2024-11-27

暖炉という小道具

 ミステリー小説を読んでいると、冬季の暖房として登場するのが暖炉だ。現代が舞台設定なら石油ストーブ、エアコンなどと進化していくはずなのにね。昔の時代設定なら暖炉が登場しても不思議ではないが、近年は火災を防ぐためのエアコンが暖房の主流なのだ。

 2012年に登場したミステリー小説の舞台は、現代の軽井沢の別荘地域。暖房手段として登場するのが、あまりにも古風ゆかしい暖炉なのだ。雰囲気をかもし出すには抜群で、物語の中に暖炉にくべた薪が「パチリ」とはじけるシーンが時どき登場する。小説だからこそ舞台の状況説明には暖炉が欠かせない。雰囲気をかもし出すには抜群の小道具だろう。

 小説では、物語の中で各種の小道具が登場する。ミステリーなら、それらの小道具が展開のヒントとなったり、また読者の気分を静める道具になったりするのだ。昔ながらの暖炉というのは、このごろ見かけない。茶道で湯を沸かす手段も、最近は電気式なのかな?

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