「この夏の星を見る」(辻村深月著、角川書店)のあとがきを見て驚く。小説家だって物語のベースになる天体望遠鏡のことは、何らかの取材をしなければならない。巻末には、よく参考文献が掲載されている。ここでは話を聞いた天文関係の方々も掲載されていた。
小説なら取り扱う範囲は幅広くなる。何でも知っている小説家はいないから、その道の専門家に取材なければならない。無から有は生まれないのだ。テレビ番組「探偵ナイトスクープ」を見てもわかる通り、特定分野の専門家を探すのは苦労する。ラジオ番組でスタジオジブリのアニメ映画の裏話を聞いても、あちらこちらへ出かけているものだしね。
思ったことは形にしてみる。最初は試作品みたいなものだから、手を加えるがある。その期間なんて分からん。冒頭にあげた小説は構想、取材、仕上げまでどのぐらいの時間がかかったのだろう。こちらはせいぜいWikipediaを読む程度だから、一流にはなれんのさ。
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