2023-06-30

失敗から教訓を得る

 自宅で少しは筋力トレーニングを行なうが、以前はBGM代わりにラジオを聞いていた。しかし、時間帯が悪いのかDJのおちゃらけ話に、ついゲハハと笑ってしまう。これではイカン。ジャマにならないようなBGMとしてCDもいいが、最近はAFNを流しているのだ。

 失敗というのは重ねるもので、そこからベストな改良策を導入すれば良い。いまは「失敗学」というカテゴリーがあるくらいだから、失敗から学び、改良することも必要なのだ。国分太一くんは「人生80年。いつ成功するか分からん」などと述べていたが、失敗できるうちは失敗を重ね、その経験から改良を図れば良いわけだな。失敗こそヒントの宝庫よ。

 失敗対策としては、やはり対応方法を考えねばならない。とはいうものの、オレ様なんか失敗ばかりで、改良を重ねても成功の兆しすら見えん。PDCAサイクルでいえば、対策になっていないのだ。ヘタレな筋トレだから、さっぱり効果が出てこないのも仕方ないか。

2023-06-29

記録のストック

 本を読んだのなら、重要な点はノートにメモ。新聞記事ならスクラップブックに張り付ける。いまならパソコンにメモを残しておくとなるだろうが、昔ながらの方法は案外と記憶に残るものらしい。思いついたことをノートに書いておけば、覚えているもんだからね。

 作家も創作ノートを書いている。ところがシェークスピアくんともなると、そうしたメモどころか、手紙や日記なども一切残していないらしい。作家なのだから、創作に関連したメモぐらいは残っているはずなんだがな。結婚や子供の出生、事務的な遺書は残っているものの、それ意外の痕跡は残していないから、死んでもニュースにすらならなかった。

 何の記録も残していない人は、検察も捜査で困るんだと。いまはメールが主力だけど、それだって何年もは残していない。ゴルゴ13は日本人らしいという以外、どこにいるのかすら不明だ。過去を消した者はゴルゴ13だけじゃなく、シェークスピアもだったのか。

2023-06-28

似たような言い回し

 ものごとを決めるのに時間がかかる人に対して、他の人は「即断即決せい!」などと気合いを入れる。いつも使う四字熟語ではないけれど、他にも似たような表現があるはずだ。ならば、「即断即決」は英語で何という? 他言語でも似たような表現はあるだろう。

 ネットで検索すると簡単にヒットする。英語では「make a snap decision」「make decisions and take action quickly」「need no second bidding」をはじめ数多く出てくるではないか。なるほど、主に〝make〟を使う言いまわしか。英語でもこのありさまだから、国連で使う主要5ヵ国語だったら、くさるほどあるに違いない。だから、もうやめよう。

 世の中にはカチンとくる言いまわしがある。「即断即決」にしても使い方によっては、そんなイメージを相手に抱かせるだろう。新聞を読んでいても、その日の記事のうちに一つは四字熟語が出てくる。その一方、相手を煙に巻く使い方だってできるのではないか。

2023-06-27

土地の価格の秘密

 土地の価格のデータは国税庁が公表しており、サイトでも簡単に見られるらしい。簡単な概要だけは新聞でも公表されるけど、価格には秘密が隠されているというのだ。例えば東日本大震災のとき、大きく崩れた建物と数10m先では被害が違う。どんな秘密がある?

 震災のときは、断層の違いが語られていた。ところが詳細に調べていくと、安い方は道幅が狭かったり、行き止まりになっている、暗渠沿いにあったりなどの理由があるらしい。駅に近いとか見晴らしがよいなど人気の場所が、必ずしも土地価格が高いともいえない理由がそこにある。古地図や地形図とハザードマップを見比べれば秘密もわかるんだとさ。

 浦安市で地面から水が噴き出たのは、震災のときだったかな。昔は埋立地だったのが原因らしいけど、そんな状況までもが明らかになる。なるほどと思うけど、だからといって簡単に引っ越せない。寅さんの団子屋の場所は安全なのだろうが、土地価格は高いはず。

2023-06-26

関数電卓を買う

 半年ほどそろばんの練習をしていたのだが、桁数が4桁ともなると脳ミソが混乱して噴火しそうだ。そろばん教室は見かけなくなったが、看板を街中でたまに見かけることがある。対象は小学生ばかり。この世代から打ち込んでいなければ、使いこなせなのだな。

