2022-09-30

「3-3-3の法則」はあるのだ

 さまざまな面で己なりの目標を乗り越える壁として「3-3-3の法則」というのがあるものだ。どんなことかというと、計画を立てて進もうとすると、まず3週間目に一つの壁がやってくる。次は3ヵ月の壁というもの、最終的に3年目の壁がやってくるという話。

 勉強や仕事をやっていれば、誰しも訪れるものだな。「アイデアマラソン」をやっていれば、似たような間隔で壁がやってくる。オレ様の場合はアイデアマラソンに挑戦していた3ヵ月目あたりのころ東日本大震災が訪れて挫折しそうになった。なんとか乗り越えても、さらなる壁に見舞われたが、10年以上もかかってアイデア数1万を達成したのだった。

 寺田寅彦くんのエッセイを読んでいると、似たようなことが書いてある。ということは、昔から一つの目標を達成しようとすれば、壁が出てくる期間も似たようなパターンなのだな。オレ様はこれを「3-3-3の法則」と名づけてみる。だからどうした、なのだけどね。

2022-09-29

古風な暖炉

 海外の友人らの画像を見ていると、早くもサンタクロースの画像が増えてきている。そして背景の屋外はもちろん雪景色。こうなってくると頭をよぎるのが暖房設備であるが、ヨーロッパあたりだとメインとなる暖房イメージは、やはり古風な暖炉なのだった。

 いまやエアコンがあれば、冷暖房ともに済んでしまう。例えばホームズくんの冬にくつろぐ様子を挿絵で見るかぎり、暖房はやはり暖炉だ。いまやときに出会う暖炉ともなれば、それは石油ストーブを暖炉らしくデザインしたもので、排気設備もちゃんと煙突風な配管が施されている。こうなってくると一般家庭では導入など、とても無理な話だろう。

 暖炉のメリットは暖房そのものの効果もあるが、やはり〝火〟の視覚に訴える力も侮れない。インディアンの昔の格言によると、「火は小さく」らしい。火が大きくなると一見して暖かそうだが、実際は熱くて近寄れないからだ。暖炉も近寄れるほどが良いはず。

2022-09-28

プリンターのインクにまつわる話

 パソコンを使っていれば印刷機だって使う。この印刷機、いわゆるプリンターの価格は安くなったが、その一方で高くなったのはインク代。どうやらメーカーサイドも、儲けられるのはインク代と考えるのが当然だ。だから安価な代用インクも出回ることになる。

 確かに安価なインクは助かるが、1~2回使っただけでやめた。その安価なインクを使って印刷をしていると、インクの出方が微妙におかしくなる。ネットで検索すると、メーカーもインクの組成を微妙に変えているらしい。トンデモ話も出回るネットのことだから本当のところは分からないけど、印刷で苦労するぐらいならストレスなく使える方が良い。

 プリンターを買い替えるたびに、インクの種類は増えていくし、場合によってはインク型番も異なることになる。そうなると買い置きインクはゴミ箱行き……。印刷屋ではないのだからグレードの高い仕上りは求めないけれど、どこまで品質が向上していくのだろう。

2022-09-27

蛍光ペンでの塗装?

 某メルマガの著者はチビッコどもの塾を経営しているらしい。そのメルマガを読んでいると「本当かい」と思うような記事がある。先般も蛍光ペンで重要部分に線を引くのは良いとして、7~8割以上もそうなっている生徒がいたらしい。やれやれと思うのも当然だ。

 こういう行為を「蛍光ペンでの塗装」というらしい。オレ様もチビッコに「大事なところにはフセンを貼っておけ」といったら、辞書やノートのあちこちにフセンを貼っていて、これではどこが重要なのかも分からぬ。いまでこそ落ち着いたが、ときにチビッコは限度というものを超える。たぶんにして、誰しもが成長の過程で通る道なのかもしれんな。

 こういう時は、先人の知恵を借りる。どの新書だったかは忘れたけれど、黄色のダーマトグラフを使う方法があったので、いまはその手法をメインにしている。たまにフセンも使うがね。過去の賢者らの方法を知れば、マネをしたくなるやり方だってあるもんさ。

