2023-11-21

「喝!」と一声

 アインシュタインくんのように、いくら天才だといっても、知らないことはいくつもある。作家の井上ひさしくんは、かつて国語辞典で知らない言葉をチェックしたところ、かなりあってガッカリしたと書いていたな。こんな時は、己に喝を入れなければならない。

 親戚の法事に出席していた時だった。シロウトでは理解のできない坊さんの読経が続き、出席者らの大半は眠気をもようしていて、オレ様も夢見心地なのだ。そのとき坊さんは会場で大声の一声。「喝!」。オレ様も含めた出席者らは、この叫びで目が覚めた。「喝」という叫びが読経終了の合図だったのだが、耳にするのは初めてだから、もうビックリよ。

「喝」という台詞は知識としては知っていた。誰のギャグマンガだったか忘れたけれど、決め台詞に使われいたと記憶している。場の雰囲気を一気に変える力があるので、オレ様も使ってみたい。ただ、どこで使うかは思い浮かべられないのが残念だ。己にも「喝!」。

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