 10桁表示の一般的な電卓はあるが、新たに関数電卓を買ったのだ。売れ筋の関数電卓らしく、189関数が使えるという。これだけの関数をすべて使いこなす機会はないな。お仕事の現状でいえば、三角関数ですら使う機会はないのだから、宝の持ち腐れともいえる。パソコンにも関数電卓ソフトはあるが、持ち歩くことを考えれば電卓サイズの方が良い。

 チビッコの時代からそろばんを使い続けなければ、一人前のレベルにはなれぬのだろう。学生時代に教授から「関数電卓を使いこなせ!」といわれたもんだが、そのようにはなれませんでした。そもそも己の専門分野が決まれば、使う関数もいくつかに絞られるはず。

2023-06-23

行動のためのメモ

 インドの格言で「お前は人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」があるらしい。なんか良いセリフかないかなと思っているわけではないけど、他人様の注目を浴びるようなシャープな言葉となると、己で使うのはつい恥ずかしくなる。

 身近な発見というものは、思いついた瞬間はどんなもんかなと思う。ならば書き留めておけばよい。その点で「アイデアマラソン」という手法は、いつ使うか分からない案はノートに書いておくだけだ。パソコンではダメなのかという人がいるけど、重要なのは書くだけでなく読み直すという行動だ。そうすると、いくつかを組み合わる案も思いつく。

「みんな『思っている』だけで、大半の人は行動しない」ということらしい。偉いオッサンによると、直接には関係のない学びこそ、変化に対する耐性が生まれるんだと。なるほどだが、オレ様の場合は〝耐性〟というよりポヤ~ンとしている方が多いということだな。

2023-06-22

ちょっとしたジョーク

 ミュージシャンが、あれこれとラジオ番組で語っていた。歌はともかく単なるトークとなると、これがさっぱり面白くない。そうなる原因は、まず発音が悪いからだな。番組シナリオはスタッフが作っているだろうに、話し方がヘタクソだとあわれなものだな。

 話しをしていて、ちょっとしたジョークが通用しないというのも困る。ある人が「僕、本当によく道を聞かれるんだ。優しさが外面に出ているのかな」と自慢していたので、某コンサルタントは「私なんか、地理を聞かれるんじゃなくて人生の路を聞かれるよ」と返したらしい。高尚なジョークは通じなかったらしく、その場はシ~ンとなったという。

 ジョーク集などという本がある。読んでいてまったく面白くもないものが多く、こうなるのもその場の雰囲気がつかめないからだろう。場の雰囲気をつかむのがうまいのは漫才師や落語家だろうけど、ヤツらはその場に合わせたネタをいくつも持っているからね。

2023-06-21

「棚田カレー」の形状

 カレーファンに、形態の変わったカレー店へ連れていってもらったことがある。海上自衛隊のカレーは有名だが、独自のカレーレシピどころか、カレーライスを盛り付ける艦内専用のプレートまで販売しているから驚き。このプレートは欲しかったが、ちと高額だ。

 新聞で新しいカレーが紹介されていて、その名も「棚田カレー」。どんなカレーかといえば、田んぼの土手部分をごはんで形づくり、田んぼの部分はカレーを入れるというもの。実際に見た方が理解しやすいので、「棚田カレー」で画像検索をすればすぐヒットする。これはカレーというより盛り付け方法だな。これなら、他の形状を考える連中もいるはず。

 世間にはダムカレーというのがあり、ダムの部分はごはん、水を溜める部分がカレーだ。上流と下流の部分で種類の違ったカレーにすることもできる。そうなるとシロウト考えだが、棚田カレーも3つの田んぼ部分でカレーの種類を換えることもできると思ったりする。

2023-06-20

何度も聞く「スタートは小さく」という方法

 面白い案をすぐ出せと言われても、誰だってそう簡単に浮かぶものではない。案をいろいろ考えて、ノートに書き溜めたりしているうちにフッと出てくるものではないだろうか。大昔に読んだ「アイデアのつくり方」なる名著にも、そんなことが書いてあったと思う。

 プログラムのつくり方のメルマガを読んでいたら、作成方法として似たようなことがかかれていた。大きなプログラムを作るうとするから悩みも大きくなるわけで、小さな案だけを出し、それを組み合わせて最終的な到達点へと進んでいく方法が良いと書かれていた。上記の本と表現方法は違うとはいえ、目標へ向かって進む方法は似たようなものだな。

