コピー費が高額だった時代、とある通信教育機関では面白いことを述べていた。質問を送るのなら、用紙の下にカーボン紙をしいてコピーを取っておけという。コピー機械など持っていない一般人にとっては便利な方法で、文房具屋でカーボン紙を買ったものだ。
家庭用のプリンターでも、コピー機能のある時代だ。今でもカーボン紙は売っているのだろうか。B5サイズが主流だった昔とは違って、現在ではA4となっている。さっそく買ってみようと思ったが、どんな場合に使うのかが想像できない。メールが当たり前になっているので、送付文書は手元に残っている。通信教育だって、いまならメールなのだ。
手紙やはがきでしかメッセージを受け付けないラジオ番組がある。スポンサーが郵便部門だろうと思うのは、全国の郵便局長の一言コーナーだってあるのだ。手紙を送ったとしても、読まれるとは限らない。カーボン紙を使う機会を探すのも頭を悩ます時代だな。
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