ミヒャエル・エンデくんの「モモ」は、かなり昔に読んだ。またチビッコどもにも読ませたが、いまでは本棚の隅っこでホコリをかぶっているだけの存在。古本屋に持ち込んだとしても、もはや売れることもないし、そもそも話題になることすらないだろうね。
毎日新聞の読書欄に、その「モモ」の絵本版ができたという5行程度の記事が載っていたのだ。児童書とはいえ、あの物語の絵本ともなれば大冊であるに違いない。Amazonで検索してみたらA4よりもでかいサイズ。なおかつ30ページ程度のようだ。長編だから、絵本によくぞまとめきれたなと思う。概要を調べてみなければなるまいと思い検索してみる。
驚いたのは、前半のわずかな部分だけの短編らしい。時間を操る「灰色の男たち」は登場していないのかな。そんなこともあり、本編である「モモ」を再読しようと思い立つ。ホコリをかぶっていたので、古本特有のにおいがする。こちらも時間にあやつられたな。
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