 最初から驚きの案など簡単に出せるものではない。昔も今も表現方法こそ違うものの、案を出する方法は似たようなものだ。オレ様は思った。偉人らが語ったことを読んだのなら、表現方法を換えれば良い。そうすれは人様から神よ!とあがめられるかもしれん。

2023-06-19

ソースかつ丼はソウルフード

 新潟県へ行ったとき、地元の人からソースかつ丼なるものを昼飯に食べさせてもらったことがある。一般的なかつ丼と違って、たまごで閉じるのではなく、ソース味のタレをかけているのだ。これは、うまい。1913年に登場した福井の味と新聞広告で紹介されていた。

 一般的なかつ丼といえば、厚みのあるカツをたまごで閉じたものだ。ところがソースかつ丼は、薄くスライスしたカツを3~4枚揚げものに、秘伝のソース味のタレをかけたドンブリ飯。同じく新潟から一緒だった人は、田舎者の食い物と言っていたので、同じ県内でも普及しているメニューではないようだな。名物とはいえ、そんなものだろう。

 各地へ出張していると、地元の名物メニューというものが必ずある。地元では評判となっていても、みんなから評価されているわけではない。オレ様の地元で名物となっているのは牛タンだが、見知らぬ客から「この店のものが一番うまい」といわれたことがあった。

2023-06-16

自分専用プログラム

 パソコンを持っているのなら、有名プログラムのいくつかは入っているだろう。身近なものとして、こんなプログラムがあったらいいなと思うものをすぐに作れるのが、日本語プログラミング言語「なでしこ」だ。女子サッカーチームの愛称と同じなので困るけどね。

「なでしこ」で何を作るのか。最初は、カップラーメンにお湯を注いでから仕上り時間を待つ3分間タイマーだ。カップ麺の種類も増えてきて、お湯を注いでから4分も5分も待たなければならないタイプも増えてきた。プログラム記述方法を覚えると面白いもので、それぞれの時間を知らせるタイマーも作れる。作り方を覚えると、すぐにできるものだ。

 えらい人の本を読んでいると、お仕事で一息つく休息時間は5~10分間などと書いてある。ならば5分間や10分間の計測タイマーも作ればよい。学校の休み時間ではあるまいし、こいつはストレスを溜めるプログラムとなったのだ。時には、いい加減な行動も必要さ。

2023-06-15

ノートのページ数というもの

 お仕事ではパソコンを使うことが前提といっても、何らかの打合せなどの場合はノートを使うことだってある。ノートのタイプは人によってそれぞれで、体裁はA4がいいの、いやメモ程度ならB5もしくはA5がいいなどとまちまちだ。ではページ数に好みはあるのか。

 スタイルはともかく、ペラペラのページ数のノートが標準だ。オレ様は一時期、そのA5ノートの1冊は表紙、もう1冊は裏表紙をはがして、その2冊を合体させて使っていた。いろいろな文房具屋へ行ってみて、A5で70枚というタイプを見つけ、それ以降は20~30年に渡って注文してまで使っている。己の好みのスタイルを確立したな、というもんだ。

 探し回っている期間中、100枚もページ数があるノートも何回か使ったことがある。あまりにぶ厚いと、便利なようで「また、こいつか」とゲンナリした気分になる。ノートを使うのなら、自分好みのスタイルのノートを見つけるべき。使いこなすテクニックよ。

2023-06-14

「できる」ようになるステップ

 名言に「自分は自分と思えたら、自信もしっかりついてきます」というのがあった。誰が語ったのかは忘れたが、アホの坂田くんのように己のスタイルを確立し、それを続けているのなら世間からも注目される。とはいうものの、そこまで到達するには時間も必要だ。

 できるようになるステップというのが、世間にはある。お仕事でもスポーツの世界でもあるわけで、ひとつのステップとして小さくはじめ、ステップアップしていく方法がよく語られる。語り口は違っても、次のステージへ進む秘訣はどの世界でも同じだな。武道の世界では段位に応じて帯の色も変わってくるわけで、ここに自信を持たせる方法もある。

 10マイルマラソンに初めて出場するとき、どの程度の距離だろうと歩いてみたのだ。地図で確認してから実行したけど、死にそうにるほど疲れた。そんな経験があると、教本に書かれていることが本当だなぁと身にしみて分かってくる。アホなことも教科書なのさ。

2023-06-13

進むより「復習」

 どんな学習でも構わないが、先へと進む方が面白い。そこをグッとがまんして、3歩進んで2歩下がるといったお勉強スタイルがベストという。かつては資格マニアなるオッサンがいてよく登場していたけど、最近は見かけないのでテクニックもよく分からない。

