2023-08-31

「再起動」の意味するところ

 パソコンを使っていると、アプリケーションのアップデートをするときがある。対応後には「再起動をしてください」というメッセージが表示されるわけだ。再起動を実行してもIMGなどが期待通りに動いてくれないことがある、なぜだ、と思ってしまうではないか。

 結論から先に述べれば、アプリケーションだけを再起動させるものと、パソコンそのものから再起動させなければならない方法があるということだ。再起動と一口にいったところで、意味するところは二通りの方法があり、そのため時に混乱する。統一されていないのなら、パソコンをシャットダウンする前にまとめてアップデートすれば良いわけかな。

 ムダな時間を使わないためには、「アップデートをしてください」とのメッセージが出ても気にするな。1ヵ月にまとめて対応すればだいじょうぶだろう。とはいっても、セキュリティーソフトがアップデートを求めてきたら対応せねばならんので、面倒なことよ。

2023-08-30

肉を焼いた油分を使う

 キャンプの食事で、ミートボールを作る海外の動画を見たのだ。残った油を使ってソースを作り、焼きあがったミートボールにかける。食材を焼いた後の油分には肉の風味が残っているので、それを使ったソースを作るのはフランス料理でもよく見かける光景だ。

 食材をムダに使わないという意味では、キャンプ料理だって似たようなものだろう。屋外で肉を焼いたのなら、その油分を使ってソースを作るというのもテクニックの一つになる。このテクニックを覚えるためには自宅で試してみるしかない。キャンプの王者と世間様から言われるには、こうしたお試し経験を重ねていくのも必要なのだと思うわけだ。

 ついでながら、キャンプの動画では、焚火でアルミホイルに包んだジャガイモも焼いていた。肉とジャガイモとの組み合わせは、海外ではよく見かける光景。ウイスキーを飲みながら、ホクホクしたポテトを食るのもいい。今日は、調理も簡単なジャガバタを作ろう。

2023-08-29

エアコン VS クーラー

 エアコンが故障したので、何日か後に修理してもらった。家族それぞれの部屋にエアコンがあるので、修理までの間は他の部屋に避難しているわけだ。そんなとき、ネットで老人が使っている「クーラー」の話を読んだけど、最近ではあまり聞かない用語ではないか。

 大昔は、オレ様もクーラーを使っていた。とても良かったが、土日ともなると朝9時前後から友人が来て「寝かせてくれ」などと騒ぎ、2~3時間ほど寝ていく。これでは、どこにも出かけることができない。夜ともなるとビールを持って、何人かが集まってくる。このように昔はクーラーが中心だったわけで、買える値段からも、そんなもんだったろう。

 クーラーは確かに故障せずに動作していたけど、でもエアコンはたびたび故障する。エアコンは冷暖房に加え除湿機能もあるので、ほほ1年中動かしていることになるわけだ。クーラーは夏期だけの運転だったから、たぶん長期間にわたって使えたのだろうと思う。

2023-08-28

気化熱の効果実験

 京都の夏。観光案内などで、たまに見るのが商店街の打ち水だ。気化熱を利用したもので、なるほど効果がありそうだし、それなりのデータもネットに掲載されている。エアコンばかりではなく、少しはこの現象を使わぬ手はない。休日に家でも実験してみたのだ。

 玄関前に水をまいてみる。あっという間に乾いてしまうので、たぶん水の量が足りないに違いない。3~4回にわたって水をまいたのだが、涼しさなどまったく感じないのが現実。京都で水をまいているシーンでは、バケツから水をまいているのだから、やはり大量の水が必要なのに違いない。水まきの実験は、失敗に終わったと考えてよいだろう。

 実験では、それなりの事前準備が必要だ。アマチュア無線雑誌の製作記事を読んで作ってみても、足りなかった部品や専用の工具を途中で買いに走ることが多い。気化熱の実験でも、大量の水はもちろん、持ち運ぶためのバケツも必要だった。〝備えよ常に〟だな。

2023-08-25

各種タイプの「杖」

 登山ならピッケルが必要となるけど、あれは基本的に冬山用だろう。信仰の山では修験者らが錫杖あるいは金剛杖、どちらが正式名称なのか不明だが、そんな杖を使っている。街中でランニングをしていると、スキー用のストックを使って歩く高齢者を見かけるのだ。

