2025-03-07

知らない世界へ飛び込む

 職業や趣味を持っていれば、その世界に関する本や雑誌を読む。専門分野の知識だけでは語ることも狭い範囲になってくる。それを避けるために、むかしの偉いオッチャンは知らない世界の雑誌をたまに買って読んでいると語っていた。それも一つの手段だろう。

 知らない世界のことを、どうやって知るべきか。さまざまな分野の雑誌をめくっていると、専門分野のことをかみくだいた入門シリーズが多いことに気づいた。図書館に行けば、入門レベルの本は何冊もある。雑誌をめくっていると、出版社でも入門シリーズの本をたくさん出しているから選ぶのにも迷うのだ。ネットばかりを見ている人が増えたからか。

 教養本の著者でもある偉そうなオッチャンは、知らない世界のことは入門本を読めと語っていた。また売れてもいるのだろうから、新しい書籍が次々に出てくるのだ。知らない世界のことは、まず入門本を読んで基本的な全体像を知ることが鍵なのだろうねぇ~。

2025-03-06

ボイジャー1号と2号は、どこを飛んでいる?

 1977年に打ち上げられたのが、NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」と「ボイジャー2号」だ。今でもたまにニュースが掲載されている。宇宙探査には時間も必要で、通信には2025年現在で片道だけでも1号が23時間以上、2号が19時間時間以上かかるという。

 太陽圏を脱出しているわけだが、今はどこを飛んでいるのだと思うときがある。「Eyes on Solar Sistem」にアクセスし、画面右上に表示される3本線のアイコンをクリック。表示された検索窓に「Voyager1」または「Voyager2」を入力するか、Spacecraftの項目からVoyagerを選択すればいい。ブラウザによっては動作しない場合もあるらしいけどね。

 地球からの飛行ルートがアニメーションで表示される。太陽系を脱出しているから、ルートを見たところで、一般人では感激がないというより想像すらできない。もはや科学というよりはSFの世界なのだ。かなり昔の機器類や電源だけど、いつまで持つのかな?

2025-03-05

なんでも「甲子園」を付ければよいのか?

 全国の頂点をめざして、高校野球では春と夏に甲子園大会が開かれる。テレビで全国中継されるし、新聞もデカデカとページを割く。いまや野球以外の分野でも全国規模の大会ともなれば、なんでも「甲子園」という名称を使う。イメージとして使いやすいのだ。

 書道甲子園、写真甲子園といった大会名を新聞でみかける。どこそこの高校が全国優勝したともなれば、地方欄にも載るのだ。年によって開催会場が変わるから、本来なら甲子園という会場名ではないはずなのに、主宰者も「○○甲子園」と使う。名称がに全国大会ではインパクトもないから、甲子園の名を使いたくなるのだろう。知名度の問題だな。

 世界規模の大会なら、オリンピックやワールドカップといった名称を使いたくなる。簡単に使われてはスポンサーも困るだろうから、厳重に管理されているわけだ。アマチュアスポーツ、そして分野も広がっているから、甲子園は普通名詞のように使われるのかな。

2025-03-04

「オー・ソレ・ミオ」が歌えたらいいな

 新聞広告で、なつかしの洋楽アルバムCDセットの広告を見かける。昨日も載っていた。下段には収録アルバム一覧が小さく表記されているけど、中段には数曲ほどの有名な曲もデカデカと載っているのだ。その中にナポリ民謡「サンタ・ルチア」も収録されている。

 どんな曲だったかなと思いYoutubeで聞いているうちに、遠い昔を思い出した。イタリアの某メーカーと独占輸入契約を結んだメーカーの発表パーティーで、イタリアメーカーの常務はカラオケで「オー・ソレ・ミオ」を披露したのだ。声量も飛びぬけていて、日本のオッチャンらの歌とはレベルが違う。他人に聞かせる歌とは、こうでなければイカン。

 カラオケで日本の民謡などを歌ったら、罵声が飛んでくるだろう。他国の民謡で、また一段階レベルの上がったものであれば、評価は全く異なる。Youtubeにも日本語翻訳の歌があったけど、ここは本場の言葉で歌わねばならん。とは思ったが、さっぱりできんぞ。

2025-03-03

5月でも雪が降る地域

 5月ともなると、春の暖かさが増した天候にめぐまれる。しかし、山岳地帯ともなれば、当然ながら雪は降るのだ。夏山だって標高の高い山へ登れば、雪は降らなくとも雪渓には出会う。テレビのニュースでも映るが、高山の観光地では道路も除雪されているのだ。

 都市部で広大な公園ともなると、敷地が確保できる郊外型となる。こうした公園では、5月ともなると大規模な音楽イベントが開催されるわけだ。あるミュージシャンがラジオで、「雪が降ってきてビックリした」と語っていた。雪が舞い散る程度の天候とは思うが、不思議というほどでもない。そんな地域でしか、何万人もの観客を集めることはできまい。

 地域によって、季節感とは異なるものなのだ。5月の連休中に乗鞍岳へ行ったことがあるけど、7合目以降は猛吹雪で進むのをあきらめたことがある。まだ3月だから観光客も高山地帯へは行かぬだろうが、気象状況を調べなければ郊外地域にも行けないから困る。