2024-05-15

ブナ林がある驚き

 花粉症の原因なのかは知らないけれど、春ともなるとニュースに必ず出てくるのが花粉症問題だ。スギなどの花粉がきっかけらしい。植林で増やすなと語る人は多いけど、建築用木材として大きな需要があるから、「あちら立てばこちらが立たぬ」みたいなものだ。

 新聞で読んだのだけど、新潟県十日町市にはブナ林があるらしい。名称も「美人林」。広大な面積の場合、東京ドーム〇個分などと表現されるが、美人林は3ヘクタールで東京ドームの半分強らしい。ここに約3000本ものブナが生い茂っているという。他人様に数量の大きさを数を表すには、身近なものに例えるけど、分かったようで分からぬものさ。

 知り合いに雑木林学会だったかのメンバーがいた。主唱者もファンも、とっくに老齢で死んだらしいが、引き継ぐ人物もいなかった。知識と実践が伴わなくては、人様に訴える力も弱い。雑木林の必要性が語られているけど、なかなか盛り上がらぬ原因はここだな。

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