2022-09-26

カードの2穴画像と「情報カード」

 何日か前、「京大式カード」に2穴のパンチ穴を開けてみたことを書いた。画像を載せることを忘れていたので、改めてパンチ穴を開けた画像を載せてみた。寸法を測ってというより、上下5行目がほぼ中間となるのでパンチ穴を開けるための面倒な手間もない。

 最初から2穴の開いているカードに「情報カード」がある。京大式カードと似たようなものだが、細かいところで工夫が施されているからネットで見てみる。情報カードには一つのテーマで何枚かのカードに続く場合の記入枠がある。また行間の寸法も違うようで、行数も増えている。ここは実際に手にして、使ってみなくては分かるまいと思うのだ。

 情報カードを検索してみて思うことは、いろいろなテーマごとに専用カードがあり、見ている方も頭がクルクルしてくるではないか。こうなってくると実際に手にしてみないと分かるまい。それとせっかくパンチ穴を開けたのだから、閉じるためのリングも必要だな。

2022-09-22

しおりよりもブックダーツだったけど……

 どのように皆の衆は野帳を使っているか参考にするため、以前「野帳スタイルブック」を読んだのだった。見ていてなるほどと思い即座に入手したのが「ブックダーツ」。意外と役に立つツールで、チビッコどもにも何個かあげたし、またBlogでも紹介したわけだ。

 机の引き出しに、パッケージに入ったままのブックダーツを発見。これは使わねばなるまい。このBlogでも紹介した山田風太郎くんの忍法帖シリーズも、しおりではなくブックダーツへ即座に替える。ほかにもいくつかしおりをブックダーツに替えて満足していたが、でも用途によってブックダーツよりも、しおりやフセンの方が方が使いやすいものだな。

 それぞれ用途ってもんがあるのだ。なんでもかんでもブックダーツが便利かといえば、そうでもない。この用途を見つけなければ、持っていても使わぬケースはいろいろあるものだ。ブックダーツも便利なのだが、使い道を探さないと死蔵されることになるな。

2022-09-21

「京大式カード」に2穴のパンチ穴

 近所の小さな文房具屋へ行っても、きちんと「京大式カード」を常備している。いつも気になるのはライバル商品である「情報カード」で、京大式カードと大きく異なるのは最初から2穴が開けられていること。穴が開いていればカテゴリーごとにまとめやすい。

 どちらがひとつにまとめやすいのだろう。こうした疑問なら、自分で穴を開けて試してみればいい。パンチ穴をあけるにも1穴用、2穴用とそろっているので、まずファイリングしやすいように事務用品としてコンビニでも売っているような2穴用パンチで穴をあけてみる。上から5行目と下から5行目が、ほぼ中間なので、そこを目安にすればよいだけ。

 京大式カードはまとめて持ち歩くのが面倒だけど、カード用のリングでまとめておけばよい。アイデアというほどでもなく、あとは使ってみて再び便利な方法を考えてみれば済む。でも情報カードなら最初から穴があいているので、ちょっと使ってみようかな。

2022-09-20

忍法帖シリーズに挑戦

 すでに世を去った作家だが、山田風太郎くんを知っているだろうか。忍法帖シリーズはオレ様も読んだことがある。でも世の中で知識人といわれている学者、さまざまな作家などに山田風太郎くんファンが多いらしいのだ。オレ様も忍法帖シリーズを読まねばならん。

 持っている本の中に忍法帖シリーズが、いかほどあるかを探してみた。う~ん、「甲賀忍法帖」だけか……。「柳生忍法帖」「くノ一忍法帖」など他にも読んだ記憶はあるが、ないということは引っ越しを繰り返しているうちに処分してしまったのだろう。まずは最近の動向を探るためにも、古本ではなく新刊本を買ってきた。そして目指すは全巻読破!

 既刊本のリストを見ていたら「魔界転生」も風太郎くんの作だったか。1年で全巻読破に挑戦していると、読んでいるうちに飽きてきて挫折するケースが多い。ここはオレ様が得意とする千日行展開で計画的に読んでいこう。オレ様的な読書忍法があって良いのだ。

2022-09-16

「出羽守」というのだそうだ

 新聞のコラムを読むと、新聞社外の人が書いているため、時に面白い表現があるものだ。昨日の新聞にも「出羽守(でわのかみ)」のことが書いてあった。この「出羽守」とは、「○○では……」と何かにつけて海外の事例を引き合いに出す人のこというらしい。

 どことはいわないけれど、日本の野党でも似たような政党があるな。何か反対意見を述べる場合、その冒頭には「○○国では……」と必ず出してくるのだ。そんなことを行なっている国などよく見つけてきたな思うような所ばかりで、「木を見て森を見ず」ということわざすら思い出す。反対意見には「出羽守」がつきものなのだなと考えてしまう。

 現代社会では、状況の変化に素早く対応することが求められている。どんな国やメーカーでも未来を想定した新技術開発が進んでいるわけで、どこがリードするかが命運を左右する。そう考えれば、オレ様も出羽守論を持ち出すことがないよう気を付けねばならん。

2022-09-15

来年の手帳を考える時期

 ポヤ~ンとしながら昼食を食べていると、ラジオ番組で来年の手帳を考える季節となったなんてことを話していた。ここ20年以上も「『超』整理手帳」を使っているのだが、本日が発売開始のようだ。ただし、大部分の書店は10月に入ってから販売を始める。

 書店や文具店など手帳を扱っている店舗によって、それぞれ販売計画がある。そのため発売開始時期がネットで告知されていても、店頭に並ぶのはまだまだ先のこととなるようだ。早い時期に入手できたところで、オレ様の場合はきっちり12~1月の年替わりで手帳を替えるスタイルなので、10月に入ってから買ったところで特に大きな問題はない。

 ただし、年末時期となれば翌年の1~3月あたりの各種予定だって入ってくる。長期計画はまだしも、その時期のことを考えるならやはり早めに手帳が発売された方が便利だ。そう考えると翌年の手帳販売開始時期というのは、9月中下旬あたりでも仕方あるまいな。

2022-09-14

「ゴルゴ13」「太陽の世界」での挫折

 マンガでも小説でも、面白い話は出てくるものだ。先日もラジオを聞いていたら長編マンガの話しをしていたが、オレ様なら「ゴルゴ13」シリーズで、物心ついた時には読んでいた。何度も全巻読破を試みたものの、いまだに達成できいいないのでもうあきらめた。

 小説で全巻読破ができていないのは何かといえば、半村良くんの「太陽の世界」。始めのうちは、流浪の民のように新天地を求めて移動する話しが出てくる。聖書も読んだことはないけど、ユダヤの民のようだな。ある地に定着してくると話の流れは別のものとなり、これまた興味を失ってきて挫折。作家が亡くなったので、これは話しの途中で終わりだ。

「ゴルゴ13」も「太陽の世界」も全巻読破の希望だけはある。終わりのない物語というのは、途中で小さな山場はあるものの大きな山場がないので、これがあきてくる原因なのだろう。できない希望というのも持つもんじゃないな。マンガや小説でもそんなもんよ。

2022-09-13

過去のノートを読むということ

 かなり昔のことだが、寺田寅彦くんのエッセイを読んでいると「ノートを読む」ことが書かれていた。驚いてBlogにも書いたら絶賛を受けたものだ。ということでノートを書くことは大切だが、それを読むことはもっと重要で、オレ様も実行しているはずなのだ。

 オレ様のノートは「アイデアマラソン」「超メモ術ノート」目的の2タイプ。A5ノートを使っていて、総数64冊。再読は「ラステイル」というチェックリスト管理用のフリーソフトを使っている。わざわざそれを書いたのは、ある程度の期間をおいてから再読するわけだが、未読ノートが少したまってきたのだ。書くのはよいよい、再読は怖いだな。

 体制を整えて続けたにしても、いわば最終チェックができていないことになる。これではイカンと思うのは当然だが、なんでもキリキリと実行できていたとするなら、いまごろノーベル賞ものだ。これが人間というものだと考え、今日もノンビリしようではないか。

2022-09-12

野帳は、やはり「SKETCH BOOK」だ

 測量関係者なら野帳の中でも、測量結果を書き込める「LEVEL BOOK」を使っているようだ。しかし一般人なら、やはりメモやデータなどを記入できる「SKETCH BOOK」がほとんどではないだろうか。こうしたアイデアの紹介サイト「100人100の野帳」まである。

 みんなはどんなアイデアを駆使して使っているのだろと、昔からこのサイトを見ている。「SKETCH BOOK」は3ミリ方眼なので、ほとんどがこのタイプの野帳を使っているようだ。用途がさまざまなのは当然として、図や表入りメモが中心で、やはり方眼タイプは使いやすい。オレ様のように、ふと思いついたことを書き込んでいるのもゼロではない。

 テレビで見るように、立ってメモをする場合には録音がラク。ノートだと要点を絞って書いているので、原稿に起こすときには便利なのだ。なぜ昔から野帳を使わなかったのだろう? 知らなかったといえばそれまでだが、原因は取り扱い文房具店が少ないからだ。

2022-09-09

毎日10分間は「ガム」をかむ

 ガムをかんでいると視力が向上するらしい。そんなうわさ話を信じていたけれど、関連するデータもあまり見つからず、そうこうしているうちにやめてしまった。最近になって目にしたのは〝1日10分間はガムをかむと脳力に効果がある〟という話なのだ。

 能力ではなく「脳力」だという。脳力とはいったい何だと思うのは当然で、いろいろ調べてみた。要するにガムをかむことで脳の血流が向上し、また脳は体をコントロールしていることから、結果的に体内のさまざまな機能が向上するらしい。またこの話かと思うのも当然で、過去から何度も出てくるということは、視力への効果もゼロではないのだろう。

 トンデモ系の説だろうか? ガムをかむという行為は何度も行っているが、効果を実感したことはない。今回の話もどの程度の期間、続けるのかということについては言及していない。まさに「溺れる者は藁をも掴む」の思いで、ふたたびガムをかんでいるのだった。

2022-09-08

作家だって音読なのだ!

 小中学生の親に向けた学習塾のメルマガを読んでいる。オレ様のチビッコは小中学をとっくに卒業しているけれど、大人にとっても何かのヒントになるかもしれないと考えて読んでいる。そのなかに「作文を書いたら音読すること」という指導方法が書いてあった。

 音読か……。大人にとっても文章を書いたら音読してみることは重要なのだ。本多勝一くんの「日本語の作文技術」にも、文章を書いたら音読してみることが書いてある。周りに人がいたら小声でブツブツというだけでもよいという。むかしテレビで見たが、ノーベル文学賞を授賞した大江健三郎くんも、原稿を最終的には音読していたから驚きよなぁ。

 文章を書く巨匠たちですら音読しているのだ。オレ様らのポヤ~ンとしている連中が、文章を書いても音読せずにいるというのはどうしたことか。できそうにもないことを実行する者らが、作文技術の本を書いているのだ。音読実行なんて四字熟語ができたりして。

2022-09-07

マネをしてから次の段階へ

 昨日の日記にも書いたが、いろいろな抵抗むなしくWindows11にアップされてしまった。こうなってしまうとネットでさまざまなサイトを検索しながら、己にとって使いやすいパソコンへとカスタマイズしていくことになる。もちろん最初は少しずつ実行だけどね。

 これは新聞スクラップにおいても同じこと。最初からあれやこれやの分野の記事に手を出していると、必ず挫折する。要するに、何かを始めようと思ったら、まずは先人のマネをするわけだ。成功する秘訣は、趣味の分野でも仕事の分野でも何でもいいから、テーマを一つに絞ること。テーマを絞ったにしても、そのスクラップの8割ぐらいはムダになる。

 表現は違うけれど、昔はレオナルド・ダ・ビンチくん、現代の日本の立花隆くんも似たようなことを述べている。あれこれマネをして、その中から必要なものを見つけていく。先人のマネをしていれば、必要なことというのは見つかってくるものだ。ムダを恐れるな。

2022-09-06

とうとうWindows11になってしまった

 Windowsパソコンを使っていれば、しばらく前から「Windows11にアップグレードせい!」といった指示がしつこく出ていた。ネットで検索すれば、特殊なアプリケーションを使っているならともかく、「アプリが使えなくなった」といったサイトは見かけない。

 昨日、画面上に再稼働の指示が出ていたのでクリックしてみたのだ。そうしたらアプリのアップグレードではなく、Windows11へのアップグレードの指示ではないか。あわわと思ったのだが、流れに任せることしか手段がない。時間にして、たぶん数分間もなかっただろう。ともかくWindows11のアップグレードは、問題なく実行されたのだった。

 気になるところは、使えなくなったアプリがあるのではないか……ということ。何でもかんでも最新アプリではないけれど、日常的に使っているものは動作するようだ。オレ様みたいに抵抗する連中がいるから、Microsoftくんはときどき強硬手段に出るのだな。

2022-09-05

1日はウメボシ1個から

 健康に良いだの、運動にはコレといったCMは毎日のように見る。また年齢を重ねた連中の話しの中心は健康で、聞かされる方はゲンナリしてくるものだ。オレ様も大昔にとある古老から一言を言われたことがある。健康の秘訣は毎日「ウメボシ1個」だとね。

 そんなこともあって、以前から食事には「ウメボシ1個」を欠かしていない。でも、どんな効果があるのだろうと思うのは当然だ。検索してみると、なんと現存する日本最古の医学書にも、ウメボシが薬として使用されていたということが書かれていたらしい。昔は薬だったということだから、それなりの効果はあったのだろう。まさに医食同源だな。

 近所でウメボシを買うとなるとスーパーになるけど、高額なものは粒の大きさがそろっているけど、安価なものは大きさもバラバラ。あまりに安価なものは不安があるので、いつものように中級品を買う。なんか世の中の一般的な買い物レベルのような行動だな。

2022-09-02

調子が悪ければ「ウィダーインゼリー」

 ものごとを調べるとき、一般的な概要をつかむためにはネットで検索する。ハチャメチャな言い方をするミュージシャンは体調が悪くなったら、まず「ウィダーインゼリーを飲む」という。調子の悪いとき、回復させる方法は誰しもが持っているものだなと思った。

 オレ様も体調が悪いというか、気力を回復させるため、このウィダーインゼリーを飲むことがある。だが検索すると、製品名称は「inゼリー」となっているではないか。なんでだ、と思うのは当然。そうしたらメーカーが独自開発した製品であるため、提携会社の名前をはずしたのだそうだ。メーカー独自開発の製品であれば、それも当然の話だろう。

 一般化してしまった製品だと、先のミュージシャンのように旧名称で話すし、オレ様らだってさほど名称を気にせず手にしてしまう。名称変更を展開したとしても、その新名称が広がるまで長い年月がかかる。これだから名前というものは、実に大切なのだな。

2022-09-01

作業用車両の電動化

 一般の乗用車で脱ガソリン化が進んでいるけど、建設や農作業用の車両で電動化したものは聞いたことがない。そうしたら先日、ショベルカーの電動車両が発表されたようだ。作れましたという単なるモデル品かなと思ったら、実証実験を重ねた実用車両という。

 電動モーター駆動。それはいいのだが、充電はどうするんだいと疑問に思っていたら、家庭用の100V電源で充電可能なそうだ。でもなぁ、その充電に要する時間はどれほどなのだろう。また道路工事などでは作業期間中は現場に置いてあるけど、どこで充電するのだ。いろいろな疑問が頭を駆けめぐり、新聞記事だけではとても解消できないのだった。

 実用的な車両として、使いやすくなって行くことだろう。こうなると他の作業車両にも電動化が進んでいくことは間違いなく、次なるは農作業用車両の電動化か。新製品が出てくるまでには開発期間も必要だ。消防や自衛隊なら、現場で充電用車両も必要だぞ。