2026-10-09

読めない漢字

 新聞によると、硤合(そあい)憲三氏がノーベル化学賞を受賞したという。ネットでも苗字にはルビが振ってある。ルビがなかったら読めんぞ。「硤」の文字は難読漢字らしい。音読みは「コウ」、意味は「山と山に挟まれた谷間。谷あい。はざま。せまい」だって。

 「国語辞典」を引いてみるが掲載されていない。「朝日新聞の用語の手引き」の難読漢字にもない。最終手段として「漢和辞典」でも探してみたが、ここにもない。漢和辞典を引いたのなんか何十年かぶりだね。漢字自体は見かける文字でも、読み方が特殊な事例はあるけど、辞書のどこにも掲載されていないぞ。作家や芸能人の苗字でもあるまいし。

 高校野球を見ていると、選手の名前に難読漢字が含まれている場合がある。用語の手引きもに難読地名はあるけど、漢字そのものというよりは地域独自の呼び方だったはず。硤合氏の他にも、普通の漢字に点が一つだけ多い学者がいて、印刷屋は作字していたっけ。

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