2025-12-19

テクニックの不要なポトス水耕栽培

 室内の乾燥防止、見た目の色合いなどと理由はいろいろ挙げられる。単に見た目だけでに置いているのが観葉植物の「ポトス」の鉢植え。机の上にも置けるサイズだが、これがどんどん枝葉を延ばす。伸びてきたら、今まではハサミで先端をカットするだけだった。

 このままではもったいない。インスタントコーヒーの空きビンに、カットした枝葉を2本入れて他の部屋へ移した。適当に入れたのに、翌々日になったらなんと上の方を向いているぞ。すさまじいポトスの成長力。5日ほどしたら気になりだし、水を加えてあげたのも当然だ。近所のホームセンターから買ってきた安価な観葉植物なのに、これほどとは。

 こちらも決意した。あだやおろそかにインスタントコーヒーの空きビンを捨てるべきではない。水耕栽培のテクニックには、どんな方法があるのだろう。いや、調べなくともポトスは勝手に伸びてくる。「趣味は?」と人様から問われたら、「ポトス」と答えよう。

2025-12-18

伸びてきた枝は静電気でガード

 隣家などから伸びてきた枝ほど処理に困るものはない。向こうは困っていないから延ばし放題。現代の解決策として、「静電気」で伸びてきた草木の先端をパチッっと放電させて切る方法がある。記事を読めば、なかなかによろしい。費用もほとんどかからない。

 こちらのスペースにまで枝が伸びてくるというのは困ったものだ。高枝切りばさみがあったので、塀を境に垂直に切り落とす。切った枝は隣家へ投げ入れる。ツタも伸び放題になり侵食してきたので、塀を境に切って向こうへ投げ入れた。困ったのだろう。植木屋に頼んだのかどうかは知らないが、1週間ほどですべての対策をしたのだ。ざまぁ~みろ!

 枝切りは手間がかかる。ところが静電気を使えば、メンテナンスリーで排除できるのだ。そりゃぁ、ちと金はかかる。伸びてくる枝木や雑草を処理しなければならない農家にとっては有効な手段だろう。こちらは侵食してきたら切って、投げ入れてやるだけなのさ。

2025-12-17

健康サンダルの効果は不明なまま

 四字熟語に「頭寒足熱」がある。足は温めて頭は冷やすというスタイルで、昔から有名な健康スタイルだ。効果を発揮するのは、たぶん冬場ではないだろうか。寒くなれば暖房器具が必須となるわけだし、ソックスは暖かさを保持する製品がメインとなるからね。

 健康サンダルというものがある。足裏が当たる部分にボツボツとした突起を設け、足裏を刺激する製品。マラソンやトライアスロンをしていれば、普段から足に何らかの刺激を加えたい。そこで見つけたのが「健康サンダル」。室内でなら日常品なのさ。ソックスを履いていなくとも冬場となれば、チビッコたちは暖かいと足を乗っけてくるから困る。

 健康サンダルを履きながら街中を歩いているわけではない。室内専用の履物だ。名目通り健康になれたのかと問われれば、はっきりと「分からん」としか言えぬ。効果は不明なのに毎年買い替えている。実用品として売っている「健康サンダル」の効果はいかに。

2025-12-16

ひとりで学ぶなら「独学大全」

 新しい分野のことを知ろうと思えば、まずは関係する本ぐらいは読んでおきたい。例えスポーツだったにしても、トレーニング教科書だって開いているはずだ。すべての分野で、まずは「独学」。そんな独学のやり方をまとめたのが「独学大全」なる1冊なのだった。

 新聞の読書コーナーに掲載されていたので、図書館をネット検索。あったが、なんと「98番目」。一人の貸し出し期間を2週間と考えれば、入手できるまで1年以上も先ではないか。やっと借りたら約900ページの大冊だ。とても期間内に読み終えることはできない。返却してからAmazonで改めて入手したのさ。3年ほどたった今でも参照している。

 面倒な参考書なら「1日1ページで読み進める」なんてことが書かれてある。少しは〝おりこうさん〟になろうと、統計学をアドバイス通りにお勉強中なのさ。いろいろ資格は持っているけど、お勉強方法として「独学大全」を以前から知っていればなぁ~と思う。

2025-12-15

高校3年生の期末試験

 高校3年生の教員から、文句が出ているそうだ。国公立大学はともかく、私立大学だと冬前には入学先も決まってしまい、勉強に身が入らない学生が多くなるからだとさ。自分の身を振り返ってみれば、そうだった。身の振り方が決まれば安心するのは世の常だ。

 どうすれば良いのか。高校最後の期末試験のレベルを上げて、難関問題ばかりにすればどうだ。点数が悪ければ、いわゆる「赤点」となり、3月半ばまで補習を受けさせればよい。チビッコどもの場合、こうしたケースを防ぐためだったのだろう。「国立大学も受験せよ」と言われていた。でも、進学先が決まっているので身が入らぬのも当然だろう。

 先生、それとも受験生の立場に立つか。大学としては入学生を確保したいし、なにより入学金だって確保しておきたいのは当然だ。かつて通ってきた道だし、先生に知り合いもいる。最後の期末試験は作文問題にすればいい。課題は当日発表だ。そうもいかんか……。

2025-12-12

「禅」と「ZEN」の世界

 エッセイで古典となったものに、小田実くんの「何でも見てやろう」がある。1950年代後半、米国に留学した体験を語ったものだ。「古典を読むことは重要」とエライ人は言う。ならば、これも古典の部類の本だろうと勝手に考え、Amazonで古本を買ってみたのさ。

 日本でなら「禅」。そのころの米国では「ZEN」だったという。教養のある連中はともかく、スラム街のその日暮らしのような連中ですら知っていた。恐るべしは「禅」、いや「ZEN」だ。ZENの何が魅力的だったのだろう。今でこそマインドフルネスといった手法まで米国では出てきている。これは禅から仏教思想を取り除いたものかと勝手に考える。

 ヨーロッパで初めて禅を紹介したとき、「何の役に立つのか」と聞かれ、「役には立たん」と答えたのは鈴木大拙くんだったと記憶している。ひらめきが生まれるには修行時代が必要だ。禅でもZENでも良いが、「無用の用」の世界なのだ。まさに哲学の世界だね。

2025-12-11

「ドラ」を打ち鳴らしたい……

 イベントの冒頭、「ジャーン、ジャァ~ン」と大きな音が響く。ご存じ、大型の「ドラ」だ。まさに映画のワンシーンのようではないか。昨日の新聞で見たのだが、ある会社の発表会でドラを打ち鳴らしている写真である。会場も一瞬のうちに静まり返ったはず。

 イベントでの鳴り物として効果的なドラである。某イベントで直径30センチほどの小さなドラを打ち鳴らしているのに出くわした。こいつはGoodだ。こちらも使ってみたい。イベント用品のカタロを見ると、本体はともかく、台座やバチなどは別料金。補助道具一式ともなると、ちと高額だ。効果的にドラを使うためには、あまりにも金がかかりすぎる。

 結論として、即座にあきらめた。インパクトを演出するための道具はレンタル品でも、目が飛び出るほどではないにしても、それなりの金額が必要なのだ。いつかは大型のドラを打ち鳴らしたい。有名イベントスタッフには縁がないので、一生使うこともないね。