにもいかず、経済学のお勉強というより、ほとんど英語の授業ではないか……。

 簡単に翻訳できる手法としては、この翻訳本を入手することだ。しかし、こいつがなかなか見つからない。また見つかったにしてもたぶん高額だろう。このごろになって山形浩生というオッサンが、翻訳なおかつ要約版までサイトにアップしてくれているのだ。

 とりあえず、要約版の目次ページだけダウンロード。これだけでは、全体の概要がまったく分からないので、ともかくすべてをストックしておく必要がある。でもなぁ、いくら社会人もお勉強が必要だといわれたところで、取り掛かるには計画が必要なのだった。

 読書計画は長期にわたりそうだが、計画を立てただけで読み終えた気分になるな。

2021-10-25

リーダーは困った博士

 もし「誓うか?」聞かれたならば、返答は「名誉にかけて」となるだろう。しかし相手が「そもそもきみの名誉とはいかほどのものだ?」と聞き返してきたらどうする。そんな笑える話から始まるのが、ドイルの「失われた世界/THE LOST WOARD」なのだった。

 ドイルといえばホームズしか浮かんでこないだろうが、冒険物語だってあるのだ。この物語からヒントを得たマンガや映画は実に数多い。アマゾン川上流の秘境にある高台へ探検に行くのだだが、主人公の教授は「吾輩は一人で戦える」といってはばからない。

 この高台では恐竜から原始人までが出現する。まさに教授のいう「人間の助けが届かないという意味では、月にいるのと同じである」という点に合致するのだ。解説の一言は「なかば大人の少年となかば少年の大人に/ひととき楽しんでもらえれば望外である」。

 冒険とは、主人公は「うしろではなく、つねに栄光のゴールを見よ」と述べる。

2021-10-22

FreeMindを使った制作テスト

 FreeMindも一時期は不具合などが生じていたが、知らぬうちにアップデートされていた。まだ完璧に使えるものとはなっていないようだけど、フリーソフトにそこまで求めるのは無理というもの。理屈はともかく、ちょっと自律訓練法の概要を作ってみたのだ。

 かなり昔に入手していた「手を動かしながら考える企画提案 アイデアがみるみる形カタチになるFreeMind仕事術」を捨てずにいてよかった。自律訓練法を知っているなら、その基本的な手法に、己の展開も加えてみるとまずまずカタチにはなっていると思う。

 自分の考えというより、まず行っていることをカタチにしなければ操作方法にも慣れてこない。いまのところ、すでにあるものをまとめるだけで精一杯。合格点かどうかは不明だけど、使い続けていれば操作方法はもちろん、内容もアップしてくることだろう。

 使えるフリーソフトと考えてもいいかな。使い込んでいなければ、文句も言えぬ。

2021-10-21

やはり秋冬はチャンコ鍋だな

 秋も深まってくると、川沿いの広場では名物の芋煮会が開かれる。さすがにこのところの新型コロナのため、たまに見かける程度になったが、やはり秋冬は鍋物だ。鍋物といえば、やはり相撲部屋の「チャンコ鍋」。チャンコ鍋は大量の野菜が摂取できるからね。

 昔は若松部屋のサイトに10数種類のちゃんこ鍋が掲載されていたけど、サイトのリニューアルとともに消されてしまった。オレ様は印刷しておいて助かったのだが、いまでもこれを参考に作る。鍋といっても、チャンコ鍋は季節を問わずに食べられるのもいい。

 検索してみると、チャンコ鍋のサイトはくさるほどある。くさるほどあるけど、ほとんどが寄せ鍋。いくら体に良い食べ物といっても、毎日では飽きる。だから相撲部屋では種類も多いのだ。プロレスでも”プロレスちゃんこ”があるけどレシピ本は売り切れよ。

 相撲ファンは多くいるのだから、専門誌はちゃんこ鍋の本を出版してくれんかな。

2021-10-20

記念日一覧を調べてみると・・・

 ときどきテレビやラジオで「今日は何の日?」なんてことが話題になっている。ちょっと調べてみると、1年365日のうちほとんどが何らかの記念日となっている。29日は「肉の日」となっているようだが、毎月行われているものを除いても、こんな状況なのだ。

 このBlogを書いている10月20日を調べてみると、何らかの記念日が20前後もある。数えるのも見るのも調べる気にもならない。ともかく国や地方自治体が設定した日から各種産業界、同じ業界内でもヒット商品があればその商品の記念日などなど盛りだくさん。

 そういえば昔、「サラダ記念日」という書籍があったな。もはや記念日は話題どころか、飲み屋での雑談にもならない。噺家や漫才師が、その導入部に使うことがあるかもしれないが、毎回では聞きに来ている客の方もあきるだろう。ネタにもできやしない。

