2022-10-14

ノーベル賞受賞者の予測記事

 ここしばらく今年のノールベル賞受賞者の発表が新聞をにぎわせている。受賞者にパチパチと拍手を贈りたい。毎年のように思うのだが、新聞記事では必ずのように自国の受賞者予測が出ているけれど、まず当たったためしがないように思う。なぜなのだろう。

 己の立つ分野でなら注目に値する立場にいるのだろうし、記者の連中だってその世界の専門家に取材しているはずだ。ブックマークの本場、イギリスでは受賞者予測というのは記事にもなるけれど、当選確率はどの程度なのだろう。こうした点についての記事は読んだこともない。門外漢の予測とは、こんなもんで、まぁ楽しみの一つともいえる。

 ノーベル賞受賞者予測は、まさに当たるも八卦当たらぬも八卦のようなものだ。受賞者がかかわった成果は、すでに万人の知るところになったものだから、先端を走っているだけでは対象にならないのだろう。同業分野から文句も出ないのも当然なのだな。

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