2023-04-19

現代の「ひらめき」は古典にあり

 パソコンが一般に普及し始めたころ、あちこちのサイトを見て回るネットサーフィンという手法が流行っていた。検索エンジンはいくつもあったけど、検索して目的のサイトを見るというよりは、サイトを見て楽しむ。テレビを見るなんかより、はるかに面白い。

 ネットサーフィンという言葉は、いまや死語となったかな。現代は新聞テレビどころか、雑誌や専門分野のニュースまでいくつも集めたサイトを一つか二つも見れば間に合う。それどころか趣味の分野というより、特定の分野に対する文句ばかりを集めたSNSまで生まれている。SNSばかりを見てはイカンと忠告するサイトまであるから、まさに百花繚乱。

 考えるネタというものは、いくつものキーワードを重ねて検索すれば見つかるものだ。現在は、この〝キーワード〟をいかに積み重ねるかがテクニック。平賀源内くんは1000年もの昔の古典から拾ってきていた。古典は推奨されるけど、かなり面倒なのは事実だな。

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