仏教に興味を持つと、年寄り趣味などと後ろ指をさされる。それは現代のことで、7~8世紀のころは最先端文化だったようだ。宗派を開くようなエライ僧ともなると、「大師」なる敬称が付く。「〇〇大師」と呼ばれる偉人らを、何人かは知っているだろう。
歴史の教科書にもいろいろ出てくるけど、誰が有名なのだろう。中でも「お大師様」と〝お〟や〝様〟といった敬称付きで呼ばれるのが「空海」だ。若いころの修行地あたりはお遍路なる文化があるし、高野山なる山の一つが寺院群となっている。それだけではない。後背地には修験の道が存在しているわけで、興味がなくとも大きな宗派文化なのだな。
お仕事上の出張で36都道府県を渡り歩いたけど、紀伊半島や四国にある空海くんの足跡などたどったことがない。弘法大師ともなると、「弘法も筆の誤り」といったことわざがあるぐらいだから本当に偉かったのだな。こちらは誤りなど、毎日何回も冒すのだった。
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