2024-03-29

カードケースを100円ショップで買う

「京大式カード」「情報カード」などはB6サイズだ。梅棹忠夫くんは、確か輪ゴムで京大式カードをまとめて持ち歩いていたと書いていた。ケースを買うとするなら、まずは100円ショップあたりで見つけるのがベストだと考えて、近所の100均へ行ってみたのだ。

 両カードともB6サイズなので、最初はソフトケースを考えていた。実際に確認してみると、このサイズのビニルケースはフニャフニャしていて、デイパックなどに入れるには不安が残る。プラスチック製となると安心だが、A5サイズが最も小さい。筆記具のことも考えるなら、A5サイズでも問題はないだろうというわけで、まずは薄いプラケースを買う。

 A5サイズのケースはいいのだが、売っていたのは最後の1個。しばらく使ってみて問題がなさそうなら、大きな文房具屋で買えばよい。ネットで検索してみると、持ち運び用のケースともなるとベストサイズはないので、みなさんいろいろ苦労しているようですな。

2024-03-28

「膝」と「腰」が痛む

 地球の電離層は、約10年周期で太陽黒点の大きな影響を受ける。アマチュア無線、なかでもVHF帯だと簡単にDX QSOが可能になるので、バンド中は蜂の巣をつついたような騒ぎになる。こんな時期は、朝からビーコンをチェックするのが日課のようなもんなのだ。

 ランニングをやっていても、同じように約10年ごとに「膝」が痛んでくる。少しがまんしていると、今度は「腰」あたりにも影響を及ぼす。真面目な選手なら故障を起こすことは時にあるが、ピヨピヨしたレベルの走りでも起こってくるから話は簡単ではない。膝と腰の痛みに耐えかねて、ついにランニングを何日間かお休みすることを決断したのさ。

 周期的にやってくる故障は、まさに忘れたころにやってくる。原因は何だろうと思いつつ消炎剤を塗りながら考えていると、これまでも10日間ほどで痛みは消えてしまう。いや、忘れてしまうのだ。今が痛みのピークだろうから、ウイスキーでも飲んで休んでいよう。

2024-03-27

書評などで紹介された本ばかり……

 ニュースを聞いていると、またもや地元の書店が閉店したそうだ。こちらも本屋で買うことはなく、ほとんどがAmazonから買っている。未読の本も何冊かたまっているだけでなく、読もうとチェックしている本も20数冊ほどに達しているというのが現状なのさ。

 どうやって本を選んでいるのかといえば、単に新聞雑誌の書評に掲載されているものがほとんど。本屋で本を選ぶということはしていない。それでも年間で30数冊の本を読んでいるわけだが、この程度のレベルでは読書家とはとても言えまい。本屋で本を選んで買うのではなく、ともかく紹介されている本だけをAmazonで買うだけで、このありさまだ。

 かなり昔になるが、年間で百冊の本を読む読書クラブに属していたことがある。これが簡単にできるようで、実行にはかなりの気力が必要だから2~3年で止めた。読書は強制されて読んだところで、頭にはなぁ~んにも残らない。オレ様は平均レベルの人だな。

2024-03-26

組み合わせを変える〝ふせん〟展開方法

 Amazonの通販サイトを見ていたら、「やりたいことが絶対全体見つかる 神ふせん」なる本が出版されているようだ。こちらもボンヤリと生きているのだから、たまには人様によく見られたいと思うのは当然で、この本を買ってパラパラと眺めていたのだった。

 発想法というテーマには、むかしからチャレンジする人は存在する。図書館へ行けば関連する本など何冊も見つかるもので、こうした類似本だろうと考えてもいた。パラパラとめくっていくと、たとえば「マンダラート」「マンダラチャート」といわれる発想法を、なんと「ふせん」で実行する事例が出ていたのだ。なぁ~るほど、思わず唸ったものさ。

 以前からマンダラ手法というのはあったけど、やってみて思うのはいくつも作り直しを重ねる必要がある。ベストだろうと思われる発想がで出てくるまで、時間もかかるのだ。この作り直し作業を「ふせん」で実行すればよい。ん~、ものは考え方次第なのだな。