 オッチャン、オバチャンらが使う「杖」のようなものは、いったい何だろう。疑問を持ったので検索してみると、正式には「トレッキングポール」というらしい。その種類たるやさまざまなタイプがあり、なんと折り畳み用まであるではないか。なるほど単なる歩行用補助具と思っていたのだが、多種多様なタイプがあるということに驚くではないか。

 修験道の抖そう行に何回か参加したことがある。登山下山であっても、山では錫杖があると役に立つことがあるものだ。ピッケル、錫杖・金剛杖、ストック、トレッキングポールなど用途ごとにタイプも名称も各種あるけれど、目的に見合ったものを使うべきだな。

2023-08-24

氷が足りない……

 北半球は各地で暑さに耐えられぬような状況に見舞われているようで、まったく話にならん。エアコンもフル回転で、こういう時にチビッコのおやつ、また食事時に必要になるのが氷だ。冷蔵庫の氷だけでは足りなくなるので、コンビニへ氷を買いに走ることになる。

 製氷皿も買い増しはしているけど、ウイスキーの水割りを夕食時に楽しむための氷がなくなっては困る。同じことを考えている人は多いようで、夕刻にコンビニへ氷を買いに走ると冷凍庫に氷が1~2袋しか残っていない時もある。家族のことも考えれば、似たような考えを持った人がいるのは当然だろう。コンビニで氷を買うのも時間帯の勝負なのだ。

 コンビニへ氷を配達に来るのは、何時ぐらいかな。自己防衛として、製氷皿をもっと買い増ししておかねばならない。天気予報で「寝苦しい夜になる」なんてことは聞きあきた。また玄関先に打ち水を行ったにしても、効果は1時間もないのではないかと最近は思う。

2023-08-23

持ち歩き用のメモ帳は「野帳」

 諸君らはメモ帳を持ち歩いているか? 持ち歩き用のメモ帳はいろいろなタイプのモノを試してきたが、このごろは「野帳」、これ一本。表紙まわりがガッチリした厚紙だからフニャフニャせず、立ったままメモしなければならない場合などにはとても重宝する。

 野帳も3種類があり、もっとも活用しているのが「SKETCH BOOK」という3㎜方眼スタイルだ。概要は上記のサイトで確認していただくとして、メモをしても図表を書いてもよしで、また活用者の使い方紹介ページまである。幅広く利用できるので常に買い置きをしているけど、残り3冊なったので、そろそろストック用を買っておかねばならんな。

 もうひとつ「LEVEL BOOK」も使っている。データ記入用だから、どんな使い方をしているかは内緒。アイデア次第で便利に使える野帳なのに、近所の中小規模の文房具屋では棚に置いてあることはまれ。学校で使うものではないから、チビッコには売れないのだろう。

2023-08-22

スキットルの洗い方

 映画なんかを見ていると、行動中でもスキットルに入れたウイスキーをキュッと飲んでいる。これはいいと思ったのから、スポーツショップで買ったのがスキットルだ。山へ登ったときやキャンプだけでなく、旅行で移動中にも時にキュッと一口飲むのだった。

 楽しいことだけではない。ウイスキーをスキットルへ入れるときも苦労した。簡単に注ぐためのロートは台所用品店で見つけたから問題はないが、苦労したのは使用後の内部の洗浄方法。ゴシゴシと簡単に洗えるようなものではないから、水を入れたら何回か振って捨てる。これを数回ほど繰り返したら、さかさまにして自然乾燥させれば良いのだろう。

 どんなものでも使用時は便利だが、ふたたび使うためには洗っておかねばならない。簡単で便利に使えるものほど洗うのには苦労する。便利な洗い方を検索していたら、なんと日本酒用のスキットルまであるらしい。考えることは、みんな似たようなものだと思う。

2023-08-21

読みやすい文字の書き方

 文章の書き方を解説した本なら、それこそくさるほどある。手書き文字の書き方となると書道やペン字の書き方などがあるけど、それとは異なる一般的で読みやすい文字の書き方だ。ノート、レポート用紙、原稿用紙には、読みやすい文字で書くことがベストだろう。

 手書き文字を教えられたことがある。レポート用紙なら漢字は大きく、かな文字は漢字の8割ほどの大きさで書くという方法だ。なかなかに良いけれど、一文字一文字に集中せねばならず、内容どころではない。原稿用紙なら、コピーライターのようにマス目いっぱいに文字を書くと読みやすくなるし、書く方もあまり疲れないというメリットがある。

 いくらパソコン時代とはいえ、メモやちょっとした文書は手書きだ。メモにいたっては他人様へ見せるものではないから、スピードを考えれば記号だってOKとなる。まだまだ手書きのケースはあるわけで、読みやすい文字の書き方は必要不可欠というわけだな。

