仏教に興味を持つと、年寄り趣味などと後ろ指をさされる。それは現代のことで、7~8世紀のころは最先端文化だったようだ。宗派を開くようなエライ僧ともなると、「大師」なる敬称が付く。「〇〇大師」と呼ばれる偉人らを、何人かは知っているだろう。
歴史の教科書にもいろいろ出てくるけど、誰が有名なのだろう。中でも「お大師様」と〝お〟や〝様〟といった敬称付きで呼ばれるのが「空海」だ。若いころの修行地あたりはお遍路なる文化があるし、高野山なる山の一つが寺院群となっている。それだけではない。後背地には修験の道が存在しているわけで、興味がなくとも大きな宗派文化なのだな。
お仕事上の出張で36都道府県を渡り歩いたけど、紀伊半島や四国にある空海くんの足跡などたどったことがない。弘法大師ともなると、「弘法も筆の誤り」といったことわざがあるぐらいだから本当に偉かったのだな。こちらは誤りなど、毎日何回も冒すのだった。
2024-06-28
大師とは空海のことか
2024-06-27
ステッキ、金剛杖、金剛杵???
先日の日記でホームズくんの日常行動の「散歩」について述べた。彼だけでなくワトソンくんも共にしていたけど、そのイラストをみるとステッキを持っている。ならば、こちらもステッキを持ち歩こうかと思ったが、いまや単なる老人趣味用ばかりで話にならん。
修験道の山伏らとともに、7回ほど山岳とそう行に参加したことがある。彼らは長い杖を持っているけど、正式名称は「金剛杵」それとも「金剛杖」なのか? 検索した結果、金剛杖のようだ。ただし、ほとんどが四国お遍路用ばかりで、こちらが考えているイメージとマッチしない。富士山五合目でたくさん売っているが、買うほどでもなかったのだ。
富士山登山のサイトを見ていたら、金剛杖は下山のときに威力を発揮すると書かれていた。10回以上登っているけど、下山時は注意しながら歩いていたもんなぁ~。散歩するときには金剛杖を持ち歩こう。ただし、頭がおかしいのではないかと思われる怖れがある。
2024-06-26
記憶に残すには、メモだね
昔のことになるけど、「散歩の達人」なる番組があった。驚いたことに、いまや本や雑誌まであるようだ。このような大それた名称ではなく、普通の人なら近所のスーパーへ買い物に行く場合、少し遠回りすれば良さそうな気もする。でも、面倒この上ないのだ。
ホームズくんの聖典を読むと、ワトソンくんと共によく散歩をしていたようだ。運動不足解消ということではなく、彼のことだから街の概要把握という目的もあったに違いない。推理小説のテクニックとして、肝心なことは隠しておくという方法がある。そして最後にホームズくんが明らかにするわけで、読者は〝あっと驚くタメゴロ~〟に陥るのだね。
近所をうろついていたにしても、新しい店ができていたりなどの発見はあるものだ。目についたにしても、記憶に残しておくためにはメモが必要だろう。現場で調査をする場合、ホームズくんだってメモに書き留めるケースもあった。メモ帳と筆記具は必須のなのだ。
2024-06-25
簡単にできないから有名になれる
星新一くんという作家を知っているかな。彼の物語にはスタイルがある。短編小説を大量に作り、「ショートショート」という一つの分野を作ったからね。文庫本のあとがきを読んでみると、かなり苦労した様子なども書いてあり、一分野を作るのは大変なのだ。
なぜ、そんなことを書いたのか。秘密は寺田寅彦くんの言葉にある。「西洋の学者の掘り散らした跡へ遥々遅ればせに鉱石のかけらを捜しに行くのもいいが、我々の脚元に埋もれてゐる宝を忘れてはならないと思ふ」。海外へ追いつけの時代の人だから、仕方がない一面もあるけど、今も「世界へ目を向けよ」ということは盛んに言われているからね。
三島由紀夫くんは「行動」なる一言で表現していた。共通するのは、簡単にできないことを実行したからで、有名になりたければ実行することだ。評価なんかは他人様がしてくれる。そう思いついのは良いが、こちらは毎日のようにポヤ~ンとしているだけなのさ。
2024-06-24
「コンタクト」の記憶……
さまざまな分野のメルマガを読んでいる。知らない分野の本ともなると、読み進めるうちにあきてしまって、すぐさま放り出してしまう。こうした挫折を防ぐなら、メルマガで簡単な知識を仕入れ、ネットで画像検索をすれば、少しはおりこうさん的な存在になる。
天文学のメルマガを読んでいたら、カール・セイガンのSF小説「コンタクト」に出ていた星〝ベガ〟のことに触れていた。これならDVDで映画は見たし、もちろん本も読んだことがある。映画はレンタルだったし、いまやビデオ屋もつぶれた。本なら本棚の肥やしになっているに違いないと思い探したら、どこにもない。引っ越しのときに処分したかな。
原作者のセイガンくんなら天文学者で作家でもあったけど、もはやコンタクトに出てきたような未知の星の住人になっている。映画にもなったぐらいだから、本は売れたのだろう。それなら古本として売っているはず。でも、再び読む気になれるかどうかだね。
2024-06-21
「花魁」とは何ぞや?