 個人的に必要な記念日は、それほどあるものではない。気にする必要はないのだな。

2021-10-19

千歳あめを完食する人はいるのかな

 七五三が近づくと、神社には着飾ったチビッコたちが訪れる。そして神社からは千歳あめが渡されるが、あれは最後まで食べきる、あるいはなめきる人はいるのかな。検索してみると、千歳あめというのは、おやつというより縁起物としての役割が大きいようだ。

 神社のホームページをみると、七五三は1年間の恒例行事として掲載されている。千歳あめには「細く長く粘り強く、いつまでも健康で長生きしてほしい」という意味があるらしい。ほかにも意味はいろいろあるようだが、共通しているのは縁起物だということ。

 コロナ禍のため昨年は人出も減っただろうが、今年はワクチン接種も進んだので人出も増えよう。チビッコはワクチン接種に関係ないとはいうものの、神社へ連れて行くのは大人の役目になる。七五三とて、世の中の動向に左右されるとみてよいかもしれん。

 ところで、千歳あめは縁起物というぐらいだから、最後まで食べきるものではない?

2021-10-18

散歩にだって目的が必要

 ウォーキングというと、スポーツウェアではないにしても、汗をかいても大丈夫な服装が望まれる。しかし、”散歩”となると何が面白いのかさっぱり分からない。知り合いによれば、散歩をしながら趣味の短歌をを考えていると気分が良いというわけだ。

 やはり散歩にだって目的が必要なのだ。昔のテレビ番組に散歩の効用を語る特集があった。散歩の達人といわれる人は、街中の観察をしながら速歩で移動し、新たに発見したことをこまめにメモしていた。そのメモの目的は何だったのかは忘れたけどね。

 やはり何らかの目的がないと、やる気は出てこない。ホームズくんだってときどき散歩をしていたが、これもロンドン市内の状況を頭の中に入れていたに違いない。ときどき物語の中で、建物の配置から商店、バーにいたるまでこまごまと語っていたからね。

 目的なしに移動すれば徘徊。散歩にだって、やはり己なりの目的が必要なのだった。

2021-10-15

シャープペンとは1830年代の発明品だった

 19世紀後半から20世紀前半ごろの冒険小説を読んでいたら、登場する新聞記者が「繰り出し式ペンシル」を持っていると書いてあった。引っかかったのは、この「繰り出し式ペンシル」とはどんなものか。検索してみたら、なんとシャープペンシルのことだった。

 シャープペンとは、これほど昔から使われていたのか。調べてみたら、なんと1830年代に発明されたものらしいのだが、作家は先端品として登場させたのか、それとも新聞記者の日常的な筆記具として書いているのか。これほど昔の筆記具だと初めて知った。

 気になったので、さらに検索するとシャープペンの歴史というサイトがヒットした。日本筆記具工業会のサイトに歴史が掲載されているが、芯の折れにくいものは1960年代に登場したらしい。案外と最近のようだが、しばらく読みふけってしまったではないか。

 シャープペンの古い名称が登場する冒険小説とは「失われた世界」なのだった。



2021-10-14

アサガオ大作戦への期待

 日本全国広いので、ようやくアサガオも種を取る時期になった地域もあるようだ。チビッコも小さかったころ、小学校の授業でアサガオを育てたが、花を咲かせる季節が過ぎてできた種はどうしたものか。アサガオに興味ができると、来年のことまで気になる。

 アサガオ栽培家の日記を読むと、きちんと来年の準備を進めているようだ。実はオレ様も来年はアサガオの栽培を行ってみようと決意しているのだが、最初は種を買ってくるところからか始めねばならん。アサガオでも評価を得るには何年もかかるからなぁ~。

 全国には、10メートル近くまでアサガオを育てた人もいる。その栽培日記を読んでみると、これまた10年ほどもさまざまな手を尽くしていて、たった1~2年で育てられるものではないようだ。何においても記録を作るには、そうした日記も必要になるのだった。

 記録を作るのは無理なので、せめて近所のチビッコどもをオオォ~とうならせたい。

2021-10-13

ヨーロッパでは手作りクリスマスカード製作

 たまにヨーロッパの動向をみていると、この時期は版画でクリスマスカードを作るための盤面を彫っているようだ。いまではPCでささっと作る人がメインだろうだが、なかには版画という人だっているのだ。ただし、手作りはいまや少数派であるに違いない。

 EUや米国などキリスト教国ではHappy New Yearという新年のカードよりも、文化としてやはりクリスマスカードがメインだ。どこにでも手作りにこだわる人はいるもので、いまの時期は製作のピークをむかえている時期だろう。すべてがアイデア勝負といえる。

 ある会社に勤めていた時、海外の顧客にクリスマスカードを送るため、その製作打ち合わせである部署が動いていた。世界中に顧客がいると、各国の文化状況に合わせる必要があると考えるが、クリスマスカード以外に聞いたことがないのはなぜだろう。

