2024-03-01

気のきいたセリフの使用方法

 古典にはなるけど、諸君らは長編の「源氏物語」を読んだことはあるか。簡単な要約本なら手にしたことはあるけど、それとて真面目に読んだわけでもない。最初の巻「桐壺」だけで挫折する人が多いらしく、たぶん気のきいたセリフがないことも、その原因かな。

 こんなことを書いたのも、むかしからいわれている格言に「魁より始めよ」がある。意味は何だっけ。検索してみると「言い出した者から実行せよ」ということらしいが、周囲で使われているケースに出会ったことがない。古典とはそんなもん。己でも意味不明な格言やことわざなどは、使わない方が賢明なのだ。ほかの使い方を考え出せば良いだろう。

 メルマガで本の紹介がされているとき、ソニーの開発部門の人が面白いことを述べていた。「失敗は闇から闇へ」、また新製品なら「上司に内緒で作る」。これをもじって「知らないことは闇から闇へ」、使ってみたい台詞は「内緒でBlogに書いてみる」だろうかね。

0 件のコメント:

コメントを投稿