新聞のコラムを読むと、新聞社外の人が書いているため、時に面白い表現があるものだ。昨日の新聞にも「出羽守(でわのかみ)」のことが書いてあった。この「出羽守」とは、「○○では……」と何かにつけて海外の事例を引き合いに出す人のこというらしい。
どことはいわないけれど、日本の野党でも似たような政党があるな。何か反対意見を述べる場合、その冒頭には「○○国では……」と必ず出してくるのだ。そんなことを行なっている国などよく見つけてきたな思うような所ばかりで、「木を見て森を見ず」ということわざすら思い出す。反対意見には「出羽守」がつきものなのだなと考えてしまう。
現代社会では、状況の変化に素早く対応することが求められている。どんな国やメーカーでも未来を想定した新技術開発が進んでいるわけで、どこがリードするかが命運を左右する。そう考えれば、オレ様も出羽守論を持ち出すことがないよう気を付けねばならん。
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