2023-04-28

10年後の未来

 広告でチラリと見ただけだけど、「10年後に儲かる技術」などという本があるらしい。昔の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」では未来へ行くシリーズもあったが、ここに描かれたいくつかのモノは実現したものもあるらしい。未来は動向とは不明なのだな。

 いま流行りのChatGPTに未来の動きを語らせたらどうかと考えたのだが、すでに実験してみた人がいるようだ。結果的には、トンチンカンな回答だったり、果ては語ることができないということもあったらしい。過去データの集積なので、未来のことを尋ねれば、たぶんそうなるのだろう。身近な例なら、人に読み終えた本の内容を聞くようなものだ。

 夢物語になれば飛躍しすぎてしまうのなら、データ分析の手法をChatGPTに語らせればよいのではないか。100の回答のうち、1~2個かはヒントになるに違いない。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でもいくつかは実現したのだから、ヒット率みたいなもんよ。

2023-04-27

カバー・ツー・カバーはやめる

 諸君らは本や雑誌を読むことは当然あるだろう。ネット記事はダラダラと広告が掲載されているものの、本文だけはきちんと読んでいるはずだ。表紙から裏表紙までもらさずに読むことを、「カバー・ツー・カバー」で読むとか言っていたはずだと記憶している。

 カバー・ツー・カバーの読書はオレ様もやっていたのだが、もう止めることにする。とにかく時間がかかるのに加え、途中であきてくるは眠くなるはで、効率的な読書法とはとても言えん。きっかけは、賢者といわれた立花隆くんが「一応、目を通しておけ」といっていたからだな。著名人と同じことをやったところで、とても追いつけんものだな。

 伝記を読むと、弟子となった人は先生のマネをすることで、次の世界を開いたらしい。ネットのない時代は、そうした方法も有効策の一つだったのだろう。同じように、カバー・ツー・カバーの読書で、必ずしもおりこうさんになれるわけではないだな。

2023-04-26

画を描く力

 植物学者、牧野富太郎くんの生涯をモチーフとしたテレビドラマを放映しているのかな。分からんけど、富太郎くんは膨大な量の植物スケッチを残している。当時はカメラやフィルムは高額だったろうから、スケッチもやむを得ないが、その技法は誰が教えたのだ?

 知り合いに漫画家のアシスタントをしてたオッサンがいた。漫画を描くのがうまいのは当然として、一度だけきっかけとなった時期の練習画を見せてもらったことがある。最初は一般人レベルだったけど、練習を重ねているうちに向上してきたのだが、それらをすべて取っていることにも驚いた。目標へ向けての練習は当たり前として、記録も大事だね。

 富太郎くんもスケッチの練習をしていたに違いない。練習をしていた時期の画も見てみたいけど、歴史の闇の中に埋もれているのだろう。オレ様も一度だけ漫画の同人誌に画を載せたことがある。下手だからイヤだと断ったのに、無理やり画かされたからなぁ~。

2023-04-25

文理の壁はなくなってきている

 文系とか理系とかの壁がなくなってきているのが、最近の動向。「データサイエンス」(DS)というのがそうらしく、オレ様も大学生時代に似たような分野の授業を受けた経験がある。文系や理系の壁を超えた分野の生まれ初めのころだったのだろうと思うのだ。

 さまざまな分野での解析が求められるビックデータともなると、数学や統計学などを使って科学的に分析する必要があるのは当然だ。特に最近ではAIの進歩で、文理に限らないというより、両者間の壁がなくなってきている。オレ様はポヤ~ンとしているだけなので、最近の統計学の特集記事を読んでいても、数式の羅列で頭がクルクルしてくるのだった。

 最近の少子化も影響しているのだろうが、大学も統廃合は多くなっている。オレ様の在籍していた大学も、少し前になんと獣医学系大学と相互授業の締結をしたとの話を聞いたことがある。オレ様もプログラムを作っているが、カップ麺用のラーメンタイマーだけよ。