2024-03-25

カード展開という新し文房具

 何度か「京大式カード」「情報カード」のことを書いてきた。そうしたらFacebookに、どこかの文具メーカーが新スタイルのカード発売を開始したと告知している。カードのスタイルは小ぶりで、まとめやすいツールまで付いている。他人事だが、成功するかな。

 国内外を問わず、似たようなカード展開方法はあるものだ。カードスタイルが違ってくると使い勝手なども異なるわけで、根強いファンというのはいるもの。ただし、それが売れるかどうかとなると別の話し。新スタイルのカードは、従来スタイルと比べて2倍弱ほどの価格がする。アイデアは良くとも、そんな価格で売れるかなと心配になってしまう。

 カード方式が良いかどうかは、継続という行動にかかっている。これまで何度も挫折したものの、再び復活したのも、京大式カードの考案者・梅棹忠夫くんも述べているとおり面倒なのだよ。〝小さく始めて大きく育てる〟とは、古人はよく言ったものよなぁ~。

2024-03-22

カードのスタイル

 古典中の古典ともなった、梅棹忠夫くんの「知的生産の技術」。初めて読んだ時、「京大式カード」なる方法をマネすべきだと考え、すぐさま買いに走った記憶がある。いまや同じようなスタイルのカードには「情報カード」があるのも、知っていることだろう。

 似たような製品があれば、比較のために使ってみるのも当然だ。そう思いつつ年数も経過しているわけで、ネットで検索してみると、カードをうまく束ねる文具なども販売されている。驚くことには、カード方式の手帳まで考案されていることだ。しかし、難点もある。それば専用品を使わなければ、うまく〝まとめられない〟ようになっているからね。

 専用品があれば、己の工夫次第で、うまく使えるようにもなる。こういうのは世の常だ。アイデアは「拡大」「縮小」「再利用」「逆転」「転用」「応用」「変更」「代用」「統合」の9種類に分類した人がいる。カードのスタイル以外にも、考える人はいるものよ。

2024-03-21

パターンを見つけるのもテクニック

 なにか新しい趣味でもスポーツでもいい。始めるにしても、最初から上手くできるわけがないので基本からのスタートだ。トライアスロンにチャレンジしようと考えたとき、泳げなかったので水泳教室へ通ったけど、プールサイドでバタ足の練習がメインだったな。

 趣味ではあっても、その世界に何年もいなければ、永遠の初心者なのだ。ユーモア小説の作者は、どうやってパターンを見つけるのだろうか。阿刀田高くんが「ユーモア小説の書き方」といった本を出していたので読んでみると、パターンはあるようでない。また、使いまわしが出来ないので、一回使えば、もう二度と使うことが出来ないものなのだ。

「ミステリーを書く 10のステップ」なる本も読んでみると、似たようなことが書いてある。名探偵の物語で、最後にどんでん返しのような推理を披露できるのは、ギリギリまでネタを明かさないことが大事だと。肝心なことは、明らかにしなのもテクニックなのだ。

2024-03-20

「句読点は打たぬ」近年の人たち

 新聞などを読んでいれば、時に目に飛び込んでくる記事がある。近年は若者の間で「句読点を打たぬ」人たちがいるらしいのだ。どうりで、たまにネット記事を読んでいると句読点ではなく、単に空白スペースの「 」を入れているだけで、これが実に読みにくい。

 使っているような人たちは、たぶん高校生以下の連中だろう。いろいろな連中がいるからね。大学生ともなればレポートや論文など書いたものを提出すた場合、句読点を付けづに書いたら試験採点者は読む前に廃棄だ。加えて就職試験ともなれば、必ずといってよいほど作文があるだろうから、句読点なしの文章など書こうものならクズカゴ行きだな。

 佐渡市の知り合いにウイスキーを送ったことがある。酒屋の配送係が「さわたりし……ですね」と読んだからビックリした。地名の読み違えは誰にでもあるものだから気にはしないが、広告文や見出しならともかく、句読点なしの文章を書くのがトレンドとは驚きよ。

2024-03-19

地図でも「空想地図」というカテゴリー

 真面目に取り組んでいるときは、ラジオを聴いていても耳に入らぬが、フッと気を緩めたときは案外と面白い話が耳に飛び込んでくる。先日も「空想地図」の作者がインタビューを受けていた。空想地図とはいっても、RPGゲームに毛の生えたようなもんだろう。

