歴史のお勉強をしていなくとも、空海という名前だけは誰もが知っていることだろう。先日ビックリしたのは、空海くんが宗教家としてではなく社会活動家としてとらえた著者がいたからなのだ。各地に空海伝説が残るのも、この社会活動の側面があってこそ。
ほかの坊主ともは、単なる宗教論争に明け暮れるだけ。でも空海くんは有名なところでは、農業対策として池を造ったり、雨が降らないと聞けば雨を降らす祈祷までも行う。さらには国家運営のことまで考え、護国神社ですら造ってしまう。まさに超人だな。
科学の未発達の時代だから、各種の功績は伝説となって余計な尾ひれまでが付いてくる。一方、他宗の坊主どもはどうかといえば、己の宗派拡張を伸ばすため論争に明け暮れるだけ。空海くんも巻き込まれるが、社会活動だってしっかりと実行していたわけだ。
病院を運営している、空海くんの宗派もあったな。いまだおとろえてはおらずよ。
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