中高生の陸上競技大会では、300メートル走などが行なわれていると新聞の一般記事に載っていた。オリンピック競技では耳にすることもない不思議な種目だ。でも、国民スポーツ大会の少年種目では実施されているという。こんな競技種目は、いつできたのだ。
陸上競技連盟でも普及に力を入れているらしい。陸上競技や学校の関係者なら常識なんだろうけど、普通の大人は初めて聞く。理由としては、育成期にある中高生の体力的な負担を減らすためだ。日本だけかと思ったら、欧米の国内大会でも選手育成のために実施している。オリンピックなどで活躍する選手が増えたのは、こんな育成方法があったのだ。
中学生の体育祭で400メートル走に出場した。レース前半で体力のすべてを使い切り、死ぬのではないかと思ったものさ。陸上部などに入っていない普通の中高生だと、最初から全力疾走するから後半はヨレヨレとなるのは当然。体力面より、予備知識も必要だね。
2024-12-04
300メートル走などがあるのか……
2024-12-03
月刊雑誌の発売日前
書店が少なくなっているとはいえ、書店員は大変な作業なのだ。一般の単行本はともかく、週刊誌や月刊誌ともなると書棚に見えるように並べなければならん。発売日から2~3日を過ぎれば、背表紙だけが見える普通の書棚に入れ替える。以外に重労働なのだな。
月刊誌の発売日は決まっている。発売日に書棚に並ぶということは、遅くとも発売日の2~3日前には書店に届き、書店員が数量など各種チェック作業を行う。そして開店前には書棚に並べるわけだ。さらに逆算して考えていくと、印刷・製本や配送期間まで考えると、編集作業における原稿の締切日は、もっと早くなるのはアホでも分かることだろう。
読者が知らないネタを探し出すには、編集作業にもテクニックがある。ふと耳にするような小さなネタでも、調べていけば奥深いところにたどり着くのだ。年間購読している月刊誌だと、発売日3日ほど前には届く。ネットがあっても、印刷する月刊誌は大変だね。
2024-12-02
禅宗の「喝!」
齋藤孝くんの著書に「頭のいい人の独学術」という新書がある。パラパラとめくっていたら、そこに9世紀の禅宗の坊さんの言葉を書いた「臨済録」が紹介されていたので、ちょいと買ってみた。そこには、禅坊さんが言いそうな「喝!」がときおり出てくる。
かつて坊さんが主人公で、時に「喝!」と叫んでいる少年ギャグ漫画を思い出した。タイトルも作者も、とっくに忘れている。いろいろなワードを入れて検索してみたら、ジョージ秋山くんの「ほらふきドンドン」であることが分かった。でも、「喝!」の出てくるシーンは画像検索でも出てこない。今でも古本としては売ってもいるらしいけどね。
親戚の法要に出席した時、読経があまりにも長いので、聞いている方はウトウトとしてくる。最後に坊さんは、「喝!」とでかい声で叫んだのだ。眠気も一気に吹き飛ぶ。「喝」という大声は、本当に出すものだな。聞いたのは、その1回だけしかないどね。