 クリスマスケーキは日本でも広まっているが、カードはメインではないのだった。

2021-10-12

ちょっとしたコツが役に立つ

 もはや古典ともなった「知的生産の技術」を読み直してみた。まえがきには「科学的方法論と称するほどのことでもなく、研究のすすめかたのちょっとしたコツみたいなものが、かえってほんとうの役にたったのである」とある。”ちょっとしたコツ”ねぇ……。

 これって樋口健夫なるオッサンが展開しているアイデアマラソンみたいなものだな。自分で考えた”ちょっとしたコツ”みたいなものをノートに書いておくことで、あるときにそのアイデアが花ひらく。一般人であれば、まずアイデアの数を重ねるしかない。

 思うに「知的生産の技術」と「アイデアマラソン」とは、共通するコンセプトであるような気がする。表現方法や実行方法こそ異なるが、基本的な取り組み方法としては似たようなものだ。古典を読んでいると、共通するような考え方にふと出くわすわけだ。

 ただし、オレ様は一般人なので、考えたことがヒットするわけでもないのが残念よ。

2021-10-11

SF物語の古典

 科学雑誌「Newton」2021年9月号で「研究者がすすめる100冊の名著」を特集している。なかでもビックリしたのはジュール・ベルヌくんの「海底2万里」が紹介されていたことで、かなり昔に読んだが再び読んでみたい。いまや古本屋にもたくさんあるだろう。

 記憶をたどってみれば、潜水艦ノーチラス号およびネモ船長の物語にわくわくした記憶がある。しかし画像検索してみると、ノーチラス号として覚えていたのはシービュー号ではないか。イカン、記憶があやふやになっている。なぜ記憶が混乱しているのかな。

 原因は、むかし見たであろう潜水艦シービュー号のイメージが画像として頭の中に残っているからだ。シービュー号はプラモデルにもなっていて、オレ様がチビッコのころ作って遊んだ記憶があるから、どうしてもイメージが強く残っているのだろう。

 ふたたびノーチラス号に乗って冒険に出なければならぬ。まずは本屋へ走るべきだ。

2021-10-08

小分けと好奇心

 新聞を読んでいると、ノーベル賞受賞者の記事が出ている。2021年物理学賞の日本人の受賞者は真鍋淑郎というオッサンということで、さまざまな関連記事が掲載されている。面白いのは、研究者だけではなく一般人にも参考となる行動ではないないだろうか。

 掲載されていたセリフをピックアップしてみよう。「大きな研究課題を丁寧にテーマを小さくして渡すといい」「はやりの研究に走らず、好奇心に基づいた研究をしてほし」。なんとも分かりやすい基本的なことではないか。この基本的な事柄の積み重ねだな。

 オレ様のBlogも、同じように小さなテーマで積み重ねている。積み重ねていても話題にならないのは、参考になるようなことがなぁ~んにも書かれていないからだろう。そして一発逆転を狙うようなことばかりやっているから、当然のごとく失敗を積み重ねる。

 基本的には、テーマの「小分け」と「好奇心」だ。でも、こいつがなかなか面倒よ。

2021-10-07

雨中での白い地下足袋

 いままで何度か修験者の山岳抖そう行に行ってきた。というより、オレ様の場合は体験参加というレベルだけど、それでも修験者の履く白い地下足袋をまとい行動しているわけだ。しかし、降雨の場合、防水加工されていない地下足ならどうしているのだろう。

 抖そうの休憩時間、行者たちはどうしているのか質問したことがある。行者曰く、特に問題はないという答えだった。街中の舗装道路を歩くのではない。山で歩くのだから、それなりに雨水が浸み込んでくるだろう。こうなれば、己で実験をしてみるしかない。

 雨が降っていても、仕事などで平日は動きようがない。休日で降雨という日でなければならないし、それに街中の舗装道路では試すこともできないので、舗装がなされていない道が必要だ。こういうタイミングのそろったときは、なかなか訪れないものだな。

 天候というのは思ったように変わらないものだ。オレ様の実験はどうなるのだろう。

2021-10-06

各地のオリジナル弁当(?)

 FMラジオ夜間番組のスクール・オブ・ロックで、「焼きそば弁当」という話で盛り上がっていて、なんと北海道限定商品らしい。パーソナリティーによれば「本当においしい」と語っていたが、こちらとすれば見たこともないので、さっそく検索してみた。

 簡単に見つかったが、なんと膨大な数。基本はカップ焼きそばのようで、たぶん地元企業がネーミング展開によってヒットさせた商品なのだろう。画像検索の中には、ちょっと毛色の変わった実際に作ってみる「焼きそば弁当のつくり方」というサイトもあった。

 焼きそばを作ったまま弁当へ詰め込めば、間違いなく焼きそばは固まる。そこで具と麵を別に作り、あとから味をつけながら調味料であえる方法が紹介されていた。特別な調理法でもないような気もするが、アイデアと実行だけが身を助ける実例みたいなものだ。

