先日の新聞に「サグラダ・ファミリア」の「イエスの塔」が完成したと載っていた。記事を読んでいて、何かしらの違和感を感じる。なんだろう? 原因が判明した。「サグラダ」が正しい表記で、サ「ク」ラダではなかったのだ。間違って覚えていたのだな。
文書は見直しをしたところで、読み落とすことはままある。本多勝一の「日本語の作文技術」を読んでみると、自分で読み直したところで気づかないという。第三者に読んでもらうのが一番と語る。エライおっちゃんだって、そうなのだ。名もなき者なら少し間違ったところで止む無しだが、他の人はすぐ見つけてアホちゃうかと語る。そんなもんさ。
読み直しが自分だけなら「声を出して読め」という。実行したところで文書が頭に残っているから、記憶のまま読んでしまう。でも、「サグラダ・ファミリア」の正しい表記を覚えたのだから、一つおりこうさんになれたのだ。それにしても時間がかかったものよ。
業務日誌#35
「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。
2026-06-23
間違って覚えていたネーミング
2026-06-22
「鬼」が出てくるとは……
梅雨の季節ともなると、雨の中でのランニングは面倒だ。では、どうするか? 散歩するしかない。歩いていると妄想が頭をよぎる。この日は、「ほおづき」は漢字でどう書くのだろうという疑問が浮かぶ。調べると「づ」ではなく「ず」。「ほおずき」が正しい。
国語辞典にも「ほおずき」と出ている。間違って覚えていたのか……。モヤモヤはまだ続く。むかしは漢字でどう表記していたのだろうと思って調べたら、「鬼灯」「酸漿」と出てくる。どうして「鬼」の字かと次なる疑問が出てくるぞ。歩いているときの疑問など、こんなもんだ。ネットにはヘンチクリンな解説も多いので、気をつけないとイカンぞ。
座禅をしている坊さんは、座っている最中に何を考えているのだろう。一般的にいう無念無想かな。調べ始めたとたん、座禅ではなく「坐禅」が正しいと禅宗の坊さんからの注意が出てくる。うぬぬ……。同じく、これからは〝ほおずき〟と正確に書かねばならん。
2026-06-19
路地に謎の構造物
路地の真ん中に小規模な構造物の跡を発見した。表通りにはマンションが建っており、もう一方は裏道だ。徒歩15分圏内全踏破をしていて、地域の地図を見ていてグネグネ折れ曲がっている路地を発見したのだ。長年住んでいるのに、なぜ知らなかったのだろう。
通り抜けできる路地というよりは、抜け道といえる。道幅2メート前後、路地の中央には40センチ四方、高さ50センチ程度のコンクリート製の枠があるのだ。のぞいてみると、路面の高さまで埋め込まれていた。これでは車も通れん。昔は井戸だった痕跡か? それなら撤去すればいいはず。区役所に聞いてみても、たぶん知っている人は皆無だろう。
「探偵ナイトスクープ」なるテレビ番組がある。視聴者の素朴な疑問を、芸人らが面白おかしく解決するのだ。ここに投稿してみようかな。現場となる路地は、ほぼ1分で歩き終える。この小さなコンクリート構造物は、いったい何だろう? なぜ残っている?
2026-06-18
「タイプライター」の記憶がよみがえる
書籍の表紙に「タイプライター」の画が使われている。書籍紹介の新聞記事によれば、翻訳家の象徴として使われたそうだ。表紙案を考えたデザイナーはエライ。読めばタイプライターを使っていた時代の記憶がよみがえってくる。再びタイプライターが欲しいぞ。
学生用だったと思う。メーカーも型番もすっかり忘れているが、ブラザー製だったような記憶は残っている。手放した第一の理由は、インクリボンが高価だったから。リボンを再使用すると、前に使った部分のインク部分は途切れて印字されるので、欠けた文字しかタイピングできん。アマチュア無線で知り合ったローカルの高校生にくれてやったわ。
同じ思いをしている人はいるものだ。パソコン時代だから、タイプライター風キーボードも売っている。「カシャン、カシャン」というタイピング音も再現できているのだろうか? タイプライターの遠い記憶がよみがえる感覚は、使った人にしか分かるまい。
2026-06-17
観葉植物の種類と「ポトス」
ラジオを流しっぱなしにしていれば、おぼれげに耳に入ってくるセリフがある。話題は室内の観葉植物についてだった。「オージー……」「カンガルー……」。なんだ? すべての観葉植物を知っているわけでもないから、パソコンの作業のついでに調べてみた。
オージーは「オージープランツ」、カンガルーは「カンガルーピー」「カンガルーファン」「カンガルーポケット」など、いくつか存在している。こちらの環境であれば卓上、もしくはデスクの脇に置ける小型のものが良い。これらなら置けそうな雰囲気だ。エアコンを使っているなら、部屋の乾燥防止にも役立つ。観葉植物は役に立つツールなのさ。
以前から常用しているのは「ポトス」。枝が伸びてくると切り捨てていたが、最近になってインスタントコーヒーの空きビンに移し替えればいいと気がついた。まさに大人の水栽培さ。この程度でもポトスは、ぐんぐん葉も根も伸ばしてくるからすさまじいねぇ~。
2026-06-16
寝る前か、起床時か?
1杯の水を飲むのは健康法の一つでもある。チビッコの時はボーイスカウトに入っていたが、創始者のベーデン・パウエル卿は「夜、寝る前に1杯の水を飲め」と語っていた。そういうものか。いつもじゃないけど、大人になってからも実行を心掛けてはいる。
ラジオ番組で「朝、起きたら1杯の水を飲め」と訴える人が出てきた。健康番組での話と思っていたが、聞くとはなしに聞こえてくる。そこで考えた。「寝る前の水1杯」か、それとも「起床時の水1杯」が健康に有効なのか。水1杯の話だから、広告に関係するものではなさそうではある。時代によって考え方も変わるけど、これは進歩なのだろうか。
夜はたいがいウイスキーを飲んでいる。もちろんベロベロに酔うまでではない。だれかが見ているわけではないけど、スキッとしたスタイルで飲む。チェイサーも必要だ。健康のための水ではない。何と言われようと、寝る前の1杯の水は長年にわたる習慣なのさ。
2026-06-15
「エッカーマン」は有名人だが……
「エッカーマン」という人を知っているかな。「ゲーテとの対話」の著者だ。エッカーマンについては簡単に経歴が分かる程度で、ゲーテに利用されただけという記述も多い。ゲーテの住まいは観光名所にもなっているらしいのに、忘れ去られた存在だといえる。
ゲーテとの対話の序章に、ゲーテと出会う前までのエッカーマンの経歴は書かれている。読んだところで面白くもない。ドアに「SALVE」と表記されたゲーテの部屋に入ったところから物語の本筋は始まる。詳細は読んでいただくとして、エッカーマンがいなければゲーテも歴史上の有名人にはなっていなかったかな。人の運命とは分からぬもんだ。
歴史に名を残すことは容易ではない。でも、名を残した人たちの基には優秀なスタッフがいる。何冊かゲーテについての本は読んでいるけど、エッカーマンの名が出てくるのは、この1冊だけ。こちらには優秀なスタッフどころか、単なる手下すらいない身分なのさ。