パーティーや宴会などへ、たまには出席する。コンパニオンやホテルのスタッフらが飲み物のコップ、食事後の皿などをかたずけてくれるわけだ。和風の宴会へ出ると舞妓さんが踊りを見せてくれるわけだが、テンポがのろすぎて数秒であきてしまうのだった。
江戸時代風のパレードも今や単なるイベントだが、ときどき「花魁」役者が出演している。ゆっくり一歩踏み出せば、一息つくような間があり、再びもう片方の一歩を踏み出す。見ている側はあきないのだろうか。こちらはイライラしてしまう。もともとは吉原で「春を売る」遊女なのだが、高級花魁ともなれば金の面で普通の男は相手にもしてくれない。
歌や踊りを披露する芸妓と花魁とは役割が明確に違っていたようだ。京都近郊のパーティーで芸妓風のコンパニオンに話しかけられ、「おにいさん、ウソでっせ」と笑われたことがある。昔話で聞く花魁なら目的は金だが、今風の芸妓は客をおちょくるのも仕事か。
2024-06-20
「5W1H」と「起承転結」
いいの悪いのと話題を提供しながら、ChatGPTは進化しているようだ。評判を読んでみると、一見なるほどと思わせながらつじつまの合わない文章も提供するらしい。人間様なら文章を作るのに時間はかかるけど、ChatGPTならあっという間にできるらしいからね。
文章を組み立てるには「5W1H」が必要だとか、あるいは「起承転結」とかいわれる。ChatGPTは使ったことがないけど、もしかすると「5W1H」の「How」がぬけていたり、「起承転結」なら「転」が抜けていたりするのかな。読ませる文章というのは、たぶんにして「How」や「転」の使い方がうまいのだろう。何となく、そんな気してならないのだ。
ChatGPT関連本は多いけど、文章の書き方といった本もこれまた多いのには驚いた。だったら「How」や「転」をうまく使いこなせと言いたいけど、こちらが騒いだところで聞く耳を持つ人はおるまい。トランプくんのように、声の大きい人ほど評判になるのだな。
2024-06-19
シャープペン替え芯の10本パック
文房具屋でシャープペン売り場へ行けば、いくつものメーカーの製品が並んでいる。あれを使ったり今度はこちらを使ったりで、自分の好みのシャープペンを見つける。ここまでは誰しも経験していることだろうが、芯にまでこだわりを持つ人は少なくないはずだ。
使っているシャープペンは「PRESS MAN」で、規模の大きい文房具屋へ行けば、どこでも売っている。気に入っているのは、その芯なのだ。太さは0.9㎜、濃さは2Bなのは一般的だとしても、専用の芯の長さは100mmというロング芯。普通タイプの芯の長さは60mmだけど、専用替え芯は長さが約1.5倍ほどだから、使い込める、いや書き込めるのさ。
0.9㎜の芯を使うシャープペンならば、どのメーカーでも使える。なんとネットではこの替え芯10本パックも売っていたから、即座に買ったのだ。ノートだって5冊パックが売っているのだから、シャープペンの替え芯だってパック品が売っていてもいいのだね。
2024-06-18
「調べる技術」も必要だ
論文や作文を上手に書く技術ということなら、参考本は世の中にたくさん出版されている。新聞記者だって、最初は上司から怒られながら書く方法を覚えるようで、結局のところ簡単に出来るものではない。書くための技術を身につけるのは大変なことなのだ。
一つのネタを書くのなら状況はもちろん、その背景や歴史などを調べる必要がある。一般的には〝裏をとる〟という手法だな。なんと本のタイトルもズハリ「調べる技術」という本があるそうだ。心は動いた。でも内容を調べてみると、基本的には図書館でのようで、それだけなら新聞社が出版している用語種の巻末に専門図書館の一覧があるではないか。
何を調べるのかというテーマがなければ、たとえ専門図書館へ出向いたところで時間つぶしに過ぎない。持っている用語集をみてみたら、なんと2002年に発刊されたもの。ん~、ちょっと古すぎる。資料のありかを知っていなければ、次の進歩もないのは当然だろうね。
2024-06-17
名言の一人歩き
