歴史に名を残すような人物は、教科書にだって出てくる。天才らは生まれたときから光っていたのかといえば、そうでもない。「失敗図鑑」を読むと、名を上げる前には失敗を犯す。人生は分からぬもので、失敗が何らかの契機になっていたのはまちがいない。
得意なことがあったにしても、なかなかできないことは誰にでもある。そんな時は「オレのサクラダファミリアだ」といえばよい。1882年に着工され、いまだに完成していない。2026年には完成予定らしいが、さらに数年ほどの工事部分もあり、2034年頃に全体が完成するとの予想だ。それも予想であって、パチパチと拍手を贈るのは、いつになるのかね。
世の中には「80:20の法則」と呼ばれる「パレートの法則」がある。サクラダファミリアも8割が完成していれば世間様に提供できるわけで、残りの2割は手間のかかる難工事部分なのだろう。相手を煙に巻くにしても、8割は完成していないとダメなのだった。
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