「紙1枚勉強法」なる本があったので、面白そうだから買ってみた。この紙1枚とは計画表の作り方なのだ。問題集の問題を4択問題なら4問程度、一問一答なら16問程度を解いていく。面白いのは、その日のうちに復習し、3日間は1日おきに繰り返す。後は3日おきに2日間、4日おきに2日間と伸ばしていき、最終的には7日間おきにまで伸ばす。
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 著者は資格マニアとはいっていないけど、よくみた資格マニアの学習方法なのだろうか。先へ進むばかりではなく、復習も大事だよというのは昔から言われてきたことだが、その計画スタイルを知るのは初めてかもしれん。他の資格試験にも展開できそうな方法だな。

2023-06-12

空飛ぶ「デロリアン」は実現するか?

 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てくる車「デロリアン」といえば、ドクくんが発明したタイムマシンだ。SFではないのでタイムマシンなど作れるわけがないけど、プロペラ付きのタイヤが水平に倒れて浮き上がるシステムは、いま開発されているらしい。

 空を飛べる車といえば、ドローンのようなヘリコプター型のタイプはネットでもよく見る。このようなシステムではなく、車底部のメインプロペラ2個で浮き上がり、タイヤが水平に倒れ、はめ込んである4個の小さなプロベラで姿勢をコントロールする。前傾姿勢で前へ進むのは、さすがにヘリコプターみたいなもの。研究中というが、実現できるかな。

 ドクくんといえば、奇人変人のような人だ。空飛ぶ車のシステムを開発中のオッチャンも似たようなタイプの人なんだと。他人には理解できないシステムを作るのなら、このような人じゃないと作れまい。研究機器も自作できるような人じゃないと無理なんだとさ。

2023-06-09

1980~90年代のミュージック

 アメリカのAFNを聞いていると、テンポの良い曲が流れてくる。日本のラジオ局は国内の曲ばかりでつまらないが、やはりAFNはトークとミュージックのバランスが良いのも聞かれる理由だろう。だが、よくよく聞いてみると1980~90年代の曲が多いような気がする。

 ラジオ局ならFMやAMでも放送でかける曲のライセンスはクリアしている。それなのに80~90年代の曲を中心にかけるのはなぜだろう。オレ様も70-80-90年代のアメリカンポッポスのCDを持っているから、聞く機会も多い。日本だけならもかく、AFNもその年代の曲が多いような気がするから不思議だ。結局のところ、ファンが多いということなのだろう。

 番組のテーマによって、トークとミュージックのバランスが異なるのは当然だ。曲ばかりの時間帯は、DJらの休憩時間にも設定されているはず。このバランスの設定によってはトークばかりといった時間帯だって生まれる。リスナーの年代は幅広いから文句も言えぬ。

2023-06-08

みの(蓑)と菅笠

 海外の茅葺き屋根の葺き替え工事の動画を見たのだが、どこの地域かは分からぬ。分からないけど、いまだに「茅葺き屋根」は存在しているのだ。観光地や施設などなら茅葺き屋根の補修・改修工事は行なっているとして、専門の職人というのはいるのだろうか。

 雨の中、山道を蓑(みの)を着た人の後姿が写っている観光ポスターを見たことがある。山形県で、ここには修験道の寺院や宿坊などが山中にいくつもあるので採用になったのだろう。この画像を見て、オレ様も雨具のひとつとして「蓑」が欲しくなった。検索してみると売ってはいたが、何万円もの価格。実用品というより、イベント用だろうと考える。

 いまや通気性も確保されてファッション性にも優れた雨具があるし、オレ様も過去から何度も買い替えていた。周囲の目を引くなら蓑には叶うまい。しかしだ、蓑を着ていてもイベント関係者と思われる恐れがある。また雨の中で蓑を着るなら、菅笠も必要だな。

2023-06-07

「箔押し加工」の書籍

 いまや本を買う人が減少しているので、本屋はかなり閉店しているらしい。確かに、オレ様はAmazonや楽天でほとんどの本を買うし、最近は使っていないが電子書籍も持っている。現在は技術も進歩しているので、いろいろな形態の本が出てきているということだな。

 新聞を読んでいたら、「箔押し加工」の本が紹介されていた。内容の紹介ではなく、表紙が黒の地に金文字が箔押しされているんだと。費用対効果から、版元によっては「箔押し加工」を禁止しているらしい。そりゃそうだ、もし売れ残ったらどうする。そんな冒険が本にはあるわけで、イーロン・マスクくんらを描いた本だから売れると踏んだか。