2023-04-24

「初めは小さく」が持続の秘訣

 文筆業を主力にしているオッサンが、早起きをして原稿を書いたら、いつもは1日かかりそうな分量を、午前中で書き終えてしまったと自慢していた。こんな話を聞いていると、そんなら毎日早起きして原稿を書けばいいじゃんと思うが、さすがに毎日は無理だろう。

 毎日のようにともなると、いくら早起きがベストだといっても、なかなか継続などできるもんじゃない。ここに生活パターンの組み立て方の秘訣があるわけで、心理学の研究者も同じようなことを語っていたと記憶している。オレ様も経験があるけど、いくら「早起きは三文の徳」といったところで、それが継続となるとたいていは挫折してしまうものだ。

 前述の心理学者によれば、長続きさせるコツは「初めは小さく」なんだと。ランニングもトライアスロンも、最初は小さなスタートだったなぁ~。こんなんで、できるようなるのかなと思ったものよ。「さぁ~んげさんげ ろっこんしょうじょう」と唱えよだな。

2023-04-21

有名人は自分が一番!

「ベントウ、うんめぇ~」ではなく、作曲家のベートーベンくんの話だ。髪の毛が残っていたのでゲノム解析をしたところ、死因が分かったらしい。晩年は毎日、ワインを1リットル以上飲んでいたようだから、賢者というものは強烈なクセを持っているんだな。

 この記事を読んで、夏目漱石くんを思い出した。胃弱だったことは有名だけど、漱石くんは「ようかん」が大好物で、1本丸ごと食べることはよくあったらしい。また弟子の一人であった寺田寅彦くんによれば、酔っ払いが来て「べらんめえ口調」で話していたら、漱石くんまで同じ口調で対応したんだとさ。賢者というのは、どこか頭のネジがおかしい。

 オレ様も賢者ではあるが、たまに人様から後ろ指をさされる程度。歴史に名を残すほどのヘンチクリンな行動などゼロだ。三島由紀夫くんは場所も構わず、ガハハハと大声で笑うことはよくあったという。有名人になると、何事においても自分が一番なのだなぁ~。

2023-04-20

長期プロジェクトで必要なこと

 欧州宇宙機関のアリアン5ロケットが、木星観測に向けて打ち上げられたそうだ。いつ到着するのかと思ったら、2031年なんだとさ。関係者や天文ファンはともかく、オレ様は覚えていられるかな。天文分野の話題は長期間にわたるから、記録分析だって大変だ。

 長期プロジェクトで、ダム建設現場を訪れた時のことを思い出した。予算の関係上から約10年ほどの建設期間が必要なので、四つも現場を経験したら、もう定年。そんなこともあり、現場の所長は若い社員らの結婚問題も考えねばならんという。また、山の中だから遊びに行くとしても車が必要になるし、連日ベロベロになるまで酔っ払うわけにもいかん。

 ボイジャー1号、2号は太陽系外に出て観測を続けているが、1977年に打ち上げられた衛星だ。そこでも、次の時代を担う人材を育てる必要があるのは当然だろう。まじめな人間ばかりでは、人間社会は変化がない。何を言いたいかは、諸君らの想像にまかせよう。

2023-04-19

現代の「ひらめき」は古典にあり

 パソコンが一般に普及し始めたころ、あちこちのサイトを見て回るネットサーフィンという手法が流行っていた。検索エンジンはいくつもあったけど、検索して目的のサイトを見るというよりは、サイトを見て楽しむ。テレビを見るなんかより、はるかに面白い。

 ネットサーフィンという言葉は、いまや死語となったかな。現代は新聞テレビどころか、雑誌や専門分野のニュースまでいくつも集めたサイトを一つか二つも見れば間に合う。それどころか趣味の分野というより、特定の分野に対する文句ばかりを集めたSNSまで生まれている。SNSばかりを見てはイカンと忠告するサイトまであるから、まさに百花繚乱。

 考えるネタというものは、いくつものキーワードを重ねて検索すれば見つかるものだ。現在は、この〝キーワード〟をいかに積み重ねるかがテクニック。平賀源内くんは1000年もの昔の古典から拾ってきていた。古典は推奨されるけど、かなり面倒なのは事実だな。