寺田寅彦くんの名言として「天災は忘れたころにやってくる」がある。この名言のベースとなった随筆「天災と国防」を読んでみても、それらしいことが書いてだけ。その後、弟子であった中谷宇吉郎くんが、随筆の要約として語ったらしいことが分かったのだ。
東京日日新聞に宇吉郎くんは、寺田先生の思い出として「天災は忘れたころにやってくる」と書いたらしい。そいうしたら、この言葉だけが一人歩きを初め、寅彦くんの「『天災と国防』のどこに書いてある」という非難が殺到したという。困ったのは宇吉郎くんだ。「天災と国防」の中で意味することが述べられているとして、何とか乗り切ったらしい。
ここまでの話しなら、どこかで聞いたことがあるだろう。宇吉郎くんのエッセーを読んでいたら、なんと偉い学者先生も寅彦くんの随筆の中に示されていると思っていたそうだ。寅彦くんの影響力たるや恐ろしいものだな。そんな力は、こちらにはまったくないぞ。
2024-06-14
UFOなどのオカルト雑誌「ムー」は健在!
UFO、幽霊・妖怪、超能力などの専門雑誌といえば「ムー」だろう。一時期はこちらも読んでいたし、広告を見て買った製品もあるのだ。この雑誌編集長のインタビュー記事が、まさか一般新聞にも出ているとは思わなかった。トンデモ系雑誌というなかれだね。
毎日のようにUFOが飛んでいるわけではないので、ネタをいかに料理するかが腕の見せ所らしい。ネタ探しはもちろんだが、ツチノコ捕獲やUFOで町おこしなどといったイベントにも協力する。遠野物語にも登場するカッパにいたっては、日本だけでなく中国にも登場するらしいし、幽霊にいたってはイギリスも有名だ。まさに世界規模といえる。
月刊雑誌の編集部というのは、数名のメンバーがいれば何とかなるものだ。そこから考えれば、ムーの編集部員数名で雑誌や関連本、イベントまで展開できる。考えてみれば、こちらも円盤研究グループにいたので、超有名マンガ家の自宅を訪ねたこともあったな。
2024-06-13
行動するときのメモ帳と筆記具
世の中には「散歩の達人」と呼ばれるオッサンがいるらしい。テレビで見たが、あちこち歩き回るのはもちろんだが、細い道にもドンドン入り込んでゆく。ビックリしたのは、発見したことなどを小さなメモ帳に書き込んでいるのだ。メモ帳とペンは必需品だ。
ここで問題となるのはメモ帳。コンビニでも売っているA7ぐらいの小さなメモ帳を使っていたが、すぐボロボロになってしまう。いろいろなタイプを試してみた結果、歩行中でも書きやすく、オンボロになったにしても保存性に優れているメモ帳を見つけた。コクヨの野帳で「SKETCH BOOK」。なんとユーザーのためのサイトまであるから驚きなのだ。
次に考えねばならんのは筆記具。持ち歩き用にいろいろなタイプを試してみた結果、昔から使っている「PRESS MAN」に落ち着く。こだわり文具というのは、有名人になると特注品となるのだろうけど、一般人ならば文房具屋でいつでも手に入るものが一番なのさ。
2024-06-12
2005年、ジョブスのスピーチ
Appleの創業者といえばスティーブ・ジョブズくんが有名だ。スタンフォード大学の卒業式で、2005年にスピーチを行ったことは多くの人が知っていることだろう。たまたまニュースを見ていたら、そのスピーチのことに触れていたので読んでみたくなったわけさ。
検索してみると、たくさんヒットする。全文を掲載してみようかとも考えたが、著作権にうるさいアメリカのことだから、掲載したとたん文句をつけられる可能性がないとも限らない。ともかく、英文だけから英文和訳もくさるほどあるので検索してみたまえ。たぶんヨーロッパ各国の言語訳もあるはずだろうから、世界中で読まれているわけだろうね。
全文掲載というのも驚くが、我が国の大学卒業式だとノーベル賞受賞者など有名人のスピーチはある。調べてみると映像のみで、その全文掲載というのは見たことがない。探し方が悪いのかな。もし己がスピーチに立ったら、たぶん〝ゲバ棒〟で襲われるだろう。
2024-06-11
新聞スクラップは役立つ?
