2021-09-10

「天災は忘れたころにやってくる」とは誰のセリフ?

 科学雑誌「Newton」の特集に、古今東西の名著があった。フンフンと思い、まずは寺田寅彦くんの「科学者のあたま」を読んでみた。地震に関するエッセイを読んでいて、そういえば「天災は忘れたころにやってくる」という格言は、誰がいい始めたのだろう。

 大地震というのは、寅彦くんによれば間隔は30年以上もあるという。そのため社会生活の中心世代も大きく変わっているし、残っていたにしても少数派だ。経験者が少ないのに加え生活文化も異なっているため、復旧作業はその新世代の状況に合わせるしかない。

 先般の東日本大震災もそうだった。偉い地震学者が「1000年ぶり」といっていたし、オレ様のような賢者が調べてみても500年ほど前にあったらしい。この違いは災害規模だろうか。ともかく確かに格言に間違いはなく、何世代も変わっているようなスパンだ。

 寅彦くんではないとして、誰が述べたセリフだ? ネットで調べればわかるかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