2024-03-22

カードのスタイル

 古典中の古典ともなった、梅棹忠夫くんの「知的生産の技術」。初めて読んだ時、「京大式カード」なる方法をマネすべきだと考え、すぐさま買いに走った記憶がある。いまや同じようなスタイルのカードには「情報カード」があるのも、知っていることだろう。

 似たような製品があれば、比較のために使ってみるのも当然だ。そう思いつつ年数も経過しているわけで、ネットで検索してみると、カードをうまく束ねる文具なども販売されている。驚くことには、カード方式の手帳まで考案されていることだ。しかし、難点もある。それば専用品を使わなければ、うまく〝まとめられない〟ようになっているからね。

 専用品があれば、己の工夫次第で、うまく使えるようにもなる。こういうのは世の常だ。アイデアは「拡大」「縮小」「再利用」「逆転」「転用」「応用」「変更」「代用」「統合」の9種類に分類した人がいる。カードのスタイル以外にも、考える人はいるものよ。

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