やってみたけど挫折したという経験のひとつに、新聞記事のスクラップがあるのではないかな。スクラップの失敗を何度か繰り返さないと、続けられる方法を個人で見つけることはむずかしい。まずはテーマを一つだけ見つけることが、成功の秘訣なのだろう。
ラジオのインタビュー番組に出演していた漫才師が、似たようなことを述べていたのだ。ネタを作るために新聞スクラップをしているそうで、その9割以上の記事は役に立たないという。こうした一見ムダと思える積み重ねがないと、多分にして次の世界は開けられないのだね。だからといって、役立てる方法といったこともなかなか見つからないものだ。
ノーベル賞を受賞する様な人たちは、散歩やスポーツが趣味という。何もかも忘れて関連のない世界へ入るのも一つのテクニックなのだから、新聞スクラップだって役立たない記事があったところで問題ではない。こちらもダ記事ばかりなのは達観しているのさ。
2024-06-10
海外で関数電卓が人気のようだ
大学生時代に1台、大人になってからもう1台と、しばらく関数電卓を使っていた。パソコンが主力になると、初期プログラムの中に関数電卓が入っているので、これを使う。でも、やはり手元にあった方が良いということで、またもや関数電卓を入手したのだ。
ネットニュースを見ていたら、海外では関数電卓が人気らしい。なかでもカシオ計算機の人気が高いらしく、製品の半分は輸出用なんだと。いくつか写真も掲載されていたので、自分が持っている関数電卓はあるかなと思ったら、これがない。まったくと思ったら、手持ちの関数電卓は「Canon」製だった。もちろん、すべての機能は使いこなせていないよ。
海外でも評判になっているのはいいけど、なんと9割ぐらいが偽物という。なんで偽物を使うのかといえば、海外では中学や高校の授業でも使っているらしく、ともかく持っていなければならないそうだ。必要性が出てくれば、偽物が出てくるのも道理だな。
2024-06-07
チャーリーブラウンやスヌーピー
マンガのタイトルは「ピーナッツ」というらしい。タイトル名はともかくチャーリーブラウンやスヌーピーらが登場するのだが、セリフも英語のお勉強に良いというので数冊ほど読んだ記憶がある。今でもイラストとして使われるから、久しぶりに読んでみるか。
そんな考えが浮かんだのも、復刊リクエストを集めている「復刊ドットコム」においてスヌーピーらの本が復活したとのニュースが掲載されていたのだ。食指は動いたが、再版される本は手間がかかるので、価格も当然バカ高くなる。そうなれば、あわてて買うより古本を探した方が安価だし、早いかなと思う。いずれにしても、マニアの世界の話だ。
古本の人気は高いが、その割には古本屋がなくなっている。現在はネットで入手できるからね。チャーリーブラウン、スヌーピーらのキャラクターと再び出会うには、電子書籍という手もあった。古いタイプしかないので、最新の電子書籍を入手せねばならんぞ。
2024-06-06
「てるてる坊主」の作法
いまの季節、多くの幼稚園や小学校などでは運動会が行なわれているようだ。運動会が嫌いなチビッコもいるはずだが、晴れを祈りながら親も「てるてる坊主」を作る手伝いをする。でも、てるてる坊主には目を書き入れないという話を聞いてビックリしたのだ。
検索してみると、確かに目を書き入れないのが本来らしい。目というより、顔は書き入れないのだ。「顔を描くと雨が降ってしまい、効果が半減する」という言い伝えがあるそうだが、ならば願いが叶ったらどうするかというと、目を書き入れて燃やす。面倒この上ない話で、だれがいつごろ言い始めたのか調べてみるたら平安時代あたりの頃らしい。