 心にわだかまりが残っていたので、思い切って検索してみた。そうしたらGoogleマップで見るような地図の画面があるではないか。「空想都市『中村市』」の地図だそうで、これにはちょっと驚いた。チビッコの宝物を埋めた地図のようなイラストではない。一見すれば、大人でも本物と見間違ってマップを拡大縮小するガイドがないと思うのではないか。

 恐るべし「空想地図」。各地の地名を知っていたにしても、だままだ知らない地域があると思ってしまうほどの出来栄えなのだ。入門レベルから何回もの練習が必要だけど、何より大事なことは縮尺を設定しなけばならぬ。基本的なことから、初めねばならんな。

2024-03-18

「読書の行」なんてのがあるのか……

 キリスト教、仏教、イスラム教といった伝統的な宗教のほかに、世界には数え切れぬほどの民族宗教が存在する。中世時代にヨーロッパで生まれたらしい神秘主義といわれるものにいたっては、魅力もあるけど進むべき道は自分で見つけねばならぬらしいのだ。

 神秘主義の解説を読んでいたら、そのなかに「読書の行」というのが存在するらしい。詳細を解説している本などあるわけがなく、図書館へ行けば誰も読む人がなく、ぽつんと存在しているような本を読むことか。パラパラとめくったことがあるけど、難解で即座に本棚へもどす。それが読めるようになるのは、「読書の行」を積まねばならぬのだな。

 伝統的な宗教だって経典の暗記というものがある。覚えて考えて、その中から己の進路を切り開いていくのが修行。そういう展開が「読書の行」のひとつなのだろうか。スタートは、まず概要を知ることから始まるわけだから、読むという学習は必要なんだよなぁ。

2024-03-15

有名作家のもう一つの才能

 有名作家となった人たちは、作家としてのスタート時代にさまざまなエピソードを抱えている。有名企業に就職が決まったものの、初出社前に考え直し、そのまま作家生活に入り苦労する人も数多い。このように職業選択といのは、本来むずかしいものなのだ。

 ジュール・ヴェルヌくんの「海底二万里」を読んでいて思ったのは、ノーチラス号の艦長が面倒な話をすることだ。巻末の解説を読んでいて、さまざまな単位を使っていることが述べられている。大きさの寸法を述べる場合にも、縦横それぞれで違った単位を用いているという。しかも標準的に用いられている単位ではなく、古代の単位すらも使ってる。

 いまなら電卓もあるから簡単に計算もできる。でも手書き計算が主流の時代、特にヴェルヌくんの頃には計算尺などはあったのだろうか。江戸時代の天才数学者、関和孝くんは算木を使って高等数学の計算をしていたというから、何らかの手法があったのだろうな。

2024-03-14

焼き芋屋の屋台

 賢者という人物は昔からいるもので、著作権の切れた彼らの書物をパソコンで読むことができるのが「青空文庫」。1年に2~3回ぐらいはミステリーなどを読んでいる。すべてではないけれど、現代のミステリーと比べる話のテンポが大きく異なるのを感じる。

 青空文庫で読めるのが、随筆家としても名を残す寺田寅彦くんの作品だ。その中に「物売りの声」というのがある。読んでいて思ったのは、現代では物売りの声など聞いたこともない。イベント会場内ではともかく、もはや聞くこともないのだ。冬の代表的なおやつといえば焼き芋だが、いまやスーバーなどで売っているし、買ってきたらレンジでチン。

 なぜ、焼き芋の屋台がなくなったのか。季節商品というのもあるけど、何年も前に買ったときは思った以上高額で、おやつと呼べるような代物ではなくなっている。元朝詣りの参道には、たくさんの屋台があるけど、その中に焼き芋屋なんてあったな。記憶にないぞ。

2024-03-13

同好の趣味の人を探す

 このごろあまり聞かないけど、さまざなな面で「断捨離」がブームとなった。検索してみると、「不要な物を断ち切り、物への執着心をなくすことで、身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方のこと」なんだそうだ。断捨離に踊らされる人は多かったな。

 不要になったものは、誰だったて廃棄する。でも、そこは中古品を扱う業者側が数段上で、安く買い取り高く売るテクニックに優れているから、たとえば神保町の古本屋に売るのだって希望価格にははるかに及ばない。金を持っていそうな人へ売る場合、同じような趣味を持っている人を探すわけで、同好の趣味人というのは案外簡単に見つかるものだ。

