新聞記事は、サイトや本などを読んでいても1日のうちに似たような記述に出くわすものだ。昨日も毎日新聞で「漢字表記で迷う場合はかな書きにするのも『あり』」なんて記事を読んだ後に、関連サイトどころか己のメモ書きでも似たようなことを書いていた。
なんでもかんでも漢字で表記すればいいというもんじゃない。書籍だってひらがな表記が増えているし、読めないような漢字に出くわすことも少なくなっている。いまや難読漢字を使っているのは書道家、寿司屋の茶碗ぐらいなもんで、もはやデザインの範疇だ。
諸君は梅棹忠夫くんの「知的生産の技術」を読んだことはあるかな? 梅棹くんはひらがなだけで手紙を書いて、相手からかえって読みにくいと怒られたそうな。漢字表記に問題があるのならひらがなだけで書けばいいのだが、まあ限度はあるというもんだ。
難読漢字を使おうと思えば、かえって調べる手間もかかる。ひらがらでいいのだ。
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