2025-10-20

「脳が凍り付く」という表現手段

 プロ野球で1年間のリーグ戦に優勝すれば、日本ならビールかけ。テレビでよく見る光景だ。アメリカでもあるらしく、それはシャンパンで行なうシャンパンファイト。リポーターが取材すればビチャビチャになり、そこで一言「脳が凍り付く」。うまい表現だね。

 もと朝日新聞の記者が文章の書き方を書いた本、「三行で撃つ」がある。読んでみると、独自の表現方法を考えろ!なんてことが書かれてある。そこからすれば前記の「脳が凍り付く」という表現方法はドンピシャだろう。作家は頭をひねくり回して独自の表現手段を考えるようだけど、何日もかかる。でも、リポーターなら瞬時に口にしなければならん。

 落語や漫才はおもしろい。演者はネタを考え出すのに何日もかかり、うまい話ができたと思ったところで、ヒットするとは限らない。解決方法は失敗を重ねるしかないという。有名な作家や記者じゃないのだから、こちらはポヤ~ンとしてBlogを書いていればOKさ。

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