 カメラの特殊用途レンズを中古品カメラ専門店へ売ろうとしたことがある。20数万円もするレンズだったのに、買取価格はわすか2~3万円。理由を聞いてみると、需要がないので売れないんだとさ。半額ほどでネットで売ったけど、必要な人を探すのはネットだね。

2024-03-12

ストレス解消法としての落語

 初めて寄席で落語を聞いたのは、友人に連れて行かれた大学生時代だった。落語と落語の間に入る色物(漫才、手品、曲芸など)も楽しいのだが、ヘタクソな演者だと客からの失笑を買う。空間にものを浮かべるマジックだと、操作用の透明な糸まで見えたからね。

 ラジオやCDなどで、ベテラン落語家の話を聞いてみるのだが、いまひとつ面白くない。気分が乗らない、いや気分が出てこないというのが正解かな。なんでだろうと考えてみると、たぶん場の雰囲気だろう。寄席へ行けば、寄席なりの雰囲気がある。落語家でもベテランともなると、その場の気分を盛り上げるテクニックがうまいとしかいえないのだ。

 地方大学の落語部の落語を聞いたことがある。演者は面白がっているが、聞いている方はちっとも面白くない。たとえ同じネタでも長続きする方法を身につけるには、やはり修行が必要なのだろう。〝トリ〟まで到達するには、どういう方法かは知らないけれどね。

2024-03-11

「ちゃんこ鍋」を忘れていた

 お相撲さんのイメージとして、そのひとつに「ちゃんこ鍋」がある。メリットを調べてみると、野菜の摂取量を多くすることが特徴なんだと。だから、我が家でもチビッコに野菜を食べさせる手段として、この「ちゃんこ鍋」を2週間に一度ぐらいの割合で作る。

 単純になべ料理なのだが、各種バリエーションがあるのだ。いつも寄せ鍋ではお相撲さんだってあきるので、その種類は何10種類もあるらしい。代表的な30種類程度のメニューを発見したのでダウンロードしてあるけど、好みに合うのは5種類ぐらい。相撲部屋制度から発展していったらしいプロレスも、基本的には鍋料理が主力となるのは当然だろう。

 某相撲部屋のホームページが更新されたとき、困ったことにちゃんこ鍋メニューが削除された。復活するようご意見メールまで送ったのになしのつぶて。なにか秘訣でもあったのだろうか。夏場だってちゃんこ鍋を食べると、以外に活力が出てくるものなんだよ。

2024-03-08

己なりの神話を作る

 むかしながらの神話を読んでいると、登場するケースが多いのは「龍」。竜ともドラゴンなどいろいろないい方があるけど、洋の東西を問わずに出てくる。なぜかと思って検索してみると、どうやら「水」に関係があるようなのだ。水=龍、なるほどと納得する。

 面白そうな神話というものは、だいたいが創作なのだ。ならば、こちらも独自の神話を作ってみようではないか。精霊といわれる妖精が中心ではインパクトが弱い。しばし熟考した結果、「龍」をメインとした方が良いだろいう。世界各地で姿形は多少違ったとしても、神話の中心テーマとして問題はない。龍が登場するなら、神話として通用しそうだ。

 作家の手法の一つに、読者の頭に思い浮かぶような具体的イメージが必要という。現代であれば画像検索し、独自の龍の素案を考えてみる。しばらくするうちに、龍という妄想の世界に入り込んでいる自分を発見した。龍のまえに、まず水を構想してみることだな。

2024-03-07

新たなサンドウイッチの種類

 サンドウイッチの由来を調べてみると、諸君らもすでに知っているようにイギリスのサンドウイッチ伯爵に行きつく。カードゲームに熱中していると、食事の時間すらもったないようで、趣味の時間というのは何らかの物語どころか、産業だって生まれるものだ。

 一口にサンドウイッチといっても、世界に目を向ければさまざまなメニューがあるはず。そこで各国のスタイルを検索してみると、さほど驚くほどの種類があるわけでもない。パンにはさめるものなら、なんでもはさんでしまうので、似たようなものになるのは当然だ。多くの種類があるようで、パンにくるんでしまえば、ひとつのメニューが出来上がる。

