2025-12-26

「ロカ」ではなく「ルカ」だったか……

 クリスマスからだろうか、新聞にもキリスト教に関連するマメ知識が掲載されていた。東京都にある「聖路加国際病院」の「路加」の読み方だ。「ロカ」と読むのだと思っていたが、キリストの弟子で医師でもある「ルカ」が正しいという。ヒィ~、知らなかった。

 都内に住んでいても、間違えて読む人は多いに違いない。ホームページで確認すると、確かに「LUKE」と明記されている。面白いのは都営バスでのバス停案内だ。Wikipediaによれば明治期に開院したものの、2020年にようやく「ろか」から「るか」に修正されたという。交通機関ですらこうなのだ。一般人が間違って読んでも不思議なことではない。

 仕事の関係で東京都内は動き回った。でも、この病院がある区域には足を踏み入れたことがない。自分に関係する地域でも、隅々まで動き回ったことのある人物など数える程度だ。クリスマスのマメ知識はいいとして、なぜルカに「路加」の文字を当てたのだろう?

2025-12-25

ボートレースの人気回復策

  ボートレースのCMがFMラジオで流れてくるので驚く。イメージとしてはFM局というより、AM局がマッチするのではないかね。こちらの地域にボートレース場はないけど、場外「舟券」売り場はある。人口減少が騒がれているので、人気アップ策なのだろうとは思う。

 遠い昔のことを思い出した。ホートレースの人気回復策を頼まれたことがある。知識として知ってはいても、また場外舟券売り場へ直行するバスがあることぐらいしか分からなかった。当時としても、人気回復は至上命題だった。そんな事情もあって、こちらにも人気回復策の立案が回ってきたのだ。結果を言おう。競合他社も含めてすべてボツなのさ。

 人気挽回のためには、新たな需要層を開拓せねばならぬ。その回答が、現在のFMラジオ局でのCMだった。そもそも専門紙は、どこで売っているのだろう。地元の舟券売り場も、まだ残っているのかな。昔も今も知識はゼロ。FM局のCMは、確かに新たな策ではある。

2025-12-24

「ミウラ折り」は進化している

 折り紙をベースに考案されたらしい「ミウラ折り」を知っている人は多い。東京大学教授の三浦公亮くんが発案した。1970年代からロケットに搭載された太陽電池パネルに使われているのは有名だ。最新科学プラス日本の折り紙。違った分野の組み合わせの妙だね。

 米国ニューヨークにいる14歳のチビッコが、何と新たなミウラ折りでの活用方法を考案したらしい。災害などが発生すれば、被災者のための避難テントなどが設置される。運搬にはスペースも必要となるので、これをミウラ折りでたたんでおけば従来の何倍かのテントを運べるというわけだ。これぐらいで説明は勘弁して。読んでも理解できないのさ。

 考案者の三浦くんはエライ人なのは間違いない。もう死んで記念館でも立てられているのかなと思ったら、まだ存命中。あわわ……。何らかの賞でも贈ってはどうかね。ミウラ折りを試したことがある。苦労して作り、出来上がったときはちょっと感動したなぁ~。

2025-12-23

失敗を語るテクニック

 文章を書く参考書は何冊も持っている。共通しているのは、書いたところで読んでもらわなければ意味がないということ。読ませるには、失敗談を語るというのも手だ。誰だって失敗はあるもの。作家のエッセイだって、面白おかしく読ませるには失敗談を語る。

 生成AIの動向を読んでいると、似たような文章になりがちという。指示を出す人のために文章を出していても、似通ったような展開になりがちなのだ。当然だな。魅力的に見せるには、自分や他人の失敗談を付け加えるのも手だろう。読ませる文章を作成するのなら、失敗は重要なポイントとなるのは間違いない。失敗学という学問分野だってあるのだ。

 元外交官の佐藤優くんの「読書の技法」をめくっていると、マンガだって読むべき本に入っている。だだし、全巻そろっているのが条件だけどね。主人公が失敗して、それを語るのも秘訣なのだ。こちらには、失敗を読ませるテクニックがないから困ってしまう。

2025-12-22

「ボ~っと」している行動展開

 新しいことを考えていても、ウ~ンとうなっているだけでは無理な話。どうすれば良いのか。昔は三上だが、現代は三中、三多というスタイルが生まれているのだ。「三上」「三中」「三多」の意味は自分で調べよ。たぶん、ネットには掲載されているだろう。

 三の数値の付く展開は外山滋比古くんの著書「思考の整理学」に掲載されている。1980年代の文庫本だから、もちろん古い。昨日の毎日新聞に、有名国立大学で売上ナンバーワンと広告が掲載されていたから驚きなのだ。記憶をたどれば、毎年のように掲載されている。本当に売れているのかな。読んだことはあるけど、どうも思考法の入門書らしい。

「アイデアマラソン」を実行していると、「三」の数値が付く言葉の意味が分かるのだ。大ヒットするような案は無理だが、とにかくボ~っとしている時にフッと浮かぶ。エライ人は三上、三中、三多でよろしいのだ。こちらは「ボ~っと」で進めばよろしはずよ。

2025-12-19

テクニックの不要なポトス水耕栽培

 室内の乾燥防止、見た目の色合いなどと理由はいろいろ挙げられる。単に見た目だけでに置いているのが観葉植物の「ポトス」の鉢植え。机の上にも置けるサイズだが、これがどんどん枝葉を延ばす。伸びてきたら、今まではハサミで先端をカットするだけだった。

 このままではもったいない。インスタントコーヒーの空きビンに、カットした枝葉を2本入れて他の部屋へ移した。適当に入れたのに、翌々日になったらなんと上の方を向いているぞ。すさまじいポトスの成長力。5日ほどしたら気になりだし、水を加えてあげたのも当然だ。近所のホームセンターから買ってきた安価な観葉植物なのに、これほどとは。

 こちらも決意した。あだやおろそかにインスタントコーヒーの空きビンを捨てるべきではない。水耕栽培のテクニックには、どんな方法があるのだろう。いや、調べなくともポトスは勝手に伸びてくる。「趣味は?」と人様から問われたら、「ポトス」と答えよう。

2025-12-18

伸びてきた枝は静電気でガード

 隣家などから伸びてきた枝ほど処理に困るものはない。向こうは困っていないから延ばし放題。現代の解決策として、「静電気」で伸びてきた草木の先端をパチッっと放電させて切る方法がある。記事を読めば、なかなかによろしい。費用もほとんどかからない。

 こちらのスペースにまで枝が伸びてくるというのは困ったものだ。高枝切りばさみがあったので、塀を境に垂直に切り落とす。切った枝は隣家へ投げ入れる。ツタも伸び放題になり侵食してきたので、塀を境に切って向こうへ投げ入れた。困ったのだろう。植木屋に頼んだのかどうかは知らないが、1週間ほどですべての対策をしたのだ。ざまぁ~みろ!

 枝切りは手間がかかる。ところが静電気を使えば、メンテナンスリーで排除できるのだ。そりゃぁ、ちと金はかかる。伸びてくる枝木や雑草を処理しなければならない農家にとっては有効な手段だろう。こちらは侵食してきたら切って、投げ入れてやるだけなのさ。