2023-11-22

新発想における切り返し

 本屋や図書館へ行けば、分野ごとに書棚は分かれているものの、新しい発想をうながす書籍は多い。大きなテーマの発想をしなければならないのなら、やはり最初は小さなテーマから積み重ねて行かねばならん。それらは、一つの文書にまとめることも必要だ。

 お仕事だって「企画をまとめよ」というのが最初の段階だ。うんうんと頭を抱えながら書き進めるわけで、その方法の一つが大宅壮一くんの述べていた「まくら さわり おち」という手法だろう。大宅くんだって、いつもうまく展開できるわけじゃない。ではどうするか。その転換方法は「ということも述べられているが」と方向を変えてやるらしい。

 歴史に名を残すようなオッサンたちだって、困った事はあるものだ。そういう人たちは、うまく切り換える方法も心得ている。大宅くんは「ジャーナリズムの反対は、マンネリズムだよ」と語っていたようだ。マンネリズムから脱却する方法も考えておかねばならん。

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