2023-04-18

過去・現在・未来の捉え方

 ローリング・ストーンズのミック・ジャガーくんは最近、ジャンピング・ジャック・フラッシュのリクエストを受け、次のように語ったらしい。過去の曲なんか「歌っておられるか。オレたちは進化しているんだ」。そうなのだ、思い出に浸っていてはいけないのだ。

 まさに自信のかたまりだが、これはオレ様も使えるセリフではないか。世の中には、新たな発案が毎日のように出てきている。たとえば「アイデアマラソン」は毎日、新しいアイデアを考えてノートに書いておくわけだが、ダメな案などいつものこと。何回も失敗を重ねれば、そのうち大ヒット策だって考えつくはず。それと同じことではないか。

 歴史上には、賢者と呼ばれる人物がいる。彼らの大失敗だけを扱った本があるくらいだから、失敗などあって当たり前なのだ。オレ様の考える現在のアイデアも数だけはあるという程度……。もしかすると遠い未来、案が実現して神とあがめられたりしてなぁ~。

2023-04-17

ベネチアンマスクで行動できるかな

 ラジオを聞きながらお仕事をしていたら、「ベネチアンマスク」のことを話していた。何のことだろうと思い検索してみたら、映画でよくみる古典的な舞踏会で貴族が顔を隠すための仮面ではないか。ベネチアンマスクという正式名称があることを初めて知ったのだ。

 ちょっと変わったことは、すぐ実行してみたくなるのがオレ様だ。仲間内のパーティーでは参加メンバーが決まっているし、業界内のパーティーだとヘンチクリンな奴が紛れ込んでいると思われ、場合によっては警備員へ突き出されるかもしれん。現代では、カードを提示しなければ入場できないことも多く、己を謎に包み込むことなどできやしない。

 困ったことには、オレ様はメガネをかけているのだ。世間の状況をハッキリと確認しておくためには必要なので、コンタクトレンズまで準備しなければならない。ベネチアンマスクというレトロな展開方法だが、現代では考えねばならぬことがあまりにも多すぎる。

2023-04-14

「狂いたまえ」という教えと実行

 幕末の賢者、吉田松陰くんはこう教えていたらしい。「諸君、狂いたまえ!」とね。松下村塾からはバカばかりが生まれるかと思いきや、実際には明治政府の要人らを排出したわけだ。狂人のような考えも役立つわけで、オレ様も狂人的思想を展開して実行しよう。

 ChatGPTに関する話題が連日、ニュースになっている。使い方の解説はもちろんだが、是非を問う記事も、これまたくさるほどある。ならば松陰くんの教えどおり、狂ってみてはどうか。ChatGPTも時にダメな案も出すらしいが、まさに狂ったような案なのだろう。狂って、そして狂って、AIでは思いもつかないような思考を生み出せば良いわけだな。

 オレ様も賢者ではあるが、時にアホゥ~と言われることもある。このアホな考えをノートにでも書いておいて、たまに実行してみれば、もしかすると21世紀の賢者に数えられるかもしれん。狂うことも、松陰くんの教えどおり実行してみるべきだなと思うのだった。

2023-04-13

人力車には乗れない

 はっきりと覚えてはいないが、何年か前まで観光用の人力車が走っていた。コロナ禍より前になくなったのは、考えていたほどには需要がなかったのだろう。最近になって、この人力車の映像がネットに流れるようになってきたのだ。人力車復活なのだろうか。

 観光用とはいえ、人力車には乗れまい。理由は、見られる方が恥ずかしいのだ。かつてオレ様も、ほほぉ~と思って見ていた記憶があるから、これでは乗っている方も高揚感など出てこないだろう。いつの間にか消えた理由も、思った以上の利益を上げることができなかったからではないのかな。それとも引き手の人材不足が影響していたのかな。

 検索してみたら、観光地には今でもあるようだが、価格がバカ高い。観光タクシーどころではない。結婚式では、花嫁が会場に人力車で登場する企画もあった。式場内でのことだから、誰も不思議に思わぬ。人力車に乗って注目される気分とは、どんなものだろう。