1000年以上も前の単なる伝承ではないか。それでも、チビッコには運動会や遠足などでてるてる坊主を作ってあげた記憶がある。歴史は繰り返すというより、願いを込める儀式の一つなのだ。儀式の必要性は、「ゲーテとの対話」にも書いてあった記憶があるぞ。
2024-06-05
FM放送受信用のループアンテナ
75Ωの同軸ケーブルと300Ωのリボンフィーダーを使うアンテナとして、有名なZLスペシャルがある。しかし、世の中はアマ無線でも50Ωの同軸がメインの時代だ。FM放送を聞くアンテナとして何か作れないかなと考えていたら、某OM氏から教えてもらったのだ。
75Ω:300Ωなら比率は「1:4」、「50Ωの同軸なら200Ωのリボンフィーダーで『1:4』となる」。これを聞いて、さっそくFMラジオの波長用で1/4寸法、短縮率0.95のDPの製作に取り掛かる。単純なDPでは8の字指向性となりつまらないので、エレメント部分をループ状にして水平指向性とした。聴くだけだし、SWRを考える必要もないので簡単さ。
廃棄寸前だったステレオのチューナーにつないでみたら、隣県のFM放送まで聞こえるではないか! もしかすると、小規模なコミュニティーFM局も聞こえるのではないかと思い試してみたら、なんと近隣の市区の放送まで聞こえる。まさに「知識は身を助く」だな。
2024-06-04
エレクトーンの響き
ランニングをしていても同じコースばかりではあきるので、たまには違うコースも走る。そうすると新しい発見はあるもので、教会前を通ったとき、オルガンの音が聞こえてくるではないか。練習中と思うけど、小さな教会だからパイプオルガンではないはずだ。
考えるに、エレクトーンではないかと予想する。エレクトーンならさまざまな音色を出すことができるので、パイプオルガン風の音色だって出せるだろう。チビッコどもは最も近い教会が運営する幼稚園だったが、先生が弾く楽器はエレクトーンだった。幼稚園の先生も昔はオルガンを弾けるのが必須だったろうけど、最近ならエレクトーンかな。
オルガンは今でもあるのかなと思い検索してみたら、もちろん現役。チビッコ用のおもちゃとして鍵盤楽器を買ったことがあるが、何10種類もの楽器の音が出せるどころか、メジャーな曲ならインストールされている。でも、パイプオルガン風の音は記憶にないぞ。
2024-06-03
「一瀉千里」という四字熟語を読めるか?
作家が国語辞典を引く場合、言葉のあやふやな意味をキチンと確認するためらしい。何でも知っているのかというとそうでもなく、井上ひさしくんは国語辞典を再確認したところ、かなりの数の知らない言葉があると本に書いていた。作家だって、そうなのだ。
外国語大学のエライ先生が、四字熟語の問題を30問ほど作った。ちょっと試してみたところ「一瀉□里」がどうしてもわからない。なんじゃい、これは……。読み方も意味も分からん。あわてて国語辞典を引いたところ、正解は「一瀉千里」で「いっしゃせんり」と読む。ガッカリして落ち込んだのは、すでにアンダーラインが引いてあったことだった。
使っている国語辞典は2012年に発行されたものだから、たぶん1~2年後あたりに買ったのだろう。10年ほど前に知らなかった言葉を、いまだに覚えていなかったのだな。知らないのなら、キミらも「一瀉千里」を引いてみたまえ。少しはおりこうさんになれるぞ。