2022-06-21

「新選組」か、はたまた「新撰組」か?

 京都に旅行をしたとき、オレ様は土産物屋で新撰組の法被を買ったのだ。暑くなれば部屋着として着ており、気に入っている。襟の部分に「新撰組」と染められているが、本などには「新選組」と記載されている。「選」と「撰」、どちらが正しい表記なのだろう?

 調べるには、まずWikipediaだ。それによれば「隊士たちが残した手紙でも両方の字が表記に用いられている」という。隊として統一していないのか……まったく。ただし、「隊の公印が押された文献は『選』の文字が使用されている」というから、さまざまな文献では「新選組」という表記が使われているらしいのだ。結局、正解は歴史の闇の中か。

 ネット上には「新選組」が正しいのか、それとも「新撰組」が正しいのかという疑問がたくさん出ている。隊士たちは両方とも使っていたらしいから、規則や訓練が厳格でも、それ以外の部分では結構アバウトだったのかな。まあ、人間の組織とはそんなもんだ。

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