 オレ様も、一度だけ表紙が「箔押し加工」の本を作ったことがある。表紙は、白っぽい色の地に濃紺の文字を箔押し加工した本よ。とある専門分野の本だから普通の書店に並ぶわけもなく、かなり売れ残りが出たのだった。売れない本の表紙に箔押しはバクチだな。

2023-06-06

原爆ドームの内部

 広島は「ヒロシマ」とも書かれているように、対外的効果も高い。先日はG7サミットも開かれたし、広島で必ず出てくるのが「原爆ドーム」。オレ様も出張の時に見てきたが、まわりを見学することができるだけで、建物内部の状況はどうなているのかと思う。

 原爆ドームは被爆当時の姿を残しておくために、いろいろな手法が導入されている。外壁はシーリング材で保護しているようだけど、内部はガレキの山。爆撃したままの姿を残しているのだろう。検索すれば保護工事中の内部の写真も見ることができる。建物内の崩れた様子は、そのままの姿を残さねばならないだろうから、工事関係者も大変だったろう。

 建築というのは、何も新たな建物や奇抜なデザインを導入するだけではない。歴史に残るような建造物を保護する技術もあるのだ。土木だって同じように保護技術はたくさんある。建造物の保護技術というのは、建設という分野の中で確立されているのだろうか。

2023-06-05

人気ラーメン店のスープ

 有名ラーメン店の店員だった人によれば、ちょっと出来合いのラーメンスープを混ぜたところで違いが分かる人はいないらしい。店の味付け担当者ならまだしも、客で微妙な味の違いが分かる人はほぼいないということだ。客は店の名前に負けてしまうのかな。

 客だって、味の違いは分かるのだ。毎月のように通っているラーメン店へチビッコと一緒に行ったのだが、この日はちょっと酢の味がきつかった。帰り道でチビッコが「いつもの味と違う」といっていたから、たぶん何人もの客が思ったことだろう。スープの味付けを間違ったのだろうか。次に行っても同じなら、店主の味覚が変わったと思うしかない。

 料理人でもないシロウトですらスープの味の違いが分かるのだ。良い意味で考えるのなら出来合いのスープは使っていないということで、その日はスープ作成に失敗したのかな。もし、当日初めて訪れる人がいたなら、酸味のきついスープのラーメンだと捉えられる。

2023-06-02

バーベキューの展開

 季語に興味はないが、なんとバーベキューも夏の季語として採用されているらしい。ラジオを聞いていて初めて知った。本当かと思うのは当然で、いろいろ調べてみると、古典はともかく現代では使われている模様。いつまでも古い慣習にとらわれていてはイカンな。

 キャンプなど屋外でのイベントならバーベキューを楽しむのも良い。しかし、バーベキューは外でしか楽しめないのか? ウイスキーを傾けながら、風通しをよくした室内で楽しんだって良いはず。また簡単に実行するなら、近所のスーパーで売っていても良さそうなのに、実際にはヤキトリ程度。話題には出てくるものの、現実的には面倒なのだろう。

 バーベキューセットがない理由としては、ヤキトリが伝統的にあるからだな。田舎町へ出向いたにしてもヤキトリ屋は必ず存在する。また、ブタ肉を使った焼きトン、牛肉を使った牛クシまでもあるのだ。そんなことを考えていると、バーベキューの出番はないか。

2023-06-01

いまでもFAX?

 名刺やホームページを見てみれば、FAX番号も必ず記載されている。オレ様もFAXはあるけれど、活用状況はほぼゼロに近いのだ。いまや通信手段の主力はFAXよりもメールになっているし、印刷機にはスキャナーも搭載されているので多用途な展開ができる。

 FAXの利用はゼロかといえば、たまに使う。その使用頻度を考えてみると、2~3年に1~2回ぐらいなものか。インクリボンがなくなる原因は、たまにコピー機がわりに使っている者がいるからだ。FAXなど今や不必要だと思うのだが、高齢者になればなるほど使用機会が多いことが判明した。高齢者はスキャナーなど持っていないだろうから仕方あるまい。

 社会環境を考えてみれば、少数ながら電気店でFAXやインクリボンを今でも販売している。ひとつの機能を持つ製品が世間から消えてなくなるには、それなりの世代交代が必要だし、また他国の状況ともなればさらに分からん。オレ様の目の黒いうちは無くならんな。