「タイプライターを使いたい」。そんな気持ちが、またもや湧きあがる。ネットで第2次大戦当時の潜水艦内の3D画像を見たら、タイプライターがテーブルの上に置いてある。艦員の持ち物かな。持ち込み重量管理の厳しい時代だ。雰囲気を出すためだけだろう。
パソコンがあるのに、なぜタイプライターなのか。机のそびえる山型のような形が、使っているという気分が出る。文字を打ち込んだときのパンパンという音とともに、行末に来たらチーンという響き。こんなレトロ感がたまらぬ。難点はリボンの入手なのだ。検索するとあるのだが、あまりにも高額。結局のところ、単に見るだけで十分なのだろう。
「なんでも鑑定団」というテレビ番組がある。持っている逸品の価格を、専門家らが決めるのだ。でも、そこに出品もできなだろう。まだまだ数が多すぎる。〝断捨離〟という言葉も存在する世の中だ。使ってみたくなるタイプライターだが、リボンが問題だな。
2025-12-05
再びタイプライターを使いたくなった
2025-12-03
生成AIでCMコピーは作れるか?
三大紙といわれる新聞社は生成AIに文句をいっている。生成AIへのテクニック次第で、それらしい文章を作ってくれるから簡単なのだ。気に入らなければ、文言を替えて質問できる。では、雑誌社や作家らは部分的にではあっても、生成AIを使わぬのだろうかね。
スーパーやコンビニに行けば、たいがいの生活用品は入手できる。こうしたモノの「広告コピー」に生成AIは使えないのだろうか。広告コピーはおどけたり、反対論調のようなものまで例を挙げるのも困難なほどのスタイルが並ぶ。生成AIで作成したコピーがヒットでもしようものなら、コピーライターは「生成AIで作ったものです」と正直に言える?
「致知」という雑誌を読んだことはあるかな。さまざまな分野の経営者や達人の言葉を紹介している。すばらしいけど、過去の偉人らのセリフを現代風にしものが多い。生成AIで作成したCMコピーが流行語大賞になったらどうする。言葉も大量生産の時代よなぁ~。
2025-12-02
サーキットトレーニング方式はどうか
基礎トレーニングとして、「拳立てふせ」と「スクワット」を毎日40回は実行している。来年は、10~20%ほど回数をアップすることも考えていた。でも回数を増やせば、次の練習にも影響が出る。かつて、サーキットトレーニング方式を行なっていたなと思い出す。
1年ほど極真会館へ通っていたことがある。準備運動、稽古の最中、最後の整理運動として、拳立てふせとスクワットを毎回30回は行なっていた。トータルすれば1回の稽古で100回近くは行なっていることになる。これは、まさにサーキットトレーニングと似たようなスタイルではないか。回数を増やすのではなく、何種類かの練習を組合せて繰り返す。
拳立てふせとスクワット30回を1日2回実行する。合計で60回。これでどうだ。トライアスロンでも各種目の距離を短くし、回数を重ねるという練習方法があった。これも結局はサーキットトレーニングと似たようなものだな。理屈は良くとも、体力が持たん……。
2025-12-01
伝統の「竹」の足場で火災
「これで仕事ができるのか……」。かなり昔のことだが香港へ行った時、同行していた建築業者のオッチャンらがビックリしていた。リフォーム物件でも、足場は「竹」で組まれていたのだ。泊まった高層ホテルも建設時の足場は、たぶん「竹」だったのだろう。
新聞などでご存じの通り、香港の高層ビルで火災があった。竹の足場が火災を拡大させたようで、当時の記憶がよみがえったのだ。まだ竹の足場を使っていたのか。記事によれば、竹の足場は伝統なんだそうだ。竹で足場を組むとはいえ、接続部も竹で編んでいたのかな。覚えてはいない。たとえ金具だったにしても、火災では手の打ちようがないね。
コメディードラマ「Mr.ビーン」を覚えているだろうか。晩年はコメディー映画で刑事役をしていた。香港が舞台だったが、リフォーム中の高層建築物も撮影現場のひとつ。足場は、なんと「竹」。今回の火災で、伝統の竹の足場も香港から消えるに違いない。