2025-09-12

高級梅干しはワンパックに5個

 普及品の食材を食べているなら、高級品である食材も食してみたい。そんな高級食材とは「梅干し」だ。いつもなら300円ほどの一般品だが、今回は500円もの品物。近所のスーパーだから、売っている食品も日常品クラスといえる。それなのに入っていたのは5個。

 いつもの梅干しは20数個ほども入って300円。500円の方は5個だけなのだ。開けて、もうビックリ。梅干しの栄養効果については見聞きし、高級品なら入っている個数も価格も大違いなのは経験もあるので知っている。透明パックなのに、名称や栄養価などを記載したシールがベタベタと貼ってあるから、中味が見えぬ。隙間から確認できる程度だ。

 高級品というのは包装品にもこだわる。小さな品物でも外箱や包み紙、はては取り扱い説明書までもグレードが高い。ブランド品を扱う専門ショップならともかく、近所のスーパーなのだ。高級梅干しは一粒が大きいが、製造工程にもこだわりがあるのだろうか?

2025-09-11

古典にも「超訳」が必要だ

 明治時代の賢者といえば「南方熊楠」くんだろう。このところ見聞きする本や文書に熊楠くんの名前が出てくるので、著作権の切れた著作を紹介している青空文庫をのぞいてみた。何が有名なのかも分からない。リストの順に読んでいけば間違いはないだろう。

 古いものだと文書が読めない。旧漢字や古い言いまわしが主流だから、現代語訳とはいっても2~3ページ読むだけでもひと苦労。いくつかは旧字旧書体と表示されているので、これらは流し読みどころか〝目を通した〟程度だ。この時代でも流行作家なら読ませるようにしたのだろうが、熊楠くんは研究者であるから配慮は一切ないので面倒なのだ。

 明治大学の教授である齋藤孝くんは「古典を読め」といっていた。今でも売っている古典は、現代人でも読めるように工夫されている。一時期、現在のスタイルに見合った超訳が流行った。熊楠くんの本にも超訳が出てこないかな。でも、売れないだろうなぁ~。

2025-09-10

腹筋を6パックに割りたい

 ボディービルダーなどは腹筋が6パックに割れている。こちらも腹筋を6パックに割りたいけど、どうすれば到達できるのか。毎日、腹筋だけしていれば良いのかといえば、そうでもないらしい。トレーニング本によれば全身を鍛えて、最後が腹筋ということになる。

 簡単に筋力トレーニングができる機器として「ブルワーカー」がある。むかしから持っていて、今は3代目。基本的なトレーニング手法として6種、全身では27種。サブトレーニングも含めたら42種もある。やろうと思えばできるが、むずかしいのは続けること。千日行に計画のヒントを得ても800日ほどで挫折、2回目は約600日で気力が萎えたのだった。

 トレーニングスタイルを考えた。すべてをやろうとするからダメなのだ。基本の6種を千日間続ければ基礎体力も出来上がり、やっとトレーニングの入り口に到達する。現在290日目を通過中。千日に到達するには、まだ2年ほどある。そこから6パックへの挑戦さ。

2025-09-09

瓦版を調べていて思う

 むかしの新聞といえば「瓦版(かわら版)」。江戸時代に全盛期を迎えたようだが、1600年代には登場していたというから驚きだ。初期のころには木版で製作していたのだろうから、話題も一つだったに違いない。1枚1テーマでなければ売れなかったことだろう。

 瓦版は、主筆が一人なら話題も一つ。現代のBlogみたいなもんだ。Blog記事にたくさん話題を詰め込んだところで、散発的ですべてを読む人も限定的だ。テーマを一つに絞って広く売りさばく。Blogもテーマを一つに絞り、展開先もMixiやFacebook、Blogなどと同じものを掲載した方が効果的ではないか。政治家個人のネット発言の展開方法みたいだな。

 今は町内会報や学級新聞でも「○○瓦版」とタイトルを付けているケースがある。読む人が少ないのは、あれこれ話題を詰め込み過ぎだろう。ブロガーであるのなら、1回の配信に話題はひとつ。あれこれ詰め込んだら散発的になる。瓦版を調べていて思ったのさ。

2025-09-08

「モンスターウルフ」が導入されている

 2~3年前と思うが、オオカミのロボット「モンスターウルフ」を新聞で読んだことがある。前後左右に動くだけでなく、目が光りうなり声、銃声の音も出るのだ。ロボットとはいえ、天敵が来たともなれば畑の作物を食い荒らすサルやクマ、イノシシは逃げていく。

 もたもや記事が載っていたのだ。害獣の被害に苦しむ農家で効果を上げているという。40台以上も導入されているようだけど、価格はどのくらいかな? 以前も価格は掲載されていなかったけど、あまりにも高額だったら単なる試作品にとどまる。自治体や農業法人が導入しているというので、高額なのだろう。何台もあれば害獣だって慣れるだろう。

 知り合いにサクランボ農家がいる。鳥に食い荒らされるので、畑はネットで囲まれているわけだ。作物を育てる作業よりも、畑を守る作業の方に農家は労力を割かなくてはならない。鳥が相手では、モンスターウルフとて効果を発揮することはできないのだろうね。


 

2025-09-05

リスナーの年齢層は高め

 ミステリーを読みながら、夜はラジオを聞く。FM放送を流していたのだが、22時台はリスナーの年齢層を高校生に絞った番組だから、どうにもマッチしない。AM放送に切り替える。オールナイトニッポンの前振り番組で、1980~90年代の曲も聞けるからうれしい。

 リスナーの年齢層もちょっと高め。だからといってNHKのような年寄り相手の番組ではないので、若きころの曲がかかる。カセットテープで聴かせるコーナーもあるのだが、ラジオ局が聴かせるのだから音質は悪くない。ガチャガチャとデッキに入れる音も入るけど、本当にカセットなのだろうか。効果音ではないかと考えたりする。そんなもんなのさ。

 NHKラジオで浪曲の放送もある。演者は少なくなったとはいえ、若手が中心に出演しているのでイメージも変わる。AFNもいいけど、BGMというより英語のお勉強だな。ラジオ番組もリスナー年齢層にマッチする必要がある。ピタリと合うと、なかなかによろしい。

2025-09-04

ハイボールの名称登場時期は不明……

 ワトソンくんが尋ねてくると、ホームズくんはウイスキーソーダを作って出す。聖典に書いてあるのだから、ウイスキーソーダは一般的なものだったのだろう。現代では炭酸水もスーパーに売っているから、飲みたいときにすぐ作れる。特別な飲み物ではない。

 ウイスキーソーダは、いつごろから「ハイボール」と言われるようになったのだろう。疑問が浮かんだら、現在の一般人はWikipediaで調べてみればよい。19世紀には一般的になっていたようだが、ハイボールの名称が出てきたのは分からぬそうだ。日本では昭和初期にハイボールを飲ませる店があったというから、もはや歴史研究者の出番なのだ。

 ハイボールのことを書いていたら、まだ9時半だというのに飲みたくなってきた。昼休みに炭酸水を買って冷やしておこう。10年ほど前、小さな飲み屋でハイボールばかり飲んでいる知り合いがいた。盛り上がっていたら、店の人が「もう炭酸水はない」だってさ。