2023-08-18

30㎝のベーシックな直線定規

 世の中ではパソコンを使うことが普通になったとはいえ、手書きノートだって使うのだ。オレ様の場合、ノートは「アイデアマラソン」「超メモ術」という二つの方法がベースとなっており、フィールドでは「野帳」を使う。己なりのスタイルは確立できている。

 ノートにメモやアイデアなどを書いていれば、たまに図表を書くことだってある。そうなれば直線定規を使わねばならない。ステンレス製の30㎝定規は4本持っているが、ノートの罫線部分が見えなくなるのでプラスチック製の透明な定規を使う。使い方が悪いのか古くなったのかは分からないが、ポキリと半分から折れてしまったのだ。まったく……。

 近所の小さな文房具屋へ買いに走ったが、不透明なプラスチック製の定規まであるのには驚いた。最近の文具はいろいろなタイプがそろっていると思いながら、透明でベーシックな定規を買う。文房具類は進化しているけど、大規模文房具店だけにあるのではない。

2023-08-17

坊主刈りとGIカット

 高校野球の真っ盛りであるけど、新聞テレビなどでは時に丸刈りが話題になっている。丸刈り=坊主刈り。最近は坊主刈りが少なくなり、髪型はジャマにならなければ良いらしく、スポーツ刈りや短髪が主流になっている。髪型が話題になるとは、平和なもんだ。

 アメリカでも映画、フルメタル・ジャケットを観ると新兵になったばかりのころは丸刈りのようだ。5厘刈りみたいな髪型だな。その後の配属先では、いわゆるGIカット。そこでGIカットをWikipediaを中心に調べてみると、海兵隊や陸海空軍によってそれぞれ微妙な違いがあるようだ。細かいことはともかくとして、短髪であることに違いはない。

 アメリカン・グラフティという映画でも、最後は軍隊に入隊するため丸刈りにするシーンがあったと記憶している。一方、オリンピック選手をみていると、髪型など各国さまざま。オレ様も高校生時代は運動部にいたけど、夏休み合宿だけは5分刈りだったなぁ~。

2023-08-16

熱風に次ぐ熱風

 農家の作業着などで、上着内側の腰あたりにファンを取り付けたものが売っているらしい。内側からファンを回すので、空気の流通で夏も涼しくなるという。そんなアイデアは昔からあったけれど、本当にあったのか。効果はあるのか、知りたくなるのも当然だ。

 親戚の農家が来たので、その話しをしてみた。やはり同じようなファン付きの作業着を使っているらしく、なるほど爆発的に売れているようだ。夏の農作業でのヒット商品ともいえる。しかし、空気が抜ける首筋あたりからは熱風が出てくるので、まさに暑いの二乗……。作業着を脱いで休んだ方が楽で、まさにアイデア倒れの商品といえるようなのだ。

 そういえば、知り合いの果樹園農家も同じようなことを述べていた。ただでさえ夏の農作業は汗だくになるのに、ファン付き作業着の中は熱風地獄。商品開発者は環境の整った実験室で考えついたのだろうとしか思えぬ。フィールドで実証実験はしたのか気になるぞ。

2023-08-15

珍しいナッツや缶詰

 ちょっとしたツマミにはピーナッツ、アーモンドなどなど各種のナッツ類が欠かせない。最近では見かけないものに、ヒマワリの種というのもあった。一方でトドやアザラシといった缶詰もあったけれど、このごろ見かけないのは売れないからかなと思ってしまう。

 大規模スーパーならともかく、普段の買い物は近所の中小規模スーパーやコンビニだ。チビッコのおやつやナッツなどは近所のコンビニで買うことが多くなったので、珍しいものを手に入れる機会が少なくなったといえよう。まして、珍品ともいえる品種のナッツあるいは缶詰などは大規模店へ買いに行かねばならず、そこまでの気力はないのが現状だ。

 近所で売っている店はないのか。いや、あるにはある。なぜ行かないのかとなれば、それは店舗用品専門店だから、一般人では買っても持て余す。自転車で数分ほどの場所に大規模スーパーがオープンするらしいが、いつまでたっても計画しか耳に入ってこない。

2023-08-14

地下水をめぐる妄想

 このごろは線状降水帯の影響で、水害が発生してニュースになっている。この雨が山に降るならば、何分の一かは地下水となって何百年後かに我々へ潤いを与えてくれるはず。単純な考えだが、街中で地下水を井戸でくみ上げている人は、どれぐらいいるのだろうか。

