反論のできないものに「統計データ」がある。秘密にしていた工場増強を、「なぜゆえに知り得た?」と聞かれたこともあった。生産に季節変動が出てくるのは当然だが、落ち込みむ時期に生産量が増えるのには何かある。それを解き明かす秘訣は「データを読む」。
数値はウソをつかない。新聞を読んでいたら、ナイチンゲールくんも戦争での負傷者の状況を数値データだけでなく、グラフ化にもしたという。こうなると、政府も対応のまずさを反論できない。彼女が有名になる第一歩は、まさに数値データなのだった。上場企業も決算期にさまざまなデータを公表するが、読む側も数値データを解き明かす必要がある。
数値データから、そこに込められた意味を解明するのは容易ではない。かつて先輩記者は統計データと読み方をお勉強していた。遅ればせながら、こちらも統計を復習しなければならん。ちと、容易ではないぞ。中学生にも分かる統計データの読み方から始めるか。
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