2024-05-10

古い新聞スクラップは捨てる

 チビッコの大学が決まったとき、入学前に外山滋比古くんの「思考の整理学」を読んでこいと課題が出たらしい。そのため、本はないかと尋ねられたのだ。本棚でホコリをかぶっている1冊をくれてやった。なくなれば、また読んでみたい気にもなるものだな。

 最近は新刊も出たらしい。オビに「東大 京大」で「1番読まれた本」と書かれてあるではないか。読み始めたばかりだが、「古い新聞スクラップは捨てる」という一文があり、スクラップの扱い方が書かれていたのだ。スクラップを作っていると、いつかは役に立つと思うのだが、その「いつか」は予測のしようもない。一生ないかもしれないのだ。

 20数冊ほどのスクラップブックを持っている。確かに新聞スクラップを保有したところで、数回だけしか役立ったことがない。記憶力の良い人間ではないけど、あそこに書いてあったなという覚えだけなのだ。後でチェックしようと思っていると、それすら忘れる。

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