2024-04-24

思いついたのなら「すぐ実行」

 18世紀ごろの幕府トップに田沼意次くんがいて、平賀源内くんは時にアイデアを述べていたらしい。この時代あたりのマンガを読んでいると、歴史小説ではないから創作だろうけど、面白いセリフというものがある。これが現代でも通用するから笑ってしまうのだ。

 田沼くんは、「学者の机上の空論ほど腹立たしいものはない」「論評するだけなら誰にも出来る」。そして今日でいう企画書に当たる上申書を、なぜ出さないと怒る。こういう理解者がいたから、源内くんもさまざまなアイデアを実行することができたのだろう。歴史に名を残すような人たちには、名前も出てこない優秀なブレーンがいたのだろう。

 伝記というのは、たとえマンガでも読んでみるものだな。マンガならセリフが必要となるので、小説以上に場面を創作しなければならぬ。アイデアを考えて実行するなら、今日でいうPDCAサイクルみたいなものか。案というものは、すぐに実行しなければならぬ。

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