 検索してみると、ポンプなどの設備機器や井戸工事業者、工事料金などまでヒットする。ただし、10年ぐらいが使用期間で、その後は各種のメンテナンスをしなければならないようだ。井戸水だからといって野放図にくみ上げられるものではなく、これは地下10mぐらいまでのもの。さらに深くなれば、それなりの調査や設備が必要となる。面倒なもんだな。

 地下水というのも、ウイスキーを樽に詰め込んだ熟成期間みたいなものだ。両者に共通するのは、すぐには使えないということ。妄想が頭に浮かべば、すぐにネットで調べて、その結果はBlogなどへ書く。世間の人たちから暇人、雑学と呼ばれる所以なのだった。

2023-08-10

アップの年月日は見やすく

 だれだって不明点があれば、ちょいとネットで検索することがある。サイト、PDF、Blogなどいろいろパターンはあるけれど、いつ書かれたものかが不明なことは非常に多い。やはりアップした時点で、いつ書いたものか、その年月日を表示させるべきと考える。

 昨日も検索でヒットしたBlogに書かれた内容が、いつの時点での情報なのか迷った。Blogなのだから、どこかにアップした年月日は自動挿入されるはずなのに、どこにもない。いろいろ探した結果、ようやく数年前の記事だと判明した。もっと見やすいところに表示しておくべきだと憤慨する。Blog開発者も、作成年月日の表示にも気を使うべきだな。

 Blogどころかオレ様のサイト・プログラムでも、作成年月日が自動的に入力される。人様のことは文句も言えるが、オレ様だって一般文書ともなると、年月日を書き忘れることはしょっちゅうよ。自戒せねばイカンのだけど、つい忘れるのが人間様ってもんなのだ。

2023-08-09

ピラフはトルコ料理?

 街中にはレストランが数々あるけれど、たまには「ピラフ」を食べるときだってある。ピラフは欧米風の料理と思われがちだが、歴史をたどるとピラフの語源は「ピラウ」なるトルコ料理らしいのだ。雑学を集めているわけではないけど、知ると驚くではないか。

 13世紀ごろ中東地域を支配していたのはオスマン帝国。その当時、コメは貴重品であり、ピラウだって皇帝らの宮廷料理だったという。今では街中に数多くのピラウ屋があるらしい。欧州と中東の文化が混じったような地域だから、インディー・ジョーンズくんの映画の舞台ともなるのだ。たまには「ピラウ」ならぬ「ピラフ」でもいただくことにしよう。

 ちょっぴり注意点がある。バターが入っているので、カロリーもたっぷり。ピラフを注文すると分量がさほど多くないのは、そんな理由があったのか。最近レストランへ行く機会が少ないのは、中国で発祥したらしい新型コロナが世界中にまん延していたからだな。

2023-08-08

記事の続報

 昨年の新聞記事であるが、1635年に建立された京都、大徳寺の解体修理工事が始まったら、天井裏から約400年前もの「ノミ」が見つかったらしい。この大工道具は、大工の忘れ物か、それとも奉納品か? そんな記事があったけど、結論は出たのか気になる。

 現代のノミは片側にしか刃がないけれど、江戸時代初めごろまでは両刃タイプだったらしい。武士は刀を持っていたが、その時代は鉄が貴重品。だから大工は、ノミを研ぎながら使い続けていたという。そうなると、職人の単なる忘れ物とは考えにくい。しかも場所が寺院であることから、奉納品として献上されたのではないかと考える研究者もいる。

 資料がないので、想像するしかない。モノ自体は年代測定などでさまざまな事が分かるけれど、人間様の行動ともなると記録が残っていなければ無理。これでは、いくら研究者といえども結論は出ないだろう。続報がないのも納得できる。無理な要求はやめよう。

2023-08-07

「サロンパス」の出番

 昔から日常的にランニングをしているが、いつも調子のよいときばかりではない。特に何かがあったわけでもなく、首回りと腰あたりが微妙に痛むのだ。いわば肩こりのような現象が発症しているといえようか。そんな時、貼っておけばいいのがサロンパスなのだ。

 何年かぶりに買ったのだし、改めて「効能・効果」を読んでみた。なになに「肩こり、腰痛、筋肉痛、筋肉疲労、打撲、ねんざ、関節痛、しもやけ」と書かれている。致命的な痛みというより、医者へ飛び込む前の対処法みたなものだな。ひどくなれば医者に診てもらうとして、ともかく痛む部分に貼っておこう。2~3日すれば直るに違いないと考える。

