2023-09-08

言葉の真相を調べたい

 気のきいたセリフというものがあるけど、その意味の原点を調べてみるとラテン語だったりする。簡単なラテン語の教科書を買ってきてお勉強してみたものの、頭が爆発しそうになり、3回も繰り返したがあきらめた。教養は高まるけど、挫折もまた多いものだ。

 チビッコのころから読んでいた本に、シャーロック・ホームズくんの物語がある。昨晩も読んでいて、ヤツのセリフとして「細かなとるにたらぬもののなかにこそ、強い満足を汲みとる場合がしばしばあるものだ」があった。なぜか異常に心をひかれ、こうして書き写すまでに至っているから面白い。ものごとのきっかけとは、こうしたものに違いない。

 原作者、コナン・ドイルくんの状況を調べると、ベル博士が出てくるけど、上記のセリフは創作だろう。何回も読んでいて、また頭の中にポッとひらめく。だから何だといわれれば仕方ないけど、名言というのはそういうもんさ。何かが心に引っかかるものなのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