「山の家で読書を楽しんでいる」。ミュージシャンが語っていたので、軽井沢などの有名別荘地かと想像してしまう。ところがどっこい、山の家とは郊外の本置き場のことで、別荘でもないから金もかからない。ミュージシャンのやることは時にイメージと異なる。
デザイナーだって、想像を超えるような場所に事務所を構えている人がいる。冷暖房の設備など、もちろんない。ゴキブリもゴソゴソしているから、たぶん安住の場所なのだろう。人間様はどうかといえば、昼間はブラブラしていて、夜間から朝方にかけてが主戦場たる時間らしい。でも腕は確かだから、名を挙げた人の行動形態は分からぬものだな。
そんな場所を、どうやって見つけるのか。繁華街と繁華街をつなぐ隙間のような地域にある。東京・千代田区といえばビジネス街だが、イラストレーターの故・久里洋二のアトリエもそんな隙間にあった。有名人たる人たちは、よく見つけてくるものだと考えるぞ。
業務日誌#35
「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。
2026-11-02
アトリエにふさわしい場所はどこか?
2026-10-30
現代的「杖」という道具
現代語に翻訳された古典を読んでいたら、「はとづえ」なる言葉が出てきた。なんだ、「はとづえ」って。国語辞典を引いてみたら、漢字では「鳩杖」と掲載されている。普通の杖だが、握りの部分に鳩の装飾が付いている。いまだに使われているのかと驚いた。
言葉としては分かったけど、イメージが湧いてこない。画像検索をしてみると、杖の握りの部分に鳩のような人形飾りが付いているけど、かえって使いにくくならないのだろうか。類似品として、現代では足を骨折した際に使う松葉杖までヒットする。日用品としてだけでなく医療用品まで存在しているわけだから、国語辞典に掲載されていても当然だ。
チビッコが中学生の時、足を骨折したので松葉杖を使っていたな。わが家にも「はとづえ」の類似品はあったわけで、あれは医療用レンタル品だったのだろう。杖なら、こちらも使っていた。修験道の山岳修行へ参加したとき、山伏のごとく杖を使っていましたな。
2026-10-29
ツマミとして「ベビーカステラ」を買うぞ
「ベビーカステラがおいしかった」。高校でブラスバンド部の県大会に出場した時、結果発表されるまで、顧問の先生が「おやつ」として差し入れがあったらしい。生徒らはおいしいと感激。高校生らが対象の夜間のラジオ番組で語っていたエピソードなのだ。
聞いているうちに、こちらもベビーカステラを食べたくなったぞ。オッサンだから食べるタイミングは、ウイスキーを飲んでいるときのツマミなのだ。〝左党〟は飲んでいるときに甘いものは食べないらしいが、だれが決めた。好みは人それぞれ。ウイスキーのツマミにベビーカステラを食して何が悪い。入手するため、夕方はスーパーへ走ろう。
ベビーカステラは以前、何回か買ったことがある。ウイスキーを飲んでいるときのツマミとしても必要だ。チビッコどもは「ボクもほしい」という顔をしている……。だからお菓子だって十分に買っておくのも必要だ。おやつのヒントがラジオから耳に入るとはね。
2026-10-28
大衆酒場の酒とツマミ
「吉田類の酒場放浪記」は、まだ放送していたか。大衆酒場、いわゆる赤ちょうちんの飲み屋で、一時期は好んで観ていた。思うことは、いくら大衆酒場とはいっても、他店にはない特徴あるツマミが2~3品ほどはある。こいつが目当てで客も来るわけだな。
小さくとも駅があれば、周辺には飲み屋街がある。近所に鶏肉専門店があり、夕方5時ごろになると七輪でヤキトリを焼く。売れ残った肉ではないかと思うのだが、1時間もしないうちに売り切れるのだ。サラリーマンには行けるはずもない。土曜日に買いに走ったことがあるけど、こちらが駆けつけるような時間になると、残りはわずかしかないのさ。
東京・荻窪駅南口に焼きトン専門店があった。酒も焼酎のレモン割けだけ。焼きトンも酒もうまかったけど、10人ほどしか入れないし夏冬には長期休みまである。ヘンチクリンな店というのは、なにかしらの特色があるものだ。吉田類が取り上げる酒場も同じだな。
2026-10-27
必要な日用品を入手する理由
新聞の星占いコーナーに「日用品を準備して吉」とあった。自分にとって吉となる日用品とは何だろう。たいがいは買い置きがある。熟考を重ねた結果、シェービングクリームな少なくなっていることに気づき、即座に買ってきた。なにか「吉」になったかな?
深夜のラジオ番組で、「ポッキー」や「カロリーメイト」をプレゼントするコーナーがあった。ゲットするには欲しい個数と理由を述べねばならない。簡単にもらえると思ったら大間違い。リスナーは訳を述べるが、DJからはいくつかの突っ込み質問が入る。たいがいはOKとなるが、たまに「タダでもらえるなら」というヤツもいるから面白いのだ。
日用品は入手も簡単だが、買うものを考えねばならない。おやつに関しては必要な品名や個数を考えておく必要がある。両者とも必要とする〝わけ〟が必要なのだ。簡単なようだが、その理由となると意外と難しい。そんなときは「運」にまかせるしかないのさ。
2026-10-26
いま「ロッキー・ホラー・ショー」の話題とは……
スクリーンめがけて紙テープを投げる人が何人もいた。歓声や拍手に至っては何度も起こる。ボクはホモセクシャル映画ではないかと思ったものだ。映画「ロッキー・ホラー・ショー」を東京・中野駅南口の地下にある小さな名画座で観たのは、大学生時代だった。
日曜日のお昼のFM番組で、津田健次郎がこの映画の話題のことを語っていた。とっくに忘れていた遠いむかしの面白くもない映画の思いがよみがえったではないか。映画どころか、いまや舞台でも上演するらしい。嫌な思い出が頭の中を駆けめぐり、ラジオでの話など耳に入らぬ。忘れていたはずの過去の記憶は、何がきっかけで出てくるものかね。
情報誌「ぴあ」を片手に、年間200本以上の映画を観ていた名画座専門の大学生時代。各種映画の思い出は、大人になってから建設情報誌のエッセーで書いたことがある。金はかかったが、100分の1ほどは原稿料として返ってきたね。名画座専門でも、なんとかなる。
2026-10-23
ランニングの道とスタイル
「ランニングをしていて、ほとんど歩道は走らない」。1984年に出版された「42.195キロへの挑戦」(朝日新聞)に記されていたのだ。古本で買ったけど、シューズなどのグッズは進歩していても、練習そのものは大きく変わらない。今も昔も似たようなもんだ。
大通りは歩道があったにしても、ほとんど走らない。理由は簡単。ブラブラ歩いている連中が多いし、チビッコどもは横に並んでペチャクチャしながら歩いている。走る方からすればジャマなのだ。住宅街の道、運転者にとっては裏道だが、ここを走るランナーは実に多い。同じ顔を見かけることがあるし、相手も同じ感覚を持っているだろうと思う。
Tシャツにハーフパンツ、今の練習時のスタイルだ。そろそろ防寒着の準備も考えておかないとイカンな。耳カバー、手袋なども引っ張り出しておかねば。シューズなどの道具は進歩しても、不思議なことに人間様の練習スタイルだけは大きく変わることがないね。