学生時代、哲学部の学生に「哲学部って何をしているの?」と聞いた他の大学の学生がいた。ふ~んと考えていたが、「哲学している」と答えたという。この話を聞いてガハハハと笑ったわけだが、哲学とは、このように捉えどころのない学問分野のように思える。
能登半島地震のその後の状況は、今でも新聞記事などになっている。読んでみると、漁業関係者らは、被災後にも漁に出ていたのだという。それが漁師にとって「自分の誇り、自分の証」なのだという。長年に渡って一つの業務を行なっているのなら、それしかできないというのも当然だろう。でも、これこそ一つの哲学的生き方なんだろうと思えるのだ。
仕事でも、あれをやりこれをやるという人がいた。クルクルと職業スタイルを替えているわけだ。こういった人たちは、たぶんにして自分の職業的哲学を持っていないのだろう。偉そうなこと言いうなと叱られそうだが、こちらはチャランポランな人間だからねぇ~。
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