 焼きそば弁当はカップ麵だろうと実際に作ろうと、どちらにせよアイデア次第だな。

2021-10-05

「丸い」と「円い」

 新聞を読んでいると、ときに知らない漢字の使い方が出いてくる。先日も記事を読んでいると「円い」が使われていて、ちょっと頭の中で引っかかった。間違いではないだろうが、「丸い」と「円い」の違いはなんだというわけで、毎日新聞用語集で調べてみた。

 ちゃんと「丸い」と「円い」は掲載されている。「丸い」は一般用語と出ていて、普通に使うならば問題はない。「円い」となると特殊用語になり、使用例では人柄が円い、円い月、円天井なんてのが出ている。ほかにも「丸」はガン、「円」はエンともある。

 それぞれの違いが判明したような気はする。まあ、だいたいは普通に本や新聞を読んだり、文章を書いたりしていれば間違うことはないだろうと思う。それにしても、オレ様はどうしてこんなことで頭を使うのだろう。言語学者にでもなったつもりだろうか。

 ふとした疑問が出てくるのは、新たな発見の入り口に違いない。発展させねばな。

2021-10-04

ノーベル賞予測記事が満載

 この時期、マスコミではノーベル賞の受賞予測記事で満載だ。過去からノーベル賞の予測記事はあったのだが、この予測は的中するのだろうか。イギリスではブックメーカーなる賭け屋が出てきているのだから、注目を集めているという点ではどこも同じだな。

 新聞では一面を割いてノーベル賞の授賞予測記事が掲載されているけど、はたして予測通りなのだろうか。世間一般で思うことと、ノーベル賞の選考委員あたりの考えていることとは異なるのだろう。この違いとは不明だけど、予測する場合のポイントだろう。

 たぶん予測通りといった記事もあるだろう。10年以上前の成果とその功績が評価されるわけだから、対象分野の専門家でなければ予測することすらむずかしい。そう考えると、ブックメーカーの胴元が儲かるようになっているといえば、確かにそうなのだな。

 今では一般的になった技術で、開発当時の理論が対象だから一般人に予測は無理。

2021-10-01

極秘のブランディングストーリ

 物を売るためには、その物に関連するようなストーリーを作れ。さなざなな商品を売るための物語作戦で、オレ様も大昔にその関係本を読んだ。最近もとある本を読んでいて、あの空海も難解な密教を作ったが、理解できる人はほとんどいないということらしい。

 商品コピーでいえば、物語で売れということ。簡単にできそうで、なかなかに面倒な作業なのだ。自分で物語を作るには七五調で作れともいわれているが、これも一つの方法だな。要するに、簡単には行かぬということで、やはりそれなりのお勉強が必要なのだ。

 作家の小説の中で、気のきいたワンフレーズがある。どうやって生み出されていくのかというと、ヒントはホームズくんの物語や解説本、あるいは読むのも面倒なゲーテくんの物語であったりする。長年にわたって読まれている本には、ヒントが隠されている。

 誰でもできるかというと、そうでもない。オレ様は、やはり一般人なのだった。

2021-09-30

理科の先生の白衣

 夏の間は新選組のぱっぴを普段着としているが、秋が深まってくると白衣を着ておる。本来なら理科の先生用の白衣が欲しいのだが、カミサンに頼んでいると通販カタログから選んで買うのは仕方がない。が、通販カタログにあるのは医療用の白衣なのだった。

 医療用の白衣でもいいではないか、と人は言うだろう。しかし一番の違いは袖口が異なることだ。理科用は普通の袖口なのだが、医療用は袖口が邪魔にならないよう絞り込めるようになっている。ほかにも細かいところでキチンと絞り込むボタンがあるのだった。

 通販カタログには、理科用の白衣は掲載されていない。そこで「理科用 白衣」などの検索用語で調べてみると、なんと実験白衣、実験衣などとしてヒットするではないか。さらには女性用もラインナップされている。理科の実験用は一般的ではないのかな。

 チビッコは学校の理科実験用として持っているらしい。なぜ、オレ様に教えんのだ。

2021-09-29

ステーキカレーなんてのがあるのか……

 いろいろなカレーを紹介しているコミュニティーに入っている。カレーレストランならシェフやマスターが考えつくしたカレーを作っているのだから、一般人ではなかなかマネできないだろう。でも、立ち食いソバ店だったかの驚くべきカレーが紹介されていた。

 それは、なんと「ステーキカレー」。画像を見る限りでは、ふつうのカレーの上にローストビーフが4~5枚ほど乗っているだけ。これは手間もかからずアイデアメニューといえる。問題は、あまりにも遠い。わざわざ足を運ぶほどでもあるまいと思うのだった。

 オレ様の家でも作れそうなので、さまざまな面から検討してみた。カレーは本体は肉なしで作り、食べるときに何枚かのローストビーフを載せるだけでよかろう。検索してみれば、もうちょっと良いレシピがあるかもしれん。カレーというはアイデア次第だな。