2023-04-12

トレーニング時のBGMはAFN

 ランニングともなれば、己が設定したコースを走る。ウェイトトレーニングはブルワーカーを使った簡単なものだが、当然ながら室内で実行だ。音がないと気分が盛り上がらないのでラジオを鳴らしているわけだが、面白い話が聞こえてくるとつい笑ってしまう。

 簡単なトレーニングとはいえ、その最中にパーソナリティーの話に影響されるなどもってのほか。いろいろ熟考した結果、CDで音楽を聞くことにした。ロックにJAZZ、ボサノバ、ニーベルングの指輪というクラシックもある。CDも数多く持っているわけではないので、当然のごとく飽きてきているのも事実。ならば、次の手段を考えるのも当然だろう。

 ブルワーカーのトレーニングなので時間は短い。室内にはパソコンもあるので、この条件ならばAFNを聞けばよいのではないか。時間帯からいって、ポップな音楽は流れているし、DJの話が入ったところでジャマにはならない。AFNは意外と使える放送局なのだ。

2023-04-11

天文学の豆知識

 地球外知的生命探査計画なるものを知っているかな。知らない人はネットで検索していただくとして、1960年代にスタートしたオズマ計画もそうだった。その「オズマ」って何のことか知っている? なんと児童文学「オズの魔法使い」に登場するオズマ姫が由来だ。

 レンタルビデオが流通していたころに見たことはあるけど、そこにオズマ姫が登場していたことなど記憶にはない。それにしてもNASAというのは、宇宙探査計画にも児童文学の登場者名を使っている。日本でも以前は「かぐや」という月の探査機があったと記憶しているけど、計画全体の総称ではない。児童文学とはいえ、使える名称は多いものだな。

 オズマ計画の名称の由来を知ったからといっても、それは雑学に分類されるだろう。NASAの計画立案者ともなれば、あらゆる世界の知識が入っているものだ。オレ様も賢者と言われるからには、児童文学だって読んでおく必要がある。雑学のオッチャンでもいいさ。

2023-04-10

テーマ分野ごとの歳時記案

 歳時記といえば、季節を表現する言葉として俳句や和歌の世界で使われている。ところが江戸時代でも、季節を語るひとこととして時代にマッチしていないことがいわれていたようだ。いまや季語を使う機会はゼロではないにしても、単なる趣味のひとつだね。

 天文分野のメルマガに、「天文歳時記」というコーナーがある。宇宙望遠鏡ならともかく、地球上からの天体観測ならば季節ごとに見える星座があるのだから、天文歳時記があっても不思議ではない。要するに、一つに総称されていても細かく分ければ、それこそ星の数ほどの専門分野があり、それぞれの分野には専門の研究者や趣味があるくらいだ。

 こう考えていくと、オレ様でもランニング歳時記、キャンプ歳時記などが考えられけど、さらに分野を細かく分けていけばシロウトだって己の歳時記ができることになる。妄想はどんどん拡大していくけど、そこで自慢できるほどのものが作れるかは、また別の話。

2023-04-07

コミュニティーFM局の人気

 普段はお仕事のときも、バックにはラジオを流している。BGMみたいなものだな。どこの放送局かというと民放FMがメインで、とにFM補完放送も聞く。NHKは年寄り中心でつまらないから聞かない。ならば以前は聞くこともあったコミュニティーFM局はどうか。

 調べてみると、知らないうちに出力が20Wになっているではないか。当初は1Wだった出力が10Wにアップされたのは知っているけど、いつの間にか20Wにまでになっていた。以前は何回かダイヤルを合わせたこともあるけれど、話題があまりに狭いエリアのことばかりでつまらない。それでもノウハウを積んできているのか、自局放送の時間帯も増えている。

 全国的に調べてみると、廃局もいくつかあった。スポンサーが増えず、やめざるを得なかったのだろう。一時期は雑誌に載るほどの存在だったのにね。いまはネットの時代といわれれば、確かにそうだ。実のところ、オレ様もAFNはネットで聞いているからなぁ~。

2023-04-06

「異次元」という言葉がヒット?

