2024-02-21

京大式カードを使うのは停滞気味

 梅棹忠夫くんの著書「知的生産の技術」は、いまでも売れているらしい。古典になったとはいえ、その中で今でも使う人が多いのは「京大式カード」だろう。何日か前、文房具屋へ行ったら「京大式カード」ではなく、コクヨの「情報カード」が中心となっていた。

「京大式カード」は流行っていたはずなのに。「情報カード」が主力になったのは、メーカーの営業努力によるものなのだろうか。パソコンが主流となっても、新しい発想やテーマをまとめるには、やはりカード方式なのだろう。ただし、使いこなすのはとても面倒で、デスク脇の書棚に開封すらしていない京大式カードが2セットも鎮座しているから困る。

 思い立ったが吉日というではないか。さっそく使おうと思ったが、テーマが思い浮かばん。梅棹くんは〝カードをくる〟と新しい展開が思いつくといっていたが、オレ様の場合は、それ以前の問題だな。面倒なことをしないと、大きな成果は生まれないものなのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