 もう少し調べてから、オレ様も作ってみよう。手もかからないのが実にうれしい。

2021-09-28

新選組のはっぴ

 ちょっと昔、京都へ旅行した時だった。土産物屋にはさまざまな京都土産が並んでいたが、オレ様は新選組のはっぴの前で動けなくなったのだ。白と黒のカラーリング、背には誠の文字、襟には新選組の文字。オレ様にしか着れまいと思い、逡巡したけど買った。

 この新選組のはっぴ、ときどき部屋着としているが、季節はもう秋。Tシャツ姿に新選組のはっぴでは寒くなってきたのだ。だんだん着古してきたので、来年は新たな新選組のはっぴを準備する必要があると思い、ネットを見ると普通に売っているではないか。

 ネット販売のおかげで、土産物であっても自宅で簡単に買える。京都の土産物屋で外国人のチビッコが各種のプラスチック製手裏剣の前で動けなくなっていたが、かなり欲しくて仕方がなかったのだろう。いまや彼の国のネット通販でも簡単に買えるに違いない。

 問題は家族から、新選組のはっぴを着たまま外を出歩くなと厳命されていることだ。

2021-09-27

なつかしいセリフ「同情するなら金をくれ」

 ミュージシャンがラジオ番組の中で、仲間同士とおちゃらけていた。そして「同情するなら金をくれ」と、どこかで聞いたようなセリフを言っているではないか。なつかしいセリフだ。このドラマなんぞ見たことはないが、一時期は流行っていたと記憶している。

 ばかばかしいと思いながら調べてみると、「家なき子」というドラマのセリフだったようだ。このセリフを吐いたのは安達祐実らしい。彼女がエライのではなく、ヒットするようなセリフを作った脚本家が偉いのである。調べてみると野島伸司というオッサンだ。

 Wikipediaによると、このオッサンはヒットドラマをいくつか作っている。テレビは見ないのだが、さまざまな場面でたまに聞くのだから名セリフなんだろう。ただし上記のミュージシャンのように、使うタイミングとワンフレーズだけならマネではないのかな。

 ドラマならともかく、通常の話で問題とされるのでは話もできなくなるからのぉ~。

2021-09-24

新聞社の用語集

 新聞のコラムを読んでいて、「丸い」と「円い」の使い分けの記事を読んだのだった。なるほどと思い、最初は国語辞典、次に毎日新聞用語集を引いてみる。この用語集を開いてみるのは何年ぶりだろうと思いながら、資料集のページもしばらく読みふける。

 大昔は朝日新聞の用語集を使っていたのだが、何回か引越しを繰り返すうちに失くした。さすがに最新用語集はあった方が賢くなれるので、毎日新聞の用語集を購入。でも巻末の発行年をみると2002年2月とある。この時期ごろに入手したのかと感慨にふける。

 いまや記事はパソコンで書くのだから、用語集もネット版だ。本棚の中で眠っている辞書には故事ことわざ辞典なんてのもあるが、いくら辞書類は印刷物で持っていた方が良いと考えるオレ様でも、いまや単なる本棚の肥やし。常に使うものではないからな。

 ネット時代になっても、初心者用の辞書は従来スタイル。オレ様も初心者なのだな。

2021-09-22

アイデアは忘れたころにやってくる

 何かのテーマで面白いアイデアを考えていたとして、ウンウンうなっていても出てくるわけがない。そこでアイデアを生み出す方法というものがあるが、結局のところ忘れているようなときにフッと湧いて出てくる。これだから世の中とは実に不思議なものだ。

 ジェームス・ヤングくんの「アイデアのつくり方」にはそんなことが書いてある。また一方では樋口健夫くんのように、ノートに思いついた案を書き続ける「アイデアマラソン」などなど、書店へ行けばたくさんのアイデア創出のための本が出版されている。

 方法こそたくさんあれど、結局のところ一つに集約される。これを実行したものだけに神はほほえむが、欠かせないのは熟成期間というもの。アイデアが降ってくるまでの期間というものは誰にもわからず、オレ様のようにポヤ~ンとしていてはやって来ない。

 共通する方法とは何か。一つのテーマについて、書き留めながら考え続けることだ。

2021-09-21

ランニングコースの天気予報

 このところ台風の影響などで、すっきりしない天候が続いていた。ところが昨日は久しぶりの好天。川沿いのランニングコースには、いつもの何倍かのランナーであふれていた。天候の状況によって、これほどまでに人出というものは変わるものかとビックリ。

 ここ何年もの天候状況はネットのウェザーニュースを参考にしている。特定エリアを1時間ごとに予報しているのだから、ときどきチェックしないとランニングの予定が立たないというものだ。もちろん、ときには突然のように天候不良になることもある。

