佐藤優くんの「読書の技法」なる本を読んでいる。Amazonで検索すれば、古本だってたくさんあるからサイフにもやさしい。どんな本を読むかは人それぞれ。気になったのは、優くんもシャープペンで本やノートに、いろいろ書き込んでいるという行動なのだ。
エライ人は、一般人とは何かが違う。書くことにも重点を置いている。読書がインプットなら、書くことはアウトプットになるか。経験はあると思うけど、セミナーで30分ほど話を聞いただけでは作文だって書けやしない。作文程度なら書けると思うだろうが、内容のない作文は誰も読まなぬ。カッコつけて、調味料的論理展開を加えればよいだろうね。
いまや国語辞典なら、電子辞書でもネット検索でも構わない。でも、アホはそれすらしない。読書で「インプット」するなら、ノートに書く「アウトプット」だって必要なのさ。偉そうに語っているけど、お前さんは実行しているのか。うぅ、人様には語れぬ……。
業務日誌#35
「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。
2025-12-31
ノートに書く行動
2025-12-30
ピザ屋がうれしい
大晦日になると、欧米人らで混む店がある。何の店か。それはピザ屋だ。年末年始になると煮物中心の食事メニューが多い。正月に至っては「おせち料理」という一見豪華だが、煮物メインの料理ばかり。ならばピザ屋へ駆け込むのがベスト。そう考えるのも当然だ。
コンビニは24時間営業が基本だ。しかし、コンビニ弁当ばかりでは飽きる。徒歩数分圏内には異なるピザチェーン店が2軒もあるので、ホームページで年末年始の営業動向を調べてみた。なんと「年中無休」の文字が掲載されている。ただし、その期間は営業時間が短縮されているけどね。ピザが食せるなら関係ない。今のうちから作戦を立てておこう。
ピザ屋も見かけぬような、田舎の住人でなくてよかった。受け取りに行くだけでなく、2枚目のピザも注文すれば値引きもしてもらえる。聞こえはいいけど、ちょっと難点もある。ちと高いし連日は無理だ。ともかく年末年始はピザ、そしてワインにビールさ。
2025-12-29
「UAP」ってなんだ?
オカルト雑誌を読んでいると、「UAP」という用語が何度も出てくる。なんだ、UAPって。検索したら、すぐ判明。「未確認異常現象(Unidentified Anomalous Phenomena)」もしくは「未確認空中現象(Unidentified Aerial Phenomena)」なんだとさ。なるほどね。
判明できない現象は世の中にごまんとある。UFOの研究団体にも入っていたのだ。UFOの略称は「UFO(未確認飛行物体)」で、こちらは昔から有名。なぜUFOは使われなくなったのだろう。解説によると、SF的なイメージを持たれるので、科学的調査であることがメインとなる「UAP」を使うんだとさ。次々に新しい言葉が生まれるもんだな。覚えきれん。
UFOという名称が一般的だったころ、円盤研究グループとして新聞の取材を受けたことがある。有名になったのかというと、まったく評判にもならん。オカルト系雑誌は3種類あったが、「ムー」以外は廃刊。オカルトどころか、雑誌自体が衰退しているしね。
2025-12-26
「ロカ」ではなく「ルカ」だったか……
クリスマスからだろうか、新聞にもキリスト教に関連するマメ知識が掲載されていた。東京都にある「聖路加国際病院」の「路加」の読み方だ。「ロカ」と読むのだと思っていたが、キリストの弟子で医師でもある「ルカ」が正しいという。ヒィ~、知らなかった。
都内に住んでいても、間違えて読む人は多いに違いない。ホームページで確認すると、確かに「LUKE」と明記されている。面白いのは都営バスでのバス停案内だ。Wikipediaによれば明治期に開院したものの、2020年にようやく「ろか」から「るか」に修正されたという。交通機関ですらこうなのだ。一般人が間違って読んでも不思議なことではない。
仕事の関係で東京都内は動き回った。でも、この病院がある区域には足を踏み入れたことがない。自分に関係する地域でも、隅々まで動き回ったことのある人物など数える程度だ。クリスマスのマメ知識はいいとして、なぜルカに「路加」の文字を当てたのだろう?
2025-12-25
ボートレースの人気回復策
ボートレースのCMがFMラジオで流れてくるので驚く。イメージとしてはFM局というより、AM局がマッチするのではないかね。こちらの地域にボートレース場はないけど、場外「舟券」売り場はある。人口減少が騒がれているので、人気アップ策なのだろうとは思う。
遠い昔のことを思い出した。ホートレースの人気回復策を頼まれたことがある。知識として知ってはいても、また場外舟券売り場へ直行するバスがあることぐらいしか分からなかった。当時としても、人気回復は至上命題だった。そんな事情もあって、こちらにも人気回復策の立案が回ってきたのだ。結果を言おう。競合他社も含めてすべてボツなのさ。
人気挽回のためには、新たな需要層を開拓せねばならぬ。その回答が、現在のFMラジオ局でのCMだった。そもそも専門紙は、どこで売っているのだろう。地元の舟券売り場も、まだ残っているのかな。昔も今も知識はゼロ。FM局のCMは、確かに新たな策ではある。
2025-12-24
「ミウラ折り」は進化している
折り紙をベースに考案されたらしい「ミウラ折り」を知っている人は多い。東京大学教授の三浦公亮くんが発案した。1970年代からロケットに搭載された太陽電池パネルに使われているのは有名だ。最新科学プラス日本の折り紙。違った分野の組み合わせの妙だね。
米国ニューヨークにいる14歳のチビッコが、何と新たなミウラ折りでの活用方法を考案したらしい。災害などが発生すれば、被災者のための避難テントなどが設置される。運搬にはスペースも必要となるので、これをミウラ折りでたたんでおけば従来の何倍かのテントを運べるというわけだ。これぐらいで説明は勘弁して。読んでも理解できないのさ。
考案者の三浦くんはエライ人なのは間違いない。もう死んで記念館でも立てられているのかなと思ったら、まだ存命中。あわわ……。何らかの賞でも贈ってはどうかね。ミウラ折りを試したことがある。苦労して作り、出来上がったときはちょっと感動したなぁ~。
2025-12-23
失敗を語るテクニック
文章を書く参考書は何冊も持っている。共通しているのは、書いたところで読んでもらわなければ意味がないということ。読ませるには、失敗談を語るというのも手だ。誰だって失敗はあるもの。作家のエッセイだって、面白おかしく読ませるには失敗談を語る。
生成AIの動向を読んでいると、似たような文章になりがちという。指示を出す人のために文章を出していても、似通ったような展開になりがちなのだ。当然だな。魅力的に見せるには、自分や他人の失敗談を付け加えるのも手だろう。読ませる文章を作成するのなら、失敗は重要なポイントとなるのは間違いない。失敗学という学問分野だってあるのだ。
元外交官の佐藤優くんの「読書の技法」をめくっていると、マンガだって読むべき本に入っている。だだし、全巻そろっているのが条件だけどね。主人公が失敗して、それを語るのも秘訣なのだ。こちらには、失敗を読ませるテクニックがないから困ってしまう。