 ニューヨークサンドウイッチといったところで、パンに何をはさむかによる。近所のコンビニへ行けば、さほど多くの種類のサンドウイッチがあるわけでないのは、簡単なようで手間がかかるのだ。サンドウイッチ伯爵は、何を挟んで食べていたのだろうねぇ~。

2024-03-06

白樺でも花粉症になるのか……

 暦の上ではもう春らしいが、実感はできないのだ。こんな時期、マスコミやネット記事などを賑わせているのが花粉症。スギやヒノキが原因といわれているが、先日は「白樺で花粉症」という記事を発見した。「えぇ~、白樺でも花粉症になるのか」と驚く。

 植物は繁殖域を広げるため、空中に花粉を漂わせることになる。だから白樺であっても花粉が飛ぶのは当然だが、花粉症の原因のひとつに数えられるまでとは知らなかった。白樺は高原地帯が繁殖域だから、幸いなことに街中では見ることができない。人間が環境から受ける症状は数々あれど、それにしても白樺まで原因に数えられるとは思わなかった。

 歴史上であれば、豊臣秀吉くんは山一面に桜を植えたという。桜で花粉症は発生しなかったのかな。花粉症が話題に上ったところで、植物学者でも医者でもないから対策など分かるわけがない。花粉症は、街中どころか高原地帯でも注意を要する。面倒な時代よ。

2024-03-05

インプット、アウトプットのバランス

「インプット、アウトプットのバランスが大事」。えらい人たちがよく言っていることだ。Blogにもアフィリエイト目的で述べてケースがあるけど、やってみたいというだけで参考になることはひとつもない。他人様に紹介するということは、むずかしいものなのさ。

 積極的にアウトプットせよと勧めているオッチャンがいた。内容をみてみると、アウトプットを積極的に実行していれば、インプットしなければ次はないと言う。なるほどその通りで、取り込んだ内容を頭の中で醸成させなければ新しいことは生まれないのだ。むかしからいわれていることで、そこには三島由紀夫くんのいう「行動」が必要と考える。

 インプットした内容も、行動がなければアウトプットにつながらない。樋口健夫くんが述べている「アイデアマラソン」も実行してみると、ある時期には何も思い浮かばなくなる。それを超えないと次はない。簡単にできることなど何もないのが、現実なのだね~。

2024-03-04

地ウイスキーはいくつある?

 地ビールブームが起こったとき、各地の田舎町に小さなビール工場が建った。ただし、車でしか行けないような場所ばかり。ドライバーは酔っ払い運転が出来ないから、せいぜいお土産で買う程度だったから、あっという間に地ビールブームは消え去ったのだろう。

 ならば、地ビールならぬ地ウイスキーというのは、いくつ存在しているのだろう。大手のウイスキー工場は山間部にあるので、敷地内にレストランはあるけど、なんとガラガラの状態だった。小さなメーカーのウイスキーは確かに近所でも売っているけど、見かけることはあっても何となく買わないな。飲みなれたブランドのウイスキーが一番なのだ。

 日本酒なら都道府県内にいくつもの酒造がある。地酒メーカーは数も多いし、むかしから存在しているので特別なブームにもならぬ。近所に地酒専門店があり、味の好みなどを聞かれ、お勧めの一品を勧められる。そんなスタイルの地ウイスキー専門店はないかな。

2024-03-01

気のきいたセリフの使用方法

 古典にはなるけど、諸君らは長編の「源氏物語」を読んだことはあるか。簡単な要約本なら手にしたことはあるけど、それとて真面目に読んだわけでもない。最初の巻「桐壺」だけで挫折する人が多いらしく、たぶん気のきいたセリフがないことも、その原因かな。

 こんなことを書いたのも、むかしからいわれている格言に「魁より始めよ」がある。意味は何だっけ。検索してみると「言い出した者から実行せよ」ということらしいが、周囲で使われているケースに出会ったことがない。古典とはそんなもん。己でも意味不明な格言やことわざなどは、使わない方が賢明なのだ。ほかの使い方を考え出せば良いだろう。

 メルマガで本の紹介がされているとき、ソニーの開発部門の人が面白いことを述べていた。「失敗は闇から闇へ」、また新製品なら「上司に内緒で作る」。これをもじって「知らないことは闇から闇へ」、使ってみたい台詞は「内緒でBlogに書いてみる」だろうかね。