 ランニングは続けるからこそ体力、健康などに好影響をおよぼす。太陽がさんさんと照っているから走るというのではなく、ある程度走り込まないとならない。だからといって雨が降ればもちろん休むけど、雨の降り始める直前のような天候なら走りに出かける。

 この見極めが重要で、ウェザーニュースの1時間予報はとても参考になるのだった。

2021-09-17

25年前のネタでミステリーを書く

 新聞記事によれば、某ミステリー作家が25年前に、あるネタを考えていたらしい。当時はミステリー作家仲間からもボロクソにいわれたらしいが、25年を経て作品に仕上げという。これを読んで驚いたことは、こうしたネタ帳を25年ほども保持していたことだ。

 夏目漱石もネタ帳にメモしていたというし、どの分野の作家でも同じことは行っていて当然だろう。オレ様も賢者なので、同じようにネタ帳のようなメモは保管してある。ただし、保管していたにしても10年ちょっとぐらいの期間。上には上がいるものだな。

 25年も前のネタ帳とはいっても、そこはミステリー作家だから大げさに書いてはいるのだろう。オレ様も1999年からの手帳は保管しているけど、あくまでスケジュール動向だけが書かれている。この当時のスケジュールから読み取れることは、何もないぞ……。

 どういった手法でメモしているのだろう。今はやりの「ノート術」にも役立つぞ。

2021-09-16

「香取大明神」と「鹿嶋大明神」

 まだとても若きン10年も前、空手道場に通っていた。道場の正面には「香取大明神」と「鹿嶋大明神」の掛け軸と神棚があった。最近はネットのおかげでさまざまな武道道場を見ることができるけど、規模が大きくなると同じようにこのふたつの掛け軸がある。

 道場へ通っているころは、ひとつの礼儀儀礼と思っていた。いま考えるに、なぜ「香取大明神」と「鹿嶋大明神」なのだろう。空手と何の関係があるのか。ほかの武道道場でも同じ名称の掛け軸が、なぜゆえにあるのだろう。ここは調べてみる必要がありそうだ。

 答えは簡単に見つかった。「香取大明神は香取神宮の祭神である経津主神、鹿島大明神は鹿島神宮の祭神である武甕槌神で共に武芸・武術の神様。武道場にこの二軸の掛け軸が掛けられている場合が多い」ということらしい。そうだったのか、いまごろ判明した。

 日本には八百万の神がいるというから、神様とて我々が覚えきれるものではないな。

2021-09-15

3年計画と千日行の実行

 ことわざとして「石の上にも3年」、修験行者には「千日行」をいうものがある。両者とも、約3年間はあきらめずにがんばろうという意味では似たようなものだ。こうなってくると、どちらが実行しやすいかにつきる。オレ様は、千日行の方へ軍配をあげたい。

 たとえばランニングを考えてみよう。スタート日はいつでもいい。最初の333日間は小満行、次の333日間は中満行、最後の333日間は大満行、最後の1日は満行、合計1000日間となる。また1週間のうちには積極的休みというのも必要で、2~3日は必要だ。

 こうスケジューリングをすると、以前はつらかったランニングも続けることができる。計画通りに続けるのが重要で、ランニング千日行もすでにあと10日間ほどで2回目の満行を迎える。突然のハプニングには1週間内での実行、積極的休みの調整を図ればよい。

 できない計画より、少しのがんばりで達成可能な計画を立てるここが秘訣だな。

2021-09-14

そろそろ「芋煮会」の季節だ

 9月といえば秋のイメージだが、秋らしい天候も深まってきた。こうなれば秋の恒例行事「芋煮会」が河原などで大々的に開かれる。ただし、今年はコロナ禍の状況下でどうなるのだろう。残念なことに、お家で小規模な芋煮会がメインとなるしかあるまい。

 芋煮会を知らない人がいるようだけど、郷土料理の一種といえるかな。芋煮というぐらいだから里芋がベースとなり、太平洋側の県はみそ味に豚肉、日本海側はしょうゆ味に牛肉というのが一般的。こんにゃく、野菜なども加える。もちろん酒だって呑むわけだ。

 芋煮を知らない人は、検索するとくさるほどヒットする。冒頭でふれたように、屋外が基本とはいえ大人数が集まり、大学のゼミやサークル単位、職場ならチビッコどもまで集まるし、コンビニでは大鍋の貸し出しから焚き木販売まで行っているのだった。

 新型コロナのおかげで、秋の恒例行事がなくなる。コミュニケーション崩壊だな。

2021-09-13

心拍数はどうなる・・・

  新型コロナ対策の2回目の予防接種に行ってきた。接種が終わった人に聞いてみると「2回目の方が痛くなる」「腕が動かなくなる」などなど、さんざん脅されてきたものだ。でも、体調が良かったのは昨日の話で、本日は接種をうけた肩から腕にかけて重い。

 この症状が現れることは覚悟していた。問題は起床時の心拍数で、なんと70拍を示している。おふざけじゃないわよと再度計りなおしてみたが、数値に大きな変化はない。いつもは50台もしくはたまに40台なのに、測りなおしたところで69を示す程度なのだ。

 本日のランニングは中止。代わりにウォーキングでガマンしよう。周囲の人たちから脅されてはいたのだが、大きな変化はないだろうとおおように構えていたのだが、さすがに数値で示されると受け入れるしかない。もはや反論のしようもないのだった。

 世間のうわさ通りの反応になるとは驚きだ。今日はおとなしくしているべきだな。

2021-09-10

「天災は忘れたころにやってくる」とは誰のセリフ?

