休日にぼんやりとラジオで台湾の広報番組を聞いていたら、「玉山(ぎょくざん)」という山の観光について案内をしていた。なんですか、玉山って? 知らないのだから当然だろう。検索してみると、台湾の山の名称だった。どの国でも有名な山はあるものだな。
玉山の標高は3,952m。富士山よりも高いどころか、東アジアでも最高峰といわれているらしい。登山における観光ガイドもたくさんある。知らなかったのはなぜだろうと疑問に思うのは当然だ。Wikipediaによれば、大戦前は「新高山」と呼ばれていたらしく、玉山は登山は、まさに「ニイタカヤマノボレ」。映画や本でしか知らない歴史の世界だ。
名称を調べるということは、併せて歴史のお勉強でもある。戦前の「新高山登レ一二〇八(ヒトフタマルハチ)」は「12月8日に攻撃を開始せよ」という意味。暗号というより、赤穂浪士で有名になった、「山」と「川」の符丁の世界。こちらの方が歴史に残るのだ。
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