日本で「金」(ゴールド)の鉱山として有名だったのは、佐渡の金山だろう。世界遺産にも登録されたようで、遠い昔の話になっているのだ。小規模な金鉱山であれば全国各地にあったようだが、それとて今では観光施設。観光客も、そこそこはいるのだろう。
マルコ・ポーロが「東方見聞録」の中で、日本を「黄金の国ジパング」と語っていたのは1200年ごろ。ところが海外の金鉱脈探索業者が、再び金を捜しているらしい。地下2000メートル以上の大深度には、金が眠っているというのだ。ボーリング調査など試掘も進んでいるらしいが、果たして見つかるのだろうか。掘ってみなければ分からないのだ。
その地域に住む住民にとっては迷惑らしい。探鉱業者は説明会は開いたという。どっちもどっちで、金鉱脈を見つければ一大産業地域となるはず。反対するのは、いつも地域の老人たちだけと相場は決まっている。現代の山師らには、探鉱技術より説明力が必要だね。
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