 科学雑誌「Newton」の特集に、古今東西の名著があった。フンフンと思い、まずは寺田寅彦くんの「科学者のあたま」を読んでみた。地震に関するエッセイを読んでいて、そういえば「天災は忘れたころにやってくる」という格言は、誰がいい始めたのだろう。

 大地震というのは、寅彦くんによれば間隔は30年以上もあるという。そのため社会生活の中心世代も大きく変わっているし、残っていたにしても少数派だ。経験者が少ないのに加え生活文化も異なっているため、復旧作業はその新世代の状況に合わせるしかない。

 先般の東日本大震災もそうだった。偉い地震学者が「1000年ぶり」といっていたし、オレ様のような賢者が調べてみても500年ほど前にあったらしい。この違いは災害規模だろうか。ともかく確かに格言に間違いはなく、何世代も変わっているようなスパンだ。

 寅彦くんではないとして、誰が述べたセリフだ? ネットで調べればわかるかな。

2021-09-09

ご当地検定はどこで役立つ?

  業務上でも趣味の分野でも、資格を取得するには国家試験や資格試験に合格しなければならない。合格すれば資格証を得られるが、まずはその世界で経験を積み上げる必要もある。しかしだ、いわゆる「ご当地検定」というのは、いったい何の役に立つのだろう。

 というのもラジオ番組で、このご当地検定の紹介をしていた。地域の特産品について問うものだが、合格したとして何のメリットがあるのだろう。観光や名所旧跡などの案内役ぐらいなものか。こういうところでは、突飛な質問が出てくるわけでもないしな。

 資格試験の概要説明で必ず出てくるのは、この資格を取得すれば〇〇ができるというものだ。昔のテレビ番組で、特定の世界の〝おたく度〟を図るような番組があったけど、その亜流みたいなものか。主催者は、合格者の役割も明確にしないといけないだろうよ。

 オタクの世界では知っていることが重要。ご当地検定は、このオタクの再生産だな。

2021-09-08

剣道や合気道などでのハカマ

  剣道や合気道などでは道衣として袴がある。うちのチビッコも剣道をやっていたので、当然ながら道具から道衣まで一式をそろえ、成長や級・段位などが上がれば何回も買い替えた。チビッコどもは成長が早いので、ハカマ(袴)だけ上級生のをもらっていた。

 袴は夏は涼しいのだろうか。昨日ある病院の待合室で、中年ちょっと前の青年が袴姿だったのである。こいつは何らかの武道をやっている者ではない。頭髪は染めて編んでいるのはともかく、足首からちょっと上の方まで丸見え。短すぎる袴姿はみっともない。

 姿格好からみて、こいつはファッションとして袴をはいていると見た。チビッコ剣道の先生から言われたが、足首が見えると次の移動の予測がつくので、足首は見えないようにしておくという。チビッコ剣道の袴だって、それなりの姿を守らせているのにね。

 武道衣をファッションで着るのもいいが、それなりの着用法を守らねばかっこ悪い。

2021-09-07

酒がなければ会話も弾まぬ・・・

  あるコンサルのメルマガに、こんなことが書いてあった。「久しぶりに寿司屋に行ったのに酒類を提供していないとは……。炭酸水と緑茶でガマンしました。料理の味には敏感になるけど、会話がはずむわけではなく、やっぱり酒はあった方がよい」だってさ。

 コロナ禍のおかげで、世間の一般的な反応はこんなもんだろう。はずむ会話にはやはり酒があった方がいいけど、だからといってコロナ禍のおかげで普通のツールとなったZoom、Skypeで話しながら呑んでも雰囲気に欠ける。やはり対面での会話がないからだな。

 ワイワイと騒ぐ話のほか、秘密の話や打ち明け話などなど対面の会話に酒があるのは、やはり座を盛り上げる触媒として働くからだろう。アマ無線でラグチューをしながら呑んでいると、話もはずんだが、CWだと打ち間違いが増えるのはご愛敬というもんだ。