 少子化対策で首相の岸田文雄くんが、「異次元の対策をする」と言っていた。毎度のごとく野党は内容に関係なく反対意見を述べたが、岸田くんは表現方法を変えただけで何となく収まったようだ。ところが、最近になって新聞記事にも「異次元」が登場している。

 記事内容はいろいろだが、以前と変わった内容の企画や対応あると、「異次元の方法」などと書かれている。こうなってくると、例えばアイデア商品も並んでいる100円ショップなら、少し変わった商品を「異次元対策の製品」とアピールも可能だ。異次元という表現方法は、考え方次第でさまざまな展開ができるので、まさに静かなブームといえるかな。

 オレ様も「異次元」対応をしよう。企画やBlogで文句をいわれたら、「異次元」の案だと述べておけばいい。毎年の新年の言葉に「異次元」が登場したりして……。いろいろ考えていたら、頭の中にどんどんアイデアが浮かんでくる。脳ミソも異次元状態だぞ。

2023-04-05

囲碁将棋の世界の定年

 囲碁とか将棋は経験があるだろうか。オレ様なんか、囲碁は五目並べしかできないし、将棋にいたっては駒の動かし方しか知らない。そんな程度だから、新聞でも囲碁将棋の記事など読んだこともないし、デカデカと写真が掲載されていれば見出しだけ読む程度だ。

 興味のない世界のことを書くのはなぜか。囲碁の世界では定年がないという記事を読んだからで、もう一方の将棋の世界は複雑だそうで、簡単には負け続ければ引退らしい。両者とも勝負の世界だから、勝ち続ければ有名になれるし、負け続ければ放り出されるのも当然だろう。プロの世界なんだから、段位によって格差があるのも当然だろうと思う。

 囲碁将棋の世界ともファン層は厚いに違いない。新聞で小さい扱いではあっても、コーナーがあるほどだからだ。強くはなかったけど、五目並べだって「禁じ手」があるぐらいは知っている。こんな程度の知識しかないのだなら、ファンの数には入っておるまい。

2023-04-04

記録の書き忘れ

 お勉強だろうがスポーツだろうが、上を目指すなら記録は書いておいた方が良い。ノートに手書きか、パソコンに入力しておくかは、それぞれの好みの問題だろう。手帳だって、手書派とパソコン派は半々いるらしく、こればかりはそれぞれに言い分があるのだった。

 毎日の記録として、野口悠紀雄くんは三行日記なるものを提唱していた。作家の日記を連想するから面倒なのであって、記録の内容は己で決めねばならん。中松義郎くんは毎日の食事メニューを30年以上にわたって記録していたようで、そんなことがニュースにもなったりする。最強の監督といわれた野村克也くんも、ベースには野村ノートがあった。

 ヘコヘコした己のマラソンだって、ノートに書き残している。それなのに、時には書きもらしているから、翌日になってあわてたりするのだ。記録を書き残しておくということも才能だな。ノートでもパソコンでもかまわぬ。記録を残しておくことが大事だよね。

2023-04-03

文章での打率3割

 プロ野球で打率3割バッターといえば、チームの中心選手だ。新聞テレビなどにも頻繁に登場する。「おとなの作文教室」を読んでいたら、たとえ新聞記者だってヒット記事をいつも書けるわけではないので、ヒット記事が3割あればベテランなのだそうだ。
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 オレ様も新聞や雑誌に記事を書いてきて、もちろんヒット記事も書いたことがある。雑誌では売り切れにまでなった記事も書いていたからな。3割のヒット記事を書くほどのベテランではなかったけど、2割以上3割未満の打率の記事は書けたのだろう。プロ野球でいえば、新聞テレビに登場して名前が覚えられるぐらいで、名前で売り出せるほどもない。

 昔から文章の書き方についての本は何冊も読んだが、作家や大学教授などの著書より、新聞記者の書いたものの方が役に立った。プロ野球でなら、現役引退後にコーチなどへ採用されるれるぐらいの成績を残すのは、ほんのわずかしかおらぬ。文章も同じなのだ。