2024-04-11

「天狗小僧」と呼ばれた男

 世の中には風変わりな人物というのはいるもので、300年以上も昔の人物に平賀源内くんがいた。役に立つ立たないは別として、いろいろなものを考案するから、源内くんは小さいころから「天狗小僧」といわれたらしい。一般人の中で、目立っていたのだろうね。

 考えてみると、あだ名というのは、その人物の特徴を表している。ならば、源内くんのマネをして、こちらも己のことを「天狗小僧」と名乗ろうではないか。源内くんはマルチな才能を発揮した人だから、伝説上の天狗と並び称されたわけだ。ただし短所として、自分本位の人物だったようだが、誰だって性格上の凹凸はあるものだから仕方あるまい。

「天狗小僧」。いいネーミングだと、己の妄想の世界に浸っていた。でも現実にもどって考えたのは、あだ名というのは自分で決めるものではなく、他人様が決めるものだろう。そうなると自称するわけにもいかぬ。「天狗小僧」と世間様が言ってくれんかなぁ~。

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