 もとの世界に戻るには、ウイスキーの熟成期間ぐらいの時間が必要らしいからのぉ。

2021-09-06

〝たまたま〟という偶然

  ラジオを聞いていれば、〝たまたま〟昔好きだった曲が流れてくる。この番組の掲示板では「好きだった曲が偶然聞こえてきて勇気をもらった」「涙が流れてきた」などなど、さまざまな感想が投稿されていると紹介していた。ネットであれば反応も早い。

 パーソナリティーがその反応を紹介しているわけだが、そのキーワードは〝たまたま〟にあるのではないか。〝たまたま〟に内在する状況を調べてみると、共時性ということで、詳しくは「因果関係のない二つの事象が、類似性・近接性を備えること」なのだ。

 シンクロニシティともいうらしい。こうした偶然の一致のような現象は、心理学にとどまらず超心理学、あるいはオカルト分野にまで発展していく。こうなってくると、もはや結論を付けることができない。分かったような分からぬような不可思議な現象……。

 そんなことを〝たまたま〟考えていた。専門家でもないので、もうやめておこう。

2021-09-03

カッターの替刃

  いまやスーパーからコンビニでもカッターが売られている。事務用品あるいは文房具としてあらゆるシーンで使われているのだから、その需要も多いのだろう。でもなぁ~と思うことはカッター本体ではなく、カッターの替刃を打っている店は実に少ない。

 もちろん文房具屋へ行けば、替刃は売っている。売ってはいるのだが、文房具店のようにそれなりの専門店へ足を運ばなければ手にすることができない。いまでは使用機会も多いのだろうから、新たなカッター本体を買えばいいのか。なんか疑問が残るのだった。

 ほとんどの人は、カッターを使う機会が少ないのかな。知り合いだったデザイナーは、ちょっと使い勝手が悪いと、すぐにパチンと刃を折ってしまう。それを見ていたものだからオレ様もマネをして、少しでも切れ味に難があると即座にパチンと刃を折り替える。

 替刃の売り場が少ないのは、需要がないからだ。カッターの出番は以外と少ない。

2021-09-02

「1」や「I」はどう書く?

  手書きの場合、数字の「1」やアルファベットの「I」はどう書く? PCで入力している場合はともかく、手書きともなると急いでいる場合、「1」は単純に縦線を書くだけだし、「I]も上下にちょこんと横線を書き加えるだけ。こんなもんだろう。

 文章の流れから間違うことは少ない。しかしながら関係のない他者が目にすると、一瞬迷ってしまう。過去に電車の中で外国人が英語でなにやらノートへ書いているのを目にしたが、なんと「I」はカタカナの”エ”のように書いていてホォ~と思ったものだ。

 手書きの場合、たとえ自分だけが読むにしても、やはり間違いのないように書いているのだなと記憶に残っている。なぜいまごろ、こんなことを書いているのかといえば、乱雑に書いたノートを読み直していて、判読にちよっと迷う文字がいくつかあったからだ。

 オレ様自身が書いた文章を、自分が読んでも迷う……。少しは反省するべきだな。

2021-09-01

「ロウソクの科学」が見つからない

 科学雑誌「Newton」を定期購読している。順番的には、まずチビッコどもが優先。オレ様のところまで回ってくるまで半月以上もの時間がかかり、ようやく読めるのだ。2021年9月号では「科学名著図鑑」という特集で、古今東西の名著100冊が紹介されている。

 その中には、ファラデーくんの「ロウソクの科学」があるではないか。こいつはストックしてあったが、再び読んでみようと思い本棚を探してみるがない。どこへ行ったのだ。探しても出てこないので、Amazonで探すと古本もこれまたいっぱいあるのに驚いた。

 そのほかにもカール・セーガンくんの「COSMOS」、小松左京くんの「日本沈没」、寺田寅彦くんの「科学者とあたま」なんて古典から、最近の「宇宙兄弟」なんてのもある。頭がクルクルしてくるわけだが、ここはまず古典中の古典「ロウソクの科学」に限る。

 と思いつつ寺田寅彦くんの著書を買う……。次は「ロウソクの科学」を買うぞ。

2021-08-31

Blogスクリプトの変更

  いままで2回ほどBlogスクリプトを変更してきた。1回目は開発者が更新作業をやめたこと、2回目は「はてな」のBlogだったのだが、その控えを失くしてしまった……。次はKENTさんのBlogスクリプトを使ってみようかなど、次の展開をいろいろ考えていた。

 プログラムというものは何年かするとバージョンアップされる。そうすると、自分で修正作業を行わなければならず、こうした作業も面倒になってきたのだった。ではどうするかといえば、さまざまなBlogサービスが展開されているのでこれを使えばよい。

 プログラムを組み立てるより、本来は記事を書く方が主力。基本にもどり、各節ごとの出だしは1字開けようではないか、またMixiやFaceBookでも同じことを書いているので、同じ文書があちらこちらで読むことができる。意外と便利ではないかと思ったりする。

 結局のところ、面倒なことはなるべく避けたいという姿勢なのだ。良いではないか。