 家庭用常備薬というものは、近所の薬屋へ行けば買える。いまの薬局は一般的な薬はもちろん、健康食品から化粧品などまで何でもそろっているのだ。以前ケガをしたとき、医者から「なぜ早く来ない」と怒られたことがある。その原因のひとつが家庭用の薬だな。

2023-08-04

「集中」というもの

 禅僧が座禅の最中、意識が乱れると見回っているベテラン僧に肩を警策でパチンと叩かれる。シロウトならともかく、禅僧だって無念無想という境地から外れることはあるのだ。かように「集中」とは言うのは簡単だが、実行ともなると、これほど難しいものはない。

 集中力というものを、身に付けたいと思うのは当然だ。そこでタイトルもズバリ「集中力」という本を読んでみた。トレーニング方法や解説など当然だろうなということが書いてあるけど、あとがきに1回読んであたり前のことでも2回目は実際に「実行してみることが大切」とあるではないか。確かに、分かったようなつもりではいけないのだった。

 サッカーの国際試合でも日本チームが危機を迎えると、解説者が「集中ですよ~、集中!」と叫んでいた。ほかに言いようがないのかと思ったものだ。そこで類語を検索してみると、いくつかの言葉はあるのだが、ピタリと当てはまる言葉は少ないものだな。

2023-08-03

コンビニの氷

 地球沸騰の時代らしく、どこでも扇風機どころかエアコンがフル稼働。昔の映画では探検家が砂漠で道に迷い、「水……」とうめいているシーンがよく見られた。水筒の水だってお湯になっているのではないかと思うが、街中ではコンビニへ氷を買いに走ればよい。

 先日もコンビニへ走ったら、なんと冷凍ケースに「氷」がカラ同然。業務用と考えられるようなかたまり、小さなカップ用、3Kg入り袋が1袋だけ。よく売れるであろう1Kgサイズはなく、3Kgサイズでもこのありさまなのだ。これは早く買わないと入手できなくなると思い、3Kg入りを即行で買った。コンビニの氷の売れ行きがこれほどまでとは……。

 誰しも考えることは同じとみた。考えるだけでなく、行動までも似たような結果。周囲には何件ものコンビニやスーパーがあるので、入手できなくなる事態にはならないはずだ。オレ様は孤高の賢者であるのに、行動そのものは市井の人々のと似たようなものだったか。

2023-08-02

一瞬の思いつき

 データを入力している時、良いアイデアがふと頭に浮かぶ。よし、と思いつつもそのアイデアをノートに書いておくのは、ひと区切りついてからと考える。数分後、ノートへ書こうとしても、なかなか思い出せない。縦になっても横になっても、無理なものは無理。

 誰しもが、似たような経験はあるはず。そんな時のために、メモしておくための小さなメモ帳をオレ様は準備している。そんなことをしていても、後で書いておこうと思っていると100%の確率で忘れているのだ。メモを残しておいたところで、役に立つのは100のうちほんの2~3個ぐらいにしても、訓練をしていないと、なかなか身に付かぬものなのだ。

 偉い教授ともなると、講義の最中であっても手元のメモ帳に書いているそうだ。オレ様もマネをしているのだが、これができそうできるものではない。一瞬の思いつきはムダになったところで、習慣にならないと実行できぬ。ムダを重ねないと行動はむずかしい。

2023-08-01

名言をアレンジしてみる

 本でもネットでも、著名人らの名言が出ているものだ。そうした名文句の数々は昔から言われ続けていたことで、何年か前に気がつき調べてみると、近年の名言でも表現方法が異なるだけのこと。原点を探ると、数百年もさかのぼることができたので驚いたものだ。

 研究者ならともかく、こうした調査は面倒な作業だろう。オレ様もわずかな時間で飽きてしまった。でも、逆に考えれば、過去の偉人らの名言を現代にマッチした表現に変えることもできる。場合によっては、オレ様の名言が世を風靡することになるかもしれん。そうなればマスコミなどにもオレ様の名言として取り上げられ、時代の寵児となるだろう。

 実に良い考えだ。もっとも名言を生み出すような人たちは、それぞれの分野で実績を上げてきた人たちだから歴史にも耐えてきた。オレ様の場合は肝心の実績がないものだから、死んでしまったら100%の確率で世の中から忘れ去られる。妄想するのはやめよう。