2023-09-04

手を抜くポイント

 世の中には「オオォ~」といいたくなるようなヒット作というものがある。専門のクリエーターだけではなく、一般人だって「アイデアマラソン」という手法があるのだ。数多くのアイデアを考えていれば、千に一つぐらいの割合でヒット作のような案が生まれるはず。

 アイデアマラソン用ノートに書き続けていると、ふと思うことがある。それは誇大妄想のようなアイデアであっても、その一部分さえ実現できれば、シロウトでも闘えるではないか。ネットを見ていると、海外でもチビッコのために一人二人がやっと乗れるような木製戦車を作ったりしているのだ。対象を大人用から子供用に変更するだけでもOKだろう。

 星新一くんのショートショート物語を読んでいて、主人公に「エヌ」という名称が多いことに気がつく。小説では登場人物の名前を考えるだけでも苦労するのだから、ショットショートだって同じだろう。手を抜けるところを見つけるのも名人になる一手法だな。

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