科学雑誌「Newton」ではかなり前に「研究者がすすめる100の名著」という特集があった。ここにはファラデーくんの「ロウソクの科学」もある。すでに読んでもいるけど、行方が分からなくなったので、ここは山形浩生くんが翻訳したPDF版を入手した。
山形くんの翻訳は、ときどきおちゃらけた部分もあるので理解しやすいのだ。岩波書店文庫本のように、真面目一方のものではない。ここはきちんとA4で製本化しておくならば、本棚ですこしは見栄えもするに違いない。全90ページ、さっそく行動に移りたい。
とまあ、ここまでは何回か書いていた。しかし、いまは同じ山形くんの「ケインズ『雇用、利子および貨幣の一般理論』」を読んでいるのだ。大学生のときは原書で読まされたが、さぁ~ぱり頭の中に残っていない。要約本だけど、もう初めて読むようなもんさ。
「ロウソクの科学」だって、ちっとはおちゃらけた翻